シーラ号の謎

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シーラ号の謎 / リチャード・ベンジャミン

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「シーラ号の謎」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ハリウッドのプロデューサー、クリントン(ジェームズ・コバーン)の妻シーラがひき逃げされた。妻は殺されたと思ったクリントンは生前シーラと親しかった映画関係者6人を妻の名前をつけた船“シーラ号”に呼び寄せ、犯人を探ろうとする。シナリオ作家にその妻、芸能マネージャーに、映画監督に大女優とその夫。全員が容疑者と思うクリントンと6人の、死のゲームが今始まろうとしていた・・・。

「シーラ号の謎」 の作品情報

作品情報

製作年: 1973年
製作国: アメリカ
原題: THE LAST OF SHEILA

「シーラ号の謎」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:25件

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優れた脚本に乾杯! ネタバレ

投稿日:2006/10/28 レビュアー:masamune

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本作は優れたミステリーに与えられる、Edgar Allan Poe Awardsの最優秀映画賞に輝いた脚本が光る傑作ですが、なぜか知名度は低いですね、何でだろ?。出演してる俳優も旬な役者ばかりなのになぁ・・・。相変わらずタバコの似合うJames Coburn、髭がセクシーなRichard Benjamin、本人を地で行くRaquel Welch、今とは想像つかないIan McShane、そして存在感抜群のDyan Cannonと実に豪華な面々を素材に推理劇が進行します。しかも舞台が南仏の洋上ですから文句ナシ!。これだけのオールスターでミステリーと言えばAgatha Christieのシリーズが有名ですが、本作との違いは娯楽性でしょうね。本作はヘタに脚本が優れていた為、それを忠実に再現しようと「し過ぎた」感が拭えない。特にミステリー映画で重要な場面転換つまり「編集」が本作は雑な気がしてならない。折角謎を解くヒントがうまく呈示されてるのに、それをきちんと見る側が精査出来ない場面が多過ぎる。おそらく上がって来たフィルムは相当長尺だったと思う、これを美味しく演出するべきHerbert Rossは何でも撮れる職人監督だが、正直ミステリーは合って無いor早過ぎたかな。やはりダンサーが出ない映画は駄目かも(笑)。純粋に脚本と俳優は此方の作品の方が優れてるのに、実に惜しい作品だと思う。それでも最近の一発オチの擬似サスペンスを見慣れた目には、本作の様な本格ミステリーは貴重でしかも楽しめる。プロットだけを見ると「そして誰もいなくなった」的な感じもするが(確かに少し居なくなるが)、本作は別の方向へ進むのでそれは見てのお楽しみ。普通の推理小説の三冊分位のトリックを擁する本作のラストは流石の出来、これだれのスターが集まったのはロケが南仏だからだけでは無いなと思い直した。他にもシーラ号の美術やWelchの衣装など見るべき点も多い秀作です。チョッピリ腐してしまったが、それも素材の良さゆえの愛のムチ!でした。

「音声解説」も中々面白いので、併せてお楽しみ下さい。因みにDVDが12月には激安になるので、買って損は無いと思いますよ。

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思わぬ拾いもの

投稿日:2013/02/03 レビュアー:ミルクチョコ

ハリウッドのプロデューサー、クリントン(ジェームズ・コバーン)の妻シーラーがひき逃げをされ、妻は殺されたと思ったクリントンは、生前シーラと親しかった映画関係者6人を「シーラ号」に呼び寄せ、犯人を探ろうとします。
ゲームが最後まで進めば犯人が自ずと知れると思えました。けれど、二日目にして重要人物が殺害されてしまいます。

いや〜、意表を突かれました。まず「最初の被害者」にびっくり。予想していた展開が全てご破算になってしまいました。
正直、序盤はあんまりぱっとしないなぁなんて思っていたのですが、第一被害者が出た辺りから俄然話が面白くなり、そこからラストまでミステリーの王道という感じでとても楽しく観る事が出来ました。
前半と後半の話の展開がしっかりと分けられていてゲームから推理物に急展開するのは面白いですね。
クリントンのゲームで、事件が解決するように見えましたが、真相は別にあり、メイン妻の犯人捜しだけでなく、6人の秘密やゲームの真相もあり、飽きさせません。アクシデントによる変更、SHIELAの文字遊び、証拠となる小道具が効いています。複数の要素に逆転があり、非常に良く練られた脚本と思います。
序盤からの大胆な伏線や巧みな映像表現で、前半が壮大なヒントの羅列になっていて、ラストですべて収束させる展開は、ジグソーパズルが合わさるように真相が明かされます。
最後は犯人が警察に逮捕されて御用〜なのかと思いきや、ああいう風に締めくくるとは、ちょっと皮肉ですね。


