アンツ

こわいよ、カオが。

昔、みなしごハッチ（年がばれる）というアニメがありましたが、あれもカオがこわくて、私はどうしても好きになれなかったんだけど、この映画のキャラも、ハッチとかぶる。

もっとかわいくしたほうがいいよ。

同時期に公開された『バグズ・ライフ』に比べると虫たちのデフォルメ具合が可愛くないものの、シニカルなギャグや社会風刺なども練りこみ、ストーリーは大人向けか?　声優も　ウディ・アレン　 シャロン・ストーン　シルヴェスター・スタローン　ジーン・ハックマン　アン・バンクロフト　クリストファー・ウォーケン　ダン・エイクロイド　ジェニファー・ロペス　ダニー・グローヴァー　と他のCGアニメの出演陣と比べて質.量共に上回る。

特に　ウディ・アレン　が声の主演のアニメというだけなのに、これが彼の作品では?と思わせる程の作風。アレンの個性を老若男女に判るようにつくったと思えば　それもそれで面白い。

ＣＧアニメの初期の頃の作品ですね。まだ観ていなかったんやな、と思って借りて観ました。観ていると、あらぁ・・・まだ技術が確立されていなかったのか、拙いなぁ。

そして、ＣＧアニメというジャンルがまだ確立されていなかったのか、どうもストーリーが・・・あんまり面白くないですね。子供が観るようなもんではありませんでした。

だって、声がウディ・アレンで、体制批判とかをブツブツいうキャラですよ。まぁ、最終的にはハッピーエンドになるんですが、その内容もねぇ。子供が理解できるんでしょうかね。

まっ、こういう作品から徐々に面白くていいＣＧアニメがどんどん出来ていくんですね。そういうのを感じる作品でもあります。

　アリの世界を覗いてみたいと思ったのですが・・。まず、顔が可愛くない！見分けがつかない！まぁ、登場アリ(?)たちが多くないので大丈夫ですが(−−;)ほとんど茶色の世界で目の保養がない。ストーリー自体は嫌いじゃないのですが。声優陣が豪華なのを後で知りました。先に知ってたらもっと楽しめたかも。

比べてみると、こっちの方が画像的にクオリティが低い。
（それとも私のＴＶのせいかな？）
画質的には、ps1のゲームmovieぐらい？動き具合はそんな大差ないかなぁ、、。
あと、キャラクターの具合が、、、、確かに可愛くない。（苦笑）バグズライフと比べると一目瞭然で、バグズライフの方が可愛い。こっちのアンツは人間の顔に似せて作っているため、その口の合間に見える歯並び具合がなんとも、、、。リアル感があってキ○イカンジ。アメリカウケはよかったのかなぁ、、、。いつぞや、五輪で全然可愛くない空気中の成分のキャラクターぐらいに失敗したキャラクターデザインじゃないかしら。。。。
後は、そこにこだわらなければ結構楽しめる映画です。
バグズライフより、若干大人向けのストーリーで、ストーリー的には結構楽しめる映画。ただ、シロアリとクロアリ？の戦争シーンということで、血はでないものの、結構残虐かも。（首が語りかけるシーンとか、シロアリだってアリなのに、化け物みたいな描写とか、虫眼鏡でじゅっ！とか。）
、、、、、。
あ、でもこれを見た子供は、アリの巣に水を流し込むようなことはしなくなるかも、、、、。（純粋な子供ほど残酷だったりします。。。。）

特典、監督による音声解説、メイキング、アニメーションについて、キャラクターデザインについて、劇場予告

製作はドリームワークスとＰＤＩ？らしい。メイキングのシャロン・ストーンのしわが凄い、、。（こっちも？（笑））フルＣＧアニメって特典が充実してるから嬉しいですよねぇ、、。、、。でもシワや鼻の穴はいらなかったかなぁ、、、。バグズライフと区別つけるためだったのかなぁ、、。（バグズライフには鼻の穴とかないし）でも、製作年同じだし、、。うーむ、、。（キャラデザについて、を見ると、これより怖いのも可愛いのもあります。）