るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−

【第１話　伝説の美剣士・・・愛ゆえに闘う男】
幕末動乱後の東京。帯刀禁止令が出ているにも関わらず帯刀し歩く一人の男。その男を木刀を持った女が呼び止める。女は神谷活心流の師範代である神谷薫。今東京を騒がせている人斬り抜刀斎を探しているらしくその男が抜刀斎であると確信し襲いかかったのであった。しかし、どうやら人違いだったようである。男は逆刃刀を持っており、それでは人を斬れないはずだからである。その時、抜刀斎が見つかったらしく、薫は現場へ急行し、抜刀斎へ女であるにも関わらず闘いを挑むのであった。しかし、力量の差はいかんともしがたく、窮地に追い込まれるが先ほど人違いされた男が薫の助けるのであった。なぜ薫が女だてらに抜刀斎を追いかけるのか？抜刀斎が神谷活心流を名乗っているのがその理由であったのだ。そして薫を助けた男は神谷道場に居候することとなるのだが・・。

【第２話　ガキ侍、スッた！モンだ！で門下生】
偽抜刀斎事件によってあらぬ噂が流れ、弟子が一人もいなくなってしまった神谷道場。師範代である薫は頭を悩ませる。牛鍋屋の赤ベコへ行こうとした時、剣心はスリの少年に気がつく。一度すった財布を持ち主に返すというふつうのスリでは考えられない行動をとった少年スリ。彼の名は明神弥彦。彼は東京府士族出身であるが両親と死に別れ今では関東集英組というやくざに拾われ、スリとして生き延びている。薫はそんな弥彦をやくざから救い出そうと組へ乗り込んでいくのだが・・・。

【第３話　哀しみの剣士・過去を斬る男】
弥彦が神谷道場の弟子となり、毎日薫と弥彦は大騒ぎ。ある時、薫は剣心のことを考えていた。「剣心はなぜ流浪人（るろうに）をしているのだろうか？」「明治維新を成し遂げた志士であるはずの剣心がなぜ動乱後に姿を消したのか？消さねばならなかったのか？」剣心に過去は問わないといった手前聞けずにヤキモキする薫。そんな時、神谷道場に警官が現れ、剣心を出せと詰め寄ってきたのだが・・・。

いやはや懐かしいアニメです（笑）。僕は原作の漫画コミックをすべて持っていました。全部売ってしまって今は持っていませんけど（＾＾；。ま、それほど好きだった漫画、アニメということです。何より僕をこの作品にのめり込ませたのはその時代背景でした。幕末の動乱が治まり、明治維新が始まって間もない時代が漫画の舞台なのです。個人的には幕末から描いてほしいところではあるのですが、それだと今以上に血なまぐさくなるのは必至なのでこの時代設定に落ち着いたのでしょう。それに人斬りをやめた剣心が主人公なのですから舞台設定は動乱後という風になるのは自然といえるのかもしれませんね（＾＾；。幕末という時代が好きな人ならばこの作品もきっと楽しめるでしょう。ただ、実史とは違う設定となっていたり、自分が思い描いていたイメージとかけ離れていたりという不満は出てくるかもしれませんが、その辺は原作者である和月伸宏氏のイメージということで割り切って見れば問題ないと思います（中には割り切れない人もいるかもしれませんけど（＾＾；）。

今巻では登場人物の紹介エピソード的な内容ばかりです。これは次巻もそうですけど（＾＾；。剣心、薫、弥彦の紹介的エピソードばかりです。そういえばこのアニメ、剣心役を元宝塚スターで女優の涼風真世、薫役を女優の藤谷美紀が務めていることでも話題になっていましたね。剣心の「おろっ！？」という台詞の言い方がおもしろくて結構気に入っていました（笑）。今巻の見所は剣心と薫、そして弥彦の出逢いと剣心の過去といったところでしょうか？剣心の過去についてはこれから新しい事実がどんどん見えてきます。成り行きで居候することになり、薫の精神的主柱になっていく剣心のこれからが楽しみです。

【第４話　悪の一文字・ケンカ屋左之助登場！】
剣心一行が赤ベコへ食事をしにいったとき酔っぱらいに絡まれてしまう。しかし、そこに居合わせた左之助が剣心らに変わってケンカを買ってしまう。それを見ていたいつぞやの比留間伍兵衛は左之助に剣心と闘うようし向けるのだが・・。

【第５話　逆刃刀対斬馬刀・闘いの果てに！】
左之助は赤報隊時代を回想する。赤報隊時代の恨みから左之助は維新志士を恨む。剣心が維新志士であり、人斬り抜刀斎であったことを比留間から吹き込まれた左之助は剣心と一騎打ちを申し込むのだが・・。

【第６話　闇からの訪問者・黒笠現る！】
町では世にも恐ろしい事件が起こっていた。人斬りによる連続殺人事件。その犯人は人斬り黒笠こと鵜堂刃衛（うどうじんえ）である。困り果てた警察署長は剣心に黒笠を倒してくれるよう依頼する。黒笠はなにやら怪しい術を使うらしく、にらまれた人間は動けなくなってしまう。黒笠と一度は対峙するが今の剣心では黒笠の相手にはならなかった。黒笠はそんな剣心に昔の人斬りに戻らなければ俺は斬れんと言い切る。そのことにじれったさを感じた黒笠は薫を誘拐し、剣心の本気を出させようと画策するのだが・・・。

【第７話　月下の死闘・愛する人を守れ！】
黒笠が薫を誘拐したのは剣心を人斬り抜刀斎に戻すため。そして剣心と黒笠の死闘が始まる。決闘中、黒笠は薫を人質にしただけでは足りぬとの判断から薫に“いすくみの術”をかけ５分ぐらいで窒息してしまう状況を作ってしまうのだった。どうしても薫を助けたい剣心は抜刀斎に変わってしまうのだろうか？

今巻の見所は左之助の登場と黒笠との死闘でしょう。左之助はこれからの物語を通じて剣心の腹心ともなるキャラクターなのでここで彼の過去を把握しておく方がいいでしょう。また黒笠との死闘では人斬り抜刀斎がいかに世に恐れられていたかがわかるエピソードである。抜刀斎に変わったときの剣心の目がとても好きなんだけどなぁ〜（笑）。人斬り抜刀斎と剣心。同一人物であるがとてもそうは見えない。この物語で好きなのは剣心の過去を想像させるところだ。人斬り抜刀斎時代の剣心を知りたくなってしまうのだ。ストーリーが今後進んでいけばいやでも剣心の過去を知ることになるが個人的にはもっと詳細に知りたいといつも思ってしまう（＾＾；。「おろっ！？」と言っている剣心と抜刀斎が同一人物とは思えないよねぇ（笑）。

楽しく見せていただきました。
しかし・・・
アニメのDVDを沢山観させていただいている私にとって、剣心の声優さんは専門の男性声優さんだったらもっと楽しく物語に入っていけたのにと思います。
剣のつわものの主人公にTVアニメでうけても何故か物足りなさを感じます。
剣心の声優を専門家の声優さんにチェンジしていただけたらもっとレンタルして観たい気分大です。
（内容は面白いのに声優でレンタルしたくない）

久しぶりに観ましたが、おもしろいですね！

さっそく次をレンタルしてしまいました。

　懐かしく１話より、レンタルで見てきました。
覚えている場面もあれば、忘れていたエピソードもありました。
ただ最終話が思い出せない中、どんな終わりかたかと、期待していましたら、なんとなくな消化不良の終わりかた

それでもまぁ　楽しく、懐かしく見させていただきました。