ピクニック at ハンギング・ロック

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ピクニック at ハンギング・ロック / レイチェル・ロバーツ

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旧作

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「ピクニック at ハンギング・ロック」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

オーストラリアで実際に起こった謎の女生徒失踪事件の映画化。1900年2月24日、ハンギング・ロックへとピクニックに出掛けた名門女子学園の生徒たち。しかし、数名が神隠しに遭ったかのごとく忽然と姿を消してしまう・・・。

「ピクニック at ハンギング・ロック」 の作品情報

作品情報

製作年:

1975年

製作国:

オーストラリア

原題:

PICNIC AT HANGING ROCK

「ピクニック at ハンギング・ロック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全12件

不安な夢のようなざわつき。

投稿日:2011/12/07 レビュアー:ゆういちろう

トラウマ系とは違う意味で、なぜか忘れられない映画というのがある。
何気ないシーンが記憶に焼き付いて、ふとした時に観直したくなるような。
これはそんな一本。

実際に起こったとされる(諸説あるらしいが)、女生徒と教師の神隠し事件をモチーフにしたミステリー。と言っても、謎に対するカタルシスがある物語ではない。
前半は美しい映像と音楽で失踪までの過程が幻想的に綴られ、後半はその事件をきっかけに少しずつ壊れていくコミュニティが描かれる。

なんて言えばいいんだろう。
子供が親の理解の及ばないところへと旅立つ成長の寓意にも、封建的な社会が終わり、女性にとって新しい時代が到来することを示唆しているようにも、ちょっと角度を変えれば、UFOによるアブダクション話に見えなくもない(笑)。
もちろん深読みなんてせずに、目の前の映像とともにたゆたうだけでも充分なんだけど。

多くを語らないからこそ、様々な解釈ができる神秘性。詩のように美しく、不安な夢のように心をざわつかせる作品だ。

監督はオーストラリア時代のピーター・ウィアー。失踪する生徒を演じたアン・ランバートの、夢見るような美少女ぶりも忘れられない。

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なんで一枚しかないの?

投稿日:2011/09/02 レビュアー:K26

これほど根強い人気がある良作なのに、天下のTSUTAYAさんでも在庫枚数が1枚ですか?!
身近な店舗でもさっぱり見かけないし。一枚でも在庫があればリクエストするとこも適わないシステムだときている。(むしろこっちの方に驚いた!)


名作映画の旧作も安定して観られるようにキープしておくのも大手の役割ではないのかなー。

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ピクニックは続く。。。

投稿日:2016/05/12 レビュアー:まみもぉ

記憶のないまま皆で、どこかにどこかの絵画の中で今も暮らしているんだろうなぁ......な美しいラスト映像でした。

物事は始まれば終わるのは当たり前だけど、”定められた時と場所で”は、なかなか難しい。”その時”は捕らえにくいし、その”場所”は見つけ難い。
あんなふうに時計が止まってくれたらいいのに。

形は決まっていない女生徒達の純白のドレス制服が居並ぶと眩しい。
各々の個性が小物に見えて、微笑ましい。黒い靴とソックスを脱いだ足はドレスの白より白く美しい。
男根のような岩山にうかれたように吸い込まれていく姿に、その後の不幸は想像しにくい。
失踪事件ばかりでなく、他の生徒や使用人、町の人達、警官や校長、ミランダに心奪われたマイケル。アルバートと彼の妹。・・ いろんな話しが織り込まれていて面白かった。

古風で新しい 赤い雲のような良作。



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少女期特有の危うさが漂う

投稿日:2012/09/10 レビュアー:kazupon

1900年にオーストラリアで実際に起きた事件がベースになっているそうです。
実に奇妙な「神隠し」としか言いようのない事件で、事件の舞台となった“ハンギング・ロック”のもつ独特の雰囲気とともに、霊的、幻想的、神秘的な印象を与えます。
バレンタインデーの朝、アップルヤード女学院の女子生徒たちは、これから出かける“ハンギング・ロック”へのピクニックに心を浮き立たせています。
全員真っ白なドレスに身を包み、特に金髪の美少女ミランダの美しさは、幼さと妖美さが同居しているようで、どこか危うげです。
ハンギング・ロックは、百万年前の火山の噴火で隆起してできた山で、高さは150メートルほどという説明がありました。
磁場の影響なのか、教師や馬車の御者の時計が12時丁度で止まってしまうなど、ちょっと不気味な現象も起きていました。
そんな場所で岩場を登っていった女子生徒4人(一人は途中で引き返した)と、彼女たちを多分探しにいったであろう女性教師が、忽然と姿を消してしまったのです。
少女たちに一体何が起きたのか?
一人引き返した少女が見たという女性教師の姿というのが又奇妙で、彼女はスカートをつけずズロース姿だったというのです。
この辺り、サスペンス色が漂い、一生懸命推理を働かしてみるのですが、実際の事件も未解決、迷宮入りというだけあって、真相は分からずじまいです。
諸説あるようですが、映画冒頭からの印象では、鍵を握っているのは、やはりミランダなのかなあと思います。
そして、学校に残っていた少女・セーラも事情を知る一人なのではないかと・・・
私個人としては、白黒をハッキリつけたい性格なので、幾分消化不良気味なのですが、それでもこの作品の不思議な魅力と映像美というのでしょうか、記憶に残る一作となったことは確かです。

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謎に包まれた女子生徒と教師の失踪事件…

投稿日:2019/03/01 レビュアー:コタロウ(!)

1900年2月14日、ヴァレンタイン・デイ。
上流階級の子女のための寄宿学校「アップルヤード女学校」では、女生徒たちが沸き返っていた。
これからハンギング・ロックへピクニックに出かけるのだ。

彼女たちはハンギング・ロックに到着後、楽しく過ごすが、そこは不思議な場所でもあった。
時計