ピクニック

ピクニックの画像・ジャケット写真
ピクニック / ウィリアム・ホールデン
全体の平均評価点:
(5点満点)

12

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「ピクニック」 の解説・あらすじ・ストーリー

世界中を魅了した名女優、キム・ノヴァクの名を一躍有名にしたラブロマンス。アメリカ南西部に住む姉妹の家に、無一文の流れ者・ハルがやってくる。

「ピクニック」 の作品情報

製作年: 1955年
製作国: アメリカ
原題: PICNIC
受賞記録: 1955年 アカデミー賞 美術監督・装置賞(カラー)
1955年 ゴールデン・グローブ 監督賞

「ピクニック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ピクニックの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
113分 日本語・英語 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
RDD11795 2004年12月24日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
7枚 0人 0人

関連作品

ユーザーレビュー:12件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全12件

こういうのを若気の至りって言うネタバレ

投稿日:2008/02/09 レビュアー:ポッシュ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 先日「大いなる幻影」を観て、他にも何か1本くらいルノワール作品を観てからじゃないとレビュー書けないな、と思って借りたのがこの作品。・・・ルノワールじゃないじゃん(涙)。間違えた、・・・って言うかDISCASさんのデータが違ってます(怒)。

 ジョシュア・ローガンは「バス停留所」と「南太平洋」くらいしか観てなくて、その2本に関してはピンとこなかったのだけど、この作品は良いですねぇ。どんどんドラマが転がって、登場人物たちの心情が揺れに揺れる。

 カンザスの田舎町に流れ者のハル(ウィリアム・ホールデン)がやって来たところから物語は始まる。旧友を頼ってやってきたこの男、女性の扱いが上手く陽気で行動的で実に魅力的。出会った人たちをたちまち魅了してしまう。ここで彼が世話になる2軒の家が見事に女ばっかり、女性しか住んでいないというのがミソ。もちろん、ここに居る女性たちに会いにくる男はいるのだけど、みんな軽くいなされている。田舎のさえない男たちの出入りは、女たちにとってはすでに平凡な日常の景色と一緒だ。そんな折にどこからともなく現れた青年の、野性的で異質な魅力にみんな浮き足立ってしまう。

 最初にハルが出会ったおばちゃんは、初対面だっていうのに、すぐさま家に招き入れて朝食をご馳走してあげるし、美人の姉にコンプレックスを抱いてガリ勉女を装っているミリー(スーザン・ストラスバーグ)は、彼のためにドレスを着るし、オールドミスの教師ローズマリー(ロザリンド・ラッセル)だって、恋人がいながらこの若い男が気になって仕方ない。町1番の美女マッジ(キム・ノヴァク)も何やら心が騒ぐのを感じ、戸惑っている。彼女には恋人がいて結婚も目前。しかもその恋人こそがハルの大学時代の親友なのだ。さぁこりゃ、ひと騒動おきますぞ・・・。町を挙げてのお祭り“ピクニック”を舞台に、人間ドラマが急展開していきます。

 みんなに誘われて一緒にピクニックに参加したハル。楽しくて仕方がなくて、つい調子にのってしまう。自分を飾るようなウソをついたり、親友の恋人と情熱的にダンスしたり・・・。この日は「労働者の休日」。でもハルは職を求めてこの町にやってきたプー太郎で、実はこの休日を楽しむのにふさわしくない人物なのだ。結局、周囲の人たちを傷つけ、逃げるように会場を立ち去る。

 女たちはそれぞれに何か満たされない思いを抱えつつも、それを押し殺して日常を暮してきたが、このハルという男の出現で変えられてしまった。隠してきた本音をさらけ出し、そのことで傷つきもしたが、自分の殻を打ち破って前進することになった。表面的な魅力だけで実は中身のないダメ男といった風のハルという男は、このように人の心を解放する不思議な力を持っていたのだ。甲斐性なしで、そのうちギャンブルと女で身を持ち崩すよアンタってズバリ言えちゃいそうな奴なんだけど、どーにも憎めないというか抗い難い魅力にあふれているのは、この辺が理由か。人間力って感じですかね。

 まぁ、わたしゃマッジのお母ちゃんと同じ意見で、金持ちのボンの方を選んでほしかったねぇ。「ママ、だって私は彼を愛してないのよ」なんて、あのさ、愛は永遠じゃないのよ、愛がなくなっちゃった時に、せめてお金でもなきゃ、ねぇ。ついでに言えば、美貌だって永遠じゃないのよ、マッジちゃん。そこんとこ、冷静に考えないとね。おばさんはズバリ言うわよ。

このレビューは気に入りましたか? はい 10人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

表記を直ぐに直して下さい

投稿日:2008/05/05 レビュアー:TETSUYA

本作は1955年製作アメリカ映画ジョシュア・ローガン監督作品です。1936年フランス映画のジャン・ルノワール作品と全く関係在りません。ディスカスの登録ミスです。ネットレンタルでの表記ミスは致命的かと思いますが・・・皆さんどうぞお気を付け下さい。

