恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズの画像・ジャケット写真
恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ / ミシェル・ファイファー
全体の平均評価点:
(5点満点)

10

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

風采の上がらないジャズ・ピアニスト・コンビが、起死回生にと雇った美人ヴォーカリスト、スージー。彼女の人気でトリオは一躍脚光を浴びるが、やがて彼らは三者三様の苦い経験をする破目に……。監督が撮影当時弱冠29歳とはとても思えない、男女の心の機微を繊細につづった秀作。M・ファイファーが吹替え無しで挑んだ素晴らしいボーカル、ボーとジェフのブリッジズ兄弟の共演と話題は多かったが、何よりも、単なる恋愛劇を越え、アーティストと芸人の狭間で揺れるジャズメンたちの人間ドラマとして、実に格調高い仕上がりになった。

「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」 の作品情報

製作年: 1989年
製作国: アメリカ
原題: THE FABULOUS BAKER BOYS
受賞記録: 1989年 ゴールデン・グローブ 女優賞(ドラマ)
1989年 NY批評家協会賞 女優賞
1989年 LA批評家協会賞 女優賞

「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

恋のゆくえ〜ファビュラス ベイカーの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
109分 日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
CPVD1010R 1998年05月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
17枚 0人 2人

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ユーザーレビュー:10件

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1〜 5件 / 全10件

痩せ我慢ネタバレ

投稿日:2011/01/19 レビュアー:忙中有閑

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やっと入荷しましたね。これ、私の「恋愛映画No.1」ですし、贔屓のミシェル・ファイファー出演作のNo.1でもあります(まだ現役だから、これからもっとイイ役演る可能性はゼロでは無いですが)。実はこの映画のレビュー書くの2回目でして、2年くらい前、本作がDISCASに無かったんで、同じ年に製作されたミシェル主演の「テキーラ・サンライズ」に本作のレビュー書いちゃったくらい大好きな映画なんです。今回「「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジズが余りにもカッコ悪いんでガッカリして、他の出演作探そうと思って検索していて入荷を知ったんですが、どうしてももう一度書きたくなってしまいました。
ついでにウィキでジェフのこと調べていて知ったんですが、このヒト俳優だけじゃなく画家、ミュージシャンとしても活躍してるそうで、本作のジャズ・ピアニストも「クレイジー…」のカントリー歌手も全く素人臭さを感じさせないのも頷けます。それにしてもこの映画のジェフのカッコ良さには何度見てもシビれますねぇ。無論、相手役のミシェルが素晴らしく魅力的であることも大きな要因ですし、実兄ボーとの共演で兄弟間の愛と反発、タイプの違う男らしさの対比を丁寧に描いた脚本(「ハリー・ポッター」シリーズの脚本を書いているスティーヴン・クローヴス。当時弱冠29歳だったそうな)の妙ということもあるのでしょうが、優しさも弱さも甘さも人一倍持ち備えながら、それをグッと抑え込んで寡黙に鍵盤を見つめる表情が「これぞ男!」って感じで本当に素敵だったんです。そのジェフが「クレイジー…」ではすっかり老いぼれてしまって、アル中で失態晒すは「子育て命」の思い込み女の機嫌取りで子供と遊んで見せるは、揚句女にはフラれる、20年も前に見捨てた息子に未練がましく電話する、というもう全く「抑え」が効かなくなった「好々爺」を演じてオスカーなんかもらっちゃう(ずっと「無冠の帝王」と言われてたんですけどねぇ)。
実年齢では私より2つ年上のジェフですが、観ていてほんとに悲しくなりました。しかしよく考えてみれば、これはジェフの責任でも彼の年齢のせいでも無いとも思えます。どうも世の中の「男」というものの評価基準が変わったんですね(きっと)。優しさも弱さも甘さも、持ってるだけ全部表に出しちゃうのが「イケてる」んですね、最近は。「抑える(「痩せ我慢」とも言います)」なんてのは全然「流行らない」。女は「だって抑えてたら分から無いじゃない」なんて平気で言うし、男も「それもそーだよな〜」なんて簡単に納得しちゃう(きっと)。だからこの映画も、もう今じゃウケなくなっちゃってるんじゃないか?なんてヒネクレ老人は心配しちゃいます。だってこの映画、一言で言えばイイ男とイイ女が「痩せ我慢」を競い合ってる映画ですから(笑)。

