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ジャック・サマースビー

ジャック・サマースビーの画像・ジャケット写真

ジャック・サマースビー / リチャード・ギア

全体の平均評価点: (5点満点)

39

ジャック・サマースビー /ジョン・アミェル

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「ジャック・サマースビー」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ジェラール・ドパルデュー、ナタリー・バイ主演のフランス映画の米版リメイク。南北戦争にかりだされ何年かして妻子の元に戻ってきた主人のジャック・サマースビー。しかし顔かたちも同じだが妻はどうしても彼が本当の主人であるとは信じられないでいた……。

「ジャック・サマースビー」 の作品情報

作品情報

製作年:

1993年

製作国:

アメリカ

原題:

SOMMERSBY

「ジャック・サマースビー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全39件

かみさんは、普通わかるよねぇ・・? ネタバレ

投稿日:2007/07/10 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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"Le retour de Martin Guerre"というフランス映画のリメイクらしいですけど、オリジナルは見ていません。ぜひ、オリジナルを見てみたいですね。この作品自体は、脚本が破綻していて、不自然というか、つじつまが合いません。オリジナルは実話を元にしているというのですから、どこでどうなってしまったのでしょう?

  以下、ネタバレです。

 南北戦争が終わり、地主のジャック・サマースビー(リチャード・ギア)が帰還しますが、様子がおかしい。以前はがめつくて乱暴な男だったのに、思いやりのある優しい男に変身していたのです。
 実は本物のジャックはすでに死んでいて、まったくの別人がジャックになりすましていたのでした。(妻は、わかるだろ?普通)
 町の復興の為に私財をなげうつ夫を見て、妻のローレル(ジョディ・フォスター)は、
「昔は裕福だったけど、退屈な人生。今は、貧しいけど充実している」
と言います。ジャックが別人であることを知りながら、彼を愛してしまっていました。  ところが、本物のジャックが犯した殺人の容疑が彼にかけられてしまい、物語は佳境に入ります。
 裁判シーン(クライマックスなのだろうけど)に入るまでの演出と演技はかなり良いです。しかし残念なことに、ちっとも緊迫しない裁判シーンが映画のほぼ半分を占めています。裁判のシーンと、黒人差別のモチーフをもう少しどうにかして欲しかったですね。
 そしたら、南北戦争直後のアメリカの美しい風景の中でシリアスなドラマが進展する、というような形になって、もしかしたら名作になっていたかもしれません。リチャード・ギア、ジョディ・フォスター、横恋慕する男にビル・プルマン、裁判官にジェームズ・アール・ジョーンズと、これだけのメンバーを揃えながら、されほどの話題作でもなかったのは、そういうところでしょうか(DISCASでも、レビューが少ないですね)
 作り方によって、もっと面白く、もっと感動的にできたのではないかと思えてしまいます。実に惜しいと思います。。
 まあ、まとめれば、本物のジャックは人殺しであり、本人は既に死んでいると。
 リチャードギアはジャックに成りすまして人生をやりなおそうとした。ローレルと出会い、本当の愛を知り、今までの惨めな(?)自分と決別できそうなところ、本物のジャックが犯した人殺しの罰を背負わされるという話なのですが、エンディングがつらいです。 ハッピーエンドが好きな私としては、
「なんで?」
と思うのですが、別人ジャックは本物ジャックの(あ〜、ややこしい!)罪を受け入れ、処罰されることを選びます。別人であることがわかれば罪は免れるので、別人であることがわかっている周りの人は、なんとかしようとしますが、本人が、
「私は、ジャック・サマースビーだ」
と言いはるのです。
 裁判シーンで、ローレルが
「何故、別人だと思うのか」
と聞かれて、
「夫を、こんなに愛したことはなかったから」
というシーンでは、泣けちゃいました。
 まあ、別の意味でハッピーエンドに終わってはいたのかもしれません。
 二人の子供を立派に育てているローレル。町の復興は教会の塔の再建に象徴されており、人々の心の中では彼は善人ジャックとして生きていると言う意味では。

 観て損ではありませんから、一度観てみて!

