マンハッタン無宿

マンハッタン無宿の画像・ジャケット写真
マンハッタン無宿 / クリント・イーストウッド
全体の平均評価点:
(5点満点)

12

  • DVD
ジャンル:

「マンハッタン無宿」 の解説・あらすじ・ストーリー

アリゾナの保安官補クーガン(クリント・イーストウッド)が、凶悪犯の身柄引き渡しのためにニューヨークへやってきた。だが彼のミスで、犯人を逃してしまう。ニューヨーク市警の協力を得られぬまま、クーガンは単身、凶悪犯を追うが……。

「マンハッタン無宿」 の作品情報

製作年: 1968年
製作国: アメリカ
原題: COOGAN’S BLUFF

「マンハッタン無宿」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

マンハッタン無宿の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
94分 日本語 英語 他 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
UJRD34899 2003年07月25日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
12枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:12件

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ドン・シーゲルまつり

投稿日:2007/03/09 レビュアー:よふかし

 驚いたのはドン・シーゲルコレクションDVD-BOXというのが発売になるということで、ビデオで観られた『突破口!』『殺人者たち』の2傑作はともかく『ガンファイターの最後』『ドラブル』という、長く鑑賞不能だった二作のリリースには興奮します。数年前に遺作の『ジンクス』がそっと発売されたときと同じくらいびっくりしました。
『マンハッタン無宿』は、『ダーティハリー』以前、マカロニ以後のイーストウッドが魅力的な刑事アクションです。アリゾナからニューヨークに囚人護送のためにやってきた田舎者の保安官補が、当の囚人に逃げられ銃を奪われ、『クロコダイルダンディ』的なカルチャーギャップの笑いを振りまきながらも猪突猛進に追いかけていくというお話。
 ハードさでは『ダーティハリー』はたまたシーゲルの『刑事マディガン』に及ばないのですが、本作はイーストウッドのキャラクターが実に魅力的。一目で女性にモテモテというタイプではありませんが、ずうずうしく迫って、いつの間にか女性といい感じになっています。
 また、全体にユーモラスな味わいのある本作ですが、囚人脱走の場面など、シーゲルのパンチの効いたアクション演出も素晴らしいと思います。かのホークスをして、うまいと言わしめたシーゲルのスピード感あるアクション演出のキレに注目してほしいところです。65点。

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ハリーの怒りはまだ知らないけれどネタバレ

投稿日:2010/05/13 レビュアー:ひろぼう

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冒頭の件に、まずニヤリとさせられます。
広大な荒れ地の一本道を砂塵を巻き上げこちらに向かって来る敵を、崖の上から見下ろすのはネイティブ・アメリカン。銃を構えその照準を合わせる先には、馬ではなくオフロード車に乗った保安官が。
本作は、乱暴な言い方ですが、過去の遺産としての西部劇をちょいと引きずりつつも、イーストウッドの新たな魅力を模索しようとした物語で、その導入と捉えれば、実にウィットに富んでいると思えたのでした。

イーストウッド演じるクーガン保安官は、ぶっきらぼうで融通のきかない男。とりわけ正義漢ではなく女性にはだらしないが、自分のポリシーを持つ男として描かれていて、アリゾナとテキサスの違いには特別なこだわりがあるようです。
カウボーイハットとブーツに代表される、自分のスタイルを崩さない男が、大都会マンハッタンに囚人護送のために赴く。クーガンの周囲を取り巻くのは異世界のような出来事。なのに、眉一つ動かさずクールに坦々と、仕事と恋の両方をこなしていく。俺は俺のまま、このイカレタ連中もいつもの俺流でやっつけてやるぜという確固たる信念を持つクーガンを、出会う男達は頑固な変わり物と思い、女達は粋でいなせなで可愛い人と思ってしまうのでしょうか。

派手な立ち回りは終盤まではおあずけで、野性児のようなクーガンの視線によって、マンハッタンを奇異な街として写すことに物語は注力します。サイケな出で立ちで街を闊歩する者達によって風紀は乱れ、犯罪はより市民に近付き特別な事ではなくなり、それを取り締まる警官も罪と慣れ合いになってお座なりな対応しか選べなくなっている、今の世では残念ながら当たり前とも言える社会の実状を、クーガンのまだ荒んでいない眼が切り取るのでした。

中盤での酒場の乱闘と終盤のバイクの追跡劇に、アクションの味わいを感じはできるが、その表現には激しさははあまり感じず、どこか締まらない牧歌的な緩さを覚えてしまいます。
それもそのはず、クーガンの追う犯罪者達はだらしない生活不適合者でしかなく猟奇的な犯罪を犯す悪の象徴とは足りえず、そのクーガンも女性という逃げ道を用意していて何もかもを投げ出して犯人を追うハンターの資格を持ち得ていないからなのでした。殺すか殺されるかの駆け引きによる、命を賭けた緊張感に乏しいのでした。

後にハリーとなって腐った犯罪者に鉄槌を下す、怒りに染まった男は、怒りがもたらす絶望的な孤独に身を埋めるから成り立つと思います。
その怒りをまだ知らず、俺流でやりたい放題なだけのクーガンは、ぶっきらぼうで粋がってるだけの男にしか見えません。
しかし、この時代には身も凍るような凶悪な犯罪はなく、お座なりながらも警察も何とか捜査を出来ていた。旧き良き時代と言ってもよいのでしょうか、犯罪にはは未だ理由というものがあった時代、その時が終わりを告げ理不尽な快楽殺人者が芽生え始めた、過渡期に生まれてしまった徒花のようなヒーロー像だったのかもしれません。
そう考えると、冒頭のエピソードも西部劇の終りを告げるように思えるし、クーガン達男以上に女性陣が生き生きとして魅力的に写されているのも、納得できるような気がしてくるのでした。★3

