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「男はつらいよ」シリーズの第45作目。東京で就職をした泉は、週末になると満男の家に遊びに来ていた。ある日、友人の結婚式のために宮崎へ向った泉は、そこで寅次郎と遭遇。しかし、久々の再会を喜ぶのも束の間であり…。
「男はつらいよ」シリーズの第45作目。東京で就職をした泉は、週末になると満男の家に遊びに来ていた。ある日、友人の結婚式のために宮崎へ向った泉は、そこで寅次郎と遭遇。しかし、久々の再会を喜ぶのも束の間であり…。
製作年: |
1992年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
「男はつらいよ」シリーズの第45作目。東京で就職をした泉は、週末になると満男の家に遊びに来ていた。ある日、友人の結婚式のために宮崎へ向った泉は、そこで寅次郎と遭遇。しかし、久々の再会を喜ぶのも束の間であり…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9545 | 2004年12月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 1人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第45弾がデジタルリマスター版で復活。東京での就職を決め、満男との交際も順調に進展していた泉はある日、友人の結婚式のために向った宮崎で寅次郎と遭遇。しかし久々の再会を喜ぶのも束の間で…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8545 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
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今回も満男の成長を描く青春ドラマですね。第42作「ぼくの伯父さん」以来、満男を通して寅の生き様を描くようになり、まさにシリーズを総決算するような泉(後藤久美子)シリーズだと思います。「ぼくの伯父さん」は総決算への大いなるプロローグで、続く第43作「寅次郎の休日」が『幸せとは?』と問いかけ、漠然とした回答を見せる作品。第44作、そしてこの第45作がそれと呼応する作品で、そのことがシリーズで描いてきた寅という人間を浮き彫りにする事じゃないかと思います。またそれは、喜劇の裏に隠れがちであったシリーズを通してのテーマに、改めてスポットを当てることでもあると思います。
100%完成された人間なんて、もはや人間ではなくて超人なんですよね。誰しもが弱いところを持ち、それを補い合うために寄りかかって生きているのが家族でもあり、結婚という家族の最小単位じゃないかと思います。寅も「堅気になれない」「経済的に自立していない」などの未完成な部分を持ってはいても、「人に希望を与え」「人が生きるために必要な"夢"を与える」存在だと思います。それぞれが弱く寄りかかって生きてはいても、それぞれにお互いを必要とするために自立しているのが人間じゃないでしょうかね。
また寅の場合は、経済的に自立していないという弱点が結婚という形に収まることで、お互いを助け合う事とは考えられず、自ら身を引いてしまうのが寅の失恋の一つのパターンだと思います。
満男が言うように「寅は面白くて楽しいけれど、底が浅いから飽きてしまう。それを寅自身が知っているから身を引く」。当たらずしも遠からずだと思いますが、「飽きられる」のは確かに飽きられても、飽きられる理由は"夢"だけでは決して人間は生きていけないからだと思いますね。寅にとって恵まれた"幸せ"が存在するとらやにおいても、現在のままの寅が永遠にそこに居続けることは、決してとらやの人々の幸せに繋がらず、また寅にとっても幸せではありません。一時的な"夢"を与える存在であるからこそ寅の存在は価値があり、だからこそとらやの人々とも別れる時になって、お互いの存在理由が際立つんじゃないでしょうか。
今回のマドンナ・蝶子(風吹ジュン)は「夫婦善哉」の蝶子からの引用でしょうし、職は髪結いという男が甘んじやすい設定です。寅が「髪結いの亭主」に収まり経済的に甘んじることが、寅にとっても蝶子にとっても幸せではない恋愛であることを寅は知っていたのだと思います。『さっきお礼がどうのこうの言うちょったけど、そんなもんはいらんよ。あんたたちが来ただけで、私はそれなりに楽しかったんだから。』と、蝶子が別れ際の車の中で言うように、Give & Takeで、一時的には確かに幸せをもたらしても、それが少なくとも寅にとっては、結婚という形で継続できる幸せではなかったんですよね。
