ロスト・ハイウェイ

ロスト・ハイウェイの画像・ジャケット写真
ロスト・ハイウェイ / ビル・プルマン
全体の平均評価点:
(5点満点)

54

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ジャンル:

「ロスト・ハイウェイ」 の解説・あらすじ・ストーリー

デヴィッド・リンチ監督による衝撃的なサイコ・スリラー。妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。

「ロスト・ハイウェイ」 の作品情報

製作年: 1997年
製作国: アメリカ
原題: LOST HIGHWAY

「ロスト・ハイウェイ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ロスト・ハイウェイの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
135分 日本語・英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PIBR1026 2002年10月31日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
34枚 0人 1人

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ユーザーレビュー:54件

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1〜 5件 / 全54件

曖昧な記憶の中でもがく。ネタバレ

投稿日:2007/10/15 レビュアー:JUCE

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 デビッド・リンチ作品というと意味不明というのがトレードマークですが、同じように意味不明と言われる監督に日本の黒沢清監督がいます。同じように意味不明な作品を作品を作るのですが、その手法は全く違っているようです。黒沢作品は以前レビューの中でも触れたのですが情報を省略する事によって観客に考える糊代を与えるのに対し、リンチ作品は情報を他の情報にリークさせる、あるいは情報をデフォルメしてしまう事で観客のミスリードを誘って謎を深めるという手法と言えるのではないでしょうか。

 本作もやはり意味不明なんですが、私自身は他の作品よりも感覚的な部分で分かりやすかったというか、分かった気分になっています。『マルホランド・ドライブ』などは自分の中でモヤモヤが消えない為にレビューを書くのも躊躇してます。この作品はセリフの中に伏線というか、重要なヒントがリンチ作品としては親切なまでに仕込まれていて、その部分を踏み外さなければ初見でも映画の構成が分かるのではないでしょうか。ただしリンチ作品なので、全てに辻褄が合う答えでは無いかもしれません。なによりも設定自体が不条理の世界を描いた不条理な作品なのですから。←ここも映画のヒントかもしれません。
もうひとつヒントとしては主人公の「全てをおこった通りに記憶したくない」というセリフがこの作品の本質でしょう。すなわちこの映画が辻褄の合わないのは当然なのです。

 この映画は「O.J.シンプソン」事件にインスパイアされて出来た作品だと監督が後に語っているようですが、シンプソン自身がこの主人公のような感性(性格・人格)の人間だったら・・・、考えるだけでも恐ろしいです。

 最初の30分間はかなり展開がダルイので集中力が必要です。そこを超えると次第に眩暈を起こしそうなリンチワールドが始まり、劇中に引き込まれて行くでしょう。この映画は謎を解く人間がいません。だから「主人公の混乱=観客の混乱」になっているのです。まさに悪夢を見るかのような映画です。

 悪夢に飢えている人は是非ご覧下さい(笑)。

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メビウスの輪は解けたのか・・・ネタバレ

投稿日:2006/11/28 レビュアー:masamune

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007全作レビューでドップリ浸かった頭をリセットするには最適な本作。
David Lynch監督の現時点での最高傑作!にして、難易度も高い作品。「マルホランド・ドライブ」のレビューでも書いたとおり、本作にも明確なアンサーは存在しない。有るとすれば監督の頭の中「だけ」であろう。監督の作品は脚本の辻褄の整合性を気にする方や、映像からのメッセージを解しないと気が治まらない方にはお薦めできないが、もちろん雰囲気だけの映画では無い。本作は文字通り「五感で味わう」一品なのだ。本作を咀嚼する意味として「心因性記憶喪失」つまり、サイコジェニック・フーガがモチーフと監督がインタビューで答えてる通り、心理的な迷宮の輪が本作のテーマだ。故に一度見て理解するのは先ず難しい、よってDISCASの様に返却を気にせず何度でも見て味わうのが本来の見方。間違っても週末の気分転換に「あー面白かった」を求める方には不向きだ。変な話だが体調も良好の時がお勧めだ。本作も「マルホ」で解説した様に、実は答えが思いっきり散らばっている、証拠探しにおいて見る側の欠席裁判は無い(と思う)。しかし監督はその辻褄合わせをしたい私達を、せせら笑うかの様な疾走する展開で今回も見事に混乱されてくれる。私は本作を見てHitchcockの佳作「マーニー」を思い出したが、主人公の混乱振りを見てる私達が見事に共有できる演出は、やはり尋常ではない。「マルホ」のレビューが私見に過ぎず、やや押し付けがましい解説だったと反省し本作では多くを語りませんが、言える事は「内面と現実の境界、それは人と社会との境界」と言う事。そして原題の意味とは「人としての理性の道を現実という森の中で見失った主人公の姿」を見る側の私達が追う事で、彼の追い詰められた狂気の静謐さを辿ると言うものだと思う。もう少し砕けて言えば「妄想の源泉」だと。監督は「作品の中で全て説明している」「もっと自分の感覚を信じてくれ」とインタビューで述べてたが、その通りだと思う。先ずは匂い起つ様な画面を擬視して、作品の世界観を味わって下さい。そして二回目に場面の意味を考えて見ましょう、すると三回目で答えが出るかもしれません。本作のヒントは「マルホ」と同じく冒頭に隠されています、台詞を含めてよく見てそして聞いて下さい。例えば主人公が「ビデオカメラは嫌いだ」と語る辺りでピンと来ないと・・・ね。まあ噛めば噛むほど味の出るスルメの様な本作、一度はお験し頂きたいと思います。

サウンド・トラックが素晴らしいのなんの・・・、デヴィッド・ボウイにナイン・インチ・ネイルズにマリリン・マンソンですからね。私は音楽としてはロックは聴きませんが、インダストリアルの巨匠と言われるトレントレズナーのプロデュースは、映像とのマッチングも最高でした、Angelo Badalamentiも霞むほど?。

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リンチワールド全開!

