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台湾の大都会、台北。チュ氏は適齢期の3姉妹の父親で、彼女たちと一緒に暮らしている。妻は娘たちが幼い頃に亡くなっており、家事全般は父であるチュ氏が行っていた。日曜日の晩餐は、5つ星ホテルのシェフで中国料理の鉄人だった父の手料理を前に円卓に座るのがこの一家の習わしだ。敬虔なクリスチャンである教師の長女、才色兼備で航空会社勤務のキャリア・ウーマンの次女、女子大生で無邪気な三女−−映画は、彼女たちの初恋に不倫、セックスに妊娠、結婚を通し、父と娘、家族などを描いてゆく。
製作年: |
1994年 |
---|---|
製作国: |
台湾 |
原題: |
飲食男女/EAT DRINK MAN WOMAN |
監督: |
アン・リー |
---|---|
製作: |
シュー・リーコン |
出演: |
ラン・シャン 、 ヤン・クイメイ 、 ン・シンリン 、 ワン・ユーウェン 、 シルヴィア・チャン 、 ワン・ユーウェン 、 ウィンストン・チャオ 、 ロン・ション |
脚本: |
シュー・リーコン(徐立功) 、 アン・リー 、 ジェームズ・シェイマス 、 ワン・フィリン 、 ジェームズ・シェイマス |
---|---|
撮影: |
ジョン・リン |
音楽: |
メイダー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/北京語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TSDR70218 | 2006年09月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/北京語
レイティング:
記番:
TSDR70218
レンタル開始日:
2006年09月22日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/北京語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TSDR70218 | 2006年09月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/北京語
レイティング:
記番:
TSDR70218
レンタル開始日:
2006年09月22日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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原題は「飲食男女」。字の通り、”飲む、食べる、男と女”である。「食と性は人間の欲望であり、一生それに振り回される...」という一筋のテーマのうえに恋愛、友情、親子愛が、実にほのぼのと心情豊かに描かれている。そして、見事な料理の数々。本当に目にも心にも優しく、味わい深い作品だった。
期待通りに、アン・リー監督はこの作品でも、人間の内面をとても丁寧に描いている。押し付けがましくなく、自立の難しさと大切さ、親離れ・子離れの切なさを自然に伝えてくる。本当に素晴らしい。
黙って、淡々と家事をこなす父親。無愛想に娘達を起こし、食事の時もほとんど会話はしない。でも外見の態度や表情、台詞などに一切、愛の表現は無いのに、父親の娘達への無償の愛が心の奥底からしっかりと深く伝わってくる。
対して、娘達はそんな父親の愛情に素直に愛情で返すことはせず、うざったく感じてしまう。全く変わらない父親の愛情とは裏腹に、娘達は成長し、もっと大切な人を見つけて旅立っていく。それは、タイミングでもあり、勢いでもある。でも、それが自然の摂理だし、父親としてもそれが本望なのだと思う。一番自立が早いと思われた次女が、結局最後まで自立出来なかったという現実がリアルだったと思った。結局最後は、自分の幸せは後回しにしていた父親の方が先に子離れしてあげるという状況に、厳しさの中にある本当の優しさを感じた。やはり親離れ、子離れ、自立にはせつなさが付きまとう。そのせつなさが、本当にしみじみ伝わってくる。
人間は大人になれば、自分で歩んでゆく。男となり、女となり、飲んで食べていく。「初めてお前の料理の味がわかった」と言う父の台詞が、娘を個人として応援しているというように感じて、深く清々しい余韻が残った。
家族は家族。きっと個人同士、大人同士としてまた食卓を囲む日がくるのだと思う。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
父さんの鮮やかな包丁さばきから生み出される、色鮮やかで美味しそうな中華料理の数々。
それが食卓一杯に並びます。
とても父娘四人では食べ切れないその品数と量。
その満艦飾の食卓は、父さんが娘達に誇る偉容なのか、無言の圧迫なのか。
父娘四人の関係に不穏な空気が無い訳ではありませんが、それを覆い隠す様に淡々と、物語は進んで行きます。
友人の彼を愛し妊娠、家を出る三女。
同僚の体育教師と恋に落ち、家を出る長女。
そして一番父さんに反発し、実は一番父さんに似ている次女が残ります。