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オリジナルを観たくなった ネタバレ

投稿日:2008/09/30 レビュアー:忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この映画でジョディ・フォスターのファンになったのをフと思い出して再鑑賞しました。二度観るといろいろアラも見えて来ますが、テーマも明確に見えて来るもので、オハナシとしてはなかなか面白い映画だと思いました。一度目でテーマ性がよく見えなかったのにはもう一つ原因があって、リチャード・ギア演ずる主人公が軽めの二枚目過ぎて(フランス版オリジナルではジェラール・ドパルデューだそうで、観てませんが絶対そちらのほうが良かっただろうと推測します)、この男の複雑な内面と外面のギャップが際立ってこなかったことにあります。
他のレビュアーの方々も指摘するとおり、元々かなり不自然な筋立てなのですが、それはこの男がSFでもオカルトでもない物語の中で「変身」「生まれ変わり」を実現する、という設定を作るためにはこの程度の不自然は目を瞑ってもらいます、という作者の意図的なメッセージなのでしょう。とにかく主人公は詐欺で脱走兵という汚辱に塗れた半生から、周囲の人々に歓迎され期待される救世主へと「生まれ変わる」。そして美しく優しい妻と素直で聡明な息子の愛と尊敬まで手に入れるのですが、型どおり幸せは長く続かず、最後に「変身前の詐欺男(ホレス)に戻って生きるか、変身後のジャックとして死刑になるか」の岐路に立たされることになります。
「今ここにいる貴方を愛しているのだから、生きて!」と訴える妻を振り切って絞首台に向かう主人公はなかなかヒロイックで、リチャード・ギアも流石に見せ所は心得て素晴らしい演技を見せますが、二度目の鑑賞だった私には「これは少し違うんじゃないか?」という疑問が湧いてしまいました。
だって完璧に(昔とは違う)ジャックを演じ切ったホレスには、既に「本当の自分」など何処にもいないことが解り過ぎるほど解ってしまっていただろうし、妻が愛する「今ここにいる自分」だって決して「本当の自分」などではないことも解っている。だから「ジャックではなく、変身したホレス」としてもう一度妻を愛し、息子を愛し、人々を救うヒーローを演じることなど決して難しくないのは百も承知だったはずだと思うのです。
彼が死を選んだ本当の理由は「本当の自分などいない」ことに気が付いてしまったからではないのか?そして「本当の自分」を探すなどという、人間だけが取り憑かれる病とは無縁の、動物や鳥たちが自分の死に場所を心得ているように、彼はあの絞首台を死に場所に選んだのではないか?だとすると、リチャード・ギアではなくジェラール・ドパルデューはどのようにあのシーンを演じたのか?ちょっと興味が湧きました。

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凛としたジョディ・フォスター ネタバレ

投稿日:2007/09/05 レビュアー:ムーミンママ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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こういう凛とした雰囲気の役柄のジョディ・フォスターはたまりませんねぇ。

偽の夫と気付きながらも、愛してしまう・・・
愛は偽りではなかったのですね、皮肉にも。

その偽の夫にリチャード・ギア。
今まで見たリチャード・ギアで一番良かったなぁ。
殺人犯として処刑されるか、夫として父として偽者であることを
認めて生きながらえるか・・・
究極の選択です。
苦悩する姿を好演しています。

あまり大きなヒットになってないようですが
私は引き込まれて見てしまいましたよ。

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何度観ても違った良さがある ネタバレ

投稿日:2008/08/08 レビュアー:黒猫と白猫

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南北戦争終結後のヴァイン・ヒルという荒廃した村に地主のジャック・サマースビー(リチャード・ギア)が数年ぶりに帰還した。喜ぶ村人たち、戸惑う妻(ジョディ・フォスター)、ほえる犬(重要!)
村の復興と夫婦の愛の物語。しかし悲しい結末が・・

一度きりで消費されてしまったり、一度も食指を動かされなかったり、その存在すら知らない映画が数多ある中で、この作品を何度も観てしまうのは何故だろう?

