カジュアリティーズ

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カジュアリティーズ / マイケル・J.フォックス

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「カジュアリティーズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

偵察行軍にあたった5人の兵士。彼らはベトナム人少女を誘拐した上で強姦に及ぶが、ただ一人新兵だけが仲間に加わらなかった。交戦の中で少女は殺され、新兵は事の次第を上官に告げるが……。ベトナム戦争当時、実際に起きた事件を映画化。

「カジュアリティーズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 1989年
製作国: アメリカ
原題: CASUALTIES OF WAR

「カジュアリティーズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

M:i−2

Boys

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

キャスティング・ディレクター

ユーザーレビュー:26件

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1〜 5件 / 全26件

題材に負けてしまった ネタバレ

投稿日:2007/09/18 レビュアー:よふかし

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 デ・パルマといえばこの映画・・・というのはウソです。監督のファンを困惑させ続けてきた(と思う)、ある意味で問題作といっていいのではないでしょうか。
 序盤で新兵マイケル・J・フォックスは、北ベトナム側の兵士が地面の下に張り巡らした横穴を踏み抜いて、くまのプーさん状態になってしまう(そういう台詞がありました)。地下を這い回るベトナム兵の描写がまるで「蟻の巣キット」のようだったり、ナイフをもって近づいてくるベトナム兵の移動撮影など、このあたりはデ・パルマらしくて面白いです。続いて、牧歌的に見えた村での真昼の襲撃も悪くありません。
 ところがメインであるベトナム人女性の誘拐の顛末が、どうにもしゃきっとしません。実際の事件を題材にしていたり、あまりにも悲惨な話なので、いつものデ・パルマ作品に感じられる遊び心や優美さというものの出番がない。結局、paroleさんが書かれているようなこれ見よがしの演出しか持ち込めず、映画は硬直してしまったように思います。
 ステロタイプながら、ベトナム人女性役の女優を筆頭に主演者たちはなかなか熱演で、退屈することなくそれなりに最後まで観てしまいます。けれども、エンタテインメントではないこの映画、いったい何を伝えたかったのでしょうか。
 スロー(あるいはストップ)モーションとか、顔に振りかかる雨といった演出は、すべてベトナム人女性を見殺しにしてしまった主人公に「言い訳」を与えるものです。彼には「正義」か「モラル」があるようですが、実際にはほとんど女性のために行動できず、それゆえ映画は戦場や軍の理屈を粉砕するまでにはいたりませんでした。
 事実を元にしているせいでしょうか、その枠をはみ出ることが出来ず、すべてを曖昧にしたまま映画は終わろうとします。と、不可解にくっつけられたラスト、地下鉄で出会ったベトナム人女性と主人公のエピソードは、主人公の心の中での納得や和解を描こうとしたのでしょうか。映画を終わらせるために必要なことはわかりますが、中身としては無意味でした。
 題材に負けてしまった、40点。

paroleさん、予告された『ブラックブック』レビュー楽しみにしています。kitty walkerさん、『ワイルドバンチ』のコメント恐縮です。ぶわっさん、デーテファンの僕としては続きが楽しみです(デーテはずっと後にしか出てきませんが)。

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典型的なダメ・ハリウッド作品 ネタバレ

投稿日:2006/01/06 レビュアー:parole

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ベトナム戦争において無実の市民(女性)を強姦の上殺害した実話をベースとしたマイケル・J・フォックスが主演の映画で、さらに監督はブライアン・デ・パルマと聞いただけでおおよその結論が見えてしまうのだが、案の定、酷くてつまらない映画だった。
「衝撃的な」シーンにおける、「情感を高めんばかりの」構図やキャメラワーク、ここぞと言った時に(つまり「ああ、きっと使うだろうな」と瞬間的に想像出来てしまうようなタイミングで)利用されるスローモーションやカットバックなど「ダメ映画」の見本みたいな代物なのだが、昨今の「受けるハリウッド映画」が軒並みこんなものなのだから、最早手本と言うほどのものでもないのかもしれない。しかし、この映画で嫌だったのは、こうした非映画的な映画の要素よりも、ベトナム女性を強姦し虐殺することに小隊の中で一人逆境にもめげず逆らい続ける主人公の行動原理とその心理描写だった。「わかりやすさ」ということにかけてはこれ以上わかりやすいものはないほど明快で図式的で情感に訴えるものなのだが、その明快さ、図式性、そして情感が揃いも揃ってとても醜い。とは言うものは、好みのジャンルである戦争物だったが故に2時間見続けてしまったのだから、そんなに声高に批判はできないのだけれど。

