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国民的人気シリーズの第48作。舞台は奄美大島。マドンナ役の浅丘ルリ子が4度目となるリリーを演じる。寅次郎はみんなの心配をよそに、神戸で震災後のボランティアをしていた。一方、寅の甥・満男は、以前から好きだった泉から縁談があったことを聞かされ、思わず祝福してしまう。やがて泉の結婚式で騒動を起こした満男は、傷心の旅で奄美大島に辿り着いた。金欠の満男は一人の美しい女性に助けられ、家に案内されたが、そこには寅がくつろいでいた。その女性が寅の元恋人リリーと知って間もなく、泉が満男を追って現われた。
国民的人気シリーズの第48作。舞台は奄美大島。マドンナ役の浅丘ルリ子が4度目となるリリーを演じる。寅次郎はみんなの心配をよそに、神戸で震災後のボランティアをしていた。一方、寅の甥・満男は、以前から好きだった泉から縁談があったことを聞かされ、思わず祝福してしまう。やがて泉の結婚式で騒動を起こした満男は、傷心の旅で奄美大島に辿り着いた。金欠の満男は一人の美しい女性に助けられ、家に案内されたが、そこには寅がくつろいでいた。その女性が寅の元恋人リリーと知って間もなく、泉が満男を追って現われた。
製作年: |
1995年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
国民的人気シリーズの第48作。舞台は奄美大島。マドンナ役の浅丘ルリ子が4度目となるリリーを演じる。寅次郎はみんなの心配をよそに、神戸で震災後のボランティアをしていた。一方、寅の甥・満男は、以前から好きだった泉から縁談があったことを聞かされ、思わず祝福してしまう。やがて泉の結婚式で騒動を起こした満男は、傷心の旅で奄美大島に辿り着いた。金欠の満男は一人の美しい女性に助けられ、家に案内されたが、そこには寅がくつろいでいた。その女性が寅の元恋人リリーと知って間もなく、泉が満男を追って現われた。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9548 | 2004年12月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第48弾がデジタルリマスター版で復活。傷心の満男は奄美大島に旅立ち、そこである女性と知り合う。しかし彼女の家へ向うと、そこには呑気に寛ぐ寅次郎の姿が。その女性とは、寅のかつての恋人・リリーだった。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8548 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
3枚 | 0人 | 1人 |
1〜 2件 / 全2件
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1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
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奄美大島でハブに噛まれて寅が死んでしまうのがテレビシリーズの最終回でしたが、折しもこの作品のロケ地は同じ奄美大島です。山田洋次にはこの作品で最後となる予感があったのかもしれませんね。物語も、寅の生き方を満男に投影することにより総決算してきた泉(後藤久美子)シリーズの続編でもあり、また寅の恋愛感覚に最も迫るストーリーを展開してきたリリー(浅丘ルリ子)がマドンナです。さらには、障害を乗り越え復旧していく人間の逞しさや、年老いても次の世代に受け継がれていく真の意味での伝統を描き出そうとしているんですよね。これだけ揃うと単に偶然とは考えにくくなります。
また今回は遂に寅も最後の一線を越えます。マドンナに惚れられようとも、必ず最後にはマドンナの幸せを願いつつ自ら身を引いてきた寅で、そのことが寅にとっての恋愛の美学でした。満男もまたその影響を多大に受けて育ち、泉の結婚の告白を聞いても彼女を奪い去ることが出来ませんが、土壇場で満男を突き動かした物はそんな美学として飾れる物ではない、「腹が減ったら食べる」というような彼の本能だったんじゃないでしょうかね。またそれは若い活力があるからこそ成し得ることでもあって、しがらみに捕らわれるような物じゃなく、震災後の神戸の町が復興していくエネルギーのような、人間の生きる活力だと思います。
奄美大島で寅が『男は引き際が肝心よ』と力説する言葉に、リリーは真っ向から反発しますが、寅が美学を押し通す一方で必ず傷ついてきた女性がいるんですね。映画のまとめ方としてはマドンナは別の男と結ばれハッピーエンドを作ってはいますが、そこまでの過程ではマドンナも寅の美学によって傷ついていたと思います。