まだ親がかりの満男にとっては、そのあたりの感覚的な理解が不足していたんじゃないかと思います。「結婚」という恋愛の一つの終着点が"夢"としてあっても、それを支える"現実"が存在しないことが満男の失恋へと繋がっていきます。
別れの舞台は、第43作「寅次郎の休日」と同様の新幹線の閉まるドアです。以前は発車間際に飛び乗ることが泉を支えることであったのに対して、今回は満男は飛び乗ることが出来ません。飛び乗れるための自分を作ることが、満男に科せられた泉を支えるための部分なんですよね。閉まるドアの向こうで泉が最後に何と言ったのかが朧気に見えるのですが、現在の満男に取っては如何ともしがたい切ない別れだと思います。
そんな満男も前作以上により寅を理解し、寅の失恋を誰にも話さないようになってきています。彼にとっては今自分が出来ることをやるしかないわけですが、そんな中でも寅を理解することによって徐々に自立してきているんですよね。「経済的に自立していない」ということが、現在の満男と寅をイコールで結び付ける面だと思います。満男が寅に出来ない結婚をするためにはその面で寅を越えるしかなく、満男にとっての幸せが泉と結ばれることならば避けては通れない道でしょうし、また同時に寅にとっての幸せが結婚にはないことを印象づける本作ではなかったかと思います。
「髪結いの亭主」(パトリス・ルコント、1990年)も引用して、足にまつわる性的な面を使用したりもしている本作ですが、満男と泉の別れを感動的に描写するには、もうちょっと二人の間にドラマが欲しいところですね。満男と泉、寅と蝶子、竜介(永瀬正敏)と婚約者、と鏡鏡で映し込む要素が多くて、ダイナミックなドラマ展開が薄れてしまっているのが惜しまれます。
60点。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅次郎から満男に話が移り変わってきたのが、
この辺りからでしょうか。
山田監督からしてみれば、渥美清さんから満男にシフトすることが出来れば・・・と思っていたのか。
寅次郎は宮崎で床屋を経営している風吹ジュン演ずるところの
蝶子に恋をする。
蝶子も寂しい生活を寅次郎に救って貰いたいと思っている。
結ばれてもおかしくない状況なのだが今回も、自分から破談に。
男はつらいよ〜w
一方、満男も泉(後藤久美子)との愛に不安を抱いている。
なかなか上手くいかない。
この描き方はとても切ないが、山田監督には青春の甘酸っぱい表現がもはや「遠い過去」になってしまっているのだろうか。
どうしても「北の国から」のイメージがぬぐいきれない。
思い切って書いてしまえば、パクリのような描き方だ。
「北の国から」は尾崎豊の曲を・・・。
こちらは・・・えーと誰だったっけ、「こわれかけのラジオ」歌った・・・(物忘れが激しくなってきましたw)その彼の曲をバックにしている点が、どうもパクっているようにしか見えません。
まあ、良い映画なんですが。
日本の女優さんで今、ベスト3にはいる好きな女優さんの
風吹ジュンさんの演技が艶っぽくて、良かったなぁ。
私の好きな女優ランキングはよく変わるのですがw
今のところ(2007/11/24)
1位原田美枝子
2位美保純
3位風吹ジュン
ですね。あー良い年頃の女優ですねw89点
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ユーザーレビュー:9件
投稿日
2007/12/18
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
今回も満男の成長を描く青春ドラマですね。第42作「ぼくの伯父さん」以来、満男を通して寅の生き様を描くようになり、まさにシリーズを総決算するような泉(後藤久美子)シリーズだと思います。「ぼくの伯父さん」は総決算への大いなるプロローグで、続く第43作「寅次郎の休日」が『幸せとは?』と問いかけ、漠然とした回答を見せる作品。第44作、そしてこの第45作がそれと呼応する作品で、そのことがシリーズで描いてきた寅という人間を浮き彫りにする事じゃないかと思います。またそれは、喜劇の裏に隠れがちであったシリーズを通してのテーマに、改めてスポットを当てることでもあると思います。
100%完成された人間なんて、もはや人間ではなくて超人なんですよね。誰しもが弱いところを持ち、それを補い合うために寄りかかって生きているのが家族でもあり、結婚という家族の最小単位じゃないかと思います。寅も「堅気になれない」「経済的に自立していない」などの未完成な部分を持ってはいても、「人に希望を与え」「人が生きるために必要な"夢"を与える」存在だと思います。それぞれが弱く寄りかかって生きてはいても、それぞれにお互いを必要とするために自立しているのが人間じゃないでしょうかね。
また寅の場合は、経済的に自立していないという弱点が結婚という形に収まることで、お互いを助け合う事とは考えられず、自ら身を引いてしまうのが寅の失恋の一つのパターンだと思います。