良い役者は揃っているが娯楽超大作でもないし、派手な演出も無く、どちらかと言えば地味な作品。ご覧になった方の中には、退屈だとかつまらないとか、そんな印象を持たれる方も多いのでは・・・

自分にとっては、何度観てもその都度違った気付きがあってとても興味深い。それは、映画の中の些細な出来事だったり、時系列をたどることによって見えてくる登場人物の心の動きだったり、或いはまた自分自身の成長(堕落?)の投影だったり・・・

死に別れてしまう悲劇的な結末に純粋に涙する時もあれば、ヒーローイズムに共感する時もあったし、人生の不条理に憤りを感じる時もあった。今回の感想は「ジャック・サマースビー本人であること」と「殺人罪は無実であること」の両方を選ぶ対策が何かなかったか・・と。いやはや、人間だんだん狡猾になって行きますな(笑)

改めて観直して「思っていたのと違う」と感じた事が2つ。
1つは、リチャード・ギアの印象が薄いと思っていた事。ジョディ・フォスターに目を奪われて気付かなかったけれど、やっぱリチャード・ギアでないと駄目でしょ(笑)他の俳優だったら、もっと食われていたか或いは悪目立ちして彼女の良さが引き出されなかったか・・
もう1つは、二人が(初めて)愛を交わすベッドシーン。上からのアングルで夫は背中しか見えない。逆に妻の顔がよく見えて、驚いてハッとする場面があったと思っていた。この時に、本当の夫でないと確信したと思っていたが・・・その場面は、初めてのベッドシーンでもなかったし、意味合いが違っていた。あらら。ベッドシーンは思っていたより多かった。

妻が「この男は本当の夫でない」と気づくのはどの場面か?偽の夫が「妻のために本当の夫になりきろう」と考えたのはどの時点か?

静かな傑作なので是非ともご覧いただきたい。

 「君の夫になれた
  それが僕のした事で唯一の誇れることなんだ」




(余談)
「キューティ・ブロンド」の法廷場面も面白い。

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かなり頑張ってぼやかそうと思ったけどやっぱりネタバレレビュー ネタバレ

投稿日:2006/12/18 レビュアー:iuiu

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大スター二人が主演している割に、なんともあっさりしたシンプルな演出。こういうストーリーで凝った演出にされると、かえって素直に感動できないので、これはよし。
物語の型としては、現状あんまり幸せじゃないところに新しい人物が来てみんなを幸せにする型ともいえるし、罪びとの贖罪型ともいえる。
リチャード・ギア主演の映画を見てあまりいいと思ったことはないんだけど、というか彼が演じる役柄で好感を抱けるものがこれまでなかったんだけど、今回は今までのなかでいちばんよかった。

主人公には究極の選択ともいうべきふたつの道があったが、彼はすこしも迷わずにひとつを選択した。むしろ周囲の人間のほうが、もう一方の道を選ばせたくて四苦八苦するが、主人公は迷わない。微動だにしない。
ローレルの夫としてのアイデンティティーを守る道。というより私には、命を懸けて妻の名誉を守る道と見えた。現代の価値観からするとあまり評価されない選択だと思うが、当時の守旧的な南部ではそれもアリなのかな〜。周囲の人は全員真実はなんなのかわかっているんだけど、それでも大義名分に意味があるのね。
気持ちは理解するけど、やっぱりもうひとつの選択肢を採ってほしかったかな。

先日「フライトプラン」を見たばかりなので、ジョディ・フォスターの若さに逆に驚いた。

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1〜 5件 / 全39件

ユーザーレビュー

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かみさんは、普通わかるよねぇ・・?

投稿日

2007/07/10

レビュアー

こんちゃん

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"Le retour de Martin Guerre"というフランス映画のリメイクらしいですけど、オリジナルは見ていません。ぜひ、オリジナルを見てみたいですね。この作品自体は、脚本が破綻していて、不自然というか、つじつまが合いません。オリジナルは実話を元にしているというのですから、どこでどうなってしまったのでしょう?

