パッセンジャー５７

突っ込みどころが多いですが、テンポ良いストーリー展開とスナイプスのかっこいいアクションで、そういうアラは忘れてしまいます。大作ではないですが、楽しんで見れました。借りて損はない作品です。

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悪い意味ではありませんが、ごく普通の何のひねりもないオーソドックスなハイジャック映画です。でもだれることなく最後まで見られますから、けっこう秀作なのかもしれません。題名からして、なかなか素性をあかさないで、ひそかに敵をやっつけていくのかとおもいきや、すぐに自分の存在も身分も明かしてしまいます。
　また途中で飛行機をおりてしまい、あれあれ、ハイジャックの映画じゃないのかいとつっこみたくなるくらい。
まあ、でもこういうごく普通に楽しめる映画がなんだか最近すくないようで。みんな、意表をつくトリックだとか、どんでん返しみたいなことにばかり意識がいっているような気がします。王道をいく映画は「ものすごおおく」とはいえないけれど標準レベルを超えていて、満足したいときにはいいものだなと思います。
　テレビドラマでもできるといっちゃあ、そうなんだけれども。

９０分足らずの航空機ハイジャックものなので
テンポ良くサクサクと展開して行って
あっという間に終わってしまいます。

犯人の不気味な雰囲気の醸し出し方が上手いです。

ストーリー的にはそれほどひねりもなくシンプルですが
緊迫感を持続したまま進んでいくので楽しめます。

ウェズリー・スナイプスが強くて強くて・・・
ＦＢＩの捜査官たちも彼と同じくらい訓練したら
こんな事件は起きなかったのにね・・・とも思いますが
それを言ったらおしまいですね（笑）。

サクッと楽しみたいときにお勧めな１本です。

なによりびっくりしたのが、エリザベス・ハーレーです。
彼女目当てで借りたので、当然探すわけですが、顔が今とは全然違っていて最初は半信半疑、もしくは瞬間的には気づかないくらいでした。
わたしが見たもので言うと、本作の１９９２年から１９９７年の「オースティン・パワーズ」まで空いてしまうのですが、その間に変わりすぎるぐらい変わっています、ということは絶対整形しているはずです。
まあ、してようがしてなかろうが、とても綺麗になっているわけですからどうでもいいことですが。

この作品で素晴らしいのが、９０分にも満たない収録時間です。
へんに凝ったこともしてないし、特撮とかいろいろ難しいこともしていなくて、気楽に見れます。
テロリスト、ハイジャック、警備のスペシャリスト、この言葉から誰もが思いつく一番簡単に導き出されるストーリーでした。

なかなかテンポがよくてよい。
退屈せずに一気に観れます。
さすがに映像が今見るとちょっと古いですけどね。
服装とか。。。ウェズリーはなかなかがんばってます。