妹の恋人

愛とは相手を理解してあげることなんだなぁ、、、と思わせてくれる映画です。
病院の窓の外のサムのパントマイム（？）はかっこよくもないし、スマートでもないけれど、最高の愛情表現でした。
皆さん同じ感想を持つことと思うけど、サム役のジョニー・デップのパントマイム、表情、、、すばらしいの一語に尽きます。ますます彼のファンになりました。

ストーリーよりJ・デップ見たさに借りてみたが、予想以上によかった。ほのぼのした雰囲気、随所に笑えるような小技もあり、見終わった後、繰り返し見たい映画の一つとなった。J・デップの演技力の高さにも驚いた。あと気に入ったのはシーン毎の挿入歌。監督さんや俳優さんたちの演出も加わって、冒頭のBGMが特に気に入った。ぜひ、オススメっ！

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

なんて素朴に愛し合う二人でしょうか。

恐る恐るキスをする仕草、見つめ合い、お互いを確認し、ほほ笑み合う、そして愛し合う。

なんて素敵なの。

アイロンでパンを焼く二人のラストシーンに、勝手ながらあれこれ今後の二人を思い描いてしまう私。これ又想像力を豊かにさせてくれる粋なラストシーンじゃあ、あ〜りませんか♪

ジョニーデップの頬がぽっちゃりなのは、このあたりで最後ですよ！
観ないと！

現在のジョニーも素敵ですが、若干頬がコケ過ぎ？
いや、それでもかっちょいいから許す！

ほっぺたなんてほんとはどうでも良いのよｗｗｗ

観よ！この演技力！幅広い！熱演で無く、軽く役をこなしてしまう彼に魅力を感じ無い訳にはいかないでしょう！？

あ〜・・・又惚れ直してしもた・・・


本作でのジューン役、私がもし、もし、女優ならやってみたい役ですね。
彼がジョニーデップだからでは無く、素直に楽しそうだから。

シュノーケルを付け、卓球のラケットを持ち、私も交通渋滞を起こしてみたい。素直に感情を出せる彼女は素敵です。

古い作品なので、ご覧になられた方も多いとは思いますが、どうですか？又観たくなりました？うふ♪

これはなんで観ようと思ったんやろ！？う〜ん思い出せない（´艸｀）まぁ、そんなこんなんで（？）ウィリアムＨメイシー＆オリバー・プラット＆ジュリアン・ムーアは脇役の『妹の恋人』を観てみました♪

ふむふむ〜繊細なとこに踏み込んだなかなかエエ映画っすね〜・・・って思ってたらどうも意図したもんでは無いんやね（;^＿^A

まぁ、意図してようが意図してなかろうが出来上がった作品が繊細なものであるならばそれはそれでイイ作品っつーやつやね〜（°∀°）b

□■□■□

ストーリーは、非常にまっすぐなラブストーリー♪

様々な問題を抱える主人公たちが、不器用に・・・繊細に・・・愛を表現していく・・・

様々な問題（特に精神的なもの）については、ハッキリとは説明されない部分が多く、あくまでも誰もが持っている影として共感できるように、"苦悩する"という部分を重点的に描かれる・・・

誰もがジューンに共感し、誰もがベニーに共感する・・・

彼らは何も間違っていない・・・それは家族（兄妹）の愛と悲しき運命の悪戯が生み出したもの・・・

個の映画は、大声でメッセージを叫んでいるわけではないし、意図して問題提起をしようとした映画でもない・・・

ただただまっすぐに愛を描いただけ・・・

まっすぐに愛を描いているからこそ、様々な問題について非常に深く考えさせられる・・・

□■□■□

非常に繊細な設定を、ニュートラルな視点で非常に上手く描かれた映画っすねー！

この映画のテーマに、この設定は必ずしも必要ではないんやけど、こういう設定から逃げてては何も始まらんし、こういう映画をこういう設定で描いてこそ意味があるのかも知れないっすねー・・・

個人的満足度　７３点！　オススメ度　７５点！

ジョニー・デップは見事です。これは彼にしか出来ないでしょうと言う感じで拍手喝采物です。妹役のメアリー・スチュアートも良いし、お兄ちゃん役のアイダン・クインも、彼女役のジュリアン・ムーア（まさか出てるとは思わなかったんで、ちょっと驚きましたが）も良いです。私はハートウォーミング系のストーリーが好きなので、この映画のストーリーも好きです。こう書くとほぼ満点の映画なのですが、厄介な部分があります。

それは妹を知的障害者の設定にしてしまった事。ジョニー・デップの役もハッキリとは書かれていませんが何らかの障害を持っている様に見えます。妹がシュノーケルマスク被りながら卓球のラケット持って交通整理するシーンなどコメディタッチで笑えるのですが、笑った後に「笑い者にしていいんかい？」と思ってしまう。

監督は障害者がテーマの作品では無いと言う事で、障害に関する詳しい内容はわざとボカした様です。しかしこの兄妹の関係を書きたいだけなら妹を障害者の設定にせずとも出来た筈。「恋愛小説家」の主人公の様に「対人関係が苦手で一般社会に溶け込めない人物」と言う設定でも十分に事足りる。障害者の設定にするのなら、もっとちゃんと正面から取り組んで欲しかった。

と言う訳で上記の点が無ければ非常に好きなタイプの作品なのですが、ちょと微妙な領域に手を出してしまった為に困ったちゃんになってしまった映画です。

ジョニー・デップにあのキャラを演じさせたかったのは、凄く判りますけどね。