踊る大紐育 / ジーン・ケリー
踊る大紐育
/ジーン・ケリー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14 )
解説・ストーリー
陸に上がった3人の水兵が24時間の休暇をニューヨークで過ごす中、それぞれ彼女をこしらえてまた勤務に戻っていくという、それだけのストーリーながら、佳曲に溢れたスピーディな展開で、まるで飽きさせない傑作ミュージカル。冒頭の『ニューヨーク、ニューヨーク』を始め、『ミス・ターンスティルズ』、『メイン・ストリート』、『プレヒストリック・マン』など楽曲はどれも素晴らしく、ケリーによる振り付けも絶品で、いかにもアメリカ的な楽しさに満ち溢れている作品。
陸に上がった3人の水兵が24時間の休暇をニューヨークで過ごす中、それぞれ彼女をこしらえてまた勤務に戻っていくという、それだけのストーリーながら、佳曲に溢れたスピーディな展開で、まるで飽きさせない傑作ミュージカル。冒頭の『ニューヨーク、ニューヨーク』を始め、『ミス・ターンスティルズ』、『メイン・ストリート』、『プレヒストリック・マン』など楽曲はどれも素晴らしく、ケリーによる振り付けも絶品で、いかにもアメリカ的な楽しさに満ち溢れている作品。
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「踊る大紐育」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
陸に上がった3人の水兵が24時間の休暇をニューヨークで過ごす中、それぞれ彼女をこしらえてまた勤務に戻っていくという、それだけのストーリーながら、佳曲に溢れたスピーディな展開で、まるで飽きさせない傑作ミュージカル。冒頭の『ニューヨーク、ニューヨーク』を始め、『ミス・ターンスティルズ』、『メイン・ストリート』、『プレヒストリック・マン』など楽曲はどれも素晴らしく、ケリーによる振り付けも絶品で、いかにもアメリカ的な楽しさに満ち溢れている作品。
「踊る大紐育」 の作品情報
「踊る大紐育」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
踊る大紐育の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
英:モノラル/日・英字幕
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
DLR65092
2002年10月31日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
8枚
0人
0人
踊る大紐育の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
英:モノラル/日・英字幕
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2002年10月31日
在庫枚数
1位登録者:
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ユーザーレビュー:14件
さあニューヨーク!嗚呼ニューヨーク!
1949年 アメリカ映画 原題:ON THE TOWN 監督:スタンリー・ド―ネン、ジーン・ケリー ジーン・ケリーとスタンリー・ド―ネンが組んだ名作1952年「雨に唄えば」より3年前の作品で、キャスティングは1945年「錨を上げて」のフランク・シナトラと再び共演。 「錨を上げて」ではコンビだったジーン・ケリーとフランク・シナトラから本作は1人加わりジュールス・マンシンの三人組がユニーク!ニューヨークならではのブルックリン橋やロックフェラー・センターの景観も味わえる楽しい作品でした。 水兵ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の三人が一日だけの上陸許可を与えられ、ニューヨークに降り立った。 序盤ではこの三人が短い時間で隈なく楽しもうとするモチベーションの高さが伝わって来ます。計画では何時に何処へ行くかメモしてありますが、予定通りに行かないのは世の常ですね。(笑) 三人が地下鉄に乗った際、“ミス地下鉄”のアイヴィ・スミス(ヴェラ=エレン)のポスターに目を奪われる。ゲイビーとチップ、オジーはこの“ミス地下鉄”を探す事に・・。 