ふたりのロッテ

　ディズニー版の『ファミリーゲーム』は、確かにおしゃれでキュートでチャーミングですが、こちらを観てしまうと、もっと情感があって、原作の世界をより忠実に反映しているように思います。

　おとなは子どもは何も解っていないと子どもの力を見くびっていますが、時として大切なものが何かをおとなよりもはるかに鋭く直感し、なにものも恐れない勇気をもって大胆に行動できる。日常の煩雑な生活に縛られておとなが忘れてしまったり意味もなく複雑に考えていることを、子どもは大切なことだけを守ってもっとシンプルに生きることだってできるのだと気づかせてくれる。

　「何と幸せで誇らしい結末でしょう。　…　けなげな双子の少女が力を合わせて運命と闘いました。冒険と涙と不安と絶望を乗り越えて幸せを見つけたのです。」という最後のナレーションがこの作品のすべてを物語っている。子どものもつ隠された叡智や潜在能力をもっと信じようと教えてくれる物語です。

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ＮＨＫの少年少女を対象にしたような作品だった。
中学生日記のような面白さがある。

はじめて出あった時、シャーリーはルイーズを見て自分と同じ顔と
気づかなかったんだろうか・・・。シャーリーは素顔を見せていないので
ルイーズが気づかないのはわかるけど・・・。

双子が入れ替わって、お互いに今までとは違う生活を過ごし、
成長した感じが微笑ましい。

ヨーロッパの景色が主張しすぎず綺麗だった。

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ケストナーの原作を読んだことがありますが、この映画は現代風にアレンジされてました。（と言っても、１９９４年の映画だから今見ると服装とか髪型に時代を感じてしまうよ・・・）
生き別れになっておたがいの存在を知らずに育った双子の姉妹が偶然サマースクールで知り合い、自分たちが双子だと分かってからは仲良しこよし。
さっきまでいじめてたのに（いじめられてたのに）、変わり身早いね、君たち！と思わないでもないですが、なんせ双子ですしってことで。
で、まだ見ぬママ（またはパパ）に会いたい！と、入れ替わり作戦を思いつき、実行。
ママは子連れの職場の上司と再婚しようとしているし、パパは仕事がうまくいってない。ママとパパをもう一度くっつけよう！と双子が奮闘する話です。
１０年間離れて別々の暮らしをしていたわけだから、いくら娘たちの頼みでも素直に聞き入れられないのは当たり前。いくら娘たちが
家出しようとも、それとこれとは別の話。（国外に家出してますからね・・・驚きですわ）
・・・なんですが、ラストの駅のシーンはなかなか良かったです。
パパ、偉い！と思いました。

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本作はエーリヒ・ケストナー原作です。他には点子ちゃんとアントン等ありますね。評価低い見たいやけど、私的には結構、拾い物で良かった。双子の女の子は両親の都合で離婚したんやけど、サマースクールで、偶然、出会っちゃいます。ほんでも最初、お互いの切り裂かれた双子やと知りまへん。

父に育てられた娘は行儀の悪いおてんばで、男っぽい。グラサンに革ジャン野球帽で登場！一方、母に育てられた娘は、勉強が出来て、お行儀の良い、お嬢様タイプ。神戸マキシンで売ってそうな、お帽子で登場！言うたらファッションも性格も全く正反対な二人。双子とは知らず最初は、いじめてたんやけど、双子と分ってから、ごっつう仲良くなります。

サマースクールが終わってからも元の生活に戻るんやなく入れ替わりを決行。この辺はコミカルで面白かった。期待通りの展開で満足してます。ほんま双子娘は最高のキューピットや。エエ伏線には、なってたけど、むやみやたらに非常ベルは押さんとってや。

大好きな原作なのでみてみましたが・・・古い。
2人が仲良くなるまでのストーリーもいまいち。

同じ原作なら「ファミリーゲーム」をオススメします。
主演がいまやお騒がせセレブのリンジーローハンです。
とってもかわいいですし、ストーリーも面白いです。