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重い内容だが間違いなく名作

投稿日:2004/09/01 レビュアー:Deena

戦争とはなんとおぞましいものであるのか。
戦争には正義などという偽善的言葉など使うべきではない。
どちらの立場であってもそこに投じられる人材を狂わせてしまう事は間違いないのだろうと痛感させられた。
今はあまりスクリーンでは見る事が出来ないM・Jフォックスと、とにかく若く力強いショーンペンを見る事が出来る。現在では考えられないキャスティングだろう。それだけでも価値がある作品。
少女の運命がわかっているだけに、全編通して胸を押しつぶされる思いで一杯だった。マイケルの誠実さが更に切ない気分を倍増させる。少女役の女優もすばらしい。まるで自分もその場にいて彼女の嘆きや絶望を傍観しているような気分にさせられてしまう。
単なる戦争ヒーロー映画では決してない。
戦争の本質的姿、人間の弱さ強さを描く、人道的作品であり、名作だと私は思う。

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いたたまれない

投稿日:2004/12/20 レビュアー:かんぬき

こういう映画を面白いとかつまらないとかで評価するのは無意味です。それは分かります。でももう少しどうにかならないでしょうか。
ジャンル、「アクション」ですか…(^^;) それはないだろ。

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デ・パルマの正義感に共鳴。このお人好し!

投稿日:2007/10/04 レビュアー:kuato

大評判だった『アンタッチャブル』の次に製作したテーマは戦争の犠牲者たち。ベトナム戦争を題材にした作品に兵士のセンチメンタリズムを描いたものなどがあるが、仲間内の告発を題材にした作品は珍しい。さらに事実とあって非常に痛い。マイケル・J・フォックスの繊細な演技に唸った。現在もなお療養中かと思うと、名優なのに実に惜しいことだ。それとは対照にショーン・ペンは卑劣な白人兵役がどうしてこうもハマるのか。
ベトコンツアーで見学したベトコンのトンネルはあんなに太くななく、非常に細いものだった。映画に出てくるトンネルは高さや幅がありすぎて笑った。デ・パルマ監督はプッと笑える要素を必ず用意してくれる。そこがまたいい。

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カジュアリティーズ

ユーザーレビュー

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題材に負けてしまった

投稿日

2007/09/18

レビュアー

よふかし

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 デ・パルマといえばこの映画・・・というのはウソです。監督のファンを困惑させ続けてきた(と思う)、ある意味で問題作といっていいのではないでしょうか。
 序盤で新兵マイケル・J・フォックスは、北ベトナム側の兵士が地面の下に張り巡らした横穴を踏み抜いて、くまのプーさん状態になってしまう(そういう台詞がありました)。地下を這い回るベトナム兵の描写がまるで「蟻の巣キット」のようだったり、ナイフをもって近づいてくるベトナム兵の移動撮影など、このあたりはデ・パルマらしくて面白いです。続いて、牧歌的に見えた村での真昼の襲撃も悪くありません。
 ところがメインであるベトナム人女性の誘拐の顛末が、どうにもしゃきっとしません。実際の事件を題材にしていたり、あまりにも悲惨な話なので、いつものデ・パルマ作品に感じられる遊び心や優美さというものの出番がない。結局、paroleさんが書かれているようなこれ見よがしの演出しか持ち込めず、映画は硬直してしまったように思います。
 ステロタイプながら、ベトナム人女性役の女優を筆頭に主演者たちはなかなか熱演で、退屈することなくそれなりに最後まで観てしまいます。けれども、エンタテインメントではないこの映画、いったい何を伝えたかったのでしょうか。
 スロー(あるいはストップ)モーションとか、顔に振りかかる雨といった演出は、すべてベトナム人女性を見殺しにしてしまった主人公に「言い訳」を与えるものです。彼には「正義」か「モラル」があるようですが、実際にはほとんど女性のために行動できず、それゆえ映画は戦場や軍の理屈を粉砕するまでにはいたりませんでした。
 事実を元にしているせいでしょうか、その枠をはみ出ることが出来ず、すべてを曖昧にしたまま映画は終わろうとします。と、不可解にくっつけられたラスト、地下鉄で出会ったベトナム人女性と主人公のエピソードは、主人公の心の中での納得や和解を描こうとしたのでしょうか。映画を終わらせるために必要なことはわかりますが、中身としては無意味でした。
 題材に負けてしまった、40点。