このレビューは気に入りましたか? はい 9人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

「綺麗だってばっかり言われるのにうんざりしたのよ」

投稿日:2008/12/06 レビュアー:bokensdorf

大根役者キム・ノバク狙いで観た。家族でピクニックに出かけてそこでダンスをする映画だと思い込んでいた。そこでキム・ノバクが歌でも唄ってくれれば最高だ。

全然違いました。ピクニックって、労働祭【9月の第一月曜日】に町中の人がリバーサイドパーク公園を貸切にしてタレント・コンテストやったり音楽会やったり運動会したりもちろん家族ごとにシート敷いてサンドイッチ食べたり夜になったらダンスコンテストやってその年のクィーンを選ぶという、朝から晩までの一連の年中行事を言うのであった。町中の人間が集まるんだから大行事だ。労働祭をもって、夏の終わりと考えられているから、つまり学校も新学期が始まるのであるから、誰の心にも大きな区切りの日という意味がある。

主人公は二人いる。一人目は文無しで、金持ちの元旧友を訪ねてきたハル(ホールデン)。話はうまいが全部インチキだ。詐欺師に遭ったとき、人は数種類に区分できる。
1) 免疫が無くてそのまま騙されてしまう人
2) 本能的に気づいて嫌悪する人
3) 興味を持って憧憬さえしてしまう人
4) 分かっていて付き合える人

しかし、話の腰を折るようだが、ハルの正体が分かるまで、ピクニックの様子を延々と映していて、ここまでで50分もかかるのである。私はアメリカ人ではないので、昔のピクニックの様子なんてちっとも見たくないからここは辛いものがある。

で、この映画の登場人物はみんなハルに対して1)〜4)のどれかに見事に分類されてしまう。
キム・ノバクのママは、娘を金持ちのアランと結婚させたいので、「ピクニックのあと、今夜やっちゃえ」みたいなことを言う。話の腰を折るようだが、この映画の字幕はひどい。肝心のセリフをあいまいな日本語にしてしまっていて、登場人物の話していることがはっきり分からなくしてしまっている。で、結局娘は朝帰りするんだけど、ママが娘を捜索していないのはそういう理由だからである。で、ママは2)。賢い。さすがに自分の結婚でひどい目にあっているだけある。

もうひとりの主人公はオールドミスの学校の先生。この人が重要な役回りをする。アランに好意を持つのだが3)、頭が良いので正体も見抜いている。アランに拒否されると2)に変身。オールドミス共通の、大きすぎるイヤリングとセットのネックレースをしているのが見事なアイコン。ハルに対抗できるのはこの女性だけ。

マッジ(キム・ノバク)とハルのダンスシーンは緊張感が高まってるのは分かったが、ダンスに期待した人はがっかりだろう。だって、踊ってないんだもん。ボックスのステップを踏んでるだけ。見詰め合っているうちに足は止まる。
しょうがないか。ここでワルツを踊れるアメリカ人は労働祭なんかに参加していない。

名セリフだなと私が思ったのは、ハルとマッジがピクニックのあと、長い時間二人きりでいて他の事を気に止めていなかったことを後悔するときのセリフ。マッジがこう言う。”I guess neither of us thought too much about anything.” ここはNeigher of us と、二人が夢中になっていたことを示す複数形が主語であることが重要なのである。字幕はこうなっている。「時がたつのも忘れたわ」これじゃ、マッジの気持ちの告白みたいじゃないか。誤訳だ。「私たち夢中だったから…」という字幕が絶対に必要な場面である。

ついでに言うと「初めて私に心を開いた人よ」という字幕も間違っている。ハルが「どうしてキスなんか…」と言ったのに対しマッジはこう言っている。”I get so tired of just being told I’m pretty.” 「綺麗だってばっかり言われるのにうんざりしたのよ」 全然噛み合わないセリフなのだ。そこが重要なのである。マッジは綺麗だけどオツムは妹の方がマシなくらいなお人形さんなのである。そういう人が論理の整合したセリフを放つわけがない。彼女には彼女なりの理屈がここにはあるのだ、という大事なセリフなのである。それを辻褄が合わないからと勝手にロマンチックな日本語字幕にしてしまった人は英語が分かっていない以上にこの映画を分かっていない。

おばあちゃんは1)。当時は振り込めサギが無い平和な時代だったから良かった。
マッジと妹はもちろん3)だ。妹は賢いから深入りしない。ハワードは4)だからハルを一晩泊めてやる。

さて、この映画はハッピーエンドなんだろうか。インチキ野郎と頭の足りない美女。どっちの理屈も、凡人には理解できないものがあるだろうからそれで良いのかもしれない。

キム・ノバクって、まったく知性を感じさせない女優だか、演技も大根だし、マッジははまり役だ。キム・ノバクの映画としては説得力がある。なかなか良かった。あと、アランはクリフ・ベンソンだ。スパイダーマンのおじさんだ。こんなに長く映画に出ている人を他に知らない。

