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しとやかな獣 / 若尾文子

しとやかな獣 /新藤兼人

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旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

狭い公団住宅に、金のためなら世間の道徳観念などものともしない強欲な一家が住んでいた。元海軍中佐の父親の指導のもと、息子は芸能プロに勤め詐欺まがいの手口で金を集め、娘は流行作家の愛人となり、金を絞り取ることに余念がない。しっかり者の母親はそんな家族を温かく見守っている。ある日、息子の横領が発覚し会社の人間がどなりこんで来るのだが…。小気味よいセリフや、悪に徹しきった登場人物たちのキャラクターが痛快。歌舞伎のような音楽、斬新な構図、ブラック・ユーモアにあふれた家庭劇の傑作。

作品情報

製作年:

1962年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

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ジャンル :

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「しとやかな獣」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

狭い公団住宅に、金のためなら世間の道徳観念などものともしない強欲な一家が住んでいた。元海軍中佐の父親の指導のもと、息子は芸能プロに勤め詐欺まがいの手口で金を集め、娘は流行作家の愛人となり、金を絞り取ることに余念がない。しっかり者の母親はそんな家族を温かく見守っている。ある日、息子の横領が発覚し会社の人間がどなりこんで来るのだが…。小気味よいセリフや、悪に徹しきった登場人物たちのキャラクターが痛快。歌舞伎のような音楽、斬新な構図、ブラック・ユーモアにあふれた家庭劇の傑作。

「しとやかな獣」 の作品情報

作品情報

製作年:

1962年

製作国:

日本

「しとやかな獣」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

新藤兼人

原作:

新藤兼人

撮影:

宗川信夫

音楽:

池野成

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サヨナラだけが人生だ

投稿日:2007/07/28 レビュアー:しんぺい

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(若尾文子さんの事を書きたかったけれど。)ユニークな映画ですね!

投稿日:2017/11/26 レビュアー:なんの因果

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家父長制の激パロディ ネタバレ

投稿日:2010/01/17 レビュアー:港のマリー

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 ここに引き合いに出すのも畏れ多い、浄福の光に包まれた至高のホームドラマ「東京物語」の対極に位置する破廉恥家族の物語、究極のブラックホームコメディ、地獄の底で子鬼たちが奇怪な踊りをおどっているかの如き(公団住宅の一室、真っ赤な夕焼けを背景に謡曲の鼓に合わせてゴーゴーを踊る兄妹のシーンを見よ)異形の家庭劇である。天上の星に背を向けて、浅ましい人間の欲望にとことん付き合う川島監督の意地と執念を感じた一作。

 元海軍中佐前田時造(伊藤雄之助)の家族への差配ぶりは見事だ。妻よしの(山岡久乃)は貞淑で上品だし、息子も娘も父の言いつけに従い家計を助ける。前田家の結束は固く、家族の絆は強い。結束の「内容」を見なければ父親を軸とした家族制度の見本のよう。
 実はこの一家、戦後の極貧を経験した後世の中カネが全てと悟り、息子と娘を「実行犯」にして(自由になった世の中、若い者なら多少の無茶も許されるだろうとの判断で)、詐欺、横領、たかりで蓄財し、裕福な生活を楽しんでいる。家父長制が不道徳破廉恥一家を形成し、欲が家族の絆を強固にするという皮肉。家族に対する甘い幻想を粉微塵に吹き飛ばす。痛快この上ない。

 この一家に亀裂を入れかけたのが息子を虜にする若尾文子だが、彼女も前田家の面々と同類。その鮮やかなやり口に前田夫妻は驚嘆かつ賞賛する始末。他の犠牲者たちとは違ってこの息子は何とか立ち直れそうだ。家族が付いていることだし。伊藤雄之助一家と若尾文子の関係は、オーケストラとソリストとでも言うべきで互いに引き立てあっている。出演は短時間だが魅力的なソリストは他にも次々現れて笑わせてくれる。一人だけ、悪に染まらない純情な人間が登場するが、その人の末路を見届ける山岡久乃の顔のアップに、この映画のエッセンスがあると言っても過言ではない。しとやかな獣(けだもの)は、少なくとも二頭いる。いや、小ぶりのけだものも入れれば三頭かもしれない。

 魅力的な空間に登場人物が現れては消えるという川島映画の基本構造が、先鋭化されて示された趣を本作に感じた。上から見下ろしたり下から見上げたり、戸棚からのぞいたりと視点の変化もめまぐるしい。アバンギャルドな構図は多少懲りすぎの感も。オープニングのバルコニー越しに団地の二部屋を見せ人物を動かすシーンがひときわ印象的だった。ここが舞台でさてお立ち会い、始まりますぞと声を掛ける。見終わればあの団地の室内は「伏魔殿」のようなものだった。

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1ドル360円の時代

投稿日:2009/02/05 レビュアー:横浜のタマ

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ビッチな若尾文子 ネタバレ

投稿日:2007/07/28 レビュアー:いつも眠たい馬

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いきなりタイトル、能の囃子(でいいのか?)とともに外から窓越しに映される団地の一室、左の部屋から右の部屋へと何やら運んでいる様子。
クレジットの終わりとともに室内からのショット、山岡久乃の汗で光る額。
いいなあ、この導入部で一気に引き込まれました。

団地の一室(2DK)が舞台で、ほとんどは室内の映像でカメラが縦横無尽の位置取りで魅力的な構図を描く、鈍い僕にも大変面白く感じられました。
階段、踊り場を経て登場人物がこの舞台へと登場する。大変に面白い趣向です。
人物の内面を表現するときに仮想の階段を使う、これも悪くないと思います。

