屋根裏の散歩者

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屋根裏の散歩者 / 宮下順子

全体の平均評価点:(5点満点)

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「屋根裏の散歩者」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

郷田は下宿の屋根裏を散歩し、他人の生活を盗み見することで喜びを得ていた。だがやがてそれだけでは満足できなくなり、モルヒネを垂らして下宿人を殺害するという妄想に取り憑かれてしまう……。『屋根裏の散歩者』だけでなく乱歩の他の作品をも取り込み、独特の世界観を構築している。

「屋根裏の散歩者」 の作品情報

作品情報

製作年: 1976年
製作国: 日本

「屋根裏の散歩者」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ビートたけしの作り方 3

ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

日活ロマンポルノ全盛時代のエロスを強調したオリジナルストーリー

投稿日:2006/09/05 レビュアー:RUSH


屋根裏の散歩者は実相寺監督作品で初めて知った。妙に興奮した記憶がある(^^ゞ。それの作品と比べたくてこの作品をレンタルしたのだが、比べる必要もなかった。何故ならこの作品は日活ロマンポルノと位置づけてもおかしくない内容だったからだ。僕にとっては少し懐かしい気がした。若い頃はよく見に行ったものだ(^^ゞ。当時の日活ロマンポルノの雰囲気そのままのエロスを前面に出した作品となっている。ロマンポルノとしてみてもかまわないと思う。屋根裏の散歩者という原作を元にした全く別の作品と考えていいと思う。「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」を合わせた内容になっていた。どちらの作品も倒錯した愛を描いているものだが、江戸川乱歩の特徴が出た有名な作品なのだが、それをロマンポルノ風にエロスを前面に出しているのでアブノーマルエロスが嫌いな方やポルノが嫌いな方は見ない方がいい。個人的には実相寺監督作品の方が好みだ。

ただ、ロマンポルノ作品としてみた場合、かなり完成度は高いと思う。特に宮下順子の演技はポルノ女優として人気のあった時代の作品なのでかなり堂に入ったものとなっている。また屋根裏を歩き回り覗き回る男を演じた石橋蓮司。彼はこういった役が当時多かったが、その真骨頂を発揮したと言っていいだろう。いやらしさの雰囲気がにじみ出ている。この二人が引き起こす殺人により破滅的な道を歩む愛を描いていく。実相寺版から見ると低予算だがポルノとしてみた場合なかなか楽しめる作品に仕上がっている。

日活ロマンポルノファンにはお勧めの作品。

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名作

投稿日:2005/12/22 レビュアー:勝王

ポルノとして公開された作品ですが、名作です。公開当時、あまりのレベルの高さに驚いた記憶があります。江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」に「人間椅子」も加えたオリジナルなストーリーです。「屋根裏の散歩者」は実相寺監督もリメークしていますが、実相寺版も悪くないとはいえ、この田中登版の方が遥かによい出来でした。何と言っても宮下順子が素晴らしいし、戦争へとなだれ込んでいく昭和初期の破滅的な雰囲気が、庶民の目で実に生き生きと描かれています。もうどうしようもない運命というものさえ感じさせます。この映画を見て、運命に溺れてゆくことがすなわちエロティシズムなのか、と考えさせられました。破滅が訪れるラストまで、一気に見せてくれます。

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★★★★★ 宮下順子、ファム・ファタル ネタバレ

投稿日:2009/06/08 レビュアー:ガラリーナ

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乱歩の原作「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」をミックスさせたオリジナル脚本が二重三重の深いテーマを放つすばらしい作品。人生に冷めた郷田(石橋連司)という男が、己のエロスを持てあます女、美那子(宮下順子)の招きによって、「あちらの世界」から「こちらの世界」に引きずりこまれる、つまり境界線を越えるというお話であり、殺人をもって男が女に愛を証明するというSM的愛の物語であり、運命の女に出会う純然たるラブストーリーでもあります。

しかも、件の毒薬殺人のあと、屋根裏を介して見つめ合った視線が、最後には生け贄を介してこちらの世界で絡み合い、エロスからタナトスへと昇華する。いやはや、76分でこの密度は凄いのひと言です。

