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ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー
ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー
ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー / 本間優二
ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー
/柳町光男
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(6 )
解説・ストーリー
『火まつり』『十九歳の地図』など若者の鬱屈した精神にメスを入れてきた柳町光男の初監督作品。暴走族「ブラックエンペラー」に所属する少年たちの、やるせなくナイーブな青春を捉えたドキュメント。彼らが冷静に自分たちを見詰める側面を垣間見せる。
『火まつり』『十九歳の地図』など若者の鬱屈した精神にメスを入れてきた柳町光男の初監督作品。暴走族「ブラックエンペラー」に所属する少年たちの、やるせなくナイーブな青春を捉えたドキュメント。彼らが冷静に自分たちを見詰める側面を垣間見せる。
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「ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
『火まつり』『十九歳の地図』など若者の鬱屈した精神にメスを入れてきた柳町光男の初監督作品。暴走族「ブラックエンペラー」に所属する少年たちの、やるせなくナイーブな青春を捉えたドキュメント。彼らが冷静に自分たちを見詰める側面を垣間見せる。
「ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー」 の作品情報
「ゴッド・スピード・ユー/ブラック・エンペラー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPERORの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
91分
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ADE0636
2002年10月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
9枚
0人
0人
ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPERORの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
91分
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
ADE0636
2002年10月01日
在庫枚数
1位登録者:
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ユーザーレビュー:6件
柳町光男は現存する日本人最大の「巨匠」である
『ゴッド・スピード・ユー!』は柳町光男のデビュー作。なかなか制作の機会に恵まれないしここしばらくは新作を発表していなかったので知らない人も多いだろうけど、この人は「巨匠」の称号を受けるにふさわしい数少ない日本人作家の一人だ。と言うか、彼以外に「巨匠」の名を素直に与えてもいい人が思い浮かばない。そもそも「巨匠」と言うのはただ単に有名なだけ、たくさん作品を残しているだけではだめで、その作品の中に名作だとかヒット作だとか言われる作品があったとしてもそれが「巨匠」の条件というわけじゃない。巨きさとでも言うのだろうか、押しも押されぬって雰囲気が作品にも人物にも備わっていて初めて巨匠と言い得るのだと思う。だから、当代随一の作家である黒沢清と北野武であってもまだまだ巨匠という域には達していないだろうし、山田洋次なんか単にたくさん作品を撮ったことがあるだけの人物に過ぎない。現存と言うことに条件を絞らずに過去まで対象と拡げたとしても、素直に巨匠と呼べるのは小津安二郎と溝口健二そして増村保造だけかもしれない(黒澤は作品はイマイチ(以下)だし、成瀬や鈴木清順は巨匠というようなキャラじゃない)。 なぜわざわざこんな話を持ち出したのかというと、その「巨匠」の久々の新作が公開されており、それが有無を言わさぬ傑作・・・とまでは言えないものの何故この人が「巨匠」と呼ばれうるかを充分に納得しうる作品だから、その宣伝をしたかったまで。その作品は『カミュなんて知らない』で、今(2006年1月)まさにロードショーの真っ最中。作品の概要だとか物語の粗筋だとかはインターネットで検索できるだろうから端折るけど、これ麿赤児の長男である大森立嗣監督作品の『ゲルマニウムの夜』と並んで赤紙二重丸付き特選お勧めなので、映画を深くたくさん愉しみたいと思っている人は是非とも映画館に足を運んで欲しい。両者ともそれぞれ別な意味合いで凄いんだけど、実はその味わいにはある種通底するものがあって映画の奥深さや可能性を改めて見直すことができる実に優れた作品だ。 『ゴッド・スピード・ユー!』について少しくらいは触れないとまずいのでコメントしておくと、これはドキュメンタリーのあり方について勉強するにはとてもいい素材だ。もちろん後の劇作品における柳町らしい濃厚さの片鱗を感じることはできるけど、それとはいったん切り離して個別の作品と考えた方がいい。
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8人 の会員が気に入ったと投稿しています
今考えるとやっぱりあの時は若かったけど...
投稿日:2003/04/03
レビュアー:まるるっこ
今考えるとやっぱりあの時は若かったけど... 今のガキ共みたいにすれちゃいなかったんだって思える...