  以下、ネタバレです。

 南北戦争が終わり、地主のジャック・サマースビー(リチャード・ギア)が帰還しますが、様子がおかしい。以前はがめつくて乱暴な男だったのに、思いやりのある優しい男に変身していたのです。
 実は本物のジャックはすでに死んでいて、まったくの別人がジャックになりすましていたのでした。(妻は、わかるだろ?普通)
 町の復興の為に私財をなげうつ夫を見て、妻のローレル(ジョディ・フォスター)は、
「昔は裕福だったけど、退屈な人生。今は、貧しいけど充実している」
と言います。ジャックが別人であることを知りながら、彼を愛してしまっていました。  ところが、本物のジャックが犯した殺人の容疑が彼にかけられてしまい、物語は佳境に入ります。
 裁判シーン(クライマックスなのだろうけど)に入るまでの演出と演技はかなり良いです。しかし残念なことに、ちっとも緊迫しない裁判シーンが映画のほぼ半分を占めています。裁判のシーンと、黒人差別のモチーフをもう少しどうにかして欲しかったですね。
 そしたら、南北戦争直後のアメリカの美しい風景の中でシリアスなドラマが進展する、というような形になって、もしかしたら名作になっていたかもしれません。リチャード・ギア、ジョディ・フォスター、横恋慕する男にビル・プルマン、裁判官にジェームズ・アール・ジョーンズと、これだけのメンバーを揃えながら、されほどの話題作でもなかったのは、そういうところでしょうか(DISCASでも、レビューが少ないですね)
 作り方によって、もっと面白く、もっと感動的にできたのではないかと思えてしまいます。実に惜しいと思います。。
 まあ、まとめれば、本物のジャックは人殺しであり、本人は既に死んでいると。
 リチャードギアはジャックに成りすまして人生をやりなおそうとした。ローレルと出会い、本当の愛を知り、今までの惨めな(?)自分と決別できそうなところ、本物のジャックが犯した人殺しの罰を背負わされるという話なのですが、エンディングがつらいです。 ハッピーエンドが好きな私としては、
「なんで?」
と思うのですが、別人ジャックは本物ジャックの(あ〜、ややこしい!)罪を受け入れ、処罰されることを選びます。別人であることがわかれば罪は免れるので、別人であることがわかっている周りの人は、なんとかしようとしますが、本人が、
「私は、ジャック・サマースビーだ」
と言いはるのです。
 裁判シーンで、ローレルが
「何故、別人だと思うのか」
と聞かれて、
「夫を、こんなに愛したことはなかったから」
というシーンでは、泣けちゃいました。
 まあ、別の意味でハッピーエンドに終わってはいたのかもしれません。
 二人の子供を立派に育てているローレル。町の復興は教会の塔の再建に象徴されており、人々の心の中では彼は善人ジャックとして生きていると言う意味では。

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オリジナルを観たくなった

投稿日

2008/09/30

レビュアー

忙中有閑

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この映画でジョディ・フォスターのファンになったのをフと思い出して再鑑賞しました。二度観るといろいろアラも見えて来ますが、テーマも明確に見えて来るもので、オハナシとしてはなかなか面白い映画だと思いました。一度目でテーマ性がよく見えなかったのにはもう一つ原因があって、リチャード・ギア演ずる主人公が軽めの二枚目過ぎて(フランス版オリジナルではジェラール・ドパルデューだそうで、観てませんが絶対そちらのほうが良かっただろうと推測します)、この男の複雑な内面と外面のギャップが際立ってこなかったことにあります。
他のレビュアーの方々も指摘するとおり、元々かなり不自然な筋立てなのですが、それはこの男がSFでもオカルトでもない物語の中で「変身」「生まれ変わり」を実現する、という設定を作るためにはこの程度の不自然は目を瞑ってもらいます、という作者の意図的なメッセージなのでしょう。とにかく主人公は詐欺で脱走兵という汚辱に塗れた半生から、周囲の人々に歓迎され期待される救世主へと「生まれ変わる」。そして美しく優しい妻と素直で聡明な息子の愛と尊敬まで手に入れるのですが、型どおり幸せは長く続かず、最後に「変身前の詐欺男(ホレス)に戻って生きるか、変身後のジャックとして死刑になるか」の岐路に立たされることになります。
「今ここにいる貴方を愛しているのだから、生きて!」と訴える妻を振り切って絞首台に向かう主人公はなかなかヒロイックで、リチャード・ギアも流石に見せ所は心得て素晴らしい演技を見せますが、二度目の鑑賞だった私には「これは少し違うんじゃないか?」という疑問が湧いてしまいました。
だって完璧に(昔とは違う)ジャックを演じ切ったホレスには、既に「本当の自分」など何処にもいないことが解り過ぎるほど解ってしまっていただろうし、妻が愛する「今ここにいる自分」だって決して「本当の自分」などではないことも解っている。だから「ジャックではなく、変身したホレス」としてもう一度妻を愛し、息子を愛し、人々を救うヒーローを演じることなど決して難しくないのは百も承知だったはずだと思うのです。
彼が死を選んだ本当の理由は「本当の自分などいない」ことに気が付いてしまったからではないのか?そして「本当の自分」を探すなどという、人間だけが取り憑かれる病とは無縁の、動物や鳥たちが自分の死に場所を心得ているように、彼はあの絞首台を死に場所に選んだのではないか?だとすると、リチャード・ギアではなくジェラール・ドパルデューはどのようにあのシーンを演じたのか?ちょっと興味が湧きました。