なのに父さんは、娘の様な若い女性と再婚し、家を売って他所に済みたいと言い出します。
正直このシーンには、ビックリ!(笑)
父さんの再婚宣言の飛び出す、一族みんなが集まった食卓。
この日いつもの様に食卓に溢れるご馳走の数々は、皆に挑戦するのでは無く、素直に歓迎している様に思えます。
自然なトーンの色調の中に、豪華な料理が殊のほか鮮やかな色彩をプラスして、父さんのこれ迄の人生を映し出し、これからの人生を応援している様にも思えます。
父さんと次女の二人きりの最期の食卓。
しみじみと分かり合う父娘の姿に、こちらもしみじみ見入ってしまいます。
教室でキスする長女と彼を、唖然と見つめる男子生徒達。
小学校で自慢げにお弁当を広げる珊珊と、群がる同級生。
思わずニッコリ微笑んでしまうシーンも数々ありました。
人の複雑な内面や、微笑ましい一面を切り取って、物語の隅々まで細心の気配りが感じられるアン・リー監督の作品が、とても好きです。
お父さん三部作『ウエディングバンケット』『推手』も是非観たいと思います。
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ユーザーレビュー:17件
投稿日
2007/01/07
レビュアー
サファイア※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
原題は「飲食男女」。字の通り、”飲む、食べる、男と女”である。「食と性は人間の欲望であり、一生それに振り回される...」という一筋のテーマのうえに恋愛、友情、親子愛が、実にほのぼのと心情豊かに描かれている。そして、見事な料理の数々。本当に目にも心にも優しく、味わい深い作品だった。
期待通りに、アン・リー監督はこの作品でも、人間の内面をとても丁寧に描いている。押し付けがましくなく、自立の難しさと大切さ、親離れ・子離れの切なさを自然に伝えてくる。本当に素晴らしい。
黙って、淡々と家事をこなす父親。無愛想に娘達を起こし、食事の時もほとんど会話はしない。でも外見の態度や表情、台詞などに一切、愛の表現は無いのに、父親の娘達への無償の愛が心の奥底からしっかりと深く伝わってくる。
対して、娘達はそんな父親の愛情に素直に愛情で返すことはせず、うざったく感じてしまう。全く変わらない父親の愛情とは裏腹に、娘達は成長し、もっと大切な人を見つけて旅立っていく。それは、タイミングでもあり、勢いでもある。でも、それが自然の摂理だし、父親としてもそれが本望なのだと思う。一番自立が早いと思われた次女が、結局最後まで自立出来なかったという現実がリアルだったと思った。結局最後は、自分の幸せは後回しにしていた父親の方が先に子離れしてあげるという状況に、厳しさの中にある本当の優しさを感じた。やはり親離れ、子離れ、自立にはせつなさが付きまとう。そのせつなさが、本当にしみじみ伝わってくる。
人間は大人になれば、自分で歩んでゆく。男となり、女となり、飲んで食べていく。「初めてお前の料理の味がわかった」と言う父の台詞が、娘を個人として応援しているというように感じて、深く清々しい余韻が残った。
家族は家族。きっと個人同士、大人同士としてまた食卓を囲む日がくるのだと思う。
投稿日
2010/01/15
レビュアー
まりこ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
父さんの鮮やかな包丁さばきから生み出される、色鮮やかで美味しそうな中華料理の数々。
それが食卓一杯に並びます。
とても父娘四人では食べ切れないその品数と量。
その満艦飾の食卓は、父さんが娘達に誇る偉容なのか、無言の圧迫なのか。
父娘四人の関係に不穏な空気が無い訳ではありませんが、それを覆い隠す様に淡々と、物語は進んで行きます。
友人の彼を愛し妊娠、家を出る三女。
同僚の体育教師と恋に落ち、家を出る長女。
そして一番父さんに反発し、実は一番父さんに似ている次女が残ります。
なのに父さんは、娘の様な若い女性と再婚し、家を売って他所に済みたいと言い出します。
正直このシーンには、ビックリ!(笑)
父さんの再婚宣言の飛び出す、一族みんなが集まった食卓。
この日いつもの様に食卓に溢れるご馳走の数々は、皆に挑戦するのでは無く、素直に歓迎している様に思えます。
自然なトーンの色調の中に、豪華な料理が殊のほか鮮やかな色彩をプラスして、父さんのこれ迄の人生を映し出し、これからの人生を応援している様にも思えます。
父さんと次女の二人きりの最期の食卓。
しみじみと分かり合う父娘の姿に、こちらもしみじみ見入ってしまいます。
教室でキスする長女と彼を、唖然と見つめる男子生徒達。
小学校で自慢げにお弁当を広げる珊珊と、群がる同級生。
思わずニッコリ微笑んでしまうシーンも数々ありました。
人の複雑な内面や、微笑ましい一面を切り取って、物語の隅々まで細心の気配りが感じられるアン・リー監督の作品が、とても好きです。
お父さん三部作『ウエディングバンケット』『推手』も是非観たいと思います。
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