静かなる男

静かなる男の画像・ジャケット写真
静かなる男 / ジョン・ウェイン
全体の平均評価点:
(5点満点)

14

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「静かなる男」 の解説・あらすじ・ストーリー

元ボクサーの主人公シーンが、引退して故郷に戻ってきた。彼はやがて、一人の美しい女性と知り合い結婚を約束する。しかし、彼女の兄は付近でも知られた乱暴者のうえ、男の欲しがっていた家をシーンが手に入れた為、妹の結婚に反対する。かつて試合で人を殴り殺したことがある彼は、彼女の兄との争いを避けていたが……。アイルランド気質に溢れた、大らかなユーモア・ドラマ。

「静かなる男」 の作品情報

製作年: 1952年
製作国: アメリカ
原題: THE QUIET MAN
受賞記録: 1952年 アカデミー賞 監督賞
1952年 ヴェネチア国際映画祭 国際賞

「静かなる男」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

静かなる男の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
129分 日本語 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
TCDR4040 2005年07月27日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
4枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:14件

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稲妻ジョーの幸福ネタバレ

投稿日:2009/05/28 レビュアー:よふかし

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 VHSとこのDVDと、何度か観ていますが、どちらも状態はあまりよくありません。もともとはもっともっと、ため息が出るような美しい映画なのだと思います。アイルランドの深い緑に種々の草花、モーリン・オハラの青いドレス、スカーフの赤、白いエプロン。ソフトの状態がよくないため、色どうしがぶつかりあって、ゴテゴテして見えてしまいます。まるでファンタジー映画のように濃い色が溢れています。もともとの映像、を想像しながら観ているのですが、それでもいつも、うっとりと見入ってしまいます。
 ひとことで言えば、アイルランドの田舎を舞台にした、結婚をめぐるドタバタコメディです。ジョン・フォードの傑作を数えれば、『駅馬車』『荒野の決闘』『捜索者』『黄色いリボン』などの西部劇がすぐに挙がりますし、いや『怒りの葡萄』だ『わが谷は緑なりき』だといわれる方もあるでしょう。それらももちろん大好きなのですが、僕にとってのいちばんは、この『静かなる男』です。
 それは、もっとも他愛ないこの作品が、もっとも幸福感に満ちているからです。
 今現在でも大いに笑える楽しいコメディで、紆余曲折の末のハッピーエンドというお決まりが、迷いなく完璧に仕上がっています(笑えるところなんて書ききれないので、省略します)。
 台詞ではなく映像に雄弁に語らせるフォードの演出もロマンティックで、ジョン・ウェインとモーリン・オハラの出会い、再会の風の演出、雨の中の抱擁などとても繊細に積み重ねられています。
 俳優もフォード組の息が合って、主役ふたりの他にも、ヴィクター・マクラグレン、ワード・ボンド(神父の役!)、ミルドレッド・ナトウィックなどがとても素晴らしいと思います。
 しかし、この作品の幸福感を支えているのは、やはりフォードが父祖の地を舞台として、自分の理想的な世界を映画化したことにあるような気がします。
 この架空の村イニスフリーでは、さまざまに田舎らしい古い因習があり、アメリカの都会から来たウェインを面くらわせます。カトリック―プロテスタントの宗派対立も微妙な影を落としていて、ひとびとの価値観が揺れ動きつつある時代であることが分かります。しかし、人々は貧しくあっても、自然の中で暮らし、家族と仲間を信頼し、酒とおおらかなユーモアを愉しみ、のんびりとしかし生命力にあふれて生きている。手練手管を弄しない、嘘のない肉体同士のぶつかりあいこそがわだかまりを解消する。そして、また笑顔で乾杯する。
 完成度という意味では先に挙げた諸作に及ばないとも思いますし、イーストウッドが『ダーティファイター』で模倣したクライマックスの長い長い殴り合いなどは、実にスペクタクルで素晴らしいと思いますが、人によっては冗長と受け取られても仕方がないかもしれません。しかし脱線ばかりしているようなこの作品は、タイトに仕上がった秀作よりも、どこかタガの外れたアイリッシュなユーモアを濃厚に感じさせて、もっともフォードらしい作品ではないかと思います。
 いつかきれいなフィルムで観たいと願っています。100点。