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なかなか面白い本格ミステリー映画 ネタバレ

投稿日:2006/10/11 レビュアー:よふかし

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 なかなか面白い本格ミステリー映画というのはあまりないのですが、このジャンルの特集などやると必ず挙げられる作品です。雑誌の企画でこの映画をかなり薦めていたのは、綾辻行人か有栖川有栖だったと思います。
 何人かの男女を呼び集めて、それぞれの過去の罪を突きつけていくというプロットは、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』やそのパロディ『名探偵登場』などでお馴染みですが、本作の場合は主催者にして復讐者ジェームズ・コバーンが最初から姿を見せていますので、「彼は誰にどのように復讐を遂げるのか」という興味で序盤の物語を引っ張ります。
 もっとも、中盤からの意外な展開が本作の見所、ミステリーとしても面白いところなのですが、それは実際に映画でご覧になったほうがよいでしょう。
 軽い恋愛物や出演者が多いコメディなどの印象が強いハーバート・ロスの演出はここでも手堅く、ジェイムズ・メイスンやダイアン・キャノン、ラクェル・ウェルチなど多士済々の出演者のさばきも落ち着いたものです。
 やや緻密さには欠けるため提示されたデータから真相を見抜くというのは困難と思いますが、映画界の裏側、海上の客船という閉ざされた空間、皮肉なラストなど十分楽しめる作品に仕上がっています。65点。

 

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これは多くのミステリーファンを唸らせそう・・・

投稿日:2008/03/17 レビュアー:ムーミンママ

nekoさんのレビューで知って、即予約リスト行きになった作品。
最近の新作ラッシュでなかなか順番が回ってこなかったけれど
それでもかなりの作品を尻目に順位を繰上して見ました。

私も相当ワクワクもんで見ましたよ。
シリアスだけど重たすぎない雰囲気もとても良いです。
古さを感じさせないお洒落な映像も◎。
衣装なんかもとっても素敵です。

鑑賞後にレビューを読んだらmasamuneさんやよふかしさんも
絶賛されていて、まさに本格ミステリー映画ですね。
プロットも練りに練っていて、見る者を惹きつけて離さない
展開もラストもお見事!!

これは、いいものを見せてもらっちゃいましたね。

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私のなかで

投稿日:2008/11/08 レビュアー:ナナメ歩き

ロス監督といえばあまりパッとしない印象があったのだが、なかなかどうしてきちんと練られています
作品全体に観光案内の様な雰囲気があり、美しい風景や町並みも楽しめます
登場人物も個性的でストーリーも波状せず、最後まで犯人が分からないのでいいですね、最初に犯人が特定でき詰将棋的なものもいいいですが、やはり前者がミステリーの醍醐味だろうと思う
登場人物全員が同時に行動する内容なので場面によってはカット割りに不満の残るところもあるが、脳内修正できるレベル
今時の同分野と遜色ないと思われるので、知識として観賞するのもあり。

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シーラ号の謎

ユーザーレビュー

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優れた脚本に乾杯!

投稿日

2006/10/28

レビュアー

masamune

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本作は優れたミステリーに与えられる、Edgar Allan Poe Awardsの最優秀映画賞に輝いた脚本が光る傑作ですが、なぜか知名度は低いですね、何でだろ?。出演してる俳優も旬な役者ばかりなのになぁ・・・。相変わらずタバコの似合うJames Coburn、髭がセクシーなRichard Benjamin、本人を地で行くRaquel Welch、今とは想像つかないIan McShane、そして存在感抜群のDyan Cannonと実に豪華な面々を素材に推理劇が進行します。しかも舞台が南仏の洋上ですから文句ナシ!。これだけのオールスターでミステリーと言えばAgatha Christieのシリーズが有名ですが、本作との違いは娯楽性でしょうね。本作はヘタに脚本が優れていた為、それを忠実に再現しようと「し過ぎた」感が拭えない。特にミステリー映画で重要な場面転換つまり「編集」が本作は雑な気がしてならない。折角謎を解くヒントがうまく呈示されてるのに、それをきちんと見る側が精査出来ない場面が多過ぎる。おそらく上がって来たフィルムは相当長尺だったと思う、これを美味しく演出するべきHerbert Rossは何でも撮れる職人監督だが、正直ミステリーは合って無いor早過ぎたかな。やはりダンサーが出ない映画は駄目かも(笑)。純粋に脚本と俳優は此方の作品の方が優れてるのに、実に惜しい作品だと思う。それでも最近の一発オチの擬似サスペンスを見慣れた目には、本作の様な本格ミステリーは貴重でしかも楽しめる。プロットだけを見ると「そして誰もいなくなった」的な感じもするが(確かに少し居なくなるが)、本作は別の方向へ進むのでそれは見てのお楽しみ。普通の推理小説の三冊分位のトリックを擁する本作のラストは流石の出来、これだれのスターが集まったのはロケが南仏だからだけでは無いなと思い直した。他にもシーラ号の美術やWelchの衣装など見るべき点も多い秀作です。チョッピリ腐してしまったが、それも素材の良さゆえの愛のムチ!でした。

