眼の壁 / 佐田啓二
全体の平均評価点: (5点満点)
(10)
解説・ストーリー
松本清張のベストセラー小説を大庭秀雄監督が映画化。ある会社の会計課長が自殺。部下・萩崎は、遺書から彼がパクリ屋の詐欺に遭っていたことを知る。以来、萩崎は真相究明に乗り出し、事件の根幹が政界の黒幕にまで及んでいる事実を突き止める。
松本清張のベストセラー小説を大庭秀雄監督が映画化。ある会社の会計課長が自殺。部下・萩崎は、遺書から彼がパクリ屋の詐欺に遭っていたことを知る。以来、萩崎は真相究明に乗り出し、事件の根幹が政界の黒幕にまで及んでいる事実を突き止める。
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「眼の壁」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
松本清張のベストセラー小説を大庭秀雄監督が映画化。ある会社の会計課長が自殺。部下・萩崎は、遺書から彼がパクリ屋の詐欺に遭っていたことを知る。以来、萩崎は真相究明に乗り出し、事件の根幹が政界の黒幕にまで及んでいる事実を突き止める。
「眼の壁」 の作品情報
「眼の壁」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
眼の壁の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9775 |
2005年11月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
眼の壁の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DA9775 |
2005年11月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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8枚
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ユーザーレビュー:10件
「幻の女と行く夜の花八ツ手」
投稿日:2009/02/14
レビュアー:ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
清張の原作小説『眼の壁』は『点と線』に続く、同年昭和33年の作品。企業犯罪と政界との繋がり、巨悪に挑む執念の正義漢、そして事件の鍵が地方へ移行する、などの要素が両作に共通する。(もちろん、小道具としての時刻表も出てくるし♪)今となっては陳腐なドラマに見えるが、当時はこれほどリアルな問題を絡め、しかも現実に起こりうる犯罪を描いた作品は珍しかった。
事件の導入になるのは「パクリ」という手口の手形詐欺である。専門用語が飛び交うが、詳しくはもう一枚の方のレビューで「いつも眠たい馬」さんが、詳しい解説をして下さっている。銀行の応接室を利用したパクリ詐欺は、つい最近もニュースになった気がするが、「こんな雑な詐欺が実際に起こり得るものか」と呆れるばかりだ。まあ「雑」だからこそ、盲点になるんだろうが。
ひと昔の映画を見る度に、ギャップを感じるのは、個人情報がダダ漏れなことだ。空港では乗客名簿を易々と閲覧するわ、郵便局は他人の為替の情報を教えるわで、やりたい放題。この点に於いては、ほんとに時代が変わったことが実感できる。
小説では、死体の検視描写がえらく詳細に描かれているのに驚かされた。豪雨の屋外で死因が「餓死」なのに、膀胱に尿が無い死体。何故、彼は水を飲まなかったのか? また、死亡推定時刻と発見された状態が「合わない」死体を、どうやって作りだしたのか?…というのが大きな謎となっていて、それがクライマックスに通じていく。主人公が温泉に浸かりながら、そのトリックに思い当たる設定にはゾッとした。現代では「全く通じない」トリックなのだが、当時は驚いたし、それが再現されてしまうラストシーンは、今でも十分ショッキングだったりする。
「眼の壁」という概念は、たしか映画では語られなかった様に思う。主人公が「我々が見ているこの世界と、本当の現実というものは壁一枚で遮蔽されている」と考え、我々の眼が見ているのは、その壁の表面に過ぎないのではないか、と抱く感慨に由来する題だ。最後の最後まで、その言葉が出てこないというのが洒落ていた。
(小説の話ばかりで申し訳無いが)ラストに引用されるのは、レビュータイトルの「幻の女と行く夜の花八ツ手」という横山白虹の句だ。白虹は清張と同郷の俳人で、外科医でもあり、清張の盲腸手術を執刀したという関係らしい。
この句の「幻の女」とは、映画では鳳八千代が演じた上崎絵津子を指すが、いまいち存在感に欠けた。この「幻の女」がグレタ・ガルボの様な謎めいた女性だったならば、作品の印象は変わったろうな。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
