名探偵再登場 / ピーター・フォーク
名探偵再登場
/ロバート・ムーア
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(9)
解説・ストーリー
推理ドラマのパロディ「名探偵登場」の姉妹編で、今回は「マルタの鷹」と「カサブランカ」をモチーフにしたハードボイルド・コメディ。秘宝をめぐるトラブルに巻き込まれる私立探偵ルー・ペキンポーを描く。
推理ドラマのパロディ「名探偵登場」の姉妹編で、今回は「マルタの鷹」と「カサブランカ」をモチーフにしたハードボイルド・コメディ。秘宝をめぐるトラブルに巻き込まれる私立探偵ルー・ペキンポーを描く。
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「名探偵再登場」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
推理ドラマのパロディ「名探偵登場」の姉妹編で、今回は「マルタの鷹」と「カサブランカ」をモチーフにしたハードボイルド・コメディ。秘宝をめぐるトラブルに巻き込まれる私立探偵ルー・ペキンポーを描く。
「名探偵再登場」 の作品情報
「名探偵再登場」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
名探偵再登場の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD10086 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
0人
|
名探偵再登場の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD10086 |
2003年05月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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10枚
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ユーザーレビュー:9件
舞台を観ている様な感じ
面白さから言ったら名探偵登場の方が面白かったですが、観ながら演劇を観ているような感覚を覚えました。
特にピーター・フォーク演じる探偵ルーが扉を開ける度にとっかえひっかえ違う女性がいたりするあたり。名探偵登場もこの名探偵再登場も脚本はニール・サイモン。
この方は戯曲を沢山書いてるんですね。やっぱり!と思いました。
刑事コロンボではクタクタの風貌のピーター・フォークですが、この探偵役はビシッと決めて凄いモテモテなんですよね。ブラックユーモアが散りばめられた映画でした。殺され方も笑えます。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
コミカルな死体達
投稿日:2005/08/19
レビュアー:ベイトン
この作品はコメディーです。ミステリーでも謎解きでもない。色々な女性が登場し、彼を誘惑する。あちこちで死体に遭遇する。みんな、マネキン人形の様に死んでいる。誰が犯人かなんて、全然興味なし。真犯人が解っても、全く驚きも感動もなし。要は、ドタバタが楽しめればそれで良い。そんな作品でした。
ちなみに・・・、私はコメディーとしても楽しめませんでした。私的にはハズレの作品です。
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まわりはみんな怪しい人間ばかり
投稿日:2022/06/29
レビュアー:趣味は洋画
名探偵再登場(1978年・アメリカ、カラー、94分)
「名探偵登場」(76年)に引き続き、製作レイ・スターク、監督ロバート・ムーア、脚本ニール・サイモンで仕掛けたサスペンス・コメディ。しかし前作とはまったく異なる話の設定で、ハンフリー・ボガートの「マルタの鷹」(41年)や「カサブランカ」(42年)のパロディになっているのが面白い。
戦争の暗雲がたちこめる1939年、‘サンフランシスコ’ という架空の町。ある夜、探偵社を営むルー・ペキンポー(ピーター・フォーク)の相棒フロイドが何者かによって射殺された。ルーはフロイドの妻ジョージア(マーシャ・メイスン)との不倫がバレて、警察に疑われる。その後、ルーのもとに ‘今回の事件の情報を持っている’ というモンテネグロ夫人(マデリン・カーン)が現れた。夫人はフロイドに、失踪した姪の捜索を依頼しており、それが原因でフロイドは殺されたのではないかと言う。続いて、謎の男ペペ・ダマスカス(ドム・デルイーズ)からルーに対し、‘波止場のクラブ「ニックス」に来い’と電話が入る。ルーがクラブに出向くと、ペペは ‘モンテネグロ夫人の話は嘘だ。本当の目的はある美術品の入手だ’ と言う。そこへ、ペペの知人ジャスパー(ジョン・ハウスマン)が十字軍ホテルに到着したということで、ペペは店を後にした。入れ違いにやって来たのは、ルーのかつての恋人マルレーヌ(ルイーズ・フレッチャー)と夫のポール(フェルナンド・ラマス)であった。夫妻はレジスタンス運動に参加しており、クラブに居たゲシュタポのシュリセル大佐(ニコル・ウィリアムソン)と一触即発状態になるが...。
「マルタの鷹」や「カサブランカ」を知っている人は、本作に出てくるシーンの数々に苦笑すると思う。
そしてセリフはどこかで聞いたことがあるような内容で、別の意味で興味深々。
