大いなる別れ

大いなる別れの画像・ジャケット写真
大いなる別れ / ハンフリー・ボガート
全体の平均評価点:
(5点満点)

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  • DVD
ジャンル:

「大いなる別れ」 の解説・あらすじ・ストーリー

ハリウッドの一時代を象徴する名優、ハンフリー・ボガート主演によるハードボイルド作。失踪した戦友・ジョニーを何者かに殺害されてしまったリップは、事件の調査に当たる。しかし、浮かび上がってきた容疑者は意外な人物だった…。

「大いなる別れ」 の作品情報

製作年: 1947年
製作国: アメリカ
原題: DEAD RECKONING

「大いなる別れ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

大いなる別れの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
104分 日本語・英語・その他 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
RDD10355 2004年02月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
14枚 0人 0人

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ハードボイルド映画の限界

投稿日:2006/12/20 レビュアー:忙中有閑

中学から高校にかけてR.チャンドラー、R.マクドナルド、M.スピレインなどのアメリカン「ハードボイルド」を読み漁り、社会人になってからは北方謙三の大ファンです(但し彼の「剣豪小説」は苦手ですが)。しかし、悲しいことにハードボイルドを映画にして成功した例は日本では皆無、アメリカでも稀少です。H.ボガートがハードボイルドの主人公を演じられる数少ない俳優の一人であることには異論無いのですが、どの作品も私には今イチ納得がいかない。本作も同様で、何とも言えぬ不全感が残るのは何故か?
ハードボイルド小説の解説などでよく言われる「硬く、乾燥した、一見無感情な外面の殻の下に、熱くて甘い純粋な心情を押隠している」主人公を如何にさりげなく表現できるかで出来の良し悪しが決まる」というのはハードボイルドの本質を語る上で正に正鵠を射ていると思いますが、本作で言えば、主人公が不審の死を遂げた親友のかなり胡散臭い恋人に、自分の硬い殻を破るような熱い恋心を持つに至る経緯が、あまりにも簡単過ぎて説得力に欠けるのです。小説におけるハードボイルドな主人公は、飽くまでドライな行動やセリフの繰り返しの中に、フとした弾みに、読者もハッとするような熱い、甘い真情が垣間見えるような男なのですが、映画ではそれが「お話」として、ストーリー展開として表現されてしまうので、よほど相手の女が、誰がどう見ても絶対のイイ女ででもない限り、男の「硬い殻」がたいして硬くなかったのか、突然性格がヤワになったかのように見えてしまう。ましてボギーの演技は表情だけはハードボイルドなままでセリフだけ熱く甘いので、実に不自然に感じられる結果になるのだと思います。ハードボイルドはやはり小説で読むのが無難ということかもしれません。

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