「音声解説」も中々面白いので、併せてお楽しみ下さい。因みにDVDが12月には激安になるので、買って損は無いと思いますよ。

思わぬ拾いもの

投稿日

2013/02/03

レビュアー

ミルクチョコ

ハリウッドのプロデューサー、クリントン(ジェームズ・コバーン)の妻シーラーがひき逃げをされ、妻は殺されたと思ったクリントンは、生前シーラと親しかった映画関係者6人を「シーラ号」に呼び寄せ、犯人を探ろうとします。
ゲームが最後まで進めば犯人が自ずと知れると思えました。けれど、二日目にして重要人物が殺害されてしまいます。

いや〜、意表を突かれました。まず「最初の被害者」にびっくり。予想していた展開が全てご破算になってしまいました。
正直、序盤はあんまりぱっとしないなぁなんて思っていたのですが、第一被害者が出た辺りから俄然話が面白くなり、そこからラストまでミステリーの王道という感じでとても楽しく観る事が出来ました。
前半と後半の話の展開がしっかりと分けられていてゲームから推理物に急展開するのは面白いですね。
クリントンのゲームで、事件が解決するように見えましたが、真相は別にあり、メイン妻の犯人捜しだけでなく、6人の秘密やゲームの真相もあり、飽きさせません。アクシデントによる変更、SHIELAの文字遊び、証拠となる小道具が効いています。複数の要素に逆転があり、非常に良く練られた脚本と思います。
序盤からの大胆な伏線や巧みな映像表現で、前半が壮大なヒントの羅列になっていて、ラストですべて収束させる展開は、ジグソーパズルが合わさるように真相が明かされます。
最後は犯人が警察に逮捕されて御用〜なのかと思いきや、ああいう風に締めくくるとは、ちょっと皮肉ですね。


なかなか面白い本格ミステリー映画

投稿日

2006/10/11

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 なかなか面白い本格ミステリー映画というのはあまりないのですが、このジャンルの特集などやると必ず挙げられる作品です。雑誌の企画でこの映画をかなり薦めていたのは、綾辻行人か有栖川有栖だったと思います。
 何人かの男女を呼び集めて、それぞれの過去の罪を突きつけていくというプロットは、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』やそのパロディ『名探偵登場』などでお馴染みですが、本作の場合は主催者にして復讐者ジェームズ・コバーンが最初から姿を見せていますので、「彼は誰にどのように復讐を遂げるのか」という興味で序盤の物語を引っ張ります。
 もっとも、中盤からの意外な展開が本作の見所、ミステリーとしても面白いところなのですが、それは実際に映画でご覧になったほうがよいでしょう。
 軽い恋愛物や出演者が多いコメディなどの印象が強いハーバート・ロスの演出はここでも手堅く、ジェイムズ・メイスンやダイアン・キャノン、ラクェル・ウェルチなど多士済々の出演者のさばきも落ち着いたものです。
 やや緻密さには欠けるため提示されたデータから真相を見抜くというのは困難と思いますが、映画界の裏側、海上の客船という閉ざされた空間、皮肉なラストなど十分楽しめる作品に仕上がっています。65点。

 

これは多くのミステリーファンを唸らせそう・・・

投稿日

2008/03/17

レビュアー

ムーミンママ

nekoさんのレビューで知って、即予約リスト行きになった作品。
最近の新作ラッシュでなかなか順番が回ってこなかったけれど
それでもかなりの作品を尻目に順位を繰上して見ました。

私も相当ワクワクもんで見ましたよ。
シリアスだけど重たすぎない雰囲気もとても良いです。
古さを感じさせないお洒落な映像も◎。
衣装なんかもとっても素敵です。

鑑賞後にレビューを読んだらmasamuneさんやよふかしさんも
絶賛されていて、まさに本格ミステリー映画ですね。
プロットも練りに練っていて、見る者を惹きつけて離さない
展開もラストもお見事!!

これは、いいものを見せてもらっちゃいましたね。

私のなかで

投稿日

2008/11/08

レビュアー

ナナメ歩き

ロス監督といえばあまりパッとしない印象があったのだが、なかなかどうしてきちんと練られています
作品全体に観光案内の様な雰囲気があり、美しい風景や町並みも楽しめます
登場人物も個性的でストーリーも波状せず、最後まで犯人が分からないのでいいですね、最初に犯人が特定でき詰将棋的なものもいいいですが、やはり前者がミステリーの醍醐味だろうと思う
登場人物全員が同時に行動する内容なので場面によってはカット割りに不満の残るところもあるが、脳内修正できるレベル
今時の同分野と遜色ないと思われるので、知識として観賞するのもあり。

1〜 5件 / 全25件