満男が言うように「寅は面白くて楽しいけれど、底が浅いから飽きてしまう。それを寅自身が知っているから身を引く」。当たらずしも遠からずだと思いますが、「飽きられる」のは確かに飽きられても、飽きられる理由は"夢"だけでは決して人間は生きていけないからだと思いますね。寅にとって恵まれた"幸せ"が存在するとらやにおいても、現在のままの寅が永遠にそこに居続けることは、決してとらやの人々の幸せに繋がらず、また寅にとっても幸せではありません。一時的な"夢"を与える存在であるからこそ寅の存在は価値があり、だからこそとらやの人々とも別れる時になって、お互いの存在理由が際立つんじゃないでしょうか。
今回のマドンナ・蝶子(風吹ジュン)は「夫婦善哉」の蝶子からの引用でしょうし、職は髪結いという男が甘んじやすい設定です。寅が「髪結いの亭主」に収まり経済的に甘んじることが、寅にとっても蝶子にとっても幸せではない恋愛であることを寅は知っていたのだと思います。『さっきお礼がどうのこうの言うちょったけど、そんなもんはいらんよ。あんたたちが来ただけで、私はそれなりに楽しかったんだから。』と、蝶子が別れ際の車の中で言うように、Give & Takeで、一時的には確かに幸せをもたらしても、それが少なくとも寅にとっては、結婚という形で継続できる幸せではなかったんですよね。
まだ親がかりの満男にとっては、そのあたりの感覚的な理解が不足していたんじゃないかと思います。「結婚」という恋愛の一つの終着点が"夢"としてあっても、それを支える"現実"が存在しないことが満男の失恋へと繋がっていきます。
別れの舞台は、第43作「寅次郎の休日」と同様の新幹線の閉まるドアです。以前は発車間際に飛び乗ることが泉を支えることであったのに対して、今回は満男は飛び乗ることが出来ません。飛び乗れるための自分を作ることが、満男に科せられた泉を支えるための部分なんですよね。閉まるドアの向こうで泉が最後に何と言ったのかが朧気に見えるのですが、現在の満男に取っては如何ともしがたい切ない別れだと思います。
そんな満男も前作以上により寅を理解し、寅の失恋を誰にも話さないようになってきています。彼にとっては今自分が出来ることをやるしかないわけですが、そんな中でも寅を理解することによって徐々に自立してきているんですよね。「経済的に自立していない」ということが、現在の満男と寅をイコールで結び付ける面だと思います。満男が寅に出来ない結婚をするためにはその面で寅を越えるしかなく、満男にとっての幸せが泉と結ばれることならば避けては通れない道でしょうし、また同時に寅にとっての幸せが結婚にはないことを印象づける本作ではなかったかと思います。
「髪結いの亭主」(パトリス・ルコント、1990年)も引用して、足にまつわる性的な面を使用したりもしている本作ですが、満男と泉の別れを感動的に描写するには、もうちょっと二人の間にドラマが欲しいところですね。満男と泉、寅と蝶子、竜介(永瀬正敏)と婚約者、と鏡鏡で映し込む要素が多くて、ダイナミックなドラマ展開が薄れてしまっているのが惜しまれます。
60点。
投稿日
2007/11/24
レビュアー
ホワイト※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅次郎から満男に話が移り変わってきたのが、
この辺りからでしょうか。
山田監督からしてみれば、渥美清さんから満男にシフトすることが出来れば・・・と思っていたのか。
寅次郎は宮崎で床屋を経営している風吹ジュン演ずるところの
蝶子に恋をする。
蝶子も寂しい生活を寅次郎に救って貰いたいと思っている。
結ばれてもおかしくない状況なのだが今回も、自分から破談に。
男はつらいよ〜w
一方、満男も泉(後藤久美子)との愛に不安を抱いている。
なかなか上手くいかない。
この描き方はとても切ないが、山田監督には青春の甘酸っぱい表現がもはや「遠い過去」になってしまっているのだろうか。
どうしても「北の国から」のイメージがぬぐいきれない。
思い切って書いてしまえば、パクリのような描き方だ。
「北の国から」は尾崎豊の曲を・・・。
こちらは・・・えーと誰だったっけ、「こわれかけのラジオ」歌った・・・(物忘れが激しくなってきましたw)その彼の曲をバックにしている点が、どうもパクっているようにしか見えません。
まあ、良い映画なんですが。
日本の女優さんで今、ベスト3にはいる好きな女優さんの
風吹ジュンさんの演技が艶っぽくて、良かったなぁ。
私の好きな女優ランキングはよく変わるのですがw
今のところ(2007/11/24)
1位原田美枝子
2位美保純
3位風吹ジュン
ですね。あー良い年頃の女優ですねw89点
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男はつらいよ 寅次郎の青春 【第45作】