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はい
7人 の会員が気に入ったと投稿しています
昔の暴走族
ってこんな感じだったのかぁ。と、この時代を全く知らない(というより生まれていない)自分にとって新鮮な感覚を味わった作品。暴走族っていうとviolenceなイメージがあったけど、それよりも青臭さとか(屈折しながらも)純粋さを彼らに感じました。(作品自体が面白いとはあまり感じなかったけど・・・。)
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6人 の会員が気に入ったと投稿しています
愛と誠! 黒い皇帝
投稿日:2007/06/13
レビュアー:match
ブラックエンペラーに関するドキュメント作品は複数存在するが、この「God Speed You Black Empror」は他の作品とは一線を画している。いわゆる「暴走族」というだけの狭い視野ではない、この作品に出てくる青年達は上下関係に悩み、親との関係に苦慮し、あるときは脱退を考え友人と計画を立てる。 ドキュメンタリーという枠組みの中でドラマ的手法をうまく使い、その二つの領域が隣接しつつ相乗効果を生み出すという、極めて稀有な作品だ。けして大げさではなく、誇張もない。それでいて若者達の青春の一瞬を確実に捉えていると言える。 とにかくめちゃcool!! 因みに、カナダのロック/インストゥルメンタル・バンドの「God Speed You Black Empror」はこの作品を見て感動し、バンド名にしたらしい。
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「マイルド」じゃない若者たち。
貴重な映像であり時代証言だとは思うけど、 映画として面白いかというと、個人的にはそうでもない。 何となく印象が散漫なので、以下雑感を箇条書きで。 ・この作品に登場する暴走族の若者たちは、僕より5〜10歳くらい上の世代。 当時、ブラック・エンペラーという名前は、 地方の真面目な中学生の耳にもよく届いていました。 僕たち世代の不良というと、服装も髪形ももっと様式化されていたけど、 彼らは髪形がちょっとリーゼントなくらいで、 全体のいでたちは普通の若者とそんなに変わりません。 で、集会でリーダー格が後輩の構成員たちに指示を下し指導する姿に、 僕はまさしく、僕らより「ちょい上」世代の特質を見ました。 学校生活であれ社会生活であれ暴走族であれ、 旧世代のタテ社会の本質というのは、変わらないもんなんですね。 とりわけ、彼らが「討議や交流」を尊重する「民主的な」姿勢は、 舞台が暴走族だというだけで、実際には キャンプファイアーを囲んで肩を組み「友よ」を唱和するような 「ちょい上」世代の生徒会的体質と全く同じ。 ちょうど僕たち世代から始まった、そういう体質を 徹底して冷笑し茶化すような「個の時代」の風潮の中で育った者としては、 学生時代の2級くらい上の「熱い」先輩たちの姿を思い出し、感慨深いものがありました (それにしても、なぜ彼らと僕たちの間には、突然変異を経たような断層があるんだろう。 学生運動の残滓の有無?)。 それでも、掟を破ったり脱会を希望する者にグーパンや蹴りを食らわすシーンは、 確かに「いかにも」だったけど。 ・暴走族とはいえ、彼らは東京の新宿が根城。「都会の不良」な訳です。 この辺りは、地方育ちの僕が接してきた不良たちとは事情が違う。 地方の不良には、「学校的な世界」からの脱落と同時に、 「都市的な価値観」からの脱落という二重の問題があると思えるからです。 売れっ子の精神科医にして著述家か、テレビでよく見る広告マンか、 言いだしっぺはよく知りませんが、 昨今「マイルド・ヤンキー」という言葉が独り歩きしてて、 雑誌での特集なんか見ると、確かに地方都市の新興世代の特質を ある面では上手くつかんでいると思います。 でも、彼らは「学校的な世界」からは脱落したかもしれないけど、 「都市的な価値観」には(表面的には)上手く適応している。 ヤンキーといいながらも、「オシャレな」ストリート・ファッションに身を包み、 ITやアパレル関係といった時流に乗った仕事に就いて、 ニュー・ファミリー的な家族を形成していたりするのです。 