ナイト・オン・ザ・プラネット

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ナイト・オン・ザ・プラネット / ウィノナ・ライダー

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「ナイト・オン・ザ・プラネット」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

物語は地球という星の、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキという5つの都市の5人のタクシー・ドライバーが、同じ夜、乗客を交えてそれぞれに繰り広げられる5つの物語で進行してゆく。

「ナイト・オン・ザ・プラネット」 の作品情報

作品情報

製作年: 1991年
製作国: アメリカ
原題: NIGHT ON EARTH

「ナイト・オン・ザ・プラネット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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カラマリ・ユニオン/パラダイスの夕暮れ

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シーズ・ソー・ラヴリー

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1〜 5件 / 全42件

はしごの外し方が絶妙にうまい

投稿日:2006/09/16 レビュアー:吟遊旅人

 リナさんのお奨めで見てみました。素晴らしい! こういう脱力のしかた、大好きです。

 わたしもリナさんと同じくNYで爆笑、パリで「うまい!」とうなり、リナさんが「邪魔」とおっしゃるローマもよかったです。


 さてはて物語は…

 第1話はロス。これは「およっ」と思うような終わり方をする不思議な物語。なんだか置いてきぼりをくらったのはプロデューサーだけじゃなくて観客も同じ、って感じ。見終わってすぐは「なんじゃこりゃ」と思ったけど、時間が経つほど「なるほどねぇ」と味わいが出てきます。

 第2話は午後10時を過ぎたニューヨーク。寒さに震えながらやっとこさタクシーを拾った黒人青年は、運転手が東ドイツからの移民で、英語も怪しく、道も知らないことに絶句してしまう…
 これはケッサクだった。5話のなかで一番笑えて面白かった。

 第3話はパリ。出稼ぎ移民の運転手が乗せた酔客は同じアフリカ出身の二人組。大使館に出入りするハイソサな連中なのだがこれが尊大で態度が悪い。怒った運転手は客を降ろしてしまい、次に拾ったのは盲目の若い女性だった。
 最後のオチなんて含蓄深くてうなりました。

第4話は深夜のローマ。運転手を演じるのがロベルト・ベニーニだからねぇ、もう〜しゃべるしゃべる。神父を客に拾ったベニーニが勝手に懺悔を始めたのはいいけれどその内容たるや……
 可哀想なのは神父様でした。これもブラックユーモアたっぷり。

 第5話は雪の積もるヘルシンキの夜明け近く。この話がいちばんスカした感じかな。何が起きるんだろう、何が起きるんだろうと待ち構えていたら何も起こらない。タクシー運転手の物悲しい身の上話を聞いて涙を流す酔客たち。だが、なにか可笑しい。

 ジャームッシュらしいコメディだ、実に味わいのある面白さ。制作から15年経っているけど、今日の世界の各都市を切り取ったようなヒット感がある。

 ジャームッシュがクールに描く人間模様と都市模様が、突き放したような笑いを観客に与える。まさにお国柄土地柄を絶妙に描いたすっとぼけた5つの話はエスプリが効いています。パリのエピソードなんて深い人生哲学を感じるぐらい。これは政治的に正しくないと言われるかもしれない微妙な線狙いのお話。社会の中で少しはみ出したり、「ふつう」でない人々に視線を当てて社会や人生の縮図・断面を見せる手腕はいいですね。

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タクシー アンド シガレッツ

投稿日:2006/08/05 レビュアー:ひきむすび

タクシーの乗客と運転手って不思議な関係ですよね。
見知らぬ同士の妙な近さ。
親密か、最悪の出会いになるか
どちらに転ぶかは 運次第。
深夜の都市を漂っていくような作品です。

