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「男はつらいよ」シリーズの第46作目。就職が決まらない満男は、思い悩んで家出。満男捜しを請け合った寅次郎は、瀬戸内海の小島・琴島で漁師をしている満男を発見。しかし、満男は島の看護婦・亜矢に惚れた様子で…。
「男はつらいよ」シリーズの第46作目。就職が決まらない満男は、思い悩んで家出。満男捜しを請け合った寅次郎は、瀬戸内海の小島・琴島で漁師をしている満男を発見。しかし、満男は島の看護婦・亜矢に惚れた様子で…。
製作年: |
1993年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
「男はつらいよ」シリーズの第46作目。就職が決まらない満男は、思い悩んで家出。満男捜しを請け合った寅次郎は、瀬戸内海の小島・琴島で漁師をしている満男を発見。しかし、満男は島の看護婦・亜矢に惚れた様子で…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
106分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9546 | 2004年12月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第45弾がデジタルリマスター版で復活。就職が決まらない満男は思い悩んで家出。満男捜しを請け合った寅次郎は、瀬戸内海の小島で漁師をしている彼を発見。しかし当の満男は島の看護士・亜矢に惚れた様子で…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
106分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8546 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
0枚 | 0人 | 0人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
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約5,400
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親から子へと受け継がれていく血縁という強い絆、子が成長し自立していくことに相反して親は否が応でも年老いていきます。満男の就職試験の回数は寅の失恋の回数でもあるんじゃないでしょうかね。
今回は満男の就職を通じて彼の成長を描きますが、この作品単体では、容易に成し得ない就職に対する彼の心の底からの苦しみや、一時の逃避から復帰する動機などは弱い物に思える作品です。その背後には、前作までに描かれてきた泉(後藤久美子)との物語があります。看護婦・亜矢(城山美佳子)の想いを断ち切り、島を離れる時に流れる歌が前作と同様なのは、あの時の泉との新幹線の別れが満男の就職にとって大きな意味を持っている証だと思います。心揺れる満男に対して寅はキッパリとした言葉で諭しますが、寅と満男が重ねてきた人生経験の違いを感じさせる一幕だと思います。またそれは親と子の一幕でもあるんですよね。
一方寅もまだまだ現役を引退していないとは言っても、マドンナとの間には一時の邁進するような恋愛は無くなってきています。葉子(松坂慶子)から『温泉にでも行く?』と男女の関係として結ばれることを前提とした誘いを受けても、以前のようにうろたえる様子もなく受け流す余裕を見せます。綺麗な女性に惚れることは惚れても、その先を寅自信が求めなくなってきています。それは寅の経験による成長でもあり、自分の生き様を噛みしめ納得した年を重ねる姿じゃないかと思います。
本作は子の成長と同時に親の衰えを描く作品でもあるんですよね。それが前向きなバトンタッチに感じさせることが演出の狙いとしてあるのだと思います。元外国船の船長であった善右衛門(島田正吾)の人生を感じさせ、タンゴを介して葉子(松坂慶子)との絆も表面化させています。またほんの遊びとしてカメオ出演する浜ちゃん(西田敏行)もシリーズのバトンタッチを意識してのことなのかもしれません。
しかし本来50対50でなければならない「衰えの寂しさ」と「成長の活気」が演出の狙い以上にバランスを崩し、衰えによる寂しさが目立ってしまう作品だと思います。
本作は撮影監督として高羽哲夫の名前を残していますが、実質的に絵のトーンが変わっていますし、撮影・池谷秀行による所が大きいのだと思います。いつもにも増してワイド系のレンズの使用が多く、そのためもあって暗部の面積が大きいんですよね。またフラットなトーンを好む撮影さんのようで、室内シーンはフラット狙いが多く、オープンでも真逆の光線から抑えで絵を作り出している箇所が多々あります。ワイドのフラットトーンがさくらの顔の皺などを印象づけますし、寅のメイクも前作ほど赤味を加えていません。マフラーなどという寅の小道具も第3作以来の物じゃないかと思います。
演出面の狙いから総合的に判断した"年齢を感じさせること"を考えた演出による結果だと思いますが、絵から感じ取れる衰えの寂しさが大きすぎて、満男や亜矢が奏でる活気の影が薄いんですね。
ラストシークエンスではとらやを訪れる葉子(松坂慶子)を描き、衰えることのない寅の魅力に惚れる女性から寅の恋愛を感じさせ、またラストシーンでは『満男、お前は振られたぞ。ザマァ見ろ!』と満男と寅の対等の関係を描いて印象づけはするのですが、そんな程度では補えきれない、演出の狙い以上の寂しい印象が全編から残ってしまいました。
出演者が年齢を重ねることで克服しきれない部分を上手く利用して狙いとする本作だと思います。御前様の娘・冬子(光本幸子)の久々の登場も、バトンタッチというテーマから亡き笠智衆を意識させる物でしょうし、撮影トーンの変化もテーマに則した物だと思います。しかし、山田洋次が考える以上に「衰えの寂しさ」が前面に出てしまった作品のように思えるんですね。
40点。
(memo)
本作から、またまたさくらの家が変更
