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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】 / 渥美清
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】
/山田洋次
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(10)
解説・ストーリー
「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使して全面的にリニューアルした特別版。当時はモノラル録音だった音楽をドルビーステレオサウンドに変え、オーケストラの演奏による新曲も追加している。
「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使して全面的にリニューアルした特別版。当時はモノラル録音だった音楽をドルビーステレオサウンドに変え、オーケストラの演奏による新曲も追加している。
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「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使して全面的にリニューアルした特別版。当時はモノラル録音だった音楽をドルビーステレオサウンドに変え、オーケストラの演奏による新曲も追加している。
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】」 の作品情報
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】」 のシリーズ作品
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】のシリーズ商品
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇
「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使して全面的にリニューアルした特別版。当時はモノラル録音だった音楽をドルビーステレオサウンドに変え、オーケストラの演奏による新曲も追加している。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9549 |
2004年12月23日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚 |
0人 |
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 HDリマスター版 【特別編】
「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使してリニューアルした特別版のリマスター版。過去のシリーズ名場面と新たに追加撮影された場面を加え、オーケストラの演奏による新曲も追加した、長寿シリーズの歴史を締めくくる1作。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
106分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DB8549 |
2008年11月27日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
1枚 |
1人 |
2人 |
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(特別篇) 【特別編】のシリーズ商品
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇
作品詳細を開く
- 収録時間:
107分
- 字幕:
日本語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
- レイティング:
- 記番:
DA9549
- レンタル開始日:
2004年12月23日
- 在庫枚数
7枚
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「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使して全面的にリニューアルした特別版。当時はモノラル録音だった音楽をドルビーステレオサウンドに変え、オーケストラの演奏による新曲も追加している。
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 HDリマスター版 【特別編】
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- 収録時間:
106分
- 字幕:
日本語英語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
- レイティング:
- 記番:
DB8549
- レンタル開始日:
2008年11月27日
- 在庫枚数
1枚
- 1位登録者:
1人
- 2位登録者:
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「男はつらいよ」歴代シリーズ屈指の名作を、最新の技術を駆使してリニューアルした特別版のリマスター版。過去のシリーズ名場面と新たに追加撮影された場面を加え、オーケストラの演奏による新曲も追加した、長寿シリーズの歴史を締めくくる1作。
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ユーザーレビュー:10件
シリーズレビュー総決算
投稿日:2007/12/22