paroleさん、予告された『ブラックブック』レビュー楽しみにしています。kitty walkerさん、『ワイルドバンチ』のコメント恐縮です。ぶわっさん、デーテファンの僕としては続きが楽しみです(デーテはずっと後にしか出てきませんが)。

典型的なダメ・ハリウッド作品

投稿日

2006/01/06

レビュアー

parole

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ベトナム戦争において無実の市民(女性)を強姦の上殺害した実話をベースとしたマイケル・J・フォックスが主演の映画で、さらに監督はブライアン・デ・パルマと聞いただけでおおよその結論が見えてしまうのだが、案の定、酷くてつまらない映画だった。
「衝撃的な」シーンにおける、「情感を高めんばかりの」構図やキャメラワーク、ここぞと言った時に(つまり「ああ、きっと使うだろうな」と瞬間的に想像出来てしまうようなタイミングで)利用されるスローモーションやカットバックなど「ダメ映画」の見本みたいな代物なのだが、昨今の「受けるハリウッド映画」が軒並みこんなものなのだから、最早手本と言うほどのものでもないのかもしれない。しかし、この映画で嫌だったのは、こうした非映画的な映画の要素よりも、ベトナム女性を強姦し虐殺することに小隊の中で一人逆境にもめげず逆らい続ける主人公の行動原理とその心理描写だった。「わかりやすさ」ということにかけてはこれ以上わかりやすいものはないほど明快で図式的で情感に訴えるものなのだが、その明快さ、図式性、そして情感が揃いも揃ってとても醜い。とは言うものは、好みのジャンルである戦争物だったが故に2時間見続けてしまったのだから、そんなに声高に批判はできないのだけれど。

重い内容だが間違いなく名作

投稿日

2004/09/01

レビュアー

Deena

戦争とはなんとおぞましいものであるのか。
戦争には正義などという偽善的言葉など使うべきではない。
どちらの立場であってもそこに投じられる人材を狂わせてしまう事は間違いないのだろうと痛感させられた。
今はあまりスクリーンでは見る事が出来ないM・Jフォックスと、とにかく若く力強いショーンペンを見る事が出来る。現在では考えられないキャスティングだろう。それだけでも価値がある作品。
少女の運命がわかっているだけに、全編通して胸を押しつぶされる思いで一杯だった。マイケルの誠実さが更に切ない気分を倍増させる。少女役の女優もすばらしい。まるで自分もその場にいて彼女の嘆きや絶望を傍観しているような気分にさせられてしまう。
単なる戦争ヒーロー映画では決してない。
戦争の本質的姿、人間の弱さ強さを描く、人道的作品であり、名作だと私は思う。

いたたまれない

投稿日

2004/12/20

レビュアー

かんぬき

こういう映画を面白いとかつまらないとかで評価するのは無意味です。それは分かります。でももう少しどうにかならないでしょうか。
ジャンル、「アクション」ですか…(^^;) それはないだろ。

デ・パルマの正義感に共鳴。このお人好し!

投稿日

2007/10/04

レビュアー

kuato

大評判だった『アンタッチャブル』の次に製作したテーマは戦争の犠牲者たち。ベトナム戦争を題材にした作品に兵士のセンチメンタリズムを描いたものなどがあるが、仲間内の告発を題材にした作品は珍しい。さらに事実とあって非常に痛い。マイケル・J・フォックスの繊細な演技に唸った。現在もなお療養中かと思うと、名優なのに実に惜しいことだ。それとは対照にショーン・ペンは卑劣な白人兵役がどうしてこうもハマるのか。
ベトコンツアーで見学したベトコンのトンネルはあんなに太くななく、非常に細いものだった。映画に出てくるトンネルは高さや幅がありすぎて笑った。デ・パルマ監督はプッと笑える要素を必ず用意してくれる。そこがまたいい。

1〜 5件 / 全26件