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大人の恋愛映画

投稿日:2011/04/01 レビュアー:エコエコアザラク

売れないジャズ・ミュージシャンコンビが起死回生に女性ボーカリストを採用して掴んだ、つかの間の成功と挫折を描いた大人の恋愛ドラマです。
コンビがトリオになってからは、酔っ払い相手に演奏していた場末のホールから一流ホテルのステージへと一気に駆け上り、一躍売れっ子になる。
しかし、人気トリオでの音楽活動は長くは続かなかった・・・

試写会は、ほとんど女性客でした。しかもトークショーもあったんですが、もう忘れました(笑
誰がゲストで来てたかも覚えていません・・・でも、なかなかの話題作だったのは覚えてます。

ボーカル役のM・ファイファーはホントに綺麗でした。曲も本人が唄っていますが上手です。
ただ、せっかく成功して音楽で生計が立てられるようになったのに、なぜ迷うのか?
観ていて疑問が湧いてきてイマイチ共感できず、私は楽しめませんでしたね。
ビジネスなんだから割り切って、恋愛とか抱えてる事情とかは、封印するべきだと思ってしまいました。
それなりに貯金して裕福になるまでは、心は揺れ動いてはいけません(笑

ロマンス系作品が好きな方にはオススメです。私は元々、恋愛映画が好きではないので駄目でした・・・

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このころのジェフたまんないす

投稿日:2013/11/10 レビュアー:カマンベール

ミシェルもジェフも旬でした。好きなのに意地っ張りな二人の恋のゆくえ?ミシェルの歌唱力も見もの、聞きもの。大したエンターテイナーです。伝説にもなっているグランドピアノに寝そべっての歌唱。ジェフならずともクラクラッときちゃいます。ジェフもホント、イケてる。是非是非ご覧ください。絶対損はしません。それにしても、この映画のジェフも出色ですがビッグリヴォスキーで見せた薄汚れてヨレヨレの口髭にミルク入りウオッカの滴を滴らせたジェフも愛おしい。ストーリーもしつかりしてますしシカゴのくたびれた雰囲気、ジェフのアパートメントも一応ペントハウスで可愛い。二人のファン垂涎の必見の一本でしょう。

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大晦日のキス

投稿日:2011/02/11 レビュアー:ひろぼう

本作は大好きな作品で、久しぶりに見直しました。
ミシェル・ファイファーが凄くいいですね。はすっぱなシンガーを演じてますが、妖艶のちょいと手前で、同時にあどけなさも感じさせるという微妙な役柄。小悪魔系ではなくまちがっても魔性の女ではなく、やや気位は高いが、実に自然体な女性を演じていると思いました。
対するはジェフ・ブリッジス。あごのラインにやや中年のくたびれを感じますが、お腹のたるみというだらしなさは認められないので、精悍さをギリギリで保っています。このきわどさがいいんですね、怠惰な現状に危ういところで踏みとどまっている感じです。『クレイジー・ハート』では出来るのにやらない怠けた腑抜けさが気に入らなかったのですが、本作では出来るけど出来ない諦めが哀愁となって男の背中にまとわりつくのでそれが良かったんだと思い直すことができました。

「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」という名の兄弟のピアノプレイヤー。彼らはホテルやクラブで酔っ払い相手に流行歌を手慰みに聞かせて生計を立ててはいるが、客層に合わず経営者からは見切られ行き詰まりを実感し、過去を切り捨てようと一念発起し女性シンガーを雇うことに決める。オーディションで選ばれるのはコンパニオン崩れの女。どこかやけっぱちだが歌の良さに惹かれてユニットを組むと、たちまち評判になり引っ張りだこに。やがて、訪れたこともない豪華なホテルのディナーショウにまで呼ばれるようになる。
ショービズの世界。一見派手で野放図とも思われる世界だが、厳しい独自の倫理観があり特に色恋沙汰はご法度。飯を食う糧を得るのを第一義に置き、自尊心や恋慕といった感情を抑え込むことを要求される。成功の一歩を踏み出した途端、場末の芸能の馴れ合いの戒めは競争社会の現実味をおび格段に厳しくなる。
そんなことは百も承知だが、成功を棒に振ってまでも人肌の心地よい暖かさは捨てきれない。こんな世知辛い世の中なのだからせめてこの瞬間を抱きしめたい、たとえ映画の世界だけでも・・、そんな希望を叶えてくれる物語です。