このレビューは気に入りましたか? はい 6人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

50年前では、アメリカでも女の幸せはやっぱり結婚なのねネタバレ

投稿日:2007/03/07 レビュアー:おうち大好き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

さて現代の日本ではどうなんでしょう?
人々の価値観も多様化しているように思えますが・・・

ハルのもとへ走る娘に、あの男と一緒になっても幸せにはなれないと母親は諭しますが、勘違いモードに入っている娘は完璧な人はいないと言って聞き入れません。この法則は昔も今も変わらないようです。

オールドミスの教師に単調な毎日の生活なんてもうイヤだと言わせ、男性に結婚を迫るくだりがあります。でも結婚後もまた違う単調な毎日の暮らしが始まるだけなんですけどね。

このレビューは気に入りましたか? はい 6人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

一目惚れ恋愛映画の古典名作。あのシーン&セリフを楽しむ

投稿日:2007/01/28 レビュアー:ひらり

9月の第1月曜日、労働休日の朝。
アメリカ中西部(カンサス)の小さな町が舞台。
そこでは、終わりゆく夏を楽しむために、町中で「ピクニック」(と言ってもお弁当家族のピクニックではない「町の夏祭り」)を楽しむ風習があるんですね。
この祭りの風情が素晴らしい。
'50年代の古き良きアメリカの風物詩映画としても楽しめます。
で、祭りも夜になり提灯のもと川辺の船着き場でのウイリアム・ホールデンとキム・ノバクのあのダンス名シーンがあります。
その後、ドラマは急展開し、あの名セリフ。
たった2日間でここまで…の後半は、私としては、ちょっとついていけなかった…。

ヒロインの妹役に、デビューしたてのスーザン・ストラスバーグ。
生意気にタバコをふかすシーンも注目。

典型的な一目惚れラブストーリーですが、この時代のアメリカの文化的テーマが随所に観てとれる秀作です。

アカデミー賞美術監督賞、装置賞、編集賞を受賞、ゴールデン・グローブでジョシュア・ローガンが監督賞受賞。
古典名作として観る価値あり。










<ネタバレ>
あの名シーン。
川辺の船着き場。
石の階段をゆっくり手拍子しながら降りてくるマッジ(キム・ノヴァク)と、彼女を見つめながら迎えるハル(ウイリアム・ホールデン)。階段を降りると手をつなぎ2人でダンス。このダンスシーンは、張りつめた緊張感の中で愛情が深まる心の葛藤が、観ている方にもズキンズキン伝わってくる名シーンです。(キム・ノヴァクのその後の女優人生も決定付けたシーン)

あの名セリフ。
よそ者を排他する町の代弁者としてロザリンド・ラッセル演じるオールドミス教師のローズマリ。(ジョシュア・ローガン監督は翌年に製作された『青春物語』もよそ者排他、町に残れの同じテーマ描いてます)
そのローズマリにハル自身の嫌な部分を指摘され父までも罵倒、ハルは逃げるようにピクニック会場を立ち去るが、マッジが後を追う。
「あなたは魅力的でユーモアもある。とても楽しい。ダンスはうまいし、踊ると人柄がわかる。強引な人の腕に抱かれた時は落ち着かない。あなたとは息がピッタリあう、ピンとくるの」
ハルは自分が、乱暴者で刑務所にぶち込まれた落ちこぼれであることをマッジに告白。
あきれはてて帰ると思ったマッジは、いきなりハルにキス。
「なぜ?」
「初めて私に心を開いた人よ」
古典的良きセリフがキスシーンの感動を倍増。

この時代に共通している設定(テーマ)も多い。
貨物列車の輸送と大規模農場経営。繁栄のアメリカ。
ハルの母親。家を出て子育て放棄の母親。
(アメリカ男性は「母親が大嫌い」の家庭の描き方)
ミリーの小説家としての夢。
(その後、ウーマンリブへつながる女性の自立)

ちょっとついていけなかったは、一目惚れからたった2日間でのプロポーズと家出…。
映画元ネタがブロードウェイのロングラン舞台劇なので、強引な展開だったのか、そこまでの一目惚れに?マーク。

スーザン・ストラスバーグはマーロン・ブランドやジェームズ・ディーンを輩出したアクターズ・スタジオ(インタビュー番組がNHK BS2で今も放送中)主宰者リー・ストラスバーグの娘。この映画の3年後『女優志願』(1958)が代表作かな。

実はジャン・ルノワールの『ピクニック』と間違えて観ました。(笑)
この作品もラブストーリーに感情移入以外の部分でも面白かった

このレビューは気に入りましたか? はい 6人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全12件

ピクニック

月額課金で借りる

都度課金で借りる