殺したいほどアイ・ラブ・ユー

今ならため息の出る様な豪華キャスト。主演のＫ・クラインは『ワンダとダイヤと優しい奴ら』のノリ。浮気亭主をいかに懲らしめるか。周りの人々を巻き込み大騒動。今は亡き、Ｒ・フェニックスの懐かしい姿も。Ｋ・リーブスは禿げ禿げ？のとんでるキャラ。想像もつかないちょい役で盛り上げる。ウィリアム・ハートも『白いドレスの女』の時とは大違い。友情出演かな〜？奥さん役のトレーシー・ウルマンものりのりです。芸達者たちの織り成す、笑いと感動をどうぞ、お楽しみ下さい。

ケヴィンクラインはまり役です！わたし的にはこのころのキアヌってすごく好き。この役はまってますよね。リバーもめちゃめちゃかわいくって大好きです。あのレストランでのけんかとか最高におもしろいし、ウィリアムハートとキアヌのあの間抜けさったらほんとに素敵だし・・・うまくいえないんだけど今思えばこれだけ豪華なメンツでコミカルであったかいものってそうそう出会えないですよね。
ほんと贅沢な、でも派手じゃない素敵な映画です。ジョーイのピザ食べたいです！
っていうかそんなピザ屋あったら毎日食べにいっちゃいたいです！！！！！

出演陣が、なーんとなく豪華だったな〜っていう薄い記憶だけが突然蘇って
それだけの理由で観たくなって、２０年以上も前のコメディを観てみました♪

前半はとにかく、ケヴィン・クライン扮するイタリア男のハチャメチャぶりが面白すぎる☆
昼はピザ屋で生地をこね
夜は隠れ家でおネエちゃんをこねくりまわす、という・・・ｗ
ジローラモを筆頭とするイタリア男のイメージそのままに(失礼；)
まぁ、やりたい放題♪

そんな彼を、奥さんは黙って見ているわけがなく
当然のように天罰が下るのですが・・・

キアヌ・リーブスやら、ウィリアム・ハートやら、リバー・フェニックスがとんでもドタバタを繰り出すのです♪

ただ
イタリア男が、妻の攻撃で失速したとたん
映画の面白さも、一気にパワーダウン・・・
序盤に、彼の独り舞台に頼りすぎたせいか
後半のキャストが豪華な割には、イタリア男がダウンしたとたん、面白みが全くなくなるんですよね・・・(汗)
残念！！！

殺したいほど好きなのか・・・
死にたいほど好きなのか・・・
一体、どっちなんだ！？な〜んて、どうでもいい事を考えながら
まぁ、それなりには楽しめました（＾＾；）

リヴァーの出てる映画は、全部見ている私が唯一見てなかったのがこれ。正直言って、麻薬中毒者役のキアヌなどは全くどうでもいいほど、長髪のリヴァーは素敵。誰が、これから三年後に亡くなるなんて予想できたでしょう。生きていたら、吉田秋生の傑作「BANANA FISH」を映画化して、アッシュをやってほしかった！！

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ケビン・クラインが好きなので見ましたが、R・フェニックス、K・リーブス、W・ハートと豪華な共演陣に驚き。ただ、R・フェニックスはあまり適役ではなかったように思います。
なかなか死なないK・クラインはおかしいのですが、このお話、ちょっとコメディーには難しい設定でしたね。この設定でハートウォーミングなものにはならないでしょう。
これが強烈にブラックで、こちらの顔が引きつり、ハートがフリーズするくらいまでやってくれるのであればありということでしょうが、そういうこともなく中途半端でぬるい感じです。
僕はあまりお奨めしません。

殺人未遂で告訴を取り下げたって不起訴はあり得ないですよね。