そんなリリーの言葉に動かされるほど寅は甘くありませんが、今回は前作までとは逆に、寅は満男の影響を受けます。また最後に寅を突き動かすことになったのはさくらの言葉でしょうね。『お兄ちゃんとリリーさんが一緒に暮らしてるって聞いた時、どんなに嬉しかったか分からないのよ』という、涙ながらのさくらの願いを寅は聞いてみたくなったんじゃないですかね。『リリーさんしかいないのよ』というさくらの台詞は全てのマドンナを振り返り、今後が期待できないという残酷な言葉でもあるんじゃないですかね。
満男の若いエネルギーに影響を受け、さくらの言葉に促される仏心は、寅が年老いたことを意味するとも思います。この2階のシーンの寅を捕らえるカットが、渥美清生涯最後のカットだそうですが、偶然とは本当に恐ろしい物です。
また年老いていくのは寅ばかりじゃなく、若いエネルギーが台頭する陰では必ず年老いていく姿があるんですよね。ラストシークエンスでは、いつも賑やかな場面が描かれてきたシリーズですが、博とさくらのお正月は二人きりです。話す電話の向こうには満男と泉の新しい生活が暗示され、さくら夫妻は正月映画に仲良く出かけていきます。想い思われの寅が理想とする夫婦生活を積み重ねながら年老いていく、さくら夫婦の姿じゃないでしょうか。
また寅の幸せも別の形で存在し、オープニングの風に吹かれる姿のままで年老いていくことだと思います。リリーはさくらに宛てた手紙の中で『またひょっこり帰ってきてくれるかもしれません』と書いていますが、「訪れる」ではなくて「帰る」なんですね。とらやと同様に、寅にとって帰る場所が新たに出来たという、遂に最後の一線を越えたという結びじゃないでしょうか。(もっとも、続きを作る余裕を残してはいますけどね。)
この作品、奄美の砂浜で寅がリリーの肩を抱こうとしたコミカルな瞬間に涙が出そうになったんだけど、これってシリーズを通して観ているからこそなんですよね。この作品単体で考えると、満男が泉の結婚の告白を聞いてあれほど戸惑う理由も、彼が花嫁行列を阻止するほどの衝動を起こす理由も、描写はされていないんですね。
またシリーズとして寅が結ばれない理由をあれこれと描写してきたがために、その理由を克服しているという説明が必要になって、リリーがとらやを訪れてのシーンなどは上手く笑いで誤魔化してはいるものの非常に説明的です。
さらには山田洋次らしい過剰すぎる安っぽい描写の説明があったりと、作品的には決して褒められたものじゃないと思います。彼はこのシリーズではこの過剰な説明と、肝心なところを殆ど気づかせずに描くということを自覚を持って行っているわけですが、字数もなくなってきたのでこの件はまた別のレビューででも。
本作単体として評価すれば、50点。
シリーズ全体として評価するならば、70点。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅さんとヒロインのリリーがくっついたり離れたり、甥っ子が好きな人の結婚式をぶち壊したりする話。
どうしても寅さんの最後の作品というバイアスがかかってしまう作品で渥美清さんのお芝居を応援しながら見てしまいました。
話は冒頭で阪神淡路大震災のボランティアの中に寅さんが混じっているというファンタジー世界の寅さんが現実のニュースの中に入り込む世界観からスタートします。
甥の満男が好きな女の子が結婚するってんで、落ち込むけど。結婚式に車で乱入して結婚式をご破算にしちゃうという行動に出てしまって傷心の旅をすることになります。ここの満男の行動とか理解できなくて、さっさと告白すればいいのにと面倒くさい気持ちになってしまいました。そして、奄美大島に行ったら、そこで寅さんとリリーと再会して…。
映画としての出来として見たらイマイチかもしれませんが、シリーズで出てきたメインのキャラクターから脇役に至るまで全員の成長がよくわかって、寅さんに励まされる集大成の作品だと思いました。
ラストに神戸の街で「みなさん、本当にご苦労様でした」と声をかける寅さんが歩きながらズームアウトするのを見ると、そこまで寅さんファンでもないボクが見ても涙が出てきそうになる映画でした。
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ユーザーレビュー:13件
投稿日
2007/12/21
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
奄美大島でハブに噛まれて寅が死んでしまうのがテレビシリーズの最終回でしたが、折しもこの作品のロケ地は同じ奄美大島です。山田洋次にはこの作品で最後となる予感があったのかもしれませんね。物語も、寅の生き方を満男に投影することにより総決算してきた泉(後藤久美子)シリーズの続編でもあり、また寅の恋愛感覚に最も迫るストーリーを展開してきたリリー(浅丘ルリ子)がマドンナです。さらには、障害を乗り越え復旧していく人間の逞しさや、年老いても次の世代に受け継がれていく真の意味での伝統を描き出そうとしているんですよね。これだけ揃うと単に偶然とは考えにくくなります。