ああ、この力の抜け加減がたまりません。

私が好きなのは NYとパリ。
前者はドライバーと客の逆転が爆笑もの。
後者は差別そのものが主役。
真っ向から差別を扱っているのに
嫌味なく笑えます。

欲を言えば ローマが邪魔。
何ひとつ起こらないで欲しかった、という意味で。

ヘルシンキに来て さぁ、どう落ちをつける?
と半ば興味津々に観ていると
乗客の酔っ払いが 路上できょろきょろ。

この映画の乗客(観客)も我に帰ってきょろきょろ。
クールな笑い、美味しく頂きました。ごちそうさま。

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この心地よさ

投稿日:2007/04/03 レビュアー:neko

やっぱりいいですね。
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ。
味わい深い短編集です。
私もタクシー結構乗るんですよね。
寝坊した朝とか。色んな運転手の方がいて面白いです。
これは夜中にゆっくり鑑賞したい映画です。
ロサンゼルス。全然タイプが違うのに、何となく何となく人間の根底がこの2人似てるのかしら?と気付いたところでとても好きになりました。
ニューヨークは大好きです。
可笑しくて可笑しくてちょっとじんわり。
2人の微妙な合わなさ加減にちょっとやられます。
パリは上手いですね。
ドライバー同様見入ってしまいます。
盲目のベアトリス・ダル。谷間にも目いきますしね。
ローマはリナさん同様ダメでした。
面白いを通り越してうるさーい。
でも前に観たときの記憶が一番残ってるのがローマなんですよね。インパクトあります。
そしてヘルシンキ。
マッティ・ペロンパーがいいです。
ラスト思いっきりしんみりして朝がくる。
この余韻はちょっと大切にしたいです。
すごく!ではないけれど何だかじんわり染み渡る作品。
力抜いてお楽しみください。

リナさん、映画の旅、読んでますよ〜。
知らない映画がいっぱいで、新しい世界発見です。
いつも声をかけて頂いて嬉しいです。

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大好き。

投稿日:2006/11/04 レビュアー:キョン

アキカウリスマキ作品を見ていてマッティペロンパーがヘルシンキ編ででてるとのことなので でてたかなあ? と思い久々に見たのですがやっぱりおもしろい!!
ジムジャームッシュ好きなのですがこれが一番かな。
全部の話が好き。
ロス、NY、パリ、おもしろいし素敵ですよね。
私はローマのベニーニからが特に好き。あれはベニーニだからできるしベニーニだからありになるし可笑しくなる。
そのテンションからヘルシンキへ行くところがわたしはすきなんですよね。悲しい話をするところがなんというかその流れが可笑しいし悲しい。マッティペロンパーってなんか悲しいですね。これからまた新しい一日が始まるって、あの感じがまたなんともたまらないです。
ローマ編でこの仕事してて同じお客を乗せたことがないっていうじゃないですか。すごい話ですよね。タクシー運転手ってすごく怖いけどおもしろいお仕事だなあって思っちゃいました。

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タクシー運転手と乗客のオムニバス。世界5都市の夜。

投稿日:2013/07/15 レビュアー:MM3

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ
の5都市のタクシードライバーと乗客のエピソードでつむぐオムニバス。
その場所ならではのキャラクターがそれぞれ出てきて
なかなか面白かったです。

ロサンゼルスのタクシードライバーは
ウィノナライダー。
小柄ながらタバコをふかし、整備工を目指しているという女性が
ハリウッドの女性プロデューサーを乗せる。
これはありがちな話だったけど、ウィノナの小悪魔的キャラで楽しめた。

ニューヨークでは
乗車拒否されまくりの黒人青年がやっと拾ったタクシー
そのドライバーはドイツからの移民。
道も知らず、車の運転もままならないドライバーの
本気のオトボケっぷりが笑える。

パリでは
タチの悪い客ばかり乗せてうんざりしていた運転手が
次に拾った客は盲目の女性。
なにか起こりそうでどきどきしてたけど、おこらない・・・・
だけど、最後は「え!?」でした。

ローマでは
マシンガントークのテンション高い運転手。
乗せたおじさんを司祭呼ばわり、
勝手に懺悔をはじめて、もう喋りが止まらない(笑
じいさんがちょっとカワイソウ・・・

