こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
アメリカ上院議員選挙に立候補した人気歌手“ボブ・ロバーツ”の姿を、ドキュメンタリーの形式を借りて描いたユニークな作品。アメリカ上院議員選挙に立候補したボブは、その人気と豊富な資金力をバックに選挙戦の台風の眼となる。表のクリーンなイメージの一方で、当選するためには手段を選ばない側面も。その結果、ボブは選挙戦を有利に進めるが……。
製作年: |
1992年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
BOB ROBERTS |
監督: |
ティム・ロビンス |
---|---|
製作: |
フォレスト・マーレイ 、 フォレスト・マーレイ |
製作総指揮: |
ポール・ウェブスター 、 ティム・ビーヴァン 、 ロンナ・B・ウォーレス 、 ポール・ウェブスター 、 ティム・ビーヴァン |
出演: |
ティム・ロビンス 、 ジャンカルロ・エスポジート 、 ゴア・ヴィダル 、 レイ・ワイズ 、 アラン・リックマン 、 ジョン・キューザック 、 ブライアン・マレイ 、 ハリー・レニックス 、 ピーター・ギャラガー |
脚本: |
ティム・ロビンス |
---|---|
撮影: |
ジャン・レピーヌ 、 ジャン・ルピーヌ |
音楽: |
デヴィッド・ロビンス 、 デヴィッド・ロビンス |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日本語英語スペイン語 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
UNRD10279 | 2007年03月30日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
104分
字幕:
日本語英語スペイン語
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
UNRD10279
レンタル開始日:
2007年03月30日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日本語英語スペイン語 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
UNRD10279 | 2007年03月30日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
104分
字幕:
日本語英語スペイン語
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
UNRD10279
レンタル開始日:
2007年03月30日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
1〜 4件 / 全4件
ロキュの69日連続レビュー V 第26日
濁音で始まる題名の映画レビュー 「 ボ 」
( ネタばれあり)
1992年公開のティム・ロビンスの初監督作品。
ティム・ロビンスは当時スーザン・サランドンがパートナーでしたが、二人は反戦や人権問題などで積極的な活動を行い、ハリウッドのリベラル最左派と見なされていました。
たとえば、反カストロからキューバ批判には熱心な保守派がハイチ難民には無関心なことに抗議して、アカデミー賞授賞式では好まれない政治的発言をしたこともあります。
二人とも死刑反対論者で監督第2作『 デッドマン・ウォーキング 』では死刑問題を取り上げ、スーザンはアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
本作は、過激な発言で大衆を扇動してのし上がっていく極右の政治家を描いたもので、四半世紀のちのアメリカ史上最悪の現行大統領の出現を予言したような内容になっています。
ボブ・ロバーツはリベラルである親たちの世代を過激に攻撃する歌を歌って、極右のシンボルとなり、白人の保守層から熱烈に支持されます。
テレビのキャスターたちはとまどい、「 Excuse Me ? ( 何ですって )」と聞き返しますが、彼の発言を止めることはできません。
ドキュメンタリー「 ドント・ルック・バック 」のパロディなど 完全にボブ・ディランが極右になったような歌唱スタイルであり、彼の支持者たちは「 ウィー・シャル・オーバーカム 」を歌いながらデモを行います。 ( その一人を演じるのがジャック・ブラックで本作が映画初出演となります。 )
実際80年代のレーガン時代からキリスト教保守派が台頭してきて、60,年代のリベラルな変革を否定する流れが出てきました。 スティーブン・キングが「 デッド。ゾーン 」で書いたように、それは不気味な影をアメリカ社会に投げかけていました。
公開の1992年は大統領選挙の年で、既成政治への反発から第三極のロス・ペローが一定の支持を集めました。 ロス暴動の後で、アメリカは揺れていたのですね。
本作には多様なキャストが出演してます。
アラン・リックマン( 出資も )、デヴィッド・ストラザーン、ヘレン・ハント、ピーター・ギャラガー、ジェームズ・スベイダー、ボブ・バラバン、ジョン・キューザック、ボブ・バラバン、フレッド・ウォードらで、出演することがデモンストレーション参加となっている政治的エンターテインメント作品です。
理想とか良識は退屈なタテマエとなり、暴言はウケるし、ホンネに思える。
だがそれで成り立った政治は、社会に荒廃をもたらす。
無知と暴力がはびこる衆愚政治を予言したようで、最初おもしろうてやがて暗澹たる思いがしました。
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
ドキュメンタリー調で描かれていて、ちょっと狙っているなぁ、とか思ったんですが、意外と「あれ?これ、ほんまにあったこととちゃうん?」と錯覚してしまうような出来でなかなか面白かったです。
歌手だから反体制なんかと思ったら、バリバリの保守で、その歌も結構うまく出来ていて、これやったら、うまいことやったらほんまに受かりそうな感じ。そこに、汚い部分も出てきて、最後の方は、ダメな政治家のいかにもって感じの展開で・・・うまい!!