レビュアー:ケチケチ
夢の中に生きる存在としての寅を描いた第25作「寅次郎ハイビスカスの花」でしたが、渥美清さんの死によって本当に夢の中に生きる存在になってしまいました。陰鬱な雰囲気の現実の中から満男(吉岡秀隆)が振り返る本作は、寅が夢を与える生き生きとした存在であったことを改めて感じさせます。
「寅次郎ハイビスカスの花」についてはそちらのレビューでも触れましたので、ここではシリーズ全てを振り返って思うところを書いてみたいなと思います。
このシリーズはテレビでも繰り返し放映されていますし、よそ見をしながらでも気楽に見ることが出来る「笑い」と「涙」の人情劇、、、だと思ってたんですが、こうしてシリーズを順に追って見ていくと、決してそんな表面的な描写に留まることのない、映画としての出来映えを十分考慮した作品なんですよね。シリーズを通してのテーマは「人の幸せとは」ということを様々な角度から描く作品じゃないかと思います。
ただ山田洋次の演出が「ここで泣きなさい」「ここで笑いなさい」という事に掛けては拘りを持った演出なんですよね。その突出具合に対して、作品が表現する登場人物たちの心理の揺れ動きや、そのことによって表現するテーマに触れる描写が非常にあっさりしています。構図が表現する黒澤作品などを見るよりも、よほど注意して画面を見ていないと取り逃がしてしまう、そんな作品が連なるシリーズじゃないかと思います。
たとえばこの「寅次郎ハイビスカスの花」にしても、寅が夢の中の存在であることを表現するカットが散りばめられていますが、如何にも"意味深な"という見せ方は決してしません。水族館でイルカを見つめる寅がリリーとの対比になるシーンでは、ラストカットは寅を水槽側から捉えるショットですが、いともあっさりとカットアウトしてしまいます。後2秒と言わず1秒でも長めに描写していれば印象づけるカットになるんですが、あえてそこに拘りを持たないんですよね。また本作などは寅の躍動感とテーマが合致していますし、台詞でも"夢"というキーワードが度々使われ分かりやすいのですが、時には観客がフッと気を抜くシークエンスの繋ぎのカットに重要な意味が隠されていたりします。源公(佐藤蛾次郎)や御前様(笠智衆)がロングショットで登場するシーンなどは要注意でしょうか。とらやの天候の変化、さくらが何気なく通り過ぎる帝釈天の門前などもヒントが隠されていますし、寅がバイをしている商品は全てに意味があります。
またシリーズも後半になると、作品単体では意味を成さないカットやシーンが、シリーズとしてみれば重要な意味を持つという使い方をしているんですね。泉(後藤久美子)シリーズの新幹線のドアや、乗り物から見える流れる車窓はその一つですし、「紅の花」も「ハイビスカスの花」の沖縄の海があってこその描写なんですよね。
このシリーズの山田演出は、まず娯楽作品として誰もが楽しめることを第一義にしていて、そのために作品的な価値が落ちようとも承知の上で作っているんでしょうね。伝わる部分は、映画を見ての安易な楽しさであれば良いと思っているんじゃないでしょうか。その背景には松竹を支えるドル箱作品であったこともありますが、両立させようとすればさせられる娯楽性と作品性で、あえて作品性を切り捨てていくのにはそれなりの拘りがあるのではないかと思えたりします。意味のある背中を送るロングショットでは短めにカットアウトし、また二重三重の奥行きを作ったカットでは、一番奥に意味のある対象物を見せるなどというのは、意図的に伝わりにくくしていると思うんですよね。その箇所を立たせることで全体のバランスが崩れるというのならまだしも、そうじゃない箇所もたくさんあります。シリーズで観ていなければ伝わらないという描写も、彼にとってはさして重要ではないのでしょう。
オフ会で勝王さんと話していると、作品性に執着し松竹を離れていった大島渚や吉田喜重に対する拘りがあって、山田洋次自身の娯楽作品を通しての自己主張、簡単な言葉で言うならば"けったくそ"じゃないか、なんて話も出てきて盛り上がっていたんですが、もしかするとそうなのかもしれません。
まあ観客としてはそんなことに関係なく映画を見ていけばいいわけですが、安易な「ここで泣け」「ここで笑え」という部分だけじゃない箇所に注目して観ていくのも楽しいんじゃないかと思います。
このシリーズ、あえて点数を付けてきたんだけど、0点や10点を付けた作品は見落としている箇所が大きいのかもしれません。もう一度見直してみようかと思います。
※ DISCASさん、レビューの修正や、一作品に二重投稿が出来ないなら、一度投稿したレビューを削除して新たに投稿できる機能を付けてください。
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13人の会員が気に入ったと投稿しています
特別篇
笑いと涙、出逢いと失恋。
ご存知、“フーテンの寅さん”の映画シリーズです。
マドンナ 浅丘ルリ子
ロケ地 沖縄、軽井沢
*テーマ曲の「男はつらいよ」を八代亜紀が熱唱*
*オリジナル版と異なるオープニングで再び寅さんが一瞬だけ登場*
約3ヶ月半かけて、「男はつらいよ」シリーズをレンタルして観ました。レンタル中だった作品もあり、なかなか順番通りには借りられなかったのは、それだけ寅さんのファンが多いということですね。
ギネスブックにも載るほどの有名なシリーズなので、レビュー欄には登場した「マドンナ」と寅さんが行った「旅先」の地名、そして全作ではないのですが簡単なコメントしか書きませんでした。「男はつらいよ」をレンタルしようと思われてる方に、ちょっとした“データ”として参考にしていただけたら…と思い、お粗末ながら全作に書かせていただきました。
シリーズの中で、特に私の好きな作品は、
・奮闘篇・寅次郎忘れな草・寅次郎恋やつれ・寅次郎相合い傘
・寅次郎夕焼け小焼け・寅次郎春の夢・寅次郎ハイビスカスの花
・寅次郎かもめ歌・浪花の恋の寅次郎・旅と女と寅次郎
・寅次郎物語・ぼくの伯父さん
です。みなさんのお気に入りはどうなんでしょう?