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西部劇の終わり、ハードボイルド映画へ…

投稿日:2007/07/26 レビュアー:kitty_walker

イントロの砂漠、「ナハボ族」の文字、で西部劇かと思いきや、ニューヨークに来て全く違う雰囲気に連れて行かれる。それは観ている方も浦島太郎のような感覚になる。
都会に出てきた田舎もんの話。正に『クロコダイル・ダンディー』。彼はカーボーイハットとブーツスタイルはくずさない。これ対し、ニューヨークの洗練されたつばの小さいソフト帽。周りは黒人がたくさんいる。マリワナ、ディスコ、サイケ、レズビアン…。こんなに野暮なイーストウッドが見られる映画も無い。
都会にはジャズが似合う。音楽はラロ・シフリンが担当。細かいカット割りとドラムの音が実にクール。
一番いいシーンは、バイク・チェイス。イーストウッドはスタントなしだそうです。さすがにそこではカーボーイハットを脱いでいるので、ジャズをバックにイーストウッドがシティボーイに早変わり。石畳の階段を延々とスラロームする…かっこ良かったなぁ〜。
格好はカウボーイだが、サイケなお姉ちゃんともよろしくやってしまうのは、ジェームス・ボンドもびっくりか…。最後にあっけらかんと手を振る女の姿は、やはりニューヨークを感じる。

なにはともあれ、時代の移行を感じる一本でした。

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荒野のカウボーイ、飛躍の時を迎える!

投稿日:2011/05/08 レビュアー:パンケーキレンズ

マカロニ三部作から『奴らを高く吊るせ!』を経てのこの作品
あのオープニングは、ある意味カッコよすぎる裏切りで、度肝抜かれました〜♪

おおぉぉ!!なんじゃこりゃw
馬でないのか!
ジープ乗っとるでねーか♪
しかも、保安官クリントさん、バッジが眩しすぎる☆
こんなに保安官バッジが似合う人は
クリントさんか、トイストーリーのウッディかって感じ!

凶悪犯の護送を命じられたクーガン保安官は、荒野を抜け出し、いざNYへ
飛行機に乗って降り立った瞬間、あれっ!?
なんでしょ、この違和感・・・
カウボーイハットにウェスタンブーツが、荒野を飛び出した瞬間
不思議なミスマッチ
まぁ、クリントさんは相変わらずカッコいいので、それはそれでOK♪

荒野の治安に当たるクーガンの頭の中には、法律なんて初めから無く
法的な手続きを全て無視する、田舎のカウボーイ
方や、その後の『ダーティハリー』では
その法律が無秩序な現実に、今度は苛立ちを覚えるクリントさんの姿ありで
この対照的な感じが面白い☆

そして、ラストはなんと、バイクにまたがり大激走!
いつまでも同じことはやってられないぜよ!っていうクリントさんの
俳優としての、男としての、この生きザマ!

新たなキャリアへの一つの幕開けを感じさせる、面白い作品でした♪

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女は女らしくしろ

投稿日:2011/05/02 レビュアー:裸足のラヴァース

今日もムーヴィプラスがクリント・イーストウッド81歳記念とかでの特集 6本もやっています ムーヴィーは途中に3分ものくだらないCMを挟むなんとも反動的なスカパの局なので大嫌いなのですが 仕方ないので録画しています 信用できないので8本の録画に関して 上映時間を調べましたがカットはなくてほっとしています

さて約40年ぶりに見直すこの映画 クーガン(主人公のアリゾナの保安官)のブラフ って変な原題が笑えます しかしさすがドン・シーゲル御大 語りがスムーズで映画のお手本です 今のシネコンの長ったらしい邦画はシーゲルから勉強して出直して欲しいね

68年の作品 今のイーストウッドからは考えられないマッチョなお兄さん 思っていた以上に反動的です だけど当時としては当たり前なヒーロー像かも セクハラなんて普通の感覚 常に煙草を吸っていて鬱陶しく しかしそれって当時の俺じゃん ふはは はっきりおフランスなどからファシスト扱いされて当然 クリント自身こっぱずかしい出演作じゃないかな

人間って30年も過ぎるとさすがに変わるんだよね ここでは主人公はナボホ・インディアンを動物並に扱っていて 今のクリントからはほんと考えられないね 映画を通した彼の成長がわかって実に興味深い つまり終始 男を彼は演じてきたわけでその人物像が変遷しているのだね ゴダールが後に評価を変えるわけだよ ヘイ ホンキー・トンク・マン!

完全に法秩序やら仕事の流れを無視してしまう主人公の保安官は 一匹狼とゆうより やはり幽霊的なとこがある 彼は何かであれをスルーしてしまうのだ ニューヨークの海を泳ぐ逃亡者もなんなく捕獲してしまう 例によって好きで満身創痍になりながらも 大体この護送する被疑者は何者なのだろう何をやったのか 病院から無理やり連れ出すのだが 結局また病院に逆戻り リー・J・コッブの正式な手続きでクリントに託されるのだが これじゃ主人公の活劇はまわり道しただけ つまり護送犯はマクガフィンなわけだったのが再見して気が付いた 笑うなあ この徒労

イーストウッドには嫌らしいラブシーンは似合わなくて しばしばドン・シーゲルの冴えた演出を停滞させるのが残念 風俗は面白いね ラストのしつこい空撮はお見事で快感 これでやみつきになったかしらね とにかく映画の見直しは面白いなあ

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