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ガタカ / イーサン・ホーク

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「ガタカ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。

「ガタカ」 の作品情報

作品情報

製作年:

1997年

製作国:

アメリカ

原題:

GATTACA

「ガタカ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

聖なる嘘つき

エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版

Mr.&Mrs.フォックス

リトル・ミス・サンシャイン

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1〜 5件 / 全219件

心に残るSF作品。

投稿日:2006/02/04 レビュアー:JUCE

私の中では「ブレードランナー」、「エイリアン」、
「未知との遭遇」とともに心に残るSF作品です。

抑えた演出の中に、渋い輝きを放つそんな印象の映画です。
アンドリュー・ニコルまだ若い監督ですが、非常に優れた人間の
観察眼を持ち、美意識も高く才能の豊かさを感じます。
この「ガタカ」や「シモーヌ」、「トゥルーマン・ショー」の
ようにSFでありながら、人間ドラマを架空の世界で描きながら
現代社会を批判する手法では独特の世界観を持っています。

また上記3作に共通することですが、SFで架空の世界を
描いていますが、決して絵空事では無く「もしかすると・・・」
という気にさせる近未来を描いていて、そのあたりも観客を
物語に惹きいれる魅力になっているのでしょう。

ちなみに、「Gattaca」は、DNAの情報を表す”ATGC”の4文字からとっているそうです。

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可能性は無限大。

投稿日:2011/11/19 レビュアー:

私が一番好きな作品かもしれない。
オープニングの悲哀に満ちた切ない旋律だけで美しい数々のシーンが蘇り、こみ上げてくるものを感じる。

もう15年も前の作品だとは思えないほど、洗練されて色褪せないSFである。
大袈裟な未来感を出そうとせず、フランク・ロイド・ライトの曲線的な建築や
レトロなファッション、車、インテリアを使いながら、スマートに近未来を描いた。
特殊効果やCGをほとんど使っていないので、かえって陳腐にならず古さを感じない。

遺伝子操作された「適正者」とそうでない「不適正者」の格差社会を描いたSFではあるが、
内容は、人は遺伝的な資質ではなく、気力と努力でどのような可能性も拓けるという、人間賛歌である。
スポーツマンが怪我や不調を人一倍練習することで乗り越え勝利をつかみ取ったとき、見ている私たちも感動する。
努力する人は、人に勇気を与え感動させる。そんな映画だと思う。

遺伝子の優劣で差別される社会で「不適正者」の烙印を押されながら、夢を捨てず、自分の可能性を信じて運命を切り拓くビンセント。
常に人より優れていて当然だと見られることに耐えられず、恵まれすぎた才能を生かせず人生に挫折したジェローム。
兄より遺伝的に優れた弟の複雑な思い。
遺伝的に不安を抱え、完璧な遺伝子を持つジェロームを羨み劣等感を抱く美女アイリーン。
人々の描写が見事だ。
ビンセントの強さが、本当に宇宙飛行士になるべき者、金メダルに値するのは誰かを教えてくれる。
しかし、自らを信じ苦難を努力で乗り切ってきたビンセントも、人々の助けなしには夢を叶えることはできなかった。
ビンセントの努力と勇気がジェロームやアイリーンや検査技師を感動させ、彼等の希望に支えられてビンセントは土星に旅立つのだ。
ジェロームは自分が生きられなかった人生をビンセントに託し、彼とひとつになる。
銀メダルどまりのジェロームはもういない。
努力して勝ち取った宇宙飛行士という金メダルと共に、ジェロームは永遠となるのだ。

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哀しきサラリーマン ネタバレ

投稿日:2007/11/14 レビュアー:ポッシュ

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 この作品の奥底に響く哀切感には奇妙なシンパシーを憶える。それは主人公の姿が我々の姿と似ているせいかもしれない。

 本作が描く未来はヒトゲノム計画が完了した時代、すなわちDNAの塩基配列がすべて解読され、人の生体的情報が完全に掌握された世界である。世の価値基準もDNA中心で、DNA鑑定による身元調査や差別が横行している。作品中では就職時のDNA差別が理不尽な行為というニュアンスで描かれていたが、この描写で気づかされることがあった。ガタカ社の社員は様々な人種で構成されている。彼らはDNA鑑定によって知力、体力の潜在的優位性のみを基準に選考されているからだ。考えてみれば、あくまでも能力の有無だけを問い人種等の差別のないこの会社は公正と思える。現実には能力による選別は差別と言わないのだから。いま現在では能力の仕様書たるDNAを読み取る技術がないため試験によって実際の出力の数値を測っているだけで、根本は同じなのだ。我々は常に評価にさらされ能力を問われている。本作はそんな競争社会の閉塞状況とそこに生きる現代人の重圧感を、DNA差別という形で見事にあぶり出してみせたのだ。