もう、「男はつらいよ」をレンタルする楽しみがないのかと思うと本当に寂しい思いがします。
出逢いと失恋を繰り返す寅さん、
笑いと涙を、ありがとう。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ハイビスカスの花のリメイク
投稿日:2006/09/09
レビュアー:ホワイト
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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人気のあったリリーが出てくるハイビスカスの花のリマスター版です。音がちょっと良くなった感じW
この頃になると明らかに渥美清さんの体力が落ちていて、
動かない場面が多い。
初期の作品から見ると寂しい限りだ。
しかし、話はしっかりと出来ている。
沖縄に行きたくなってしまう。
久々に再会したリリーは結婚に破れ、元のキャバレー回りの歌手になっている。ふと訪れた沖縄で再会。予想通り喧嘩して帰ってきてしまう寅だが、柴又にリリーが来る。
「わたし、寅さんのお嫁さんになっても良いよ」
と言った瞬間に、私はガッツポーズをしてしまったw
寅さんシリーズの中でも好きな作品だ。78点
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
もし渥美さんが榎津巌を演じていたら
投稿日:2007/08/29
レビュアー:エイちゃん
「男はつらいよ」シリーズは第一作 第二作は映画館で それ以後はちょっとご無沙汰していました NHKのシリーズで総べて見ることが出来ましたがそれと同時に放映されたドキュメンタリー 決死で挑んだ最後の寅さんは ドウランの厚塗りで隠した疲れた皮膚 不健康な笑顔と見ているだけで残酷なものとなっています
アメリカ映画の永すぎるクレジットタイトル よく見ているとCATERING (食事の世話をする人)の名前まで出ているし 香港映画では 茶水(チャソイと読みます)と言って俳優のお茶を準備する人の名前も出ています 映画に関わる人は本当に多く国民的ヒーロー寅さんも恐らく大勢の人たちを支えていたと思われます 簡単に自分の意思でこの役を降りるわけにはいかなかった そんな内部の事情もあの残酷な寅さんを登場させる理由であったのでしょう
渥美さんは寅さん以外でも実に味のある演技をする役者さんです もっと色々な役に挑戦して欲しかった 私個人的には「復讐するは我にあり」の榎津巌を渥美さんが演じたらと言う夢を持っていました
才能ある役者さんにいつも同じ役をやらせて消耗させてゆく
こういうことは決して本人のためにならず所謂贔屓の引き倒しなのですが テレビを見ていたら必要以上に選手を煽て やたらにテンションの高い織田裕二 その中で無残に負けていく日本選手 俄か陸上ファンにズタズタにされる「世界陸上」の日本人選手を見ていて(又やってるな)と言う感を深くしている昨今なのです
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
皆の心に生き続ける寅さん。
満男の心の中に生き続ける寅さん。「あ〜あ、伯父さんどうしているんだろう?伯父さんに会いたいな〜!」と仕事で地方へ行くとその度思い出す。
普通の家庭にこんな男(寅)が本当に存在したら、これは言うに言えない苦労の連続だろうと思うが、満男の立場では頼もしい頼りになる男なんだろう。
「寅のようになりたいのか?」「そんなんじゃ寅さんみたいになっちゃうよ!」と子供を躾ける親の声が何度かシリーズ中に出てくるが、寅さんはやっぱりダメな人間の代名詞なんだろうか?
でも、寅さんは満男やリリーさんの生きる糧になった立派な人間でもあるんだ。
寅さんが居なきゃ実らなかった恋もあった。
寅さんは満男の心の中だけじゃなくファンの心にも永遠に残る人なのは間違いない。
最終作から何年も経ったが、この先も新しい作品が出来ないのは寂しくてしょうがない。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
シリーズレビュー総決算
投稿日
2007/12/22
レビュアー
ケチケチ
夢の中に生きる存在としての寅を描いた第25作「寅次郎ハイビスカスの花」でしたが、渥美清さんの死によって本当に夢の中に生きる存在になってしまいました。陰鬱な雰囲気の現実の中から満男(吉岡秀隆)が振り返る本作は、寅が夢を与える生き生きとした存在であったことを改めて感じさせます。
「寅次郎ハイビスカスの花」についてはそちらのレビューでも触れましたので、ここではシリーズ全てを振り返って思うところを書いてみたいなと思います。
このシリーズはテレビでも繰り返し放映されていますし、よそ見をしながらでも気楽に見ることが出来る「笑い」と「涙」の人情劇、、、だと思ってたんですが、こうしてシリーズを順に追って見ていくと、決してそんな表面的な描写に留まることのない、映画としての出来映えを十分考慮した作品なんですよね。シリーズを通してのテーマは「人の幸せとは」ということを様々な角度から描く作品じゃないかと思います。