その“ミス地下鉄”に選ばれたヴェラ=エレンは可憐さと素朴な美しさが相まった雰囲気を備えていて、バレエのコスチュームや裾の長いシックなドレス、更にはカジュアルで快活なスポーツウェアの衣装で様々なダンスをテンポよく披露します。 ここはモノクロなのに色とりどりの鮮やかさを感じられるシーンで毎月1人選ばれるミス地下鉄の専攻過程がとても楽しかったです。アイヴィは本来の自分の姿がショーガールという事をゲイビー(ジーンケリー)に言わずに惹かれて行くのでした。タクシー運転手のヒルディー(ペディ・ギャレット)や、クレア(アン・ミラー)のやり取りも面白く、博物館でクレアがオジーを見るなり「ジャワ原人にそっくりだ」とオジーを気に入ってしまうシーンは思わず、ぷっ!と笑ってしまいました。彼女は映画俳優の様なイケメンには興味ないというのです。原始人に似ていると褒められたジュール・マンスンは喜ぶべきか悲しむべきか・・・(笑) その後の原始人の音楽なのでしょうか、タムタムの踊りは圧巻でした。アン・ミラーのステップはやはり素晴らしい。以前鑑賞した「イースター・パレード」の時も黄色いスカートに目を奪われましたが、今回もキュロットの様に見える不思議なスカートに身を包んだダンスに驚くばかりです。彼女は劇中の女性陣の中では一番の長身で、存在感抜群でした。 ペディ・ギャレット演じたタクシー運転手もアン・ミラー演じた人類学者も女性からグイグイ言い寄るのはさすが日本とは違うなあと感じます。 特に1949年という時代を考えたら日本では昭和24年です。 既にこの時代、女性の働く姿が描かれている事に開かれた国の考え方、違いを思い知らされました。 最後に貴重な出会いがあったのを書かねばなりません。 タクシー運転手ヒルディーの同居の友人ルーシーを演じたのが、アリス・ピアスだった事です。彼女はテレビドラマ「奥さまは魔女」の初代グラディス・クラビッツを演じた方でした。映画では本作がデビュー作の様です。ペディ・ギャレットと同じ1919年生まれなので、30歳だったとみられます。若くしてお亡くなりになられたのは残念ですが、作品が残る限り貴女の魂もスクリーンに生き続けると信じています。 本作は第22回アカデミー賞 ミュージカル映画音楽賞を受賞。
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‘ニューヨークの一日 三幕の喜劇’
投稿日:2022/07/26
レビュアー:趣味は洋画
踊る大紐育(1949年・アメリカ、カラー、97分) とにかく明るくて楽しい、そして朗らかな気分にさせてくれるハッピーなミュージカル映画です。 冒頭のクレジット紹介からウキウキする音楽が流れ、キャストやスタッフの名前を囲む外枠のデザインがカラフル模様。そしてオープニングは、‘あの’ ♪ニューヨーク! ニューヨーク♪ですから、ミュージカル好きにはもう堪えられません。(笑) ニューヨークの港、朝6時。巡洋艦勤務の水兵ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の3人は、交代で24時間の休暇と上陸許可を得て、ニューヨークの街に繰り出した。彼らは限られた時間を有効に使おうと、名所を巡ることに。ブルックリン橋を渡り、自由の女神像を見た後、地下鉄に乗る3人。そこで車内の ‘今月のミス地下鉄’ に選ばれたアイヴィ・スミス(ヴェラ・エレン)のポスターを目にし、ゲイビーは一目惚れした。ところが3人が降り立った駅で、なんとアイヴィが写真撮影しているではないか。ゲイビーがアタックするも、忙しそうなアイヴィはその場を離れて行った。諦めきれないゲイビーは、チップとオジーと共に地上に飛び出し、居合わせたタクシーを拾って彼女の後を追うことにした。ところがタクシー運転手の女性ヒルディ(ベティ・ギャレット)はチップに一目惚れし、彼を助手席に乗せることを条件にアイヴィのあとを追うが...。 実はオジーも自然歴史博物館でクレア・ハドソン(アン・ミラー)という女性と親しくなります。 紆余曲折はあるものの、結果的には3組のカップル誕生と、そこに辿り着くまでの数々のダンス・シーンが見どころです。特に、背景が無地クリーム色のなかで踊るシーンはセンスの良さを感じましたし、アイヴィ・スミスがスポーツウーマンとして踊り続けるシーンは最高でした。ジーン・ケリーと2人で踊るタップダンスもお洒落でいい感じ。 コメディの要素も色濃くて、その大半を引き受けているのが、女性タクシー運転手ヒルディを演じたベティ・ギャレットです。彼女は踊りも上手いのですが、どことなく憎めない...そんなキャラがいい。 ベティ・ギャレットは本作と同じ年の「私を野球に連れてって」でもフランク・シナトラやジュールス・マンシンと共演、シナトラ演ずる大リーグ選手の熱烈なファン役を好演していました。 共演ということなら、ジュールス・マンシンとアン・ミラーは、「イースター・パレード」(48年)で共演しています。 ドタバタ喜劇と言われればそれまでですが、後半はホロリとさせられる場面もあります。 邦題がいかにも時代を感じさせますが、とにかくニューヨークを楽しもう、ニューヨークで思いっきり踊ろう...そんな元気を貰える作品です。 3人の水兵と3人の女性も、それぞれ個性的でよかったです。