また今回は遂に寅も最後の一線を越えます。マドンナに惚れられようとも、必ず最後にはマドンナの幸せを願いつつ自ら身を引いてきた寅で、そのことが寅にとっての恋愛の美学でした。満男もまたその影響を多大に受けて育ち、泉の結婚の告白を聞いても彼女を奪い去ることが出来ませんが、土壇場で満男を突き動かした物はそんな美学として飾れる物ではない、「腹が減ったら食べる」というような彼の本能だったんじゃないでしょうかね。またそれは若い活力があるからこそ成し得ることでもあって、しがらみに捕らわれるような物じゃなく、震災後の神戸の町が復興していくエネルギーのような、人間の生きる活力だと思います。
奄美大島で寅が『男は引き際が肝心よ』と力説する言葉に、リリーは真っ向から反発しますが、寅が美学を押し通す一方で必ず傷ついてきた女性がいるんですね。映画のまとめ方としてはマドンナは別の男と結ばれハッピーエンドを作ってはいますが、そこまでの過程ではマドンナも寅の美学によって傷ついていたと思います。
そんなリリーの言葉に動かされるほど寅は甘くありませんが、今回は前作までとは逆に、寅は満男の影響を受けます。また最後に寅を突き動かすことになったのはさくらの言葉でしょうね。『お兄ちゃんとリリーさんが一緒に暮らしてるって聞いた時、どんなに嬉しかったか分からないのよ』という、涙ながらのさくらの願いを寅は聞いてみたくなったんじゃないですかね。『リリーさんしかいないのよ』というさくらの台詞は全てのマドンナを振り返り、今後が期待できないという残酷な言葉でもあるんじゃないですかね。
満男の若いエネルギーに影響を受け、さくらの言葉に促される仏心は、寅が年老いたことを意味するとも思います。この2階のシーンの寅を捕らえるカットが、渥美清生涯最後のカットだそうですが、偶然とは本当に恐ろしい物です。
また年老いていくのは寅ばかりじゃなく、若いエネルギーが台頭する陰では必ず年老いていく姿があるんですよね。ラストシークエンスでは、いつも賑やかな場面が描かれてきたシリーズですが、博とさくらのお正月は二人きりです。話す電話の向こうには満男と泉の新しい生活が暗示され、さくら夫妻は正月映画に仲良く出かけていきます。想い思われの寅が理想とする夫婦生活を積み重ねながら年老いていく、さくら夫婦の姿じゃないでしょうか。
また寅の幸せも別の形で存在し、オープニングの風に吹かれる姿のままで年老いていくことだと思います。リリーはさくらに宛てた手紙の中で『またひょっこり帰ってきてくれるかもしれません』と書いていますが、「訪れる」ではなくて「帰る」なんですね。とらやと同様に、寅にとって帰る場所が新たに出来たという、遂に最後の一線を越えたという結びじゃないでしょうか。(もっとも、続きを作る余裕を残してはいますけどね。)
この作品、奄美の砂浜で寅がリリーの肩を抱こうとしたコミカルな瞬間に涙が出そうになったんだけど、これってシリーズを通して観ているからこそなんですよね。この作品単体で考えると、満男が泉の結婚の告白を聞いてあれほど戸惑う理由も、彼が花嫁行列を阻止するほどの衝動を起こす理由も、描写はされていないんですね。
またシリーズとして寅が結ばれない理由をあれこれと描写してきたがために、その理由を克服しているという説明が必要になって、リリーがとらやを訪れてのシーンなどは上手く笑いで誤魔化してはいるものの非常に説明的です。
さらには山田洋次らしい過剰すぎる安っぽい描写の説明があったりと、作品的には決して褒められたものじゃないと思います。彼はこのシリーズではこの過剰な説明と、肝心なところを殆ど気づかせずに描くということを自覚を持って行っているわけですが、字数もなくなってきたのでこの件はまた別のレビューででも。
本作単体として評価すれば、50点。
シリーズ全体として評価するならば、70点。
投稿日
2016/12/22
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅さんとヒロインのリリーがくっついたり離れたり、甥っ子が好きな人の結婚式をぶち壊したりする話。
どうしても寅さんの最後の作品というバイアスがかかってしまう作品で渥美清さんのお芝居を応援しながら見てしまいました。
話は冒頭で阪神淡路大震災のボランティアの中に寅さんが混じっているというファンタジー世界の寅さんが現実のニュースの中に入り込む世界観からスタートします。
甥の満男が好きな女の子が結婚するってんで、落ち込むけど。結婚式に車で乱入して結婚式をご破算にしちゃうという行動に出てしまって傷心の旅をすることになります。ここの満男の行動とか理解できなくて、さっさと告白すればいいのにと面倒くさい気持ちになってしまいました。そして、奄美大島に行ったら、そこで寅さんとリリーと再会して…。
映画としての出来として見たらイマイチかもしれませんが、シリーズで出てきたメインのキャラクターから脇役に至るまで全員の成長がよくわかって、寅さんに励まされる集大成の作品だと思いました。
ラストに神戸の街で「みなさん、本当にご苦労様でした」と声をかける寅さんが歩きながらズームアウトするのを見ると、そこまで寅さんファンでもないボクが見ても涙が出てきそうになる映画でした。
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