又、冒頭から人を食ったような「死体」の状況。電話中のフロントマン、EVのドアマン、聞き耳をたてている夫婦などが、その行為のまま死んでいる。そしてピーター・フォークは「刑事コロンボ」とはまったくの別人スタイルで、一応(?)ハンフリー・ボガートに成りきろうとしている。(笑)
登場人物が次々と増えていくに従って、ストーリーの中身も奥深くなり、事態は混乱していく展開。
それでも、ちゃんと犯人探しの流れは揺るがず、最後まで気楽に楽しく観られる。
多くの名優が出演しているのも、本作の魅力の一つ。
上述の面々以外では、アン・マーグレット、アイリーン・ブレナン、ストッカード・チャニング、といった女優陣に、シド・シーザー、ジェームズ・ココ、エイヴ・ヴィゴダといった個性派男優。
更に、ミュージシャン兼俳優のスキャットマン・クローザースの出演が嬉しい。
また、近作で引っ張りだこの長身俳優(201Cm)のジェームズ・クロムウェルも出ているが、当時はさすがに若い風貌。
「名探偵登場」を観ていなくても、本作単品としての面白さがあるので、ニール・サイモンの ‘ある意味可笑しな脚本’ を楽しめる。
あっ、忘れるところだった...冒頭のクレジット紹介が工夫されているので、これも実際に観て確かめてほしい。
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名作をパロディ化した迷作
1978年 アメリカ映画
脚本:ニール・サイモン
監督:ロバート・ムーア
再見ですが今まで私は何も理解していなかったんだと痛感。更に言うとまだきちんと理解していないかもしれない。
本作は「カサブランカ」と「マルタの鷹」のパロディで、それらの美味しい台詞やシーン等が変化球で現れる。やはりこの2作品を熟知していないと本作の良さと面白みは理解出来ないとつくづく思いました。以前の私はこの2作を未見状態だったので、ただ上っ面をなぞっただけだった気がするのです。
そもそも再見したいと思ったのは、前作の「名探偵登場」の方でした。
今年鑑賞した「遺言シネマ殺人事件」で、出演陣が登場する序盤のシーンが「名探偵登場」の雰囲気によく似ていて確認したいとkazuponさんと話をしていたのですがやはり「再」の方も観ておこうと。
脚本と監督は「名探偵登場」と同じニール・サイモンとロバート・ムーア。
第二次世界大戦中のサンフランシスコが舞台。「カサブランカ」では、モロッコが舞台でした。また、ボギーことH・ボガートがバーグマンに「君の瞳に乾杯」という有名な台詞がありましたが、こちらでは「君の瞳と追憶の昔に乾杯」になっており、「マルタの鷹」の「鷹」の彫像が「12個のダイアモンドの卵」に変わっています。
H・ボガートをイメージして(?)P・フォークがサム・ペキンポーという私立探偵役を演じ、難解事件を解決していくのですが、この流れは良くも悪くも「マルタの鷹」をパクッている。観終わって気にかかる点を挙げるとすると、名作「カサブランカ」と「マルタの鷹」を揶揄したギリギリな線だった気もする。私はP・フォークのファンなので、ひいき目で観ていましたが、観た人によっては愉快に思えない人もいるかもしれない。
オープニングの気だるさ漂うジャスピアノに乗せたキャストやスタッフ紹介は粋で、ロウ人形の様な死体がコミカル(?)に登場する勢いのある序盤に比べると、中盤からラストへ向けて失速気味になるのが何とも惜しいのと、この邦題タイトルは誤解を招く気もします。今回再見してみて様々な思いが交錯しますが、前作「名探偵登場」に比べてフォークが主演を務めた作品なので、一ファンにとってはやはり嬉しい作品だ。何より舞台仕込みの役者P・フォークを堪能出来る。ただ、フォーク自身も自伝の中で語っている通り、90年代に発表された原作を元に作られた「最高のルームメイト」の方が断然いい。ポーランドから移住して来たじいちゃんの生き様と孫との関係は、ほろりとさせられる部分もあり最高だった。
今回再見して、隅から隅まで理解したとは言えませんが、初見時よりは楽しめたと思います。
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いやはや・・・
「名探偵登場」つながりで借りたのですが・・・
「再」と付いても、前作とは全く関係のないお話。
特典で脚本のニール・サイモンのコメントを聞き、「マルタの鷹」と「カサブランカ」のパロディだと知りました。
観ていて「カサブランカ」のパロディだと言うことには気づいたのですが、
「マルタの鷹」は未見のため、パロディのすべてを楽しむことが出来なかったのが残念です。
前作の「名探偵登場」でピーター・フォークが演じていたサム・スペードは、「マルタの鷹」に出てくる私立探偵の名前だったのですね。
相棒殺しの濡れ衣を着せられたり、絶対に自分の本名を明かさない女性が出てきますが、「マルタの鷹」がベースになっているんですね。
パロディって、オリジナルを知っていた方が楽しめますよね。
これを機会に「マルタの鷹」を観てみようと思います。
酒場のシーン(大合唱)やラストのシーンは、オリジナルのカサブランカを彷彿とさせますが、本作でのラストは登場人物のあまりの志の低さに苦笑させられます。
ハンフリー・ボガートと違ってピーター・フォークは身を引かないし、ポールは妻よりも書類を手に入れることだけを望んでいます。
ピーター・フォーク演じる探偵ペキンポーに向かって、「君にはマルレーヌがいるだろ?僕には書類くらい残してくれよ」などと情けない・・・(笑)
妙に登場人物の女性たちは美人揃いでした!