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めちゃくちゃ楽しくて、思わず笑みになれる作品
1948年の作品、ジーン・ケリーは監督の一人で振付も担当しています。 【おどるだいニューヨーク】と読むとは!読めませんよね。 原題はシンプルに【ON THE TOWN】なので 邦題を考えた方は、相当な苦心の作なんでしょうけど どこかダサいと思ってしまうのは今だからでしょうか・・ ま、そんなダサい邦題とは裏腹に 内容の方は超ご機嫌なミュージカルとなっています。 ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の 三バカトリオのような水兵が 憧れの大都会ニューヨークに24時間の上陸を許可されて ニューヨークでの束の間の休暇を満喫しようと繰り出していく様を描きます。 若い水兵たちですから、やはり目当ては女性とのアバンチュールですよね。 それぞれ目をつけた女性たちと楽しいひと時を過ごそうと 右往左往躍起となるドタバタ喜劇ミュージカルです。 ややもすれば、ただのドタバタで終わってしまうところを ダンスの素晴らしさでそれを払拭しています。 ジーン・ケリーとミス地下鉄のアイヴィ(ヴェラ=エレン)が踊るタップダンスシーンには 見入ってしまいました。 ストーリーはともかく、【踊る】と邦題を付けたくなった気持ちが判るほど 彼らは踊りまくります。 女性陣のスタイルの良さと、華やかで素敵な衣装も見どころです。 上述のヴェラ・エレンは当時ハリウッド一ウエストの細い女優と言われていたそうです。 確かに、40CMぐらいしかないのでは?(まさかね(笑)) ってくらい細いウェストでした! とにもかくにも楽しいダンスミュージカルです。 自然と笑顔になって観ている自分がいました。
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大ニューヨーク=大紐育 ・・・あなたは読めましたか(^◇^)?
投稿日:2008/05/12
レビュアー:バレエ好き
◆キャスト◆ ジーン・ケリー ゲイビー (水夫) フランク・シナトラ チップ (水夫) ベティー・ギャレット ブランヒルド (水夫) ベラ・エレン アイヴィ・スミス (月間ミス地下鉄) ジュールス・マンシン オジー (TAXドライバー) アン・ミラー クレア・ハドソン (女性人類学者) ◆ミュージカル史上、不朽の名作となった『雨に唄えば』(1952)を世に送り出した ジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンの1949年の黄金監督コンビ作。 制作も『雨に唄えば』と同じ、アーサー・フリード。 ◆海軍の水兵が、マンハッタン島での24時間の寄港をナンパで楽しむという簡単ストーリー。 ◆映画の中に出てくるNYの町並…今から約60年前です。魅力的です。 中でも、タクシーや、バスなどが、とてもレトロでかわいい!おもちゃのようです! みんなローバーmini?みたいなデザインです! 私はNYへ一度も行ったことがないのですが、60年前のNYの観光スポットがたくさん出てくる様です。 NY通の方は、今と比べてみるのも楽しいでしょう。 ◆ファッション・・・今微妙にレトロブームですので、ファッションに興味のある方も楽しめます! 女性人類学者のグリーンのワンピース…とても可愛かった! ◆『雨に唄えば』と同じく、出演者が本当に楽しみながら歌い踊っているのが 観ていて、気持ちがいい。特に女性の3人の活躍ぶり(コミカルだったり・・・)がすごいと思いました。 ベラ・エレンが<ミス地下鉄>のイメージを踊るシーンは最高♪♪ ・・・やはり『雨に唄えば』にはかないませんが、 一度くらいは観てみても良いのでは? 『古き、良き、アメリカ』を!