とにもかくにも、ピエロの愛撫を受けながら屋根裏に視線を投げつける宮下順子が圧巻。「そんなところで何やってるの」「早く出てきなさいよ」と挑む目が強烈。見事なファム・ファタルぶりです。洋装の貴婦人という設定で、登場の度にちょこんと斜めにかぶる洋帽子が違うのですが、そのどれもこれもが美しくて、ファッションも堪能できます。

やっぱり日活ロマンポルノという土俵でこれだけ観念的な世界を築き上げているところが、私はすごく好きですね。お高く止まっていないというか。エロもちゃんとあるし、乱歩らしい毒気や耽美もある。サービス満点な怪作。

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「トカゲのおっさん」に匹敵する名作(迷作?)

投稿日:2008/01/12 レビュアー:サカモトタクロー

1976年の日活ポルノ映画ということだそうですが、なにぶん昔の作品なので表現はソフトです。

キョービ、宮下順子のようなハイスペックなエロい女優はめっきり見かけなくなりました。
顔立ちや体つきだけで言えば今時の熟女のほうが化粧も薄めでw小綺麗で巨乳なのが揃ってますが、ああいうエロ〜ぃ表情や演技ができるのはなかなかいないと思います。

冒頭からグイグイ引き込まれる内容ですが、途中から宮下順子があき竹城に見えてきたりw悶絶する蛭田が東野幸治に見えてきたりしだしたあたりから別のものになってしまいました。
これは自分だけかもしれませんが、松本人志が面白かった頃の(スミマセンw)シュールなギャグコントに似ているのです。そう思って見ると、もうそうにしか見えない!

ダウンタウンが世に出る以前に、こんな秀逸なギャグコントを作れる人がいたのかと、もうそっち方面にスイッチが入ってしまうと自分でも止められませんwww

だから本当は大笑いするシーンじゃないのかもしれない所で爆笑しっぱなしで、衝撃のラストでは腸捻転をおこしそうでした。

70年代の映画作品は、概ねシュールな内容のものが多いのですが、思わぬ隠し球が潜んでいた、そんな感じです。最高でした。

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イマイチ・・・ ネタバレ

投稿日:2016/03/08 レビュアー:tc2359

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実相寺監督作品の方が良いと思った。
日活ロマンポルノだそうだが、絡みのシーンはペッティングばかり。

見所:冒頭のおしり、エンディングの写真のスライドショーとゴンドラの唄

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屋根裏の散歩者

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日活ロマンポルノ全盛時代のエロスを強調したオリジナルストーリー

投稿日

2006/09/05

レビュアー

RUSH


屋根裏の散歩者は実相寺監督作品で初めて知った。妙に興奮した記憶がある(^^ゞ。それの作品と比べたくてこの作品をレンタルしたのだが、比べる必要もなかった。何故ならこの作品は日活ロマンポルノと位置づけてもおかしくない内容だったからだ。僕にとっては少し懐かしい気がした。若い頃はよく見に行ったものだ(^^ゞ。当時の日活ロマンポルノの雰囲気そのままのエロスを前面に出した作品となっている。ロマンポルノとしてみてもかまわないと思う。屋根裏の散歩者という原作を元にした全く別の作品と考えていいと思う。「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」を合わせた内容になっていた。どちらの作品も倒錯した愛を描いているものだが、江戸川乱歩の特徴が出た有名な作品なのだが、それをロマンポルノ風にエロスを前面に出しているのでアブノーマルエロスが嫌いな方やポルノが嫌いな方は見ない方がいい。個人的には実相寺監督作品の方が好みだ。

ただ、ロマンポルノ作品としてみた場合、かなり完成度は高いと思う。特に宮下順子の演技はポルノ女優として人気のあった時代の作品なのでかなり堂に入ったものとなっている。また屋根裏を歩き回り覗き回る男を演じた石橋蓮司。彼はこういった役が当時多かったが、その真骨頂を発揮したと言っていいだろう。いやらしさの雰囲気がにじみ出ている。この二人が引き起こす殺人により破滅的な道を歩む愛を描いていく。実相寺版から見ると低予算だがポルノとしてみた場合なかなか楽しめる作品に仕上がっている。