ジェフ演じる弟役は、一人暮らしで相棒は黒のラブラドール。人犬共にくたびれており、ぼろいアパートの非常梯子からは上階に住む女の子が彼を慕って訪ねてくる。しみったれたこの小さな世界は、彼には満たされた空間だったのでしょう。一方の兄(ジェフの実際の兄、ボー)は、家族持ちで郊外に家を構えローンの返済も考慮しなければならないガチガチの現実派。愛妻家で家族思いの彼の悩みは、どさ回りに明け暮れ新年を祝うキスをできないということ。
そんな2人に割って入るのがミシェル。私は、彼女は痩せぎすで決して美人とは思わないのですが、その外観からは少女性のはかなさと神経質そうな芯の強さを同時に感じられるので、「アメリカのタバコは吸わない」という安っぽいプライドにこだわる本作のヒロイン像にピッタリでした。そんな彼女に心ほだされたジェフがピアノのタッチで触れるシーンにかなりの官能を覚えたのは初見の時、今回の再見では意外にあっさりだったと思うのは私が穢れたからなのでしょう(笑)。しかし2人の修羅場で、赤い目で必死に訴えるミシェルの姿には心打たれてしまったのでした。
挫折を知ることもせず愚痴だけをこぼし馴れ合いの温かい世界に浸っていた男たちに、いまだ成功を夢見る女が割り込んで、つかの間の夢を一瞬だけつかんだ気にさせ、壊れ、本当に求めていた自分の姿を認める物語。それはジャズピアニストや家族へのふれあいといった、等身大の自分の望みに気づくということなのでしょう。
本当の自分をなだめ心底から楽しいと感じられないことも楽しめてしまう、自らが望んで作った柔らかい殻、それを破るのはその存在を持たぬ者。その者もまた同じ道を歩むが、それはあえての気づきを得るためなのかというラストでした。

ラブコメめいた基調に現実味をもたらすのは、ジェフとボーの実際の血縁関係と、ミシェルの艶っぽくはないが生臭い女の生き方なのでしょうか。
ミシェルの件は私の思いが強すぎるかもしれませんが。★4

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この映画は、いい。

投稿日:2012/05/10 レビュアー:コリンスキー

繊細なタッチが心の機微を衝いてくる。初めて観たが、胸にストンと落ちた。

人は自らが多く傷つかずして、真のプライドなど持ちえないという風に
生き様(と言ってもそれは見えない、観客が想像力を働かせた果て)にストレートに響かせる。

淀川長治氏をして「ミシェル・ファイファーの魅力が全開。大人の、そして完璧な映画」
といわしめた、というから心強い。

「中途半端な終わり方に疑問」という批評をどこかで見かけたが、それを言っちゃ、おしまいよ!

表か裏で決まるもんじゃないでしょう。特に男女関係の微妙さは。(どこかの演歌の歌詞みたい)

フェードアウトする関係を一つの大人の終わり方と取れば変わるでしょう。
過ぎ去りし後の余韻・・・導入分からそれは暗示されている・・・
そしてミシェル・ファイファーの胸の内(優しさと強さ)を理解してあげてこそ
この映画を真から満喫できるというもの。

you're selling yourself on the cheap. (あなた、自分を叩き売っている)
クライマックスは、ジェフ・ブリッジスがミシェル・ファイファーに
この言葉で一番痛い所を突かれ、本音で応酬するシーンにあると思う。

積み重ねた経験を自然に覗わせるジェフ・ブリッジスとミシェル・ファイファーの
雰囲気には、しかし惹きこまれるね!

導入部からシアトルの街が魅力的に撮られている。イントロが秀逸すぎでしょう。
そして「行く川の流れは絶えずして、しかも元も水にあらず」という達観と共に
また、一期一会の映画の余韻を愉しみたいものです。

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