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ミュージカルがこんなに楽しい♪
投稿日:2007/12/08
レビュアー:しんぺい
「オン・ザ・タウン(On the Town)は、1944年ブロードウェイで初演されたミュージカル作品 作曲はレナード・バーンスタインで 1949年の映画化では かれの音楽は半分がすてられ バーンスタインとしては不本意な映画に MGMのミュージカル全盛期の作品で 監督はジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンの共同で スタンリー・ドーネンの出世作 このコンビは本作に始まり その後 「雨に唄えば」(1952) ジーン・ケリー / フランク・シナトラ / ジュレス・ムンシンの水兵が 3人の女性と恋に落ちる 歌とダンス・シーンがぎっしりつまった ミュージカル・コメディ♪ 「NEW YORK! NEW YORK! IT'S A WONDERFUL TOWN!」ではじまり アン・ミラーが博物館で踊る「Preshistoric Man♪」は映画のための曲で ベティ・ギャレットがシナトラを口説く「Come Up to My Place♪」はバーンスタインの曲 ケリーがバレエ教室でヴェラ・エレンに故郷の町を紹介する「MainStreet♪」 エンパイアステイトビルで6人が歌い踊る「On the Town♪」も ロジャー・イーデンスの曲で もう最高♪ 当時のミュージカルスターばかり 歌と踊りで 心がウキウキ♪ 聴いて楽しい♪ みてうれしい♪ ジーン・ケリーの踊りと シナトラの歌 ハリウッドのトップ・タップダンサー アン・ミラーのパフォーマンスも見どころ それに ヴェラ・エレンが すごく可愛いニャ!!
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ユーザーレビュー
さあニューヨーク!嗚呼ニューヨーク!
投稿日
2021/10/19
レビュアー
かつ
1949年 アメリカ映画 原題:ON THE TOWN 監督:スタンリー・ド―ネン、ジーン・ケリー ジーン・ケリーとスタンリー・ド―ネンが組んだ名作1952年「雨に唄えば」より3年前の作品で、キャスティングは1945年「錨を上げて」のフランク・シナトラと再び共演。 「錨を上げて」ではコンビだったジーン・ケリーとフランク・シナトラから本作は1人加わりジュールス・マンシンの三人組がユニーク!ニューヨークならではのブルックリン橋やロックフェラー・センターの景観も味わえる楽しい作品でした。 水兵ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の三人が一日だけの上陸許可を与えられ、ニューヨークに降り立った。 序盤ではこの三人が短い時間で隈なく楽しもうとするモチベーションの高さが伝わって来ます。計画では何時に何処へ行くかメモしてありますが、予定通りに行かないのは世の常ですね。(笑) 三人が地下鉄に乗った際、“ミス地下鉄”のアイヴィ・スミス(ヴェラ=エレン)のポスターに目を奪われる。ゲイビーとチップ、オジーはこの“ミス地下鉄”を探す事に・・。 その“ミス地下鉄”に選ばれたヴェラ=エレンは可憐さと素朴な美しさが相まった雰囲気を備えていて、バレエのコスチュームや裾の長いシックなドレス、更にはカジュアルで快活なスポーツウェアの衣装で様々なダンスをテンポよく披露します。 ここはモノクロなのに色とりどりの鮮やかさを感じられるシーンで毎月1人選ばれるミス地下鉄の専攻過程がとても楽しかったです。アイヴィは本来の自分の姿がショーガールという事をゲイビー(ジーンケリー)に言わずに惹かれて行くのでした。タクシー運転手のヒルディー(ペディ・ギャレット)や、クレア(アン・ミラー)のやり取りも面白く、博物館でクレアがオジーを見るなり「ジャワ原人にそっくりだ」とオジーを気に入ってしまうシーンは思わず、ぷっ!と笑ってしまいました。彼女は映画俳優の様なイケメンには興味ないというのです。原始人に似ていると褒められたジュール・マンスンは喜ぶべきか悲しむべきか・・・(笑) その後の原始人の音楽なのでしょうか、タムタムの踊りは圧巻でした。アン・ミラーのステップはやはり素晴らしい。以前鑑賞した「イースター・パレード」の時も黄色いスカートに目を奪われましたが、今回もキュロットの様に見える不思議なスカートに身を包んだダンスに驚くばかりです。彼女は劇中の女性陣の中では一番の長身で、存在感抜群でした。 ペディ・ギャレット演じたタクシー運転手もアン・ミラー演じた人類学者も女性からグイグイ言い寄るのはさすが日本とは違うなあと感じます。 特に1949年という時代を考えたら日本では昭和24年です。 既にこの時代、女性の働く姿が描かれている事に開かれた国の考え方、違いを思い知らされました。 最後に貴重な出会いがあったのを書かねばなりません。 タクシー運転手ヒルディーの同居の友人ルーシーを演じたのが、アリス・ピアスだった事です。彼女はテレビドラマ「奥さまは魔女」の初代グラディス・クラビッツを演じた方でした。映画では本作がデビュー作の様です。ペディ・ギャレットと同じ1919年生まれなので、30歳だったとみられます。若くしてお亡くなりになられたのは残念ですが、作品が残る限り貴女の魂もスクリーンに生き続けると信じています。 本作は第22回アカデミー賞 ミュージカル映画音楽賞を受賞。