でもまぁ、観ている方が最後、スッキリして終わるのが映画なんですが、これはそうではなく、逆に「そういうもんなのかな。」と思わせて終わらせているところがなかなかです。ただまぁ、人に薦められるかってなるとちょっと難しいかな。
このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています
アメリカの一番アメリカらしい「いやらしさ」や「バカ」さを、冷笑しながら見る感じ。
ティム・ロビンスが、監督・主演です。
アメリカの選挙(政治)パフォーマンスに、茶番劇感が否めない人には「実際もこんなものだよね」と思えます。
感銘・感動・社会への問題提起などとは遠い作品ですが、でも、それなりに見られるかな?
ヘレン・ハントやスーザン・サランドロンなどが、ちょっい役で出演していたり、なにより、あまりにも若いジャック・ブラックが既にキャラを際立たせて出てているのが見物かも。
このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています
1〜 4件 / 全4件
ボブ★ロバーツ
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:4件
投稿日
2020/07/04
レビュアー
ロキュータスロキュの69日連続レビュー V 第26日
濁音で始まる題名の映画レビュー 「 ボ 」
( ネタばれあり)
1992年公開のティム・ロビンスの初監督作品。
ティム・ロビンスは当時スーザン・サランドンがパートナーでしたが、二人は反戦や人権問題などで積極的な活動を行い、ハリウッドのリベラル最左派と見なされていました。
たとえば、反カストロからキューバ批判には熱心な保守派がハイチ難民には無関心なことに抗議して、アカデミー賞授賞式では好まれない政治的発言をしたこともあります。
二人とも死刑反対論者で監督第2作『 デッドマン・ウォーキング 』では死刑問題を取り上げ、スーザンはアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
本作は、過激な発言で大衆を扇動してのし上がっていく極右の政治家を描いたもので、四半世紀のちのアメリカ史上最悪の現行大統領の出現を予言したような内容になっています。
ボブ・ロバーツはリベラルである親たちの世代を過激に攻撃する歌を歌って、極右のシンボルとなり、白人の保守層から熱烈に支持されます。
テレビのキャスターたちはとまどい、「 Excuse Me ? ( 何ですって )」と聞き返しますが、彼の発言を止めることはできません。
ドキュメンタリー「 ドント・ルック・バック 」のパロディなど 完全にボブ・ディランが極右になったような歌唱スタイルであり、彼の支持者たちは「 ウィー・シャル・オーバーカム 」を歌いながらデモを行います。 ( その一人を演じるのがジャック・ブラックで本作が映画初出演となります。 )
実際80年代のレーガン時代からキリスト教保守派が台頭してきて、60,年代のリベラルな変革を否定する流れが出てきました。 スティーブン・キングが「 デッド。ゾーン 」で書いたように、それは不気味な影をアメリカ社会に投げかけていました。
公開の1992年は大統領選挙の年で、既成政治への反発から第三極のロス・ペローが一定の支持を集めました。 ロス暴動の後で、アメリカは揺れていたのですね。
本作には多様なキャストが出演してます。
アラン・リックマン( 出資も )、デヴィッド・ストラザーン、ヘレン・ハント、ピーター・ギャラガー、ジェームズ・スベイダー、ボブ・バラバン、ジョン・キューザック、ボブ・バラバン、フレッド・ウォードらで、出演することがデモンストレーション参加となっている政治的エンターテインメント作品です。
理想とか良識は退屈なタテマエとなり、暴言はウケるし、ホンネに思える。
だがそれで成り立った政治は、社会に荒廃をもたらす。
無知と暴力がはびこる衆愚政治を予言したようで、最初おもしろうてやがて暗澹たる思いがしました。
投稿日
2015/03/05
レビュアー
Yoheyドキュメンタリー調で描かれていて、ちょっと狙っているなぁ、とか思ったんですが、意外と「あれ?これ、ほんまにあったこととちゃうん?」と錯覚してしまうような出来でなかなか面白かったです。
歌手だから反体制なんかと思ったら、バリバリの保守で、その歌も結構うまく出来ていて、これやったら、うまいことやったらほんまに受かりそうな感じ。そこに、汚い部分も出てきて、最後の方は、ダメな政治家のいかにもって感じの展開で・・・うまい!!
でもまぁ、観ている方が最後、スッキリして終わるのが映画なんですが、これはそうではなく、逆に「そういうもんなのかな。」と思わせて終わらせているところがなかなかです。ただまぁ、人に薦められるかってなるとちょっと難しいかな。
投稿日
2008/03/17
レビュアー
YenYenアメリカの一番アメリカらしい「いやらしさ」や「バカ」さを、冷笑しながら見る感じ。
ティム・ロビンスが、監督・主演です。
アメリカの選挙(政治)パフォーマンスに、茶番劇感が否めない人には「実際もこんなものだよね」と思えます。
感銘・感動・社会への問題提起などとは遠い作品ですが、でも、それなりに見られるかな?
ヘレン・ハントやスーザン・サランドロンなどが、ちょっい役で出演していたり、なにより、あまりにも若いジャック・ブラックが既にキャラを際立たせて出てているのが見物かも。
1〜 4件 / 全4件