国士無双さんへ(他の方ごめんなさい、レビューではありません)
いいのかとも思いますが、そこはお目こぼしを。
「眼の壁」は昔読みましたが内容はほとんど覚えていません。二課の犯罪(経済事犯)を扱ったのが評判になった作品だと記憶します。確か銀行の応接室を借りて、銀行の支店長には顧客と思わせ、パクる相手には銀行の人間と思わせるというような手口でしたでしょうか。いやそれは「眼の壁」に触発された「白昼の死角」の方だったかもしれません。
(1)手形のパクリについて
手形は日本では企業の商取引の決済手段として広く使われております(決済手段以外の使い方としても多く使われています)。そして企業取引には迅速性、高い信頼性が要求されます。
そこで法律は、手形の所持人の保護、決済の確実性・信頼性の確保に力点を置いております。
具体的には、法律上、振出人は善意(無重過失)の所持人に対して抗弁をもって対抗できない場合が多い。つまり、決済(支払)を止めることは難しくなっているわけです。(このあたりは詳しく書くとキリがありません)
ちなみに、法律でいう善意、悪意とは、ある事実を知っているか、知らないかということで、道徳の問題とは無関係です。
従って、手形をパクられても、その手形が転々と移転し善意の第三者の手に渡った場合(多くはパクリ屋が善意の第三者を意図的に出現させる)、善意の第三者たる所持人にその手形はそもそもが詐取されたものだから支払いはしないとは言えないわけです。そして、この悪意(または重過失)の立証責任が振出人にあることが支払いを拒むことを更に難しくしています。
相当乱暴ですが概略上記のようなことになります。
■ 映画を楽しむ上では、手形を詐取されたことを理由に所持人への支払いを拒むことは事実上不可能に近い、くらいにお考えになればよいかと思います。もし、疑問が映画の中でのパクりの手口そのものについてであれば、見当外れになったかも知れません。ご容赦下さい。
また、映画、小説、とくに漫画の場合は、特殊な状況下での問題を一般化するようなこともありますので(そうじゃないと面白くならない)そのお話をうのみにしないほうが良いとは思います。まあ、清張の場合はそんなことはないと思いますが。
(2)企業の隠蔽について
手形をパクられる場合、パクられる企業が資金を切実に必要とし、しかも通常の方法(危険が少ない方法)では資金調達が出来ない状況にあるということが一般に推察されます。そういう怪しい方法で資金調達をしようとしているのであれば企業としての財務的健全さを疑われ、さらにパクられた手形が廻ってくると財務状況が一段と悪化すると考えられます。(破綻寸前の企業にとどめを刺す)
またそういう場合、商取引の裏付けのない手形(融通手形)である場合が多く、融通手形を振り出したこと自体が(たとえパクられなくとも)企業の財務的信用を著しく低下させるものなのです。
従って企業が公表を恐れるのは当然といえます。
当方もさして詳しいわけではありませんので、あくまで映画を楽しむための参考程度とご理解下さい。
レビューが訂正不能なのが辛いですね、あとから後悔しそうです。
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探偵になった経理次長、萩崎
投稿日:2014/01/25
レビュアー:しづちゃん
>若い会計課次長が、パクリ屋の手形詐欺に端を発する、連続殺人事件の謎を追跡するミステリー長編。(wikipediaより引用)
自殺した会計課長が後任者となる会計次長の萩崎(佐田啓二)に真相を遺書として手紙に書いてり残していた。
課長には大変世話になっていた萩崎は、課長をパクリ屋に紹介した女から黒幕を突き詰めようとする。
そして萩崎の学生時代の友人である新聞記者田村に内密なのでと真相を話す。それがどうも大きな問題へと繋がり、警察沙汰になる。
ネックとなっているのが会計課長が金策に行った商事会社の秘書。この秘書の紹介で出会った事件である。だが、どうみても彼女は悪人に見えない。
萩崎は、そんな彼女に興味を持ち始め、彼女も萩崎に好意を持っている様子。…と、お膳立てをしっかりしてから誰が黒幕なのかとジワジワとせめて来る。
松本清張さんの本は大人が読む本だと従弟は言うが、私はテンポの遅い本は苦手。当然、その映画化なのでテンポはゆっくりと進み観ている者をちょっと苛立たせる感じがないでもない。
最後の方で事件は解決するのですが…今一つしっくりこない終わり方。つまり物足りなさが残りました。「眼の壁」と同じく、この作品も本で読んだ方がより面白いかも知れません。
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クレームです
この欄に書くのは不適当と思うが、
送られてきたCDは真ん中あたりから、雑音が多くて聞き取りにくく、途中で見るのを止めました。古い作品ですから「しゃーないか」、この盤も破棄処分ものですな。