問題は、地方で暮らしながら、そのような「マイルド・ヤンキー」にすらなれない 「昔ながらの不良たち」なんだと思います。 この映画に登場する暴走族の一人も、地味な職人の息子ですが、 「学校的な世界」は、例えば簡単な英語の例文が描く世界ですら、 初めからそういう家庭環境の子弟を念頭に置いてはいない。 それは「都市的な価値観」においても同様です。 最近、一部の地方では、深夜の集団暴走行為が復活しているようですが、 前近代的な土俗性を色濃く残したまま 「モラルの崩壊」という形でのみ都市化の進む地方都市の中で、 この「二重の脱落」という問題が軋みを上げていることが 背景にあるのではないでしょうか。 (「お前なんかに上から目線で分かったようなこと言われたかねーわ」という声が 聞こえてきそうですが、もちろん真っ先に僕自身が、 都会生活にも地方暮らしにも馴染めず、 エリートでもないのに大衆性にも軸足を置けない 寄る辺なき「二重の脱落者」であることは言うまでもありません) ・音楽に聴き覚えのある曲があるなと思ったら、 スタッフのクレジットに南正人の名前が。そうか、「回帰線」の1曲目だったんだな。 使われてること、ファンの方は先刻ご承知でしょうけど。 以上、締まりのない長文、失礼しました。
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ユーザーレビュー
柳町光男は現存する日本人最大の「巨匠」である
投稿日
2006/01/27
レビュアー
parole
『ゴッド・スピード・ユー!』は柳町光男のデビュー作。なかなか制作の機会に恵まれないしここしばらくは新作を発表していなかったので知らない人も多いだろうけど、この人は「巨匠」の称号を受けるにふさわしい数少ない日本人作家の一人だ。と言うか、彼以外に「巨匠」の名を素直に与えてもいい人が思い浮かばない。そもそも「巨匠」と言うのはただ単に有名なだけ、たくさん作品を残しているだけではだめで、その作品の中に名作だとかヒット作だとか言われる作品があったとしてもそれが「巨匠」の条件というわけじゃない。巨きさとでも言うのだろうか、押しも押されぬって雰囲気が作品にも人物にも備わっていて初めて巨匠と言い得るのだと思う。だから、当代随一の作家である黒沢清と北野武であってもまだまだ巨匠という域には達していないだろうし、山田洋次なんか単にたくさん作品を撮ったことがあるだけの人物に過ぎない。現存と言うことに条件を絞らずに過去まで対象と拡げたとしても、素直に巨匠と呼べるのは小津安二郎と溝口健二そして増村保造だけかもしれない(黒澤は作品はイマイチ(以下)だし、成瀬や鈴木清順は巨匠というようなキャラじゃない)。 なぜわざわざこんな話を持ち出したのかというと、その「巨匠」の久々の新作が公開されており、それが有無を言わさぬ傑作・・・とまでは言えないものの何故この人が「巨匠」と呼ばれうるかを充分に納得しうる作品だから、その宣伝をしたかったまで。その作品は『カミュなんて知らない』で、今(2006年1月)まさにロードショーの真っ最中。作品の概要だとか物語の粗筋だとかはインターネットで検索できるだろうから端折るけど、これ麿赤児の長男である大森立嗣監督作品の『ゲルマニウムの夜』と並んで赤紙二重丸付き特選お勧めなので、映画を深くたくさん愉しみたいと思っている人は是非とも映画館に足を運んで欲しい。両者ともそれぞれ別な意味合いで凄いんだけど、実はその味わいにはある種通底するものがあって映画の奥深さや可能性を改めて見直すことができる実に優れた作品だ。 『ゴッド・スピード・ユー!』について少しくらいは触れないとまずいのでコメントしておくと、これはドキュメンタリーのあり方について勉強するにはとてもいい素材だ。もちろん後の劇作品における柳町らしい濃厚さの片鱗を感じることはできるけど、それとはいったん切り離して個別の作品と考えた方がいい。
今考えるとやっぱりあの時は若かったけど...
投稿日
2003/04/03
レビュアー
まるるっこ
今考えるとやっぱりあの時は若かったけど... 今のガキ共みたいにすれちゃいなかったんだって思える...