ヘルシンキでは
泥酔客を乗せたタクシー内で
なぜか運転手の身の上話。
泥酔してる青年達はへんなスイッチがはいったのか
感動したり一緒に泣いたりで・・・・・

それぞれ、小粒なエピソードですが
小笑いとちょっとブラックな感じ(弱いけど)があり
そしてちょっとゆるい感じがけっこう好きかも。

劇的なことは起こらないけど
タクシー内で繰り広げられるコントや寸劇のような。

そこに、それぞれのお国柄もさらっと描く。、とくにNYやパリはけっこう好きかなー♪

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ナイト・オン・ザ・プラネット

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はしごの外し方が絶妙にうまい

投稿日

2006/09/16

レビュアー

吟遊旅人

 リナさんのお奨めで見てみました。素晴らしい! こういう脱力のしかた、大好きです。

 わたしもリナさんと同じくNYで爆笑、パリで「うまい!」とうなり、リナさんが「邪魔」とおっしゃるローマもよかったです。


 さてはて物語は…

 第1話はロス。これは「およっ」と思うような終わり方をする不思議な物語。なんだか置いてきぼりをくらったのはプロデューサーだけじゃなくて観客も同じ、って感じ。見終わってすぐは「なんじゃこりゃ」と思ったけど、時間が経つほど「なるほどねぇ」と味わいが出てきます。

 第2話は午後10時を過ぎたニューヨーク。寒さに震えながらやっとこさタクシーを拾った黒人青年は、運転手が東ドイツからの移民で、英語も怪しく、道も知らないことに絶句してしまう…
 これはケッサクだった。5話のなかで一番笑えて面白かった。

 第3話はパリ。出稼ぎ移民の運転手が乗せた酔客は同じアフリカ出身の二人組。大使館に出入りするハイソサな連中なのだがこれが尊大で態度が悪い。怒った運転手は客を降ろしてしまい、次に拾ったのは盲目の若い女性だった。
 最後のオチなんて含蓄深くてうなりました。

第4話は深夜のローマ。運転手を演じるのがロベルト・ベニーニだからねぇ、もう〜しゃべるしゃべる。神父を客に拾ったベニーニが勝手に懺悔を始めたのはいいけれどその内容たるや……
 可哀想なのは神父様でした。これもブラックユーモアたっぷり。

 第5話は雪の積もるヘルシンキの夜明け近く。この話がいちばんスカした感じかな。何が起きるんだろう、何が起きるんだろうと待ち構えていたら何も起こらない。タクシー運転手の物悲しい身の上話を聞いて涙を流す酔客たち。だが、なにか可笑しい。

 ジャームッシュらしいコメディだ、実に味わいのある面白さ。制作から15年経っているけど、今日の世界の各都市を切り取ったようなヒット感がある。

 ジャームッシュがクールに描く人間模様と都市模様が、突き放したような笑いを観客に与える。まさにお国柄土地柄を絶妙に描いたすっとぼけた5つの話はエスプリが効いています。パリのエピソードなんて深い人生哲学を感じるぐらい。これは政治的に正しくないと言われるかもしれない微妙な線狙いのお話。社会の中で少しはみ出したり、「ふつう」でない人々に視線を当てて社会や人生の縮図・断面を見せる手腕はいいですね。

タクシー アンド シガレッツ

投稿日

2006/08/05

レビュアー

ひきむすび

タクシーの乗客と運転手って不思議な関係ですよね。
見知らぬ同士の妙な近さ。
親密か、最悪の出会いになるか
どちらに転ぶかは 運次第。
深夜の都市を漂っていくような作品です。