以上です。(公開しなくて結構です)
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分からないことが多かったけど・・・☆4.5
投稿日:2006/09/21
レビュアー:国士無双
いまいち分からないことが多い事件でしたが、全体としては清張作品の名に違わぬ優れた一本だったと思いました。
分からなかった点については以下のような点です。
@事件の発端となったパクリ屋の詐欺の内容がいまいち良く分からない。(銀行業務や経済に詳しい人が見たら、常識的な事なのかもしれませんが、見た人で詳しい人がおられたらぜひ、私の後のレビューにて説明をお願いします。)
A何故、上記の内容をどの企業も隠そうとするのか、少なくとも現在の感覚では理解しにくい。(隠すと傷口が大きくなることが大きいため。)
ただ、極細かな点からの話の飛躍程度や出てくる主要人物の人数、推理色の若干強い内容など他の清張作品とは多少違いのある話でもありました。
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ユーザーレビュー
「幻の女と行く夜の花八ツ手」
投稿日
2009/02/14
レビュアー
ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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清張の原作小説『眼の壁』は『点と線』に続く、同年昭和33年の作品。企業犯罪と政界との繋がり、巨悪に挑む執念の正義漢、そして事件の鍵が地方へ移行する、などの要素が両作に共通する。(もちろん、小道具としての時刻表も出てくるし♪)今となっては陳腐なドラマに見えるが、当時はこれほどリアルな問題を絡め、しかも現実に起こりうる犯罪を描いた作品は珍しかった。
事件の導入になるのは「パクリ」という手口の手形詐欺である。専門用語が飛び交うが、詳しくはもう一枚の方のレビューで「いつも眠たい馬」さんが、詳しい解説をして下さっている。銀行の応接室を利用したパクリ詐欺は、つい最近もニュースになった気がするが、「こんな雑な詐欺が実際に起こり得るものか」と呆れるばかりだ。まあ「雑」だからこそ、盲点になるんだろうが。
ひと昔の映画を見る度に、ギャップを感じるのは、個人情報がダダ漏れなことだ。空港では乗客名簿を易々と閲覧するわ、郵便局は他人の為替の情報を教えるわで、やりたい放題。この点に於いては、ほんとに時代が変わったことが実感できる。
小説では、死体の検視描写がえらく詳細に描かれているのに驚かされた。豪雨の屋外で死因が「餓死」なのに、膀胱に尿が無い死体。何故、彼は水を飲まなかったのか? また、死亡推定時刻と発見された状態が「合わない」死体を、どうやって作りだしたのか?…というのが大きな謎となっていて、それがクライマックスに通じていく。主人公が温泉に浸かりながら、そのトリックに思い当たる設定にはゾッとした。現代では「全く通じない」トリックなのだが、当時は驚いたし、それが再現されてしまうラストシーンは、今でも十分ショッキングだったりする。
「眼の壁」という概念は、たしか映画では語られなかった様に思う。主人公が「我々が見ているこの世界と、本当の現実というものは壁一枚で遮蔽されている」と考え、我々の眼が見ているのは、その壁の表面に過ぎないのではないか、と抱く感慨に由来する題だ。最後の最後まで、その言葉が出てこないというのが洒落ていた。
(小説の話ばかりで申し訳無いが)ラストに引用されるのは、レビュータイトルの「幻の女と行く夜の花八ツ手」という横山白虹の句だ。白虹は清張と同郷の俳人で、外科医でもあり、清張の盲腸手術を執刀したという関係らしい。
この句の「幻の女」とは、映画では鳳八千代が演じた上崎絵津子を指すが、いまいち存在感に欠けた。この「幻の女」がグレタ・ガルボの様な謎めいた女性だったならば、作品の印象は変わったろうな。
国士無双さんへ(他の方ごめんなさい、レビューではありません)
投稿日
2006/10/18
レビュアー
いつも眠たい馬
いいのかとも思いますが、そこはお目こぼしを。
「眼の壁」は昔読みましたが内容はほとんど覚えていません。二課の犯罪(経済事犯)を扱ったのが評判になった作品だと記憶します。確か銀行の応接室を借りて、銀行の支店長には顧客と思わせ、パクる相手には銀行の人間と思わせるというような手口でしたでしょうか。いやそれは「眼の壁」に触発された「白昼の死角」の方だったかもしれません。
(1)手形のパクリについて
手形は日本では企業の商取引の決済手段として広く使われております(決済手段以外の使い方としても多く使われています)。そして企業取引には迅速性、高い信頼性が要求されます。
そこで法律は、手形の所持人の保護、決済の確実性・信頼性の確保に力点を置いております。
