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伝説のパンクロッカーで、セックスピストルズのベーシストとして有名なシド・ビシャスとその恋人のナンシーの破滅に至る恋愛を描いた実話に基づく作品。ふとしたことで知り合った二人が、互いのつながりを深めれば深めるほど周囲とのズレが広がっていき、そして傷つく二人が救いを求めれば求めるほどドラッグに溺れ、“死”に近づいていく……。ナンシー役のクロエ・ウェッブが熱演。
製作年: |
1986年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
SID AND NANCY |
監督: |
アレックス・コックス |
---|---|
製作: |
エリック・フェルナー |
出演: |
ゲイリー・オールドマン 、 ドリュー・スコフィールド 、 イギー・ポップ 、 ザンダー・バークレイ 、 クロエ・ウェッブ 、 ドリュー・スコフィールド 、 トニー・ロンドン 、 ペリー・ベンソン 、 クロエ・ウェブ 、 デヴィッド・ヘイマン |
脚本: |
アビ・ウール 、 アレックス・コックス |
---|---|
撮影: |
ロジャー・ディーキンズ |
音楽: |
ザ ポーグス 、 ジョー・ストラマー 、 プレイ・フォー・レイン 、 ザ・ポーグス 、 プレイ・フォー・レイン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
113分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TBDR4019 | 2005年07月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
113分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
レイティング:
記番:
TBDR4019
レンタル開始日:
2005年07月27日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
113分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TBDR4019 | 2005年07月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
113分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
レイティング:
記番:
TBDR4019
レンタル開始日:
2005年07月27日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
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面白い。
現実のシドとナンシーはもちろん、映画の中で描かれているシドとナンシーにもまったく共感はしないし、ことさらこの映画が主人公たちを美しくロマンティックに描いているとも思わない。運命的な恋人とか、さして深い恋愛関係とも思えず、心惹かれない。互いへの愛よりも、自己愛、クスリ愛のほうが強そうだ。
こんなつまらない話を、面白い映画に仕立てたアレックス・コックスの手腕に僕は共鳴する。
カットの始まりがとてもよくて、随所ではっとする。アクションの途中からカットが始まることも結構あって、そんなところではとても暴力的な印象を強める。構図もしっかりしていて、長回しでもフレームの中の緊張が緩むことがほとんどない。主役二人をはじめとする演技陣のパフォーマンスもとてもいい。ナンシーの実家の様子なんて大笑いだった。
ラストはアレックス・コックスらしい緩めのファンタジーで締めくくられる。優しいなあと思った。70点。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
セックス・ピストルズのメンバー、シド・ビシャスとその恋人だったナンシー・スパンゲンの「恋物語」となっておる。
ふむ。恋物語ねえ。
とりあえず、セックス・ピストルズはパンクの金字塔だ。ブリティッシュ系パンクにさほど影響を受けなかった私だけれど、シド・ビシャスの名前ぐらいは知っている。
それでも、この映画にこれまで手が伸びなかったのは、シド・ビシャスってのがぜんぜんパンクでもロックでもなく、ミュージシャンなどではなくて、たんなるラリッたヘロイン中毒患者であって、そのスキャンダラスな言動のみで注目されているってあたりを、やっぱり肯定できなかったから。ここを美化してどうするよ。美化しちゃあかんでしょ? と。
映画としては、ゲイリー・オールドマンが怪演してます。だめぽな主人公を繊細に、過激に、情けなく演じてこれはたいしたものだなあ、と。
対して、ナンシー役のクロエ・ウェブはこの演技を高く評価されたということだけれど、ただ全編通してわめき散らしているだけで、ほとほと疲れました。
これは愛ってのじゃないです。
こういうのを「愛だ」と美化してはあきまへん。
若者がこんな愛を維持するために、暴力や裏切りや怠惰に耐えようと思っちゃったらどうするのさ。
とはいえ、こんな愛のモノガタリが高く支持されるって背景には、多かれ少なかれ多くの人がうまくいかない愛に依存しながら、見えないナイフで自傷するような関係を持ってしまったりするのかもしれないねえ、と。
とにかく薬はいけまへん。そしてうまくいかないことを、親や他人や、愛する人のせいにするのはやめましょう。
パンクが根付かなかったわけがわかる映画。
とりあえず名作は、名作だと思います。
当時を知ってる身としては、かなり身につまされて観ましたです。はい。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
パンクがきらいなひとは見ない方がいいです。
ゲイリー・オールドマンが、とにかく役者。
この作品で彼を知ったのですが、
その後もおもしろい役をどんどんやって、
今や名脇役ですもんね。
こうゆう作品で出てくると、すぐ消えちゃいがちなのに、
今もちゃんと残っていろんな作品に名を連ねていて、
ほんとに役者とゆうおしごとが好きなんだなって思います。
個人的には、ばか騒ぎの後の、船からふたりで
歩いてくるシーンがだいすきで、
至福な気分がこっちまでうれしくなる。
恋愛映画としてもだいすきなんだけど、
これまた少数派なのかな。
このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています
充分楽しめる作品です。学生時代、CDを聞いてましたが、生存中のシド・ヴィシャスは、見たことがありません。写真や古い映像を見ると、シド役のオールドマンもちゃんと役作りしてるなぁと感心した以上にナンシー役の女優はもっと!! そっくりなので拍手ものです。しゃべり方もそっくり!!!