昔の暴走族
投稿日
2003/07/20
レビュアー
sizzle
ってこんな感じだったのかぁ。と、この時代を全く知らない(というより生まれていない)自分にとって新鮮な感覚を味わった作品。暴走族っていうとviolenceなイメージがあったけど、それよりも青臭さとか(屈折しながらも)純粋さを彼らに感じました。(作品自体が面白いとはあまり感じなかったけど・・・。)
愛と誠! 黒い皇帝
投稿日
2007/06/13
レビュアー
match
ブラックエンペラーに関するドキュメント作品は複数存在するが、この「God Speed You Black Empror」は他の作品とは一線を画している。いわゆる「暴走族」というだけの狭い視野ではない、この作品に出てくる青年達は上下関係に悩み、親との関係に苦慮し、あるときは脱退を考え友人と計画を立てる。 ドキュメンタリーという枠組みの中でドラマ的手法をうまく使い、その二つの領域が隣接しつつ相乗効果を生み出すという、極めて稀有な作品だ。けして大げさではなく、誇張もない。それでいて若者達の青春の一瞬を確実に捉えていると言える。 とにかくめちゃcool!! 因みに、カナダのロック/インストゥルメンタル・バンドの「God Speed You Black Empror」はこの作品を見て感動し、バンド名にしたらしい。
「マイルド」じゃない若者たち。
投稿日
2015/11/25
レビュアー
MIGHTY MOE AND JOE
貴重な映像であり時代証言だとは思うけど、 映画として面白いかというと、個人的にはそうでもない。 何となく印象が散漫なので、以下雑感を箇条書きで。 ・この作品に登場する暴走族の若者たちは、僕より5〜10歳くらい上の世代。 当時、ブラック・エンペラーという名前は、 地方の真面目な中学生の耳にもよく届いていました。 僕たち世代の不良というと、服装も髪形ももっと様式化されていたけど、 彼らは髪形がちょっとリーゼントなくらいで、 全体のいでたちは普通の若者とそんなに変わりません。 で、集会でリーダー格が後輩の構成員たちに指示を下し指導する姿に、 僕はまさしく、僕らより「ちょい上」世代の特質を見ました。 学校生活であれ社会生活であれ暴走族であれ、 旧世代のタテ社会の本質というのは、変わらないもんなんですね。 とりわけ、彼らが「討議や交流」を尊重する「民主的な」姿勢は、 舞台が暴走族だというだけで、実際には キャンプファイアーを囲んで肩を組み「友よ」を唱和するような 「ちょい上」世代の生徒会的体質と全く同じ。 ちょうど僕たち世代から始まった、そういう体質を 徹底して冷笑し茶化すような「個の時代」の風潮の中で育った者としては、 学生時代の2級くらい上の「熱い」先輩たちの姿を思い出し、感慨深いものがありました (それにしても、なぜ彼らと僕たちの間には、突然変異を経たような断層があるんだろう。 学生運動の残滓の有無?)。 それでも、掟を破ったり脱会を希望する者にグーパンや蹴りを食らわすシーンは、 確かに「いかにも」だったけど。 ・暴走族とはいえ、彼らは東京の新宿が根城。「都会の不良」な訳です。 この辺りは、地方育ちの僕が接してきた不良たちとは事情が違う。 地方の不良には、「学校的な世界」からの脱落と同時に、 「都市的な価値観」からの脱落という二重の問題があると思えるからです。 売れっ子の精神科医にして著述家か、テレビでよく見る広告マンか、 言いだしっぺはよく知りませんが、 昨今「マイルド・ヤンキー」という言葉が独り歩きしてて、 雑誌での特集なんか見ると、確かに地方都市の新興世代の特質を ある面では上手くつかんでいると思います。 でも、彼らは「学校的な世界」からは脱落したかもしれないけど、 「都市的な価値観」には(表面的には)上手く適応している。 ヤンキーといいながらも、「オシャレな」ストリート・ファッションに身を包み、 ITやアパレル関係といった時流に乗った仕事に就いて、 ニュー・ファミリー的な家族を形成していたりするのです。 問題は、地方で暮らしながら、そのような「マイルド・ヤンキー」にすらなれない 「昔ながらの不良たち」なんだと思います。 この映画に登場する暴走族の一人も、地味な職人の息子ですが、 「学校的な世界」は、例えば簡単な英語の例文が描く世界ですら、 初めからそういう家庭環境の子弟を念頭に置いてはいない。 それは「都市的な価値観」においても同様です。 最近、一部の地方では、深夜の集団暴走行為が復活しているようですが、 前近代的な土俗性を色濃く残したまま 「モラルの崩壊」という形でのみ都市化の進む地方都市の中で、 この「二重の脱落」という問題が軋みを上げていることが 背景にあるのではないでしょうか。 (「お前なんかに上から目線で分かったようなこと言われたかねーわ」という声が 聞こえてきそうですが、もちろん真っ先に僕自身が、 都会生活にも地方暮らしにも馴染めず、 エリートでもないのに大衆性にも軸足を置けない 寄る辺なき「二重の脱落者」であることは言うまでもありません) ・音楽に聴き覚えのある曲があるなと思ったら、 スタッフのクレジットに南正人の名前が。そうか、「回帰線」の1曲目だったんだな。 使われてること、ファンの方は先刻ご承知でしょうけど。 以上、締まりのない長文、失礼しました。
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