 不正な手段でガタカ社に入社した主人公は、日々努力を怠らず適正者として自身を偽り通す。この主人公のあり様も企業のサラリーマンの姿に重なる。その邁進ぶりは、周囲の評価と期待にそうべく日夜努力を重ねる企業戦士たちのそれに他ならない。しかし、そんな主人公が恋人に事実を知られた時、その瞬間だけ彼はありのままの自分に返ることができた。沈黙のうちに自身を相手の眼前にさらすその姿は、自分が自分として存在することにDNAも名前も身分も関係ない、と訴えているようだった。

 が、結局、彼は再生ではなく逃避の道を選ぶ。地球上に自分の居場所はないと、故郷に帰る思いで宇宙に出て行くのだ。同じ時、主人公にDNAを提供し続けて彼の成功を支えていた青年が、自らを滅ぼさんと焼却炉に入る。青年を焼く炎が宇宙船の噴射の炎と重なる。それはDNAの呪縛から最後まで自由になれなかった主人公が、自身のドッペルゲンガーを抹殺することによって安寧の地に旅立った、悲しい結末であった。

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こころが痛い

投稿日:2008/11/05 レビュアー:ナナメ歩き

無機質で数字だけな未来の話、現代社会の末路を見る様な作品
淡々と進み退屈だが、今の我々でも未来はこうなるのかなーと予想出来るのが余計リアル感があり怖い
こうゆう社会で存在意義を見出すのは無理なのか?
最後はなんだそれ?と思う人、救われてよかったと思う人に意見が分かれそう。

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絹のような肌触りのSF。

投稿日:2011/10/23 レビュアー:ゆういちろう

クラシックなヨーロッパ映画を思わせる、美しいSF作品。
登場人物たちが交わす詩的なセリフや、マイケル・ナイマンの陰影深いスコアも含めて、映画全編がなめらかで繊細だ。

遺伝子操作にまつわる物語というのは、説教臭くもアクション寄りにもできるものだけど、あくまで人間同士のドラマに比重が置かれている。予算の関係かもしれないが、派手な特撮シーンもまったくない。それでも、物語と世界観を支える骨格さえしっかりしていれば、優れたSFは作れるという見本のようだ。

特典映像で見られる未公開シーンは、どれもカットして正解。テーマや登場人物たちのつながりは分かりやすくなるものの、すこし饒舌すぎる気がする。そのまま使われていたら、作品の印象そのものが変わっていたかもしれない。

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ガタカ

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心に残るSF作品。

投稿日

2006/02/04

レビュアー

JUCE

私の中では「ブレードランナー」、「エイリアン」、
「未知との遭遇」とともに心に残るSF作品です。

抑えた演出の中に、渋い輝きを放つそんな印象の映画です。
アンドリュー・ニコルまだ若い監督ですが、非常に優れた人間の
観察眼を持ち、美意識も高く才能の豊かさを感じます。
この「ガタカ」や「シモーヌ」、「トゥルーマン・ショー」の
ようにSFでありながら、人間ドラマを架空の世界で描きながら
現代社会を批判する手法では独特の世界観を持っています。

また上記3作に共通することですが、SFで架空の世界を
描いていますが、決して絵空事では無く「もしかすると・・・」
という気にさせる近未来を描いていて、そのあたりも観客を
物語に惹きいれる魅力になっているのでしょう。

ちなみに、「Gattaca」は、DNAの情報を表す”ATGC”の4文字からとっているそうです。

可能性は無限大。

投稿日

2011/11/19

レビュアー

私が一番好きな作品かもしれない。
オープニングの悲哀に満ちた切ない旋律だけで美しい数々のシーンが蘇り、こみ上げてくるものを感じる。

もう15年も前の作品だとは思えないほど、洗練されて色褪せないSFである。
大袈裟な未来感を出そうとせず、フランク・ロイド・ライトの曲線的な建築や
レトロなファッション、車、インテリアを使いながら、スマートに近未来を描いた。
特殊効果やCGをほとんど使っていないので、かえって陳腐にならず古さを感じない。

遺伝子操作された「適正者」とそうでない「不適正者」の格差社会を描いたSFではあるが、
内容は、人は遺伝的な資質ではなく、気力と努力でどのような可能性も拓けるという、人間賛歌である。
スポーツマンが怪我や不調を人一倍練習することで乗り越え勝利をつかみ取ったとき、見ている私たちも感動する。
努力する人は、人に勇気を与え感動させる。そんな映画だと思う。