ああ、この力の抜け加減がたまりません。

私が好きなのは NYとパリ。
前者はドライバーと客の逆転が爆笑もの。
後者は差別そのものが主役。
真っ向から差別を扱っているのに
嫌味なく笑えます。

欲を言えば ローマが邪魔。
何ひとつ起こらないで欲しかった、という意味で。

ヘルシンキに来て さぁ、どう落ちをつける?
と半ば興味津々に観ていると
乗客の酔っ払いが 路上できょろきょろ。

この映画の乗客(観客)も我に帰ってきょろきょろ。
クールな笑い、美味しく頂きました。ごちそうさま。

この心地よさ

投稿日

2007/04/03

レビュアー

neko

やっぱりいいですね。
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ。
味わい深い短編集です。
私もタクシー結構乗るんですよね。
寝坊した朝とか。色んな運転手の方がいて面白いです。
これは夜中にゆっくり鑑賞したい映画です。
ロサンゼルス。全然タイプが違うのに、何となく何となく人間の根底がこの2人似てるのかしら?と気付いたところでとても好きになりました。
ニューヨークは大好きです。
可笑しくて可笑しくてちょっとじんわり。
2人の微妙な合わなさ加減にちょっとやられます。
パリは上手いですね。
ドライバー同様見入ってしまいます。
盲目のベアトリス・ダル。谷間にも目いきますしね。
ローマはリナさん同様ダメでした。
面白いを通り越してうるさーい。
でも前に観たときの記憶が一番残ってるのがローマなんですよね。インパクトあります。
そしてヘルシンキ。
マッティ・ペロンパーがいいです。
ラスト思いっきりしんみりして朝がくる。
この余韻はちょっと大切にしたいです。
すごく!ではないけれど何だかじんわり染み渡る作品。
力抜いてお楽しみください。

リナさん、映画の旅、読んでますよ〜。
知らない映画がいっぱいで、新しい世界発見です。
いつも声をかけて頂いて嬉しいです。

大好き。

投稿日

2006/11/04

レビュアー

キョン

アキカウリスマキ作品を見ていてマッティペロンパーがヘルシンキ編ででてるとのことなので でてたかなあ? と思い久々に見たのですがやっぱりおもしろい!!
ジムジャームッシュ好きなのですがこれが一番かな。
全部の話が好き。
ロス、NY、パリ、おもしろいし素敵ですよね。
私はローマのベニーニからが特に好き。あれはベニーニだからできるしベニーニだからありになるし可笑しくなる。
そのテンションからヘルシンキへ行くところがわたしはすきなんですよね。悲しい話をするところがなんというかその流れが可笑しいし悲しい。マッティペロンパーってなんか悲しいですね。これからまた新しい一日が始まるって、あの感じがまたなんともたまらないです。
ローマ編でこの仕事してて同じお客を乗せたことがないっていうじゃないですか。すごい話ですよね。タクシー運転手ってすごく怖いけどおもしろいお仕事だなあって思っちゃいました。

タクシー運転手と乗客のオムニバス。世界5都市の夜。

投稿日

2013/07/15

レビュアー

MM3

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ
の5都市のタクシードライバーと乗客のエピソードでつむぐオムニバス。
その場所ならではのキャラクターがそれぞれ出てきて
なかなか面白かったです。

ロサンゼルスのタクシードライバーは
ウィノナライダー。
小柄ながらタバコをふかし、整備工を目指しているという女性が
ハリウッドの女性プロデューサーを乗せる。
これはありがちな話だったけど、ウィノナの小悪魔的キャラで楽しめた。

ニューヨークでは
乗車拒否されまくりの黒人青年がやっと拾ったタクシー
そのドライバーはドイツからの移民。
道も知らず、車の運転もままならないドライバーの
本気のオトボケっぷりが笑える。

パリでは
タチの悪い客ばかり乗せてうんざりしていた運転手が
次に拾った客は盲目の女性。
なにか起こりそうでどきどきしてたけど、おこらない・・・・
だけど、最後は「え!?」でした。

ローマでは
マシンガントークのテンション高い運転手。
乗せたおじさんを司祭呼ばわり、
勝手に懺悔をはじめて、もう喋りが止まらない(笑
じいさんがちょっとカワイソウ・・・

ヘルシンキでは
泥酔客を乗せたタクシー内で
なぜか運転手の身の上話。
泥酔してる青年達はへんなスイッチがはいったのか
感動したり一緒に泣いたりで・・・・・

それぞれ、小粒なエピソードですが
小笑いとちょっとブラックな感じ(弱いけど)があり
そしてちょっとゆるい感じがけっこう好きかも。

劇的なことは起こらないけど
タクシー内で繰り広げられるコントや寸劇のような。

そこに、それぞれのお国柄もさらっと描く。、とくにNYやパリはけっこう好きかなー♪

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