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オープニングに現れる栃木県烏山町(現在では南那須町と烏山町が合併して那須烏山町になっています)の山あげ祭の風景から、農村の結婚風景、花嫁の門出のシーンがほのぼのさせてくれます。
連続する就職試験不採用の知らせに家出した満男の着いた先は瀬戸内海の小島「琴島(架空)」。
実際は丸亀近くの志々島や高見島で撮影されているようですが、その島や瀬戸内の風景がイイですね。
この物語でも寅さんはマドンナから好かれてアプローチされているのに、自分から距離を置こうとしたりして歯がゆい作品でもあります。
満男と看護婦さんの恋と、徳永英明さんのバラード「最後の言い訳」に乗せた二人の別離のシーンが泣かせます。でも最後に小豆島富丘八幡宮のバイのシーンに看護婦さんを登場させてちゃんとその後のフォローをしてくれるところが「男はつらいよ」のイイところですね。
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ユーザーレビュー:10件
投稿日
2007/12/19
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
親から子へと受け継がれていく血縁という強い絆、子が成長し自立していくことに相反して親は否が応でも年老いていきます。満男の就職試験の回数は寅の失恋の回数でもあるんじゃないでしょうかね。
今回は満男の就職を通じて彼の成長を描きますが、この作品単体では、容易に成し得ない就職に対する彼の心の底からの苦しみや、一時の逃避から復帰する動機などは弱い物に思える作品です。その背後には、前作までに描かれてきた泉(後藤久美子)との物語があります。看護婦・亜矢(城山美佳子)の想いを断ち切り、島を離れる時に流れる歌が前作と同様なのは、あの時の泉との新幹線の別れが満男の就職にとって大きな意味を持っている証だと思います。心揺れる満男に対して寅はキッパリとした言葉で諭しますが、寅と満男が重ねてきた人生経験の違いを感じさせる一幕だと思います。またそれは親と子の一幕でもあるんですよね。
一方寅もまだまだ現役を引退していないとは言っても、マドンナとの間には一時の邁進するような恋愛は無くなってきています。葉子(松坂慶子)から『温泉にでも行く?』と男女の関係として結ばれることを前提とした誘いを受けても、以前のようにうろたえる様子もなく受け流す余裕を見せます。綺麗な女性に惚れることは惚れても、その先を寅自信が求めなくなってきています。それは寅の経験による成長でもあり、自分の生き様を噛みしめ納得した年を重ねる姿じゃないかと思います。
本作は子の成長と同時に親の衰えを描く作品でもあるんですよね。それが前向きなバトンタッチに感じさせることが演出の狙いとしてあるのだと思います。元外国船の船長であった善右衛門(島田正吾)の人生を感じさせ、タンゴを介して葉子(松坂慶子)との絆も表面化させています。またほんの遊びとしてカメオ出演する浜ちゃん(西田敏行)もシリーズのバトンタッチを意識してのことなのかもしれません。
しかし本来50対50でなければならない「衰えの寂しさ」と「成長の活気」が演出の狙い以上にバランスを崩し、衰えによる寂しさが目立ってしまう作品だと思います。
本作は撮影監督として高羽哲夫の名前を残していますが、実質的に絵のトーンが変わっていますし、撮影・池谷秀行による所が大きいのだと思います。いつもにも増してワイド系のレンズの使用が多く、そのためもあって暗部の面積が大きいんですよね。またフラットなトーンを好む撮影さんのようで、室内シーンはフラット狙いが多く、オープンでも真逆の光線から抑えで絵を作り出している箇所が多々あります。ワイドのフラットトーンがさくらの顔の皺などを印象づけますし、寅のメイクも前作ほど赤味を加えていません。マフラーなどという寅の小道具も第3作以来の物じゃないかと思います。
演出面の狙いから総合的に判断した"年齢を感じさせること"を考えた演出による結果だと思いますが、絵から感じ取れる衰えの寂しさが大きすぎて、満男や亜矢が奏でる活気の影が薄いんですね。
ラストシークエンスではとらやを訪れる葉子(松坂慶子)を描き、衰えることのない寅の魅力に惚れる女性から寅の恋愛を感じさせ、またラストシーンでは『満男、お前は振られたぞ。ザマァ見ろ!』と満男と寅の対等の関係を描いて印象づけはするのですが、そんな程度では補えきれない、演出の狙い以上の寂しい印象が全編から残ってしまいました。
出演者が年齢を重ねることで克服しきれない部分を上手く利用して狙いとする本作だと思います。御前様の娘・冬子(光本幸子)の久々の登場も、バトンタッチというテーマから亡き笠智衆を意識させる物でしょうし、撮影トーンの変化もテーマに則した物だと思います。しかし、山田洋次が考える以上に「衰えの寂しさ」が前面に出てしまった作品のように思えるんですね。
40点。
(memo)
本作から、またまたさくらの家が変更
投稿日
2006/02/23
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
オープニングに現れる栃木県烏山町(現在では南那須町と烏山町が合併して那須烏山町になっています)の山あげ祭の風景から、農村の結婚風景、花嫁の門出のシーンがほのぼのさせてくれます。
連続する就職試験不採用の知らせに家出した満男の着いた先は瀬戸内海の小島「琴島(架空)」。
実際は丸亀近くの志々島や高見島で撮影されているようですが、その島や瀬戸内の風景がイイですね。
この物語でも寅さんはマドンナから好かれてアプローチされているのに、自分から距離を置こうとしたりして歯がゆい作品でもあります。
満男と看護婦さんの恋と、徳永英明さんのバラード「最後の言い訳」に乗せた二人の別離のシーンが泣かせます。でも最後に小豆島富丘八幡宮のバイのシーンに看護婦さんを登場させてちゃんとその後のフォローをしてくれるところが「男はつらいよ」のイイところですね。
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