‘ニューヨークの一日 三幕の喜劇’
投稿日
2022/07/26
レビュアー
趣味は洋画
踊る大紐育(1949年・アメリカ、カラー、97分) とにかく明るくて楽しい、そして朗らかな気分にさせてくれるハッピーなミュージカル映画です。 冒頭のクレジット紹介からウキウキする音楽が流れ、キャストやスタッフの名前を囲む外枠のデザインがカラフル模様。そしてオープニングは、‘あの’ ♪ニューヨーク! ニューヨーク♪ですから、ミュージカル好きにはもう堪えられません。(笑) ニューヨークの港、朝6時。巡洋艦勤務の水兵ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の3人は、交代で24時間の休暇と上陸許可を得て、ニューヨークの街に繰り出した。彼らは限られた時間を有効に使おうと、名所を巡ることに。ブルックリン橋を渡り、自由の女神像を見た後、地下鉄に乗る3人。そこで車内の ‘今月のミス地下鉄’ に選ばれたアイヴィ・スミス(ヴェラ・エレン)のポスターを目にし、ゲイビーは一目惚れした。ところが3人が降り立った駅で、なんとアイヴィが写真撮影しているではないか。ゲイビーがアタックするも、忙しそうなアイヴィはその場を離れて行った。諦めきれないゲイビーは、チップとオジーと共に地上に飛び出し、居合わせたタクシーを拾って彼女の後を追うことにした。ところがタクシー運転手の女性ヒルディ(ベティ・ギャレット)はチップに一目惚れし、彼を助手席に乗せることを条件にアイヴィのあとを追うが...。 実はオジーも自然歴史博物館でクレア・ハドソン(アン・ミラー)という女性と親しくなります。 紆余曲折はあるものの、結果的には3組のカップル誕生と、そこに辿り着くまでの数々のダンス・シーンが見どころです。特に、背景が無地クリーム色のなかで踊るシーンはセンスの良さを感じましたし、アイヴィ・スミスがスポーツウーマンとして踊り続けるシーンは最高でした。ジーン・ケリーと2人で踊るタップダンスもお洒落でいい感じ。 コメディの要素も色濃くて、その大半を引き受けているのが、女性タクシー運転手ヒルディを演じたベティ・ギャレットです。彼女は踊りも上手いのですが、どことなく憎めない...そんなキャラがいい。 ベティ・ギャレットは本作と同じ年の「私を野球に連れてって」でもフランク・シナトラやジュールス・マンシンと共演、シナトラ演ずる大リーグ選手の熱烈なファン役を好演していました。 共演ということなら、ジュールス・マンシンとアン・ミラーは、「イースター・パレード」(48年)で共演しています。 ドタバタ喜劇と言われればそれまでですが、後半はホロリとさせられる場面もあります。 邦題がいかにも時代を感じさせますが、とにかくニューヨークを楽しもう、ニューヨークで思いっきり踊ろう...そんな元気を貰える作品です。 3人の水兵と3人の女性も、それぞれ個性的でよかったです。
めちゃくちゃ楽しくて、思わず笑みになれる作品
投稿日
2022/01/28
レビュアー
飛べない魔女
1948年の作品、ジーン・ケリーは監督の一人で振付も担当しています。 【おどるだいニューヨーク】と読むとは!読めませんよね。 原題はシンプルに【ON THE TOWN】なので 邦題を考えた方は、相当な苦心の作なんでしょうけど どこかダサいと思ってしまうのは今だからでしょうか・・ ま、そんなダサい邦題とは裏腹に 内容の方は超ご機嫌なミュージカルとなっています。 ゲイビー(ジーン・ケリー)、チップ(フランク・シナトラ)、オジー(ジュールス・マンシン)の 三バカトリオのような水兵が 憧れの大都会ニューヨークに24時間の上陸を許可されて ニューヨークでの束の間の休暇を満喫しようと繰り出していく様を描きます。 若い水兵たちですから、やはり目当ては女性とのアバンチュールですよね。 それぞれ目をつけた女性たちと楽しいひと時を過ごそうと 右往左往躍起となるドタバタ喜劇ミュージカルです。 ややもすれば、ただのドタバタで終わってしまうところを ダンスの素晴らしさでそれを払拭しています。 ジーン・ケリーとミス地下鉄のアイヴィ(ヴェラ=エレン)が踊るタップダンスシーンには 見入ってしまいました。 ストーリーはともかく、【踊る】と邦題を付けたくなった気持ちが判るほど 彼らは踊りまくります。 女性陣のスタイルの良さと、華やかで素敵な衣装も見どころです。 上述のヴェラ・エレンは当時ハリウッド一ウエストの細い女優と言われていたそうです。 確かに、40CMぐらいしかないのでは?(まさかね(笑)) ってくらい細いウェストでした! とにもかくにも楽しいダンスミュージカルです。 自然と笑顔になって観ている自分がいました。
大ニューヨーク=大紐育 ・・・あなたは読めましたか(^◇^)?
