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『時代屋の女房』の森崎東監督による一編。旅先での寅次郎を中心に描き、山田洋次作品とは一風変わった趣を残すシリーズ中の異色作。湯の山温泉の旅館で番頭を務める羽目になった寅次郎。例によってそこの女将に想いを寄せるが…。
『時代屋の女房』の森崎東監督による一編。旅先での寅次郎を中心に描き、山田洋次作品とは一風変わった趣を残すシリーズ中の異色作。湯の山温泉の旅館で番頭を務める羽目になった寅次郎。例によってそこの女将に想いを寄せるが…。
製作年: |
1970年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
『時代屋の女房』の森崎東監督による一編。旅先での寅次郎を中心に描き、山田洋次作品とは一風変わった趣を残すシリーズ中の異色作。湯の山温泉の旅館で番頭を務める羽目になった寅次郎。例によってそこの女将に想いを寄せるが…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9503 | 2004年10月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 1人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第3弾がデジタルリマスター版で復活。湯の山温泉の旅館で番頭を務める羽目になった寅次郎。例によってそこで働く美人女将に一目惚れしてしまうが、偶然そこに寅次郎の叔父夫婦が慰安旅行にやって来て…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8503 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 1人 | 1人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
約35,500
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約5,400
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日本で大阪万博が開催された年の正月公開作品。このシリーズ第3作は35年も昔の映画なんですね。マドンナお志津役は新珠三千代さんで、三重県四日市をロケ地にして彼女は湯の山温泉の旅館「もみじ荘」の女将という設定。我々中年には、同1970年の1月から翌年4月までよみうりTVで放送された「細腕繁盛記」で伊豆熱川の山水館という小さな旅館を大旅館チェーンに育て上げてゆくヒロイン加代さんを髣髴とさせる役回りを演じておられます。
オープニングのSL走る雪国の宿から前2作と趣を異にした「森崎東」演出を感じます。風邪で寝込む寅さんとからむ仲居役の悠木千帆(現 樹木希林)さんのけなげさでしんみりさせた後は、柴又とらやへとって返して寅さんのお見合い騒動へ発展します。
ここでシリーズ屈指の喧嘩シーン、寅次郎vs博が見られます。博が初めて寅さんを殴ったうえに一本背負いまでしちゃうんですね。
もみじ荘へ自称番頭で住み着いた寅さんが旅館客への余興で見せる股旅芝居にしても、香山美子さん演じる染奴の父親(花沢徳衛さん)を相手に仁義をきるその口上の口跡の良さにしても、渥美清という俳優の素晴らしさ、底の深さを味わえます。
結局お志津さんには想い想われる大学の先生がいて、寅さんは身を引いて去ってゆくのですが、そのシーンより強い泣かせどころがその後の69年大晦日から70年元旦を迎えた時のとらやの茶の間で待っています。寅さんが映るTVを食入るように見つめる櫻の目の涙。寅さんの「渡世」のせつなさが全開です。
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寅さんにお見合い話があったりお世話になってる職場のおかみさんを好きになったりする話。
前2作よりもコメディタッチになって寅さんシリーズの方向性がだいぶ固まってきたイメージの作品でした。
寅さん以外の男女が幸せになっていくというパターンで、最初の30分は寅さんの見合い話から気づいたら仲人になっちゃう話と後半は寅さんが働く旅館の女将さんのことを好きになっちゃったり若い男女の恋愛に口出ししたりして気づいたら周りがみんな幸せになって自分はフーテンの寅になるという。
ただ後半に出てくる女将さんはあんまり寅さんと交流しないので印象に残らずで寅さんの恋があまり際立たない映画でした。前半30分だけで話としては完成されていて後半1時間は無理やりとってつけた感があるような映画でした。
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寅さんのフーテンであることの寂しさが浮き彫りにされる第3作です。またそれは庶民とインテリ層の対比でもあって、「明るく楽しい松竹娯楽映画」に変わりはありませんが、面白おかしく軽いテーストで展開される喜劇の中に、主人公寅が持つ暗部が封じ込められています。シリーズでは珍しく寅と博の派手な喧嘩や、フーテンの道に足を踏み入れかけている信夫(河原崎建三)のナイフのいざこざなど、暴力の一面が表現されるのはその象徴だと思います。
しかし、そういったテーマを表現していく傍らで、シリーズとしての束縛もあり、作品の出来は良いものではありません。
映画前半はお約束事であり観客の期待でもある、とらやの面々を交えたシークエンスが語られ、とらや夫妻の湯の山温泉への旅行を契機に、作品の本題に切り込む湯の山温泉を舞台としたシークエンスへと移っていきますが、テーマの面で繋がりがあるとはいえ、ドラマの流れとしては非常に取って付けたような展開になっています。
また、前半に30分もの大幅な時間を束縛される分、フーテンの成れの果て清太郎(花澤徳衛)、その娘・染奴(香山美子)と信夫(河原崎建三)、旅館の女将・お志津(新珠三千代)を交えたテーマに繋がるドラマ展開は、一つのシーンの中の台詞でのみ表現されると言うほど断片的なもので、多面的な要素が薄い分第1作がもたらした感動には程遠い出来です。