遺伝子の優劣で差別される社会で「不適正者」の烙印を押されながら、夢を捨てず、自分の可能性を信じて運命を切り拓くビンセント。
常に人より優れていて当然だと見られることに耐えられず、恵まれすぎた才能を生かせず人生に挫折したジェローム。
兄より遺伝的に優れた弟の複雑な思い。
遺伝的に不安を抱え、完璧な遺伝子を持つジェロームを羨み劣等感を抱く美女アイリーン。
人々の描写が見事だ。
ビンセントの強さが、本当に宇宙飛行士になるべき者、金メダルに値するのは誰かを教えてくれる。
しかし、自らを信じ苦難を努力で乗り切ってきたビンセントも、人々の助けなしには夢を叶えることはできなかった。
ビンセントの努力と勇気がジェロームやアイリーンや検査技師を感動させ、彼等の希望に支えられてビンセントは土星に旅立つのだ。
ジェロームは自分が生きられなかった人生をビンセントに託し、彼とひとつになる。
銀メダルどまりのジェロームはもういない。
努力して勝ち取った宇宙飛行士という金メダルと共に、ジェロームは永遠となるのだ。

哀しきサラリーマン

投稿日

2007/11/14

レビュアー

ポッシュ

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 この作品の奥底に響く哀切感には奇妙なシンパシーを憶える。それは主人公の姿が我々の姿と似ているせいかもしれない。

 本作が描く未来はヒトゲノム計画が完了した時代、すなわちDNAの塩基配列がすべて解読され、人の生体的情報が完全に掌握された世界である。世の価値基準もDNA中心で、DNA鑑定による身元調査や差別が横行している。作品中では就職時のDNA差別が理不尽な行為というニュアンスで描かれていたが、この描写で気づかされることがあった。ガタカ社の社員は様々な人種で構成されている。彼らはDNA鑑定によって知力、体力の潜在的優位性のみを基準に選考されているからだ。考えてみれば、あくまでも能力の有無だけを問い人種等の差別のないこの会社は公正と思える。現実には能力による選別は差別と言わないのだから。いま現在では能力の仕様書たるDNAを読み取る技術がないため試験によって実際の出力の数値を測っているだけで、根本は同じなのだ。我々は常に評価にさらされ能力を問われている。本作はそんな競争社会の閉塞状況とそこに生きる現代人の重圧感を、DNA差別という形で見事にあぶり出してみせたのだ。

 不正な手段でガタカ社に入社した主人公は、日々努力を怠らず適正者として自身を偽り通す。この主人公のあり様も企業のサラリーマンの姿に重なる。その邁進ぶりは、周囲の評価と期待にそうべく日夜努力を重ねる企業戦士たちのそれに他ならない。しかし、そんな主人公が恋人に事実を知られた時、その瞬間だけ彼はありのままの自分に返ることができた。沈黙のうちに自身を相手の眼前にさらすその姿は、自分が自分として存在することにDNAも名前も身分も関係ない、と訴えているようだった。

 が、結局、彼は再生ではなく逃避の道を選ぶ。地球上に自分の居場所はないと、故郷に帰る思いで宇宙に出て行くのだ。同じ時、主人公にDNAを提供し続けて彼の成功を支えていた青年が、自らを滅ぼさんと焼却炉に入る。青年を焼く炎が宇宙船の噴射の炎と重なる。それはDNAの呪縛から最後まで自由になれなかった主人公が、自身のドッペルゲンガーを抹殺することによって安寧の地に旅立った、悲しい結末であった。

こころが痛い

投稿日

2008/11/05

レビュアー

ナナメ歩き

無機質で数字だけな未来の話、現代社会の末路を見る様な作品
淡々と進み退屈だが、今の我々でも未来はこうなるのかなーと予想出来るのが余計リアル感があり怖い
こうゆう社会で存在意義を見出すのは無理なのか?
最後はなんだそれ?と思う人、救われてよかったと思う人に意見が分かれそう。

絹のような肌触りのSF。

投稿日

2011/10/23

レビュアー

ゆういちろう

クラシックなヨーロッパ映画を思わせる、美しいSF作品。
登場人物たちが交わす詩的なセリフや、マイケル・ナイマンの陰影深いスコアも含めて、映画全編がなめらかで繊細だ。

遺伝子操作にまつわる物語というのは、説教臭くもアクション寄りにもできるものだけど、あくまで人間同士のドラマに比重が置かれている。予算の関係かもしれないが、派手な特撮シーンもまったくない。それでも、物語と世界観を支える骨格さえしっかりしていれば、優れたSFは作れるという見本のようだ。

特典映像で見られる未公開シーンは、どれもカットして正解。テーマや登場人物たちのつながりは分かりやすくなるものの、すこし饒舌すぎる気がする。そのまま使われていたら、作品の印象そのものが変わっていたかもしれない。

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