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
舞台を観ている様な感じ
投稿日
2018/10/29
レビュアー
かつ
面白さから言ったら名探偵登場の方が面白かったですが、観ながら演劇を観ているような感覚を覚えました。
特にピーター・フォーク演じる探偵ルーが扉を開ける度にとっかえひっかえ違う女性がいたりするあたり。名探偵登場もこの名探偵再登場も脚本はニール・サイモン。
この方は戯曲を沢山書いてるんですね。やっぱり!と思いました。
刑事コロンボではクタクタの風貌のピーター・フォークですが、この探偵役はビシッと決めて凄いモテモテなんですよね。ブラックユーモアが散りばめられた映画でした。殺され方も笑えます。
コミカルな死体達
投稿日
2005/08/19
レビュアー
ベイトン
この作品はコメディーです。ミステリーでも謎解きでもない。色々な女性が登場し、彼を誘惑する。あちこちで死体に遭遇する。みんな、マネキン人形の様に死んでいる。誰が犯人かなんて、全然興味なし。真犯人が解っても、全く驚きも感動もなし。要は、ドタバタが楽しめればそれで良い。そんな作品でした。
ちなみに・・・、私はコメディーとしても楽しめませんでした。私的にはハズレの作品です。
まわりはみんな怪しい人間ばかり
投稿日
2022/06/29
レビュアー
趣味は洋画
名探偵再登場(1978年・アメリカ、カラー、94分)
「名探偵登場」(76年)に引き続き、製作レイ・スターク、監督ロバート・ムーア、脚本ニール・サイモンで仕掛けたサスペンス・コメディ。しかし前作とはまったく異なる話の設定で、ハンフリー・ボガートの「マルタの鷹」(41年)や「カサブランカ」(42年)のパロディになっているのが面白い。
戦争の暗雲がたちこめる1939年、‘サンフランシスコ’ という架空の町。ある夜、探偵社を営むルー・ペキンポー(ピーター・フォーク)の相棒フロイドが何者かによって射殺された。ルーはフロイドの妻ジョージア(マーシャ・メイスン)との不倫がバレて、警察に疑われる。その後、ルーのもとに ‘今回の事件の情報を持っている’ というモンテネグロ夫人(マデリン・カーン)が現れた。夫人はフロイドに、失踪した姪の捜索を依頼しており、それが原因でフロイドは殺されたのではないかと言う。続いて、謎の男ペペ・ダマスカス(ドム・デルイーズ)からルーに対し、‘波止場のクラブ「ニックス」に来い’と電話が入る。ルーがクラブに出向くと、ペペは ‘モンテネグロ夫人の話は嘘だ。本当の目的はある美術品の入手だ’ と言う。そこへ、ペペの知人ジャスパー(ジョン・ハウスマン)が十字軍ホテルに到着したということで、ペペは店を後にした。入れ違いにやって来たのは、ルーのかつての恋人マルレーヌ(ルイーズ・フレッチャー)と夫のポール(フェルナンド・ラマス)であった。夫妻はレジスタンス運動に参加しており、クラブに居たゲシュタポのシュリセル大佐(ニコル・ウィリアムソン)と一触即発状態になるが...。
「マルタの鷹」や「カサブランカ」を知っている人は、本作に出てくるシーンの数々に苦笑すると思う。
そしてセリフはどこかで聞いたことがあるような内容で、別の意味で興味深々。
又、冒頭から人を食ったような「死体」の状況。電話中のフロントマン、EVのドアマン、聞き耳をたてている夫婦などが、その行為のまま死んでいる。そしてピーター・フォークは「刑事コロンボ」とはまったくの別人スタイルで、一応(?)ハンフリー・ボガートに成りきろうとしている。(笑)
登場人物が次々と増えていくに従って、ストーリーの中身も奥深くなり、事態は混乱していく展開。
それでも、ちゃんと犯人探しの流れは揺るがず、最後まで気楽に楽しく観られる。
多くの名優が出演しているのも、本作の魅力の一つ。
上述の面々以外では、アン・マーグレット、アイリーン・ブレナン、ストッカード・チャニング、といった女優陣に、シド・シーザー、ジェームズ・ココ、エイヴ・ヴィゴダといった個性派男優。
更に、ミュージシャン兼俳優のスキャットマン・クローザースの出演が嬉しい。
また、近作で引っ張りだこの長身俳優(201Cm)のジェームズ・クロムウェルも出ているが、当時はさすがに若い風貌。
「名探偵登場」を観ていなくても、本作単品としての面白さがあるので、ニール・サイモンの ‘ある意味可笑しな脚本’ を楽しめる。