具体的には、法律上、振出人は善意(無重過失)の所持人に対して抗弁をもって対抗できない場合が多い。つまり、決済(支払)を止めることは難しくなっているわけです。(このあたりは詳しく書くとキリがありません)
ちなみに、法律でいう善意、悪意とは、ある事実を知っているか、知らないかということで、道徳の問題とは無関係です。
従って、手形をパクられても、その手形が転々と移転し善意の第三者の手に渡った場合(多くはパクリ屋が善意の第三者を意図的に出現させる)、善意の第三者たる所持人にその手形はそもそもが詐取されたものだから支払いはしないとは言えないわけです。そして、この悪意(または重過失)の立証責任が振出人にあることが支払いを拒むことを更に難しくしています。
相当乱暴ですが概略上記のようなことになります。
■ 映画を楽しむ上では、手形を詐取されたことを理由に所持人への支払いを拒むことは事実上不可能に近い、くらいにお考えになればよいかと思います。もし、疑問が映画の中でのパクりの手口そのものについてであれば、見当外れになったかも知れません。ご容赦下さい。
また、映画、小説、とくに漫画の場合は、特殊な状況下での問題を一般化するようなこともありますので(そうじゃないと面白くならない)そのお話をうのみにしないほうが良いとは思います。まあ、清張の場合はそんなことはないと思いますが。
(2)企業の隠蔽について
手形をパクられる場合、パクられる企業が資金を切実に必要とし、しかも通常の方法(危険が少ない方法)では資金調達が出来ない状況にあるということが一般に推察されます。そういう怪しい方法で資金調達をしようとしているのであれば企業としての財務的健全さを疑われ、さらにパクられた手形が廻ってくると財務状況が一段と悪化すると考えられます。(破綻寸前の企業にとどめを刺す)
またそういう場合、商取引の裏付けのない手形(融通手形)である場合が多く、融通手形を振り出したこと自体が(たとえパクられなくとも)企業の財務的信用を著しく低下させるものなのです。
従って企業が公表を恐れるのは当然といえます。
当方もさして詳しいわけではありませんので、あくまで映画を楽しむための参考程度とご理解下さい。
レビューが訂正不能なのが辛いですね、あとから後悔しそうです。
探偵になった経理次長、萩崎
投稿日
2014/01/25
レビュアー
しづちゃん
>若い会計課次長が、パクリ屋の手形詐欺に端を発する、連続殺人事件の謎を追跡するミステリー長編。(wikipediaより引用)
自殺した会計課長が後任者となる会計次長の萩崎(佐田啓二)に真相を遺書として手紙に書いてり残していた。
課長には大変世話になっていた萩崎は、課長をパクリ屋に紹介した女から黒幕を突き詰めようとする。
そして萩崎の学生時代の友人である新聞記者田村に内密なのでと真相を話す。それがどうも大きな問題へと繋がり、警察沙汰になる。
ネックとなっているのが会計課長が金策に行った商事会社の秘書。この秘書の紹介で出会った事件である。だが、どうみても彼女は悪人に見えない。
萩崎は、そんな彼女に興味を持ち始め、彼女も萩崎に好意を持っている様子。…と、お膳立てをしっかりしてから誰が黒幕なのかとジワジワとせめて来る。
松本清張さんの本は大人が読む本だと従弟は言うが、私はテンポの遅い本は苦手。当然、その映画化なのでテンポはゆっくりと進み観ている者をちょっと苛立たせる感じがないでもない。
最後の方で事件は解決するのですが…今一つしっくりこない終わり方。つまり物足りなさが残りました。「眼の壁」と同じく、この作品も本で読んだ方がより面白いかも知れません。
クレームです
投稿日
2007/03/20
レビュアー
レビュアー名未設定
この欄に書くのは不適当と思うが、
送られてきたCDは真ん中あたりから、雑音が多くて聞き取りにくく、途中で見るのを止めました。古い作品ですから「しゃーないか」、この盤も破棄処分ものですな。
以上です。(公開しなくて結構です)
分からないことが多かったけど・・・☆4.5
投稿日
2006/09/21
レビュアー
国士無双
いまいち分からないことが多い事件でしたが、全体としては清張作品の名に違わぬ優れた一本だったと思いました。
分からなかった点については以下のような点です。
@事件の発端となったパクリ屋の詐欺の内容がいまいち良く分からない。(銀行業務や経済に詳しい人が見たら、常識的な事なのかもしれませんが、見た人で詳しい人がおられたらぜひ、私の後のレビューにて説明をお願いします。)
A何故、上記の内容をどの企業も隠そうとするのか、少なくとも現在の感覚では理解しにくい。(隠すと傷口が大きくなることが大きいため。)
ただ、極細かな点からの話の飛躍程度や出てくる主要人物の人数、推理色の若干強い内容など他の清張作品とは多少違いのある話でもありました。
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