以下は先入観を抱かせてしまう可能性があるので、未見の方は読まない方が良いかと思います。

登場人物はほとんどが欲望に忠実な人物で、各役のキャラや演じる各俳優の演技が一人一人書きたいほどの面白さです。若尾文子の堂々たる悪女ぶりや伊藤雄之助のおとぼけ振りも堪能しましたが、一番凄みを感じたのは山岡久乃。良き妻、良き母と言った言動でありながらも他の登場人物に感じられる人間らしさ、そういったものが排除された冷徹さが感じられ、控え目でありながら家族を完全にコントロールしているように見えるます。彼女に比べると悪女若尾文子もまだ甘い。
ラストのショットも凄いです。

二作続けて若尾文子、川島雄三のコンビのものを見ましたが、どちらも大したものでかなり興奮させられました。この二作、どちらも甲乙つけがたい魅力があり、本来毒気があるものが好きなのですが、いまのところ「女は二度生まれる」の方を上位に置きたいところです。

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:21件

サヨナラだけが人生だ

投稿日

2007/07/28

レビュアー

しんぺい

(若尾文子さんの事を書きたかったけれど。)ユニークな映画ですね!

投稿日

2017/11/26

レビュアー

なんの因果

家父長制の激パロディ

投稿日

2010/01/17

レビュアー

港のマリー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 ここに引き合いに出すのも畏れ多い、浄福の光に包まれた至高のホームドラマ「東京物語」の対極に位置する破廉恥家族の物語、究極のブラックホームコメディ、地獄の底で子鬼たちが奇怪な踊りをおどっているかの如き(公団住宅の一室、真っ赤な夕焼けを背景に謡曲の鼓に合わせてゴーゴーを踊る兄妹のシーンを見よ)異形の家庭劇である。天上の星に背を向けて、浅ましい人間の欲望にとことん付き合う川島監督の意地と執念を感じた一作。

 元海軍中佐前田時造(伊藤雄之助)の家族への差配ぶりは見事だ。妻よしの(山岡久乃)は貞淑で上品だし、息子も娘も父の言いつけに従い家計を助ける。前田家の結束は固く、家族の絆は強い。結束の「内容」を見なければ父親を軸とした家族制度の見本のよう。
 実はこの一家、戦後の極貧を経験した後世の中カネが全てと悟り、息子と娘を「実行犯」にして(自由になった世の中、若い者なら多少の無茶も許されるだろうとの判断で)、詐欺、横領、たかりで蓄財し、裕福な生活を楽しんでいる。家父長制が不道徳破廉恥一家を形成し、欲が家族の絆を強固にするという皮肉。家族に対する甘い幻想を粉微塵に吹き飛ばす。痛快この上ない。

 この一家に亀裂を入れかけたのが息子を虜にする若尾文子だが、彼女も前田家の面々と同類。その鮮やかなやり口に前田夫妻は驚嘆かつ賞賛する始末。他の犠牲者たちとは違ってこの息子は何とか立ち直れそうだ。家族が付いていることだし。伊藤雄之助一家と若尾文子の関係は、オーケストラとソリストとでも言うべきで互いに引き立てあっている。出演は短時間だが魅力的なソリストは他にも次々現れて笑わせてくれる。一人だけ、悪に染まらない純情な人間が登場するが、その人の末路を見届ける山岡久乃の顔のアップに、この映画のエッセンスがあると言っても過言ではない。しとやかな獣(けだもの)は、少なくとも二頭いる。いや、小ぶりのけだものも入れれば三頭かもしれない。

 魅力的な空間に登場人物が現れては消えるという川島映画の基本構造が、先鋭化されて示された趣を本作に感じた。上から見下ろしたり下から見上げたり、戸棚からのぞいたりと視点の変化もめまぐるしい。アバンギャルドな構図は多少懲りすぎの感も。オープニングのバルコニー越しに団地の二部屋を見せ人物を動かすシーンがひときわ印象的だった。ここが舞台でさてお立ち会い、始まりますぞと声を掛ける。見終わればあの団地の室内は「伏魔殿」のようなものだった。

1ドル360円の時代

投稿日

2009/02/05

レビュアー

横浜のタマ

ビッチな若尾文子

投稿日

2007/07/28

レビュアー

いつも眠たい馬

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いきなりタイトル、能の囃子(でいいのか?)とともに外から窓越しに映される団地の一室、左の部屋から右の部屋へと何やら運んでいる様子。
クレジットの終わりとともに室内からのショット、山岡久乃の汗で光る額。
いいなあ、この導入部で一気に引き込まれました。

団地の一室(2DK)が舞台で、ほとんどは室内の映像でカメラが縦横無尽の位置取りで魅力的な構図を描く、鈍い僕にも大変面白く感じられました。
階段、踊り場を経て登場人物がこの舞台へと登場する。大変に面白い趣向です。
人物の内面を表現するときに仮想の階段を使う、これも悪くないと思います。

以下は先入観を抱かせてしまう可能性があるので、未見の方は読まない方が良いかと思います。

登場人物はほとんどが欲望に忠実な人物で、各役のキャラや演じる各俳優の演技が一人一人書きたいほどの面白さです。若尾文子の堂々たる悪女ぶりや伊藤雄之助のおとぼけ振りも堪能しましたが、一番凄みを感じたのは山岡久乃。良き妻、良き母と言った言動でありながらも他の登場人物に感じられる人間らしさ、そういったものが排除された冷徹さが感じられ、控え目でありながら家族を完全にコントロールしているように見えるます。彼女に比べると悪女若尾文子もまだ甘い。
ラストのショットも凄いです。

二作続けて若尾文子、川島雄三のコンビのものを見ましたが、どちらも大したものでかなり興奮させられました。この二作、どちらも甲乙つけがたい魅力があり、本来毒気があるものが好きなのですが、いまのところ「女は二度生まれる」の方を上位に置きたいところです。

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