ただ山田洋次の演出が「ここで泣きなさい」「ここで笑いなさい」という事に掛けては拘りを持った演出なんですよね。その突出具合に対して、作品が表現する登場人物たちの心理の揺れ動きや、そのことによって表現するテーマに触れる描写が非常にあっさりしています。構図が表現する黒澤作品などを見るよりも、よほど注意して画面を見ていないと取り逃がしてしまう、そんな作品が連なるシリーズじゃないかと思います。
たとえばこの「寅次郎ハイビスカスの花」にしても、寅が夢の中の存在であることを表現するカットが散りばめられていますが、如何にも"意味深な"という見せ方は決してしません。水族館でイルカを見つめる寅がリリーとの対比になるシーンでは、ラストカットは寅を水槽側から捉えるショットですが、いともあっさりとカットアウトしてしまいます。後2秒と言わず1秒でも長めに描写していれば印象づけるカットになるんですが、あえてそこに拘りを持たないんですよね。また本作などは寅の躍動感とテーマが合致していますし、台詞でも"夢"というキーワードが度々使われ分かりやすいのですが、時には観客がフッと気を抜くシークエンスの繋ぎのカットに重要な意味が隠されていたりします。源公(佐藤蛾次郎)や御前様(笠智衆)がロングショットで登場するシーンなどは要注意でしょうか。とらやの天候の変化、さくらが何気なく通り過ぎる帝釈天の門前などもヒントが隠されていますし、寅がバイをしている商品は全てに意味があります。
またシリーズも後半になると、作品単体では意味を成さないカットやシーンが、シリーズとしてみれば重要な意味を持つという使い方をしているんですね。泉(後藤久美子)シリーズの新幹線のドアや、乗り物から見える流れる車窓はその一つですし、「紅の花」も「ハイビスカスの花」の沖縄の海があってこその描写なんですよね。
このシリーズの山田演出は、まず娯楽作品として誰もが楽しめることを第一義にしていて、そのために作品的な価値が落ちようとも承知の上で作っているんでしょうね。伝わる部分は、映画を見ての安易な楽しさであれば良いと思っているんじゃないでしょうか。その背景には松竹を支えるドル箱作品であったこともありますが、両立させようとすればさせられる娯楽性と作品性で、あえて作品性を切り捨てていくのにはそれなりの拘りがあるのではないかと思えたりします。意味のある背中を送るロングショットでは短めにカットアウトし、また二重三重の奥行きを作ったカットでは、一番奥に意味のある対象物を見せるなどというのは、意図的に伝わりにくくしていると思うんですよね。その箇所を立たせることで全体のバランスが崩れるというのならまだしも、そうじゃない箇所もたくさんあります。シリーズで観ていなければ伝わらないという描写も、彼にとってはさして重要ではないのでしょう。
オフ会で勝王さんと話していると、作品性に執着し松竹を離れていった大島渚や吉田喜重に対する拘りがあって、山田洋次自身の娯楽作品を通しての自己主張、簡単な言葉で言うならば"けったくそ"じゃないか、なんて話も出てきて盛り上がっていたんですが、もしかするとそうなのかもしれません。
まあ観客としてはそんなことに関係なく映画を見ていけばいいわけですが、安易な「ここで泣け」「ここで笑え」という部分だけじゃない箇所に注目して観ていくのも楽しいんじゃないかと思います。
このシリーズ、あえて点数を付けてきたんだけど、0点や10点を付けた作品は見落としている箇所が大きいのかもしれません。もう一度見直してみようかと思います。
※ DISCASさん、レビューの修正や、一作品に二重投稿が出来ないなら、一度投稿したレビューを削除して新たに投稿できる機能を付けてください。
特別篇
投稿日
2005/09/21
レビュアー
京
笑いと涙、出逢いと失恋。
ご存知、“フーテンの寅さん”の映画シリーズです。
マドンナ 浅丘ルリ子
ロケ地 沖縄、軽井沢
*テーマ曲の「男はつらいよ」を八代亜紀が熱唱*
*オリジナル版と異なるオープニングで再び寅さんが一瞬だけ登場*
約3ヶ月半かけて、「男はつらいよ」シリーズをレンタルして観ました。レンタル中だった作品もあり、なかなか順番通りには借りられなかったのは、それだけ寅さんのファンが多いということですね。
ギネスブックにも載るほどの有名なシリーズなので、レビュー欄には登場した「マドンナ」と寅さんが行った「旅先」の地名、そして全作ではないのですが簡単なコメントしか書きませんでした。「男はつらいよ」をレンタルしようと思われてる方に、ちょっとした“データ”として参考にしていただけたら…と思い、お粗末ながら全作に書かせていただきました。
シリーズの中で、特に私の好きな作品は、
・奮闘篇・寅次郎忘れな草・寅次郎恋やつれ・寅次郎相合い傘
・寅次郎夕焼け小焼け・寅次郎春の夢・寅次郎ハイビスカスの花
・寅次郎かもめ歌・浪花の恋の寅次郎・旅と女と寅次郎
・寅次郎物語・ぼくの伯父さん
です。みなさんのお気に入りはどうなんでしょう?