投稿日
2008/05/12
レビュアー
バレエ好き
◆キャスト◆ ジーン・ケリー ゲイビー (水夫) フランク・シナトラ チップ (水夫) ベティー・ギャレット ブランヒルド (水夫) ベラ・エレン アイヴィ・スミス (月間ミス地下鉄) ジュールス・マンシン オジー (TAXドライバー) アン・ミラー クレア・ハドソン (女性人類学者) ◆ミュージカル史上、不朽の名作となった『雨に唄えば』(1952)を世に送り出した ジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンの1949年の黄金監督コンビ作。 制作も『雨に唄えば』と同じ、アーサー・フリード。 ◆海軍の水兵が、マンハッタン島での24時間の寄港をナンパで楽しむという簡単ストーリー。 ◆映画の中に出てくるNYの町並…今から約60年前です。魅力的です。 中でも、タクシーや、バスなどが、とてもレトロでかわいい!おもちゃのようです! みんなローバーmini?みたいなデザインです! 私はNYへ一度も行ったことがないのですが、60年前のNYの観光スポットがたくさん出てくる様です。 NY通の方は、今と比べてみるのも楽しいでしょう。 ◆ファッション・・・今微妙にレトロブームですので、ファッションに興味のある方も楽しめます! 女性人類学者のグリーンのワンピース…とても可愛かった! ◆『雨に唄えば』と同じく、出演者が本当に楽しみながら歌い踊っているのが 観ていて、気持ちがいい。特に女性の3人の活躍ぶり(コミカルだったり・・・)がすごいと思いました。 ベラ・エレンが<ミス地下鉄>のイメージを踊るシーンは最高♪♪ ・・・やはり『雨に唄えば』にはかないませんが、 一度くらいは観てみても良いのでは? 『古き、良き、アメリカ』を!
ミュージカルがこんなに楽しい♪
投稿日
2007/12/08
レビュアー
しんぺい
「オン・ザ・タウン(On the Town)は、1944年ブロードウェイで初演されたミュージカル作品 作曲はレナード・バーンスタインで 1949年の映画化では かれの音楽は半分がすてられ バーンスタインとしては不本意な映画に MGMのミュージカル全盛期の作品で 監督はジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンの共同で スタンリー・ドーネンの出世作 このコンビは本作に始まり その後 「雨に唄えば」(1952) ジーン・ケリー / フランク・シナトラ / ジュレス・ムンシンの水兵が 3人の女性と恋に落ちる 歌とダンス・シーンがぎっしりつまった ミュージカル・コメディ♪ 「NEW YORK! NEW YORK! IT'S A WONDERFUL TOWN!」ではじまり アン・ミラーが博物館で踊る「Preshistoric Man♪」は映画のための曲で ベティ・ギャレットがシナトラを口説く「Come Up to My Place♪」はバーンスタインの曲 ケリーがバレエ教室でヴェラ・エレンに故郷の町を紹介する「MainStreet♪」 エンパイアステイトビルで6人が歌い踊る「On the Town♪」も ロジャー・イーデンスの曲で もう最高♪ 当時のミュージカルスターばかり 歌と踊りで 心がウキウキ♪ 聴いて楽しい♪ みてうれしい♪ ジーン・ケリーの踊りと シナトラの歌 ハリウッドのトップ・タップダンサー アン・ミラーのパフォーマンスも見どころ それに ヴェラ・エレンが すごく可愛いニャ!!
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