こういったシリーズ物の欠点であるんだろうけど、物語展開の面白さという娯楽作品としての醍醐味にも欠け、感動し共感を誘うような厚みにも欠けという、何とも中途半端な作品です。
もちろん映像としては、寅が持つキャラクターの魅力で十分に引っ張っていけるわけですが、主演の魅力で持たせるなどという映画は、昨今のテレビのバラエティ番組となんら変わらない情けなさを感じます。
シリーズの中では興味深いテーマが封じ込められているのが、せめてもの制作サイドの抵抗でしょうが、ドラマの完成度がそのために落ちるというのも情けない構成ですね。
映画がテレビと変わらなくなり、衰退の道を転げ落ちる要因の一つを見るような映画でしょうか。
20点。
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ユーザーレビュー:15件
投稿日
2005/12/23
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
日本で大阪万博が開催された年の正月公開作品。このシリーズ第3作は35年も昔の映画なんですね。マドンナお志津役は新珠三千代さんで、三重県四日市をロケ地にして彼女は湯の山温泉の旅館「もみじ荘」の女将という設定。我々中年には、同1970年の1月から翌年4月までよみうりTVで放送された「細腕繁盛記」で伊豆熱川の山水館という小さな旅館を大旅館チェーンに育て上げてゆくヒロイン加代さんを髣髴とさせる役回りを演じておられます。
オープニングのSL走る雪国の宿から前2作と趣を異にした「森崎東」演出を感じます。風邪で寝込む寅さんとからむ仲居役の悠木千帆(現 樹木希林)さんのけなげさでしんみりさせた後は、柴又とらやへとって返して寅さんのお見合い騒動へ発展します。
ここでシリーズ屈指の喧嘩シーン、寅次郎vs博が見られます。博が初めて寅さんを殴ったうえに一本背負いまでしちゃうんですね。
もみじ荘へ自称番頭で住み着いた寅さんが旅館客への余興で見せる股旅芝居にしても、香山美子さん演じる染奴の父親(花沢徳衛さん)を相手に仁義をきるその口上の口跡の良さにしても、渥美清という俳優の素晴らしさ、底の深さを味わえます。
結局お志津さんには想い想われる大学の先生がいて、寅さんは身を引いて去ってゆくのですが、そのシーンより強い泣かせどころがその後の69年大晦日から70年元旦を迎えた時のとらやの茶の間で待っています。寅さんが映るTVを食入るように見つめる櫻の目の涙。寅さんの「渡世」のせつなさが全開です。
投稿日
2018/01/30
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅さんにお見合い話があったりお世話になってる職場のおかみさんを好きになったりする話。
前2作よりもコメディタッチになって寅さんシリーズの方向性がだいぶ固まってきたイメージの作品でした。
寅さん以外の男女が幸せになっていくというパターンで、最初の30分は寅さんの見合い話から気づいたら仲人になっちゃう話と後半は寅さんが働く旅館の女将さんのことを好きになっちゃったり若い男女の恋愛に口出ししたりして気づいたら周りがみんな幸せになって自分はフーテンの寅になるという。
ただ後半に出てくる女将さんはあんまり寅さんと交流しないので印象に残らずで寅さんの恋があまり際立たない映画でした。前半30分だけで話としては完成されていて後半1時間は無理やりとってつけた感があるような映画でした。
投稿日
2007/11/12
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
寅さんのフーテンであることの寂しさが浮き彫りにされる第3作です。またそれは庶民とインテリ層の対比でもあって、「明るく楽しい松竹娯楽映画」に変わりはありませんが、面白おかしく軽いテーストで展開される喜劇の中に、主人公寅が持つ暗部が封じ込められています。シリーズでは珍しく寅と博の派手な喧嘩や、フーテンの道に足を踏み入れかけている信夫(河原崎建三)のナイフのいざこざなど、暴力の一面が表現されるのはその象徴だと思います。
しかし、そういったテーマを表現していく傍らで、シリーズとしての束縛もあり、作品の出来は良いものではありません。
映画前半はお約束事であり観客の期待でもある、とらやの面々を交えたシークエンスが語られ、とらや夫妻の湯の山温泉への旅行を契機に、作品の本題に切り込む湯の山温泉を舞台としたシークエンスへと移っていきますが、テーマの面で繋がりがあるとはいえ、ドラマの流れとしては非常に取って付けたような展開になっています。
また、前半に30分もの大幅な時間を束縛される分、フーテンの成れの果て清太郎(花澤徳衛)、その娘・染奴(香山美子)と信夫(河原崎建三)、旅館の女将・お志津(新珠三千代)を交えたテーマに繋がるドラマ展開は、一つのシーンの中の台詞でのみ表現されると言うほど断片的なもので、多面的な要素が薄い分第1作がもたらした感動には程遠い出来です。
こういったシリーズ物の欠点であるんだろうけど、物語展開の面白さという娯楽作品としての醍醐味にも欠け、感動し共感を誘うような厚みにも欠けという、何とも中途半端な作品です。
もちろん映像としては、寅が持つキャラクターの魅力で十分に引っ張っていけるわけですが、主演の魅力で持たせるなどという映画は、昨今のテレビのバラエティ番組となんら変わらない情けなさを感じます。
シリーズの中では興味深いテーマが封じ込められているのが、せめてもの制作サイドの抵抗でしょうが、ドラマの完成度がそのために落ちるというのも情けない構成ですね。
映画がテレビと変わらなくなり、衰退の道を転げ落ちる要因の一つを見るような映画でしょうか。
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男はつらいよ フーテンの寅 【第3作】