日活ロマンポルノファンにはお勧めの作品。

名作

投稿日

2005/12/22

レビュアー

勝王

ポルノとして公開された作品ですが、名作です。公開当時、あまりのレベルの高さに驚いた記憶があります。江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」に「人間椅子」も加えたオリジナルなストーリーです。「屋根裏の散歩者」は実相寺監督もリメークしていますが、実相寺版も悪くないとはいえ、この田中登版の方が遥かによい出来でした。何と言っても宮下順子が素晴らしいし、戦争へとなだれ込んでいく昭和初期の破滅的な雰囲気が、庶民の目で実に生き生きと描かれています。もうどうしようもない運命というものさえ感じさせます。この映画を見て、運命に溺れてゆくことがすなわちエロティシズムなのか、と考えさせられました。破滅が訪れるラストまで、一気に見せてくれます。

★★★★★ 宮下順子、ファム・ファタル

投稿日

2009/06/08

レビュアー

ガラリーナ

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乱歩の原作「屋根裏の散歩者」と「人間椅子」をミックスさせたオリジナル脚本が二重三重の深いテーマを放つすばらしい作品。人生に冷めた郷田(石橋連司)という男が、己のエロスを持てあます女、美那子(宮下順子)の招きによって、「あちらの世界」から「こちらの世界」に引きずりこまれる、つまり境界線を越えるというお話であり、殺人をもって男が女に愛を証明するというSM的愛の物語であり、運命の女に出会う純然たるラブストーリーでもあります。

しかも、件の毒薬殺人のあと、屋根裏を介して見つめ合った視線が、最後には生け贄を介してこちらの世界で絡み合い、エロスからタナトスへと昇華する。いやはや、76分でこの密度は凄いのひと言です。

とにもかくにも、ピエロの愛撫を受けながら屋根裏に視線を投げつける宮下順子が圧巻。「そんなところで何やってるの」「早く出てきなさいよ」と挑む目が強烈。見事なファム・ファタルぶりです。洋装の貴婦人という設定で、登場の度にちょこんと斜めにかぶる洋帽子が違うのですが、そのどれもこれもが美しくて、ファッションも堪能できます。

やっぱり日活ロマンポルノという土俵でこれだけ観念的な世界を築き上げているところが、私はすごく好きですね。お高く止まっていないというか。エロもちゃんとあるし、乱歩らしい毒気や耽美もある。サービス満点な怪作。

「トカゲのおっさん」に匹敵する名作(迷作?)

投稿日

2008/01/12

レビュアー

サカモトタクロー

1976年の日活ポルノ映画ということだそうですが、なにぶん昔の作品なので表現はソフトです。

キョービ、宮下順子のようなハイスペックなエロい女優はめっきり見かけなくなりました。
顔立ちや体つきだけで言えば今時の熟女のほうが化粧も薄めでw小綺麗で巨乳なのが揃ってますが、ああいうエロ〜ぃ表情や演技ができるのはなかなかいないと思います。

冒頭からグイグイ引き込まれる内容ですが、途中から宮下順子があき竹城に見えてきたりw悶絶する蛭田が東野幸治に見えてきたりしだしたあたりから別のものになってしまいました。
これは自分だけかもしれませんが、松本人志が面白かった頃の(スミマセンw)シュールなギャグコントに似ているのです。そう思って見ると、もうそうにしか見えない!

ダウンタウンが世に出る以前に、こんな秀逸なギャグコントを作れる人がいたのかと、もうそっち方面にスイッチが入ってしまうと自分でも止められませんwww

だから本当は大笑いするシーンじゃないのかもしれない所で爆笑しっぱなしで、衝撃のラストでは腸捻転をおこしそうでした。

70年代の映画作品は、概ねシュールな内容のものが多いのですが、思わぬ隠し球が潜んでいた、そんな感じです。最高でした。

イマイチ・・・

投稿日

2016/03/08

レビュアー

tc2359

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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実相寺監督作品の方が良いと思った。
日活ロマンポルノだそうだが、絡みのシーンはペッティングばかり。

見所:冒頭のおしり、エンディングの写真のスライドショーとゴンドラの唄

1〜 5件 / 全9件