あっ、忘れるところだった...冒頭のクレジット紹介が工夫されているので、これも実際に観て確かめてほしい。
名作をパロディ化した迷作
投稿日
2022/05/29
レビュアー
かつ
1978年 アメリカ映画
脚本:ニール・サイモン
監督:ロバート・ムーア
再見ですが今まで私は何も理解していなかったんだと痛感。更に言うとまだきちんと理解していないかもしれない。
本作は「カサブランカ」と「マルタの鷹」のパロディで、それらの美味しい台詞やシーン等が変化球で現れる。やはりこの2作品を熟知していないと本作の良さと面白みは理解出来ないとつくづく思いました。以前の私はこの2作を未見状態だったので、ただ上っ面をなぞっただけだった気がするのです。
そもそも再見したいと思ったのは、前作の「名探偵登場」の方でした。
今年鑑賞した「遺言シネマ殺人事件」で、出演陣が登場する序盤のシーンが「名探偵登場」の雰囲気によく似ていて確認したいとkazuponさんと話をしていたのですがやはり「再」の方も観ておこうと。
脚本と監督は「名探偵登場」と同じニール・サイモンとロバート・ムーア。
第二次世界大戦中のサンフランシスコが舞台。「カサブランカ」では、モロッコが舞台でした。また、ボギーことH・ボガートがバーグマンに「君の瞳に乾杯」という有名な台詞がありましたが、こちらでは「君の瞳と追憶の昔に乾杯」になっており、「マルタの鷹」の「鷹」の彫像が「12個のダイアモンドの卵」に変わっています。
H・ボガートをイメージして(?)P・フォークがサム・ペキンポーという私立探偵役を演じ、難解事件を解決していくのですが、この流れは良くも悪くも「マルタの鷹」をパクッている。観終わって気にかかる点を挙げるとすると、名作「カサブランカ」と「マルタの鷹」を揶揄したギリギリな線だった気もする。私はP・フォークのファンなので、ひいき目で観ていましたが、観た人によっては愉快に思えない人もいるかもしれない。
オープニングの気だるさ漂うジャスピアノに乗せたキャストやスタッフ紹介は粋で、ロウ人形の様な死体がコミカル(?)に登場する勢いのある序盤に比べると、中盤からラストへ向けて失速気味になるのが何とも惜しいのと、この邦題タイトルは誤解を招く気もします。今回再見してみて様々な思いが交錯しますが、前作「名探偵登場」に比べてフォークが主演を務めた作品なので、一ファンにとってはやはり嬉しい作品だ。何より舞台仕込みの役者P・フォークを堪能出来る。ただ、フォーク自身も自伝の中で語っている通り、90年代に発表された原作を元に作られた「最高のルームメイト」の方が断然いい。ポーランドから移住して来たじいちゃんの生き様と孫との関係は、ほろりとさせられる部分もあり最高だった。
今回再見して、隅から隅まで理解したとは言えませんが、初見時よりは楽しめたと思います。
いやはや・・・
投稿日
2011/08/06
レビュアー
kazupon
「名探偵登場」つながりで借りたのですが・・・
「再」と付いても、前作とは全く関係のないお話。
特典で脚本のニール・サイモンのコメントを聞き、「マルタの鷹」と「カサブランカ」のパロディだと知りました。
観ていて「カサブランカ」のパロディだと言うことには気づいたのですが、
「マルタの鷹」は未見のため、パロディのすべてを楽しむことが出来なかったのが残念です。
前作の「名探偵登場」でピーター・フォークが演じていたサム・スペードは、「マルタの鷹」に出てくる私立探偵の名前だったのですね。
相棒殺しの濡れ衣を着せられたり、絶対に自分の本名を明かさない女性が出てきますが、「マルタの鷹」がベースになっているんですね。
パロディって、オリジナルを知っていた方が楽しめますよね。
これを機会に「マルタの鷹」を観てみようと思います。
酒場のシーン(大合唱)やラストのシーンは、オリジナルのカサブランカを彷彿とさせますが、本作でのラストは登場人物のあまりの志の低さに苦笑させられます。
ハンフリー・ボガートと違ってピーター・フォークは身を引かないし、ポールは妻よりも書類を手に入れることだけを望んでいます。
ピーター・フォーク演じる探偵ペキンポーに向かって、「君にはマルレーヌがいるだろ?僕には書類くらい残してくれよ」などと情けない・・・(笑)
妙に登場人物の女性たちは美人揃いでした!
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名探偵再登場