もう、「男はつらいよ」をレンタルする楽しみがないのかと思うと本当に寂しい思いがします。
出逢いと失恋を繰り返す寅さん、
笑いと涙を、ありがとう。
ハイビスカスの花のリメイク
投稿日
2006/09/09
レビュアー
ホワイト
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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人気のあったリリーが出てくるハイビスカスの花のリマスター版です。音がちょっと良くなった感じW
この頃になると明らかに渥美清さんの体力が落ちていて、
動かない場面が多い。
初期の作品から見ると寂しい限りだ。
しかし、話はしっかりと出来ている。
沖縄に行きたくなってしまう。
久々に再会したリリーは結婚に破れ、元のキャバレー回りの歌手になっている。ふと訪れた沖縄で再会。予想通り喧嘩して帰ってきてしまう寅だが、柴又にリリーが来る。
「わたし、寅さんのお嫁さんになっても良いよ」
と言った瞬間に、私はガッツポーズをしてしまったw
寅さんシリーズの中でも好きな作品だ。78点
もし渥美さんが榎津巌を演じていたら
投稿日
2007/08/29
レビュアー
エイちゃん
「男はつらいよ」シリーズは第一作 第二作は映画館で それ以後はちょっとご無沙汰していました NHKのシリーズで総べて見ることが出来ましたがそれと同時に放映されたドキュメンタリー 決死で挑んだ最後の寅さんは ドウランの厚塗りで隠した疲れた皮膚 不健康な笑顔と見ているだけで残酷なものとなっています
アメリカ映画の永すぎるクレジットタイトル よく見ているとCATERING (食事の世話をする人)の名前まで出ているし 香港映画では 茶水(チャソイと読みます)と言って俳優のお茶を準備する人の名前も出ています 映画に関わる人は本当に多く国民的ヒーロー寅さんも恐らく大勢の人たちを支えていたと思われます 簡単に自分の意思でこの役を降りるわけにはいかなかった そんな内部の事情もあの残酷な寅さんを登場させる理由であったのでしょう
渥美さんは寅さん以外でも実に味のある演技をする役者さんです もっと色々な役に挑戦して欲しかった 私個人的には「復讐するは我にあり」の榎津巌を渥美さんが演じたらと言う夢を持っていました
才能ある役者さんにいつも同じ役をやらせて消耗させてゆく
こういうことは決して本人のためにならず所謂贔屓の引き倒しなのですが テレビを見ていたら必要以上に選手を煽て やたらにテンションの高い織田裕二 その中で無残に負けていく日本選手 俄か陸上ファンにズタズタにされる「世界陸上」の日本人選手を見ていて(又やってるな)と言う感を深くしている昨今なのです
皆の心に生き続ける寅さん。
投稿日
2013/07/06
レビュアー
涼風マヨネーズ
満男の心の中に生き続ける寅さん。「あ〜あ、伯父さんどうしているんだろう?伯父さんに会いたいな〜!」と仕事で地方へ行くとその度思い出す。
普通の家庭にこんな男(寅)が本当に存在したら、これは言うに言えない苦労の連続だろうと思うが、満男の立場では頼もしい頼りになる男なんだろう。
「寅のようになりたいのか?」「そんなんじゃ寅さんみたいになっちゃうよ!」と子供を躾ける親の声が何度かシリーズ中に出てくるが、寅さんはやっぱりダメな人間の代名詞なんだろうか?
でも、寅さんは満男やリリーさんの生きる糧になった立派な人間でもあるんだ。
寅さんが居なきゃ実らなかった恋もあった。
寅さんは満男の心の中だけじゃなくファンの心にも永遠に残る人なのは間違いない。
最終作から何年も経ったが、この先も新しい作品が出来ないのは寂しくてしょうがない。
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