投稿日:2002/12/24 レビュアー:BLOW-UP

オープニングのデビッドボウイの歌声とハイウェイを疾走する映像、ただそれだけで私は満足です。毎度の事ながら謎の多い作品で、謎を追求するのは放棄して、どっぷりとリンチワールドに浸るべき映画です。キャスティングも最高で、ロバート・ブレイク、ロバート・ロッジア、ゲイリー・ビュジー、特に2役を演じる、パトリシア・アークエット。フィルムノワール的なストーリーをこれだけ解体して、独自の世界観を表現できるリンチはスゴイ!それでいてリンチ映画の中では娯楽性が高い方だと思う。娯楽性といえば、最新作の「マルホランド・ドライブ」が完成形か?

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理解しようとせず、感じれば・・・ネタバレ

投稿日:2007/11/13 レビュアー:こんちゃん

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 tomioさんのレビューを読んで、以前観たけど理解できなかったこの作品を再見。ちょうど、「ストレイト・ストーリー」を観た後だったので、以前見たときよりは、入り込むことができたようです。

 tomioさんの最近の勢いは、目を見張るものがありますね。「オレンジ・カウンティ」なんかtomioさんから始まった流れでJUCEさんやゆみゆみさん、ニギさん、ぴぐぽぐさんと次々にレビューされてますよね。レンタルしたいと思ったら、なかなか星マークにならんのです。
 本年4月にレビューデビューで、すでに700本以上って、すんごいですね。(一時、黒猫堂さんとかになってました?)今後とも、頑張って下さい。

 で、「ロスト・ハイウェイ」です。以前は、寝ながら観ていたせいもあって、途中で挫折。というか、一応最後までは観たのですがレビュー出来ずにおりました。「イレイザーヘッド」なんかに比べると、設定が現実なのかそうでないのかがはっきりせず混乱してしまいます。(イレイザーヘッド」は、どう考えても別世界の出来事なので、客観視できますが、こいつはその境目あたりで展開されるので、主人公のフレッドの混乱に、こちらが同化してしまうのですね)

 そもそもリンチ監督自身が、
「自分の見た悪夢を映像化することが、理想」
と言うような人なので、理解しようとしちゃうとダメなんでしょうね。本作で言うと「心因性記憶喪失」というキーワードをリンチ自身が言っていたそうです。人間ってよくできたもので、自分の都合の悪い出来事は、うまく忘れていくように出来ているそうです。それが短時間のうちにおこってしまい、うまく整理できんぞ!という状態なのでしょう。
 朝起きたらベッドの中で恋人が血を流して死んでました。ビックリして、カメラに残ってたテープを観てみたら、自分が、何回も恋人を刺してました。なんて状況を「理解」しようとしちゃいかんのですね。

 内容云々よりも、本作の俳優陣はすごいですよね。ビル・プルマンなんて、「インデペンデンス・デイ」の脳天気な大統領と同じ人とは思えないし、妻役のパトリシア・アークゥェットは見事に貞淑さと小悪魔さを混在させています。これ見ると、
「女って、本当に怖いわ・・・」
って思っちゃいます。そしてミステリー・マンのロバート・ブレイク。あの不気味さが、この作品の本質を際だたせて居るんでしょうね。

 そして音楽です。ポルノスターとして、出演もしているマリリン・マンソン(この後に、コロンバイン高校での乱射事件がおこります)ナイン・インチ・ネイルズ、デヴィット・ボウイとMYVさながらですが、映像の不可思議さを盛り上げています。

 リンチ監督の言う、悪夢の映像化。だからこそ、あくまでも美しく描かれています。流れる血の色、裸体の美しさ、それらを映し出す炎の美しさ・・・・。理解しようと身構えずに、不条理感の中に身を任せて陶酔してみると、案外面白かったりします。



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リンチ、リンチ! 脳ミソをリンチ!

投稿日:2004/09/16 レビュアー:しゃれこうべ

やっぱりリンチ節全開の映画でした。
『マルホランド・ドライブ』以上に頭をリンチされた気分です(笑)。
最初から最後まで謎・謎・謎…っていうか、意味不明!
ほんとに夢を見ているような錯覚に陥ってしまう映画です。
それなのに、ダレることなく最後まできっちり観てしまうのがリンチ・マジックではないでしょうか。

音楽も結構意外だったのがこの映画。
リンチ映画には欠かせないアンジェロ・バダラメンティが音楽を担当はしているものの、
オープニングとエンディングにはデヴィッド・ボウイが、
あと挿入歌にはマリリン・マンソンやナイン・インチ・ネイルズなどが参加してるのがスゴイ!

俳優陣もこれまたスゴイ!
パトリシア・アークエットが、「そこまでやっちゃっていいの?」っていうぐらい大胆な演技をみせています。
あと、「ビル・プルマンがなぜにリンチ映画に?」って思ってたのですが、「顔の骨格とかがちょっとカイル・マクラクランに似てるからなのかなぁ…」などと、勝手に推理しちゃったり(笑)。
さらに、『24』の1stシーズンでお馴染みのゲインズ(マイケル・マッシー)が、チョビ髭はやして、アンディ役で出てました! びっくりだよ!

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