スリープウォーカーズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

正直、内容も知らず、全く期待してなかったせいか、
なかなかのホラーでした。

ネコ、保安官、墓地、そして・・・カメオ出演が好きなキング氏ｗ

人間の顔から、徐々に化け物顔に変わって行くシーン
たいてい物凄いちゃっちいかったりするのに、本作は意外にも、
きっちり見せて、なかなかの仕上がり。
キング氏作品では良く出来てる方では無いでしょうか？

あ、因みにキング氏は墓地の管理人役です。

鑑賞時間も89分と短め。お手頃ホラーですよ。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　pokorou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

冒頭に猫ちゃんたちの死体がぶら下がっているシーンがあります。猫好きな方はゾッとして観るのをやめるかも知れませんが、ここは我慢して下さい。
この映画では猫ちゃんたちが大活躍します！！なかでもクロビスと言う名の猫ちゃんがカッコカワイイです！！
因みに、ヒロインは高校生のタニア（メッチェン・エイミック）です。

舞台はインディアナ州の田舎町。数日前、高校生のチャールズと母親が引っ越して来たらしい。なぜか、家の周りにはおおぜいの猫がたむろしています。
2人とも猫が嫌いなのか恐いのか、罠をかけてカーテンの隙間から覗いています。母子にしては、仲が良過ぎるのはなぜ？！近親相姦？！か・顔が変貌する？！
チャールズが一目惚れしたのはクラスメートのタニアです。タニアもチャールズに好感を持っているので、デートの約束をします。
でも、実はチャールズが彼女に近づく本当の怖ろしい理由があるのです。母親には、時間が無いらしい・・・。
担任の先生が、チャールズの素行に不審を感じ問い詰めたところ殺されてしまった。その後、殺人事件を追う愛猫クロビスの飼い主である警察官が・・・。
チャールズと母親は一体何者なのか・・・。そしてタニアの運命は・・・。

★まず、この作品の見所は、おおぜいのカッコカワイイ猫ちゃんたちです。最初から最後までずーーーと登場しています。
そして、ヒロインのタニア役には「ツイン・ピークス」のメッチェン・エイミック。美人ですねぇ〜。
チャールズ役のブライアン・クラウスもなかなか素敵なイケメンでした。でも、豹変するとス・スゴイんですw
そして、なんといっても、原作者で脚本家のスティーヴン・キングとクライブ・バーカーが出演しているのがなんか面白かったです。
ちょっとユルイ感じのホラーなので物足りない方もいらっしゃるかも知れませんが、私はこんな感じのホラーが一番好きです♪　
おススメいたしますd(゜-^*)

DISCASイントロには、
”中西部の田舎町に移り住んできた吸精鬼スリープウォーカーの母子”
と記されています。

”吸血鬼”と誤認してしまいましたが、
人間と猫の血を引く化け物のようで
美男美女に姿を変えることができ
その正体に気付けるのは猫だけらしい。

そして、生きていくには処女のエネルギーが必要、
猫の血が入っているわりに情に深く
親子愛はすさまじい。

ヘンテコな設定が多いですが、
スティーブン・キングさん入魂の脚本で
相性の良いミック・ギャリスさんが監督をされており、
ライトなノリとノリノリのカメオ出演の嵐、
軽〜い命による死体の山々、
猫ちゃんの恐るべきパワー！等々みどころ（←ツッコミ？）多し！

アリス・クリーグの名に惹かれて借りてみた。
彼女といえば、私の中では「スタートレック」シリーズのボーグクィーン役のイメージが強い。コテコテのメイクで作った人間と機械のハイブリットだ。
彼女は不敵な笑みを浮かべる表情が抜群で、悪女役にはうってつけの女優。ここでも、憎たらしい嫌な女がよくハマっている。

さて、このネコ科型怪人はどうかね。「仮面ライダー」に出てくるショッカーの怪人をもっと気味悪くした感じだな。
その正体を冒頭で解説してしまい、モチーフとなっている史料、たとえばエジプト神話のバステト神やヒエログリフなども先に紹介してしまって、怪人親子の行状もすぐわかる。ならば、なにか他にＳ・キングが伝えたいテーマがあると思ったが、どうもよくわからない。単純に青春パニックホラーなのかな。
一つ前面に押し出されているのは、情欲に溺れた怪人親子の歪んだ偏愛だ。もっとも、近親相姦は古代社会では珍しくないし、近世まで王侯貴族は血統にこだわって近親交配が続けられていた。教科書に書かれる人類の表層史の裏には、実はこうした人間の歪んだ異様な態様が隠されている。鏡に映った交歓する怪人親子の気味悪い姿態は、そうした人間のイメージなのかもしれない。

これ、もう少し凝ったシニアバージョンとしてリメイクできないかな。
学校の先生の追及などもっと掘り下げてほしかったし、Ｓ・キングの趣向なのか、主婦が墓石の拓本をやってたり、その娘が墓石の写真を撮りに行くなんて不自然だ。なんでデートが墓場なの？こうしたところを改変した、もっとリアルな「スリープウォーカーズ」を観てみたい。
ところで、怪人の完全変態の顔がＳ・キングの顔に似ていると感じるのは俺だけか。

観だしてびっくり。
えっ、メッチェン・エイミック?
しかも女子高生役って、無理無理でしょう……と。
が良ーく観ると若い（これiPhoneで観たので、最初よく分かりませんでした）。
あとで確認したら1992年って、そうかあの頃か。
それにしてもツイン・ピークスじゃ人妻役だったから、けっこう無理な感じは否めず。

さて、作品はというと、まあ、懐かしいB級っぽさがぷんぷん。
テレビの〜曜洋画劇場とか〜曜ロードショーとかにぴったりな感じ。
それほどエグいシーン（変身後の醜さはなかなかですが）もなく、予定調和の中ねラストまで行きます。
猫が天敵、っていうのがなければ、終わらなそうではありましたが。
また、よくこれまで隠れおうせたな、と思うくらい詰めの甘い感じではありました。
いずれにせよ、DISCASで観るほどの（予約入れておくほどの）作品じゃなかったですね。
腹がたつほどつまらないワケじゃあありませんが。

ま、個人的にはメッチェン・エイミックの若かりし頃が観れて、ちょっと懐かしかったです。
それで良しとするか。