なぜシドが21の若さで中毒死したのか、ナンシーと何があったのか・・・本作では、克明に描いてるので分かりやすいです。勿論、ライブシーンもけっこうあるので、退屈はしません。
この二人は立派に生き抜いて人生をまっとうするタイプではないということもよく分かりました。これが天命だったのかと。パンクのカリスマらしい生き方です。
ラストのシーンは、いいですね。あの二人に相応しい演出です。
あと、シドの「マイ・ウェイ」の痛々しさも良かったです。
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元セックスピストルズのシドヴィシャスの物語。
恋人ナンシーの殺害容疑で逮捕されたシドが
ナンシーとのなれそめ等を回想する形で進行しています。
セックスピストルズ、名前は知ってるけど
曲はしっかり聴いたことがないし、どんなバンドなのかもあまり知らない。
だけど、伝記映画になるような人だから
そうとう破天荒な人生だったんだろうな・・・と思いつつ見ていたら・・・
案の定、ジャンキーだったんですね(汗
シドとナンシー、どっちもダメっぷりがハンパ無いですね・・・。
これ、有名人じゃなかったらホントどーしようもない奴らだと思います。
ですが、
こんなダメな2人でも
こんなグダグダな毎日でも
こんな汚く、醜い世界でも
こんな不安定な世界でも
2人は幸せなんですねえ♪
バカップルといえばそれまでですが
もう本人達は2人が幸せなら
他の事なんでどーでもいい
というような感じ。
若い時ってこういうことあるよなーって
今になってちょっと恥ずかしさすら感じるくらい
2人は周りが見えなくなってて
2人だけの世界の中で突っ走ってるんだよなー。
ダメな男とダメな女の話で
堕落していくだけ・・・って感じもするんだけど
そんなグダグダの中にも
2人の純愛ぶりが感じ取れて
なぜか後味は悪くない。
ジャンキー映画なのに・・・・(汗
共感はまったく出来ないんだけど
なんかイヤな感じは全然しないんだよな。
その辺は製作側の力量なのかなあ?
最後の、シドがナンシーの乗っているタクシー(?)に乗込むところ。
これがものすごく2人がいい顔してる。
すごく印象的なシーンでした。
ゲイリーオールドマン、ハマリすぎ!
これを演じるにあたって、
実際のシドの遺品を身につけているとか???(wikiより)
クレイジーっぷりもハンパ無いです♪
今までセックスピストルズを聴いたことがなかったけれど
興味が出たので、ちょっと聴いてみよう♪
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シド・アンド・ナンシー
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:29件
投稿日
2009/05/07
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
面白い。
現実のシドとナンシーはもちろん、映画の中で描かれているシドとナンシーにもまったく共感はしないし、ことさらこの映画が主人公たちを美しくロマンティックに描いているとも思わない。運命的な恋人とか、さして深い恋愛関係とも思えず、心惹かれない。互いへの愛よりも、自己愛、クスリ愛のほうが強そうだ。
こんなつまらない話を、面白い映画に仕立てたアレックス・コックスの手腕に僕は共鳴する。
カットの始まりがとてもよくて、随所ではっとする。アクションの途中からカットが始まることも結構あって、そんなところではとても暴力的な印象を強める。構図もしっかりしていて、長回しでもフレームの中の緊張が緩むことがほとんどない。主役二人をはじめとする演技陣のパフォーマンスもとてもいい。ナンシーの実家の様子なんて大笑いだった。
ラストはアレックス・コックスらしい緩めのファンタジーで締めくくられる。優しいなあと思った。70点。
投稿日
2007/02/13
レビュアー
武蔵野婦人セックス・ピストルズのメンバー、シド・ビシャスとその恋人だったナンシー・スパンゲンの「恋物語」となっておる。
ふむ。恋物語ねえ。
とりあえず、セックス・ピストルズはパンクの金字塔だ。ブリティッシュ系パンクにさほど影響を受けなかった私だけれど、シド・ビシャスの名前ぐらいは知っている。
それでも、この映画にこれまで手が伸びなかったのは、シド・ビシャスってのがぜんぜんパンクでもロックでもなく、ミュージシャンなどではなくて、たんなるラリッたヘロイン中毒患者であって、そのスキャンダラスな言動のみで注目されているってあたりを、やっぱり肯定できなかったから。ここを美化してどうするよ。美化しちゃあかんでしょ? と。
映画としては、ゲイリー・オールドマンが怪演してます。だめぽな主人公を繊細に、過激に、情けなく演じてこれはたいしたものだなあ、と。
対して、ナンシー役のクロエ・ウェブはこの演技を高く評価されたということだけれど、ただ全編通してわめき散らしているだけで、ほとほと疲れました。
これは愛ってのじゃないです。
こういうのを「愛だ」と美化してはあきまへん。
若者がこんな愛を維持するために、暴力や裏切りや怠惰に耐えようと思っちゃったらどうするのさ。
とはいえ、こんな愛のモノガタリが高く支持されるって背景には、多かれ少なかれ多くの人がうまくいかない愛に依存しながら、見えないナイフで自傷するような関係を持ってしまったりするのかもしれないねえ、と。
とにかく薬はいけまへん。そしてうまくいかないことを、親や他人や、愛する人のせいにするのはやめましょう。
パンクが根付かなかったわけがわかる映画。
とりあえず名作は、名作だと思います。
当時を知ってる身としては、かなり身につまされて観ましたです。はい。
投稿日
2006/11/27
レビュアー
真パンクがきらいなひとは見ない方がいいです。
ゲイリー・オールドマンが、とにかく役者。
この作品で彼を知ったのですが、
その後もおもしろい役をどんどんやって、
今や名脇役ですもんね。
こうゆう作品で出てくると、すぐ消えちゃいがちなのに、
今もちゃんと残っていろんな作品に名を連ねていて、
ほんとに役者とゆうおしごとが好きなんだなって思います。
個人的には、ばか騒ぎの後の、船からふたりで
歩いてくるシーンがだいすきで、
至福な気分がこっちまでうれしくなる。
恋愛映画としてもだいすきなんだけど、
これまた少数派なのかな。
投稿日
2010/03/12
レビュアー
エコエコアザラク充分楽しめる作品です。学生時代、CDを聞いてましたが、生存中のシド・ヴィシャスは、見たことがありません。写真や古い映像を見ると、シド役のオールドマンもちゃんと役作りしてるなぁと感心した以上にナンシー役の女優はもっと!! そっくりなので拍手ものです。しゃべり方もそっくり!!!
なぜシドが21の若さで中毒死したのか、ナンシーと何があったのか・・・本作では、克明に描いてるので分かりやすいです。勿論、ライブシーンもけっこうあるので、退屈はしません。
この二人は立派に生き抜いて人生をまっとうするタイプではないということもよく分かりました。これが天命だったのかと。パンクのカリスマらしい生き方です。
ラストのシーンは、いいですね。あの二人に相応しい演出です。
あと、シドの「マイ・ウェイ」の痛々しさも良かったです。
投稿日
2012/01/19
レビュアー
MM3元セックスピストルズのシドヴィシャスの物語。
恋人ナンシーの殺害容疑で逮捕されたシドが
ナンシーとのなれそめ等を回想する形で進行しています。
セックスピストルズ、名前は知ってるけど
曲はしっかり聴いたことがないし、どんなバンドなのかもあまり知らない。
だけど、伝記映画になるような人だから
そうとう破天荒な人生だったんだろうな・・・と思いつつ見ていたら・・・
案の定、ジャンキーだったんですね(汗
シドとナンシー、どっちもダメっぷりがハンパ無いですね・・・。
これ、有名人じゃなかったらホントどーしようもない奴らだと思います。
ですが、
こんなダメな2人でも
こんなグダグダな毎日でも
こんな汚く、醜い世界でも
こんな不安定な世界でも
2人は幸せなんですねえ♪
バカップルといえばそれまでですが
もう本人達は2人が幸せなら
他の事なんでどーでもいい
というような感じ。
若い時ってこういうことあるよなーって
今になってちょっと恥ずかしさすら感じるくらい
2人は周りが見えなくなってて
2人だけの世界の中で突っ走ってるんだよなー。
ダメな男とダメな女の話で
堕落していくだけ・・・って感じもするんだけど
そんなグダグダの中にも
2人の純愛ぶりが感じ取れて
なぜか後味は悪くない。
ジャンキー映画なのに・・・・(汗
共感はまったく出来ないんだけど
なんかイヤな感じは全然しないんだよな。
その辺は製作側の力量なのかなあ?
最後の、シドがナンシーの乗っているタクシー(?)に乗込むところ。
これがものすごく2人がいい顔してる。
すごく印象的なシーンでした。
ゲイリーオールドマン、ハマリすぎ!
これを演じるにあたって、
実際のシドの遺品を身につけているとか???(wikiより)
クレイジーっぷりもハンパ無いです♪
今までセックスピストルズを聴いたことがなかったけれど
興味が出たので、ちょっと聴いてみよう♪