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赤毛のモーリン

投稿日:2006/10/17 レビュアー:しんぺい

名匠ジョン・フォードが祖国であるアイルランドの素朴で心温まる恋愛物語を、大自然を舞台に詩情豊かに謳いあげています
ジョン・フォードは完成までに15年もかけてこの「最愛の映画のひとつ」
愛する祖国 緑溢れる大地 アイルランド気質

試合相手を死亡させ引退したプロボクサー(ジョン・ウエイン )
祖国アイルランドの村で出会うメアリー  (モーリン・オハラ)

フォード一家の出演
そのなかで、モーリン・オハラがアイルランド気質の勝気な女性を見事に演じ,その兄役ヴィクター・マクラグレン他脇役陣も素晴らしい

町中をあげて、延々と野を越え川を越えて繰り広げるラストの殴り合い
すべてが美しく魅力的なフォード映画の名作

モーリン・オハラ この中でアイルランド民謡を美声で聴かせますが、彼女が歌ったアルバムがあります
「ラブ・レター・フロム・モーリン・オハラ」
かくれた名盤の素敵なジャズヴォーカル集で、その原盤のライナノーツは育ての親ジョン・フォードが書いています

「赤毛のアン」じゃなくて、「赤毛のモーリン」がお薦めじゃニャ!!

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フォード最高作の一つ

投稿日:2013/09/08 レビュアー:さえぴょん

フォードの映画はどれも泣いてしまうのですが、特にこれは毎回号泣します。仲介人から自転車に乗ってとんずらする辺りで大体いつも涙腺崩壊、最後の祝祭に到ってはもはや言葉も無い。
とにかく、こんなに盛り上がって盛り上がって大盛り上がりで最後歓喜が大爆発するような映画は、他にはアルドリッチの「カリフォルニア・ドールズ」ぐらいじゃないの?と思っております。

ただ、DVDの画質が悪いのが残念。大阪梅田のプラネットプラスワンさん、綺麗なプリント持ってないかなあ。

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アカデミー監督賞は伊達じゃない。

投稿日:2008/01/10 レビュアー:シニソーヤ

 当時の批評を読むと、ジョン・フォードはスラップスティックを撮ってきた最後の現役監督だったそうです。アカデミー会員はそ−いう意味で監督を敬愛していたそうです。喧嘩のシーンで死にかけの老人が見に行く件などを見ると、自然な演出に感心します。

 ピーター・ボクダノビッチのインタビューで監督は「最も信頼を寄せる俳優は?」の答えに「ウィリアム・S・ハート」と答え、それに対するジョン・ウェインの答えは「当然だ」。西部劇をふたりとも本当に愛していたんですね。

 黒沢明でもそうですが、この映画などシェークスピアを感じます。

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みんなが幸せになれる映画

投稿日:2007/12/16 レビュアー:King Lear

J・フォードとJ・ウェインのコンビにM・オハラが加わったストーリーは見た人皆が幸せを感じられる作品です。
古さは正直感じられますが、当時「天然色」と呼んでいたおもしろいカラー映像です。
また、ヒロインを演じたオハラの庶民的さと美しさを同時に持ちあわせた個性は特有なもので、この映画では男勝りな女性を大胆かつ繊細に演じています。
スピルバーグの"ET"でETがエリオットの家でテレビを見ているときにテレビに映るシーンがこの映画の中でウェインとオハラの風の中でのキスシーンを使ったことを思い出しました。
フォード監督の賞賛すべきところは主役以外の登場人物にもユーモアや人間味を吹き込みストーリーを生き生きさせるところでしょうか。
最後の30分にウェインとオハラに群集を巻き込んでの演出のうまさには脱帽です。アメリカ映画といえばJ・フォードですね。

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