ユニバーサル・ソルジャー　ザ・リターン

1991年の、前作よりヒドい。ヒドすぎる。
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム主演という、しつこく延々と最後まで繰り返される“バトル”だけが見どころで、あとは全て駄目。制作費の無駄遣いに他ならない。
この二作目は、「見るだけ時間の無駄」という表現が適切だろう(ロクすっぽ観もせず、批判する訳にもいかないので、一応、レビューの為だけに、飛ばさず我慢して全部見たが...)。前作は、ドルフ・ラングレンが出演していただけまだマシ。今回は出演していない。
プレステの格闘ゲームじゃあるまいし、格闘シーンだけしか楽しませる要素がない。そして、その肝心の格闘シーンも「出来がいい」などとはお世辞にも言えない。シナリオや背景等、あとから付け合わせただけに過ぎない。前作の続編である意味も全くなく、話の繋がりもデタラメで全く必然性がない。
ゲームと違って、ジャン＝クロード・ヴァン・ダム演じる「勇者リュック」を、映画を観ている人が操れる訳でもなく、退屈でしかない。
定額制・延滞料ゼロの『DISCAS』を利用してですら、この作品をレンタルしてしまった事が失敗にしか思えない。これを借りなきゃ、他の何かしらの作品が鑑賞できたかと思うと非常に腹立たしい。
ジャン＝クロード・ヴァン・ダムを“崇拝”するほどのファンならば、この作品を観る価値はゼロではないの“かも知れない”が、それ以外の方は、(私は、かろうじて無事に返却できたが...)思わずディスクを叩き割りたくなる衝動にかられるかもしれないので、【要注意!!】。

何でユニソルのヴァン・ダムが普通の人になってんのて感じ。
前作の続編だったら、如何してヴァン・ダムが普通の人になったのかが分かるシーンが有れば良いけど、これだったら無理に前作の続編にしないで、「新ユニバーサル・ソルジャー」とかにすれば良かったのに・・・・・・・・。

この作品の一作目を記憶している人って、どれだけいるんでしょうか？。
基本的な話はゾンビ兵士の悲哀を描いたものです。
人は社会で生きている限り、何かのシステムに依存して、その部品の一部として機能し、代わりに油を差して貰ったり歯車のメンテをして貰ったりしています。
ユニソルの連中は基本的には「死体」なので、その権利は全て、その土に還る国が持っています。
その中で奇跡的に自我を取り戻した存在が善と悪とに別れて戦うと言うのが前作の肝でした。
この作品は、明らかに低予算で脚本も、それほど練り込むことなくクランクアップしたヤッツケ仕事です。
ドルフラングレンの役どころは明らかにブレードランナーのレプリカントでヴァンダムはランボーを気取っています。
敵味方の基地が徒歩数分で行き来出来ると言うのも御都合を絵に書いた様な世界ですね。
取り敢えずヴァンダムとラングレンの老いてなお盛んなアクションと時折見せる爺さん顔に時の流れの無情を知る事は出来るかも知れません。
新型ユニソルを演じる人物の存在感が軽すぎて今一驚異を感じないのと意味もなく足枷として登場する兄弟の存在が邪魔で仕方ありませんでした。
雑な映画が好物の方以外にはお薦め出来ません。
〜ヴァンダムもラングレンも随分無理をしている感が有りました。
派手なアクションの時には間違いなくスタントが入ってますしね。
演者の悲哀の漂うアクション映画って正直きついです。

この映画を見る人は必ず後悔するでしょう。引き込まれるどころかながら映画です、炊事、洗濯をしながら見ても十分です。これだけを見るのは本当に時間がもったいない。（2004.07.10）

４作続けて視聴中。
どうも評価は低いようですが、個人的には楽しめました。
しょっぱなからジャン・クロード・ヴァンダムのケツを見せられるのかと心配したが違った　笑
今回は、いたって普通の人になってしまったリュック。
ただし、彼の作品でありがちな【どう？見て見て。俺ってかっこ良いでしょ】的なアクションや裸見せがなかった分、気持ち良く見られたというのが本音。
今回は、ユニソル開発に携わっていたリュックがスーパーコンピューター＜セス＞と彼が率いるユニソル達と戦うといった内容。
前回の戦いから７年が経過し、娘も授かって幸せなリュック。（母親は前作のヒロイン？写真だけなので判別不能^^;）
しかし、ユニソル計画が中止の危機に陥り、スーパーコンピューターのセスが反乱を起こすというもの。
そもそも、セスを止める手立てが幼稚すぎる。もっと簡単に止められなかったらダメじゃん(-_-;)
まぁ、あの時代ではお約束の流れですけどね。そして体まで手に入れてしまうセス。
もう誰も止められない。。。
と思ったら、なぜか普通の人間になったはずのリュックが戦うという妙。
数がいるだけにＴ１０００よりも始末に負えないユニソル。
でも、勝っちゃうんだよね。普通の人間が　笑

今作はドルフ・ラングレンが出ていませんが、それなりに見応えは十分でしょう。
今にして思えば、セスをドルフ・ラングレンに演じさせてファイナルとするべきだったかな。
この先はじいさん同士の戦いになってくるし。。。(-_-;)