凛としたジョディ・フォスター

投稿日

2007/09/05

レビュアー

ムーミンママ

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こういう凛とした雰囲気の役柄のジョディ・フォスターはたまりませんねぇ。

偽の夫と気付きながらも、愛してしまう・・・
愛は偽りではなかったのですね、皮肉にも。

その偽の夫にリチャード・ギア。
今まで見たリチャード・ギアで一番良かったなぁ。
殺人犯として処刑されるか、夫として父として偽者であることを
認めて生きながらえるか・・・
究極の選択です。
苦悩する姿を好演しています。

あまり大きなヒットになってないようですが
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2008/08/08

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一度きりで消費されてしまったり、一度も食指を動かされなかったり、その存在すら知らない映画が数多ある中で、この作品を何度も観てしまうのは何故だろう?

良い役者は揃っているが娯楽超大作でもないし、派手な演出も無く、どちらかと言えば地味な作品。ご覧になった方の中には、退屈だとかつまらないとか、そんな印象を持たれる方も多いのでは・・・

自分にとっては、何度観てもその都度違った気付きがあってとても興味深い。それは、映画の中の些細な出来事だったり、時系列をたどることによって見えてくる登場人物の心の動きだったり、或いはまた自分自身の成長(堕落?)の投影だったり・・・

死に別れてしまう悲劇的な結末に純粋に涙する時もあれば、ヒーローイズムに共感する時もあったし、人生の不条理に憤りを感じる時もあった。今回の感想は「ジャック・サマースビー本人であること」と「殺人罪は無実であること」の両方を選ぶ対策が何かなかったか・・と。いやはや、人間だんだん狡猾になって行きますな(笑)

改めて観直して「思っていたのと違う」と感じた事が2つ。
1つは、リチャード・ギアの印象が薄いと思っていた事。ジョディ・フォスターに目を奪われて気付かなかったけれど、やっぱリチャード・ギアでないと駄目でしょ(笑)他の俳優だったら、もっと食われていたか或いは悪目立ちして彼女の良さが引き出されなかったか・・
もう1つは、二人が(初めて)愛を交わすベッドシーン。上からのアングルで夫は背中しか見えない。逆に妻の顔がよく見えて、驚いてハッとする場面があったと思っていた。この時に、本当の夫でないと確信したと思っていたが・・・その場面は、初めてのベッドシーンでもなかったし、意味合いが違っていた。あらら。ベッドシーンは思っていたより多かった。

妻が「この男は本当の夫でない」と気づくのはどの場面か?偽の夫が「妻のために本当の夫になりきろう」と考えたのはどの時点か?

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2006/12/18

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大スター二人が主演している割に、なんともあっさりしたシンプルな演出。こういうストーリーで凝った演出にされると、かえって素直に感動できないので、これはよし。
物語の型としては、現状あんまり幸せじゃないところに新しい人物が来てみんなを幸せにする型ともいえるし、罪びとの贖罪型ともいえる。
リチャード・ギア主演の映画を見てあまりいいと思ったことはないんだけど、というか彼が演じる役柄で好感を抱けるものがこれまでなかったんだけど、今回は今までのなかでいちばんよかった。

主人公には究極の選択ともいうべきふたつの道があったが、彼はすこしも迷わずにひとつを選択した。むしろ周囲の人間のほうが、もう一方の道を選ばせたくて四苦八苦するが、主人公は迷わない。微動だにしない。
ローレルの夫としてのアイデンティティーを守る道。というより私には、命を懸けて妻の名誉を守る道と見えた。現代の価値観からするとあまり評価されない選択だと思うが、当時の守旧的な南部ではそれもアリなのかな〜。周囲の人は全員真実はなんなのかわかっているんだけど、それでも大義名分に意味があるのね。
気持ちは理解するけど、やっぱりもうひとつの選択肢を採ってほしかったかな。

先日「フライトプラン」を見たばかりなので、ジョディ・フォスターの若さに逆に驚いた。

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