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ウェスト・ポイントにある陸軍士官学校の教官、マーティ・マーの半生をつづったヒューマン・ドラマ。50年に及ぶ勤続を経た彼は、辞職命令を撤回させるべく、旧知の大統領のもとを訪れる。大統領の約束を取り付けて、彼はウェスト・ポイントへ戻ったが……。
製作年: |
1954年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE LONG GRAY LINE |
監督: |
ジョン・フォード |
---|---|
製作: |
ロバート・アーサー 、 ロバート・アーサー |
出演: |
タイロン・パワー 、 モーリン・オハラ 、 ウォード・ボンド 、 ハリー・ケリー・Jr 、 ロバート・フランシス 、 ドナルド・クリスプ 、 ベッツィ・パルマー 、 フィル・ケリー 、 ピーター・グレイブス 、 ウィリアム・レスリー 、 ウォード・ボンド 、 ロバート・フランシス |
脚本: |
エドワード・ホープ |
撮影: |
チャールズ・ロートン・Jr. |
音楽: |
ジョージ・ダニング 、 モリス・W・ストロフ |
ウェスト・ポイントにある陸軍士官学校の教官、マーティ・マーの半生をつづったヒューマン・ドラマ。50年に及ぶ勤続を経た彼は、辞職命令を撤回させるべく、旧知の大統領のもとを訪れる。大統領の約束を取り付けて、彼はウェスト・ポイントへ戻ったが……。
製作年: |
1954年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE LONG GRAY LINE |
監督: |
ジョン・フォード |
---|---|
製作: |
ロバート・アーサー 、 ロバート・アーサー |
出演: |
タイロン・パワー 、 モーリン・オハラ 、 ウォード・ボンド 、 ハリー・ケリー・Jr 、 ロバート・フランシス 、 ドナルド・クリスプ 、 ベッツィ・パルマー 、 フィル・ケリー 、 ピーター・グレイブス 、 ウィリアム・レスリー 、 ウォード・ボンド 、 ロバート・フランシス |
脚本: |
エドワード・ホープ |
---|---|
撮影: |
チャールズ・ロートン・Jr. |
音楽: |
ジョージ・ダニング 、 モリス・W・ストロフ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD10375 | 2004年07月30日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
3枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
RDD10375
レンタル開始日:
2004年07月30日
在庫枚数
3枚
1位登録者:
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2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD10375 | 2004年07月30日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
3枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
RDD10375
レンタル開始日:
2004年07月30日
在庫枚数
3枚
1位登録者:
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アメリカ陸軍の中で最も輝かしい「ウエストポイント陸軍士官学校」の物語で、ウエストポイントで50年間教官として努めたマーティ・マーの自伝を映画化したヒューマンドラマ。監督は叙情的な戦争映画「ミスタア・ロバーツ(1955)」「肉弾鬼中隊(1934)」「コレヒドール戦記(1945)」など撮ったジョン・フォードで、古い映画にもかかわらず、今でも十分に感動を与える名作である。
ウエスト・ポイントとはアメリカ合衆国の最も古い陸軍士官学校で、ここを卒業すると士官(少尉)として軍に赴任することとなる。いわゆる軍のエリート学校であり、現在の日本で言えば防衛大学校に相当する。現在はどうか知らぬが、かつては本映画のような名物教官が長く在籍することも多かったようで、厳しくも家族的なコミュニティとして長く愛されている。また、ウエスト・ポイント卒業の著名人も非常に多く、本映画中でもドットスン、マッカーサー、ブラッドレー、ヴァンフリート、アイゼンハワーの名前が出てくる。
ちなみに、主人公のマーティ・マーは最終階級で一等軍曹という下士官であり、彼の教え子は卒業すると彼よりも位の高い少尉(士官)になる。
内容は、マーティ・マー一等軍曹のウエスト・ポイントでの50年間を描いたもので、叙情的な脚色で実に心温まるホットな映画となっている。特に素晴らしいのは、役者の役作りと演技で、主演のタイロン・パワーを始め、若年時から壮年までを違和感なく演じ分けている点だ。マーティ・マーの若いときの怖いもの知らずで無知な姿から、次第にプライドと威厳を身につけて行き、最後は衰えながらもウエスト・ポイントに愛情を注ぐ姿まで、一人の役者とは思えない演技力である。マーティー・マー自身の紆余曲折の人生もさることながら、多くの士官候補生を送り出し、その死を見てきたかの歴史は重みがある。その重みが彼の人間性をも変えていくのだ。
ただ、さすがに50年間ともなると、登場人物が世代を超えて登場するので、人間関係がやや複雑にはなってくるので、しっかりと覚えていないとわからなくなる箇所もある。
また、米陸軍やウエスト・ポイントの仕組みを多少は知っていないとわかりにくいかもしれない。例えば、かつての教え子レッドの子供が一等軍曹で復員してきた時に、大尉のバッジを取り出してマーティにつけて欲しいというシーンがあるが、これは多分、戦地の特別任官による辞令によるものだと思われる。前線で士官級が戦死すると、下位の者が代わりに小隊長や中隊長の指揮を取るが、その際に臨時で任官させるシステムがある。つまり、レッドの子供は軍曹ながら中隊長の指揮をとったということだろう。
軍隊は厳しい階級社会でもある。上官の命令は絶対なわけだが、ウエスト・ポイントの教官と生徒の間にはやはり血が通っているのが何だか嬉しい。軍曹のマーティー・マーが時の大統領アイゼンハワーに直訴してしまうのも、士官となった教え子がいつまでも彼に敬意を示すのも、ちょっとホットな一場面なのだ。
全般に、落ち着いた感じのヒューマンドラマで、完成度はかなり高いと言える。ただし、舞台がアメリカの士官学校なので、ちょっと鼻につくシーンもあるし、理解しにくい設定もある。ある程度そこに思い入れ出来ないと冷めてしまうかも。日本人には馴染みの薄い軍隊ものだけれども、是非感情移入してみてもらいたいものだ。
ちなみに、表題の「長い灰色の線」は、ウエスト・ポイントの制服(灰色)から来たもので、歴代の士官候補生という意味である。
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ユーザーレビュー:11件
投稿日
2009/03/02
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アメリカ陸軍の中で最も輝かしい「ウエストポイント陸軍士官学校」の物語で、ウエストポイントで50年間教官として努めたマーティ・マーの自伝を映画化したヒューマンドラマ。監督は叙情的な戦争映画「ミスタア・ロバーツ(1955)」「肉弾鬼中隊(1934)」「コレヒドール戦記(1945)」など撮ったジョン・フォードで、古い映画にもかかわらず、今でも十分に感動を与える名作である。
ウエスト・ポイントとはアメリカ合衆国の最も古い陸軍士官学校で、ここを卒業すると士官(少尉)として軍に赴任することとなる。いわゆる軍のエリート学校であり、現在の日本で言えば防衛大学校に相当する。現在はどうか知らぬが、かつては本映画のような名物教官が長く在籍することも多かったようで、厳しくも家族的なコミュニティとして長く愛されている。また、ウエスト・ポイント卒業の著名人も非常に多く、本映画中でもドットスン、マッカーサー、ブラッドレー、ヴァンフリート、アイゼンハワーの名前が出てくる。
ちなみに、主人公のマーティ・マーは最終階級で一等軍曹という下士官であり、彼の教え子は卒業すると彼よりも位の高い少尉(士官)になる。
内容は、マーティ・マー一等軍曹のウエスト・ポイントでの50年間を描いたもので、叙情的な脚色で実に心温まるホットな映画となっている。特に素晴らしいのは、役者の役作りと演技で、主演のタイロン・パワーを始め、若年時から壮年までを違和感なく演じ分けている点だ。マーティ・マーの若いときの怖いもの知らずで無知な姿から、次第にプライドと威厳を身につけて行き、最後は衰えながらもウエスト・ポイントに愛情を注ぐ姿まで、一人の役者とは思えない演技力である。マーティー・マー自身の紆余曲折の人生もさることながら、多くの士官候補生を送り出し、その死を見てきたかの歴史は重みがある。その重みが彼の人間性をも変えていくのだ。
ただ、さすがに50年間ともなると、登場人物が世代を超えて登場するので、人間関係がやや複雑にはなってくるので、しっかりと覚えていないとわからなくなる箇所もある。
また、米陸軍やウエスト・ポイントの仕組みを多少は知っていないとわかりにくいかもしれない。例えば、かつての教え子レッドの子供が一等軍曹で復員してきた時に、大尉のバッジを取り出してマーティにつけて欲しいというシーンがあるが、これは多分、戦地の特別任官による辞令によるものだと思われる。前線で士官級が戦死すると、下位の者が代わりに小隊長や中隊長の指揮を取るが、その際に臨時で任官させるシステムがある。つまり、レッドの子供は軍曹ながら中隊長の指揮をとったということだろう。
軍隊は厳しい階級社会でもある。上官の命令は絶対なわけだが、ウエスト・ポイントの教官と生徒の間にはやはり血が通っているのが何だか嬉しい。軍曹のマーティー・マーが時の大統領アイゼンハワーに直訴してしまうのも、士官となった教え子がいつまでも彼に敬意を示すのも、ちょっとホットな一場面なのだ。
全般に、落ち着いた感じのヒューマンドラマで、完成度はかなり高いと言える。ただし、舞台がアメリカの士官学校なので、ちょっと鼻につくシーンもあるし、理解しにくい設定もある。ある程度そこに思い入れ出来ないと冷めてしまうかも。日本人には馴染みの薄い軍隊ものだけれども、是非感情移入してみてもらいたいものだ。
ちなみに、表題の「長い灰色の線」は、ウエスト・ポイントの制服(灰色)から来たもので、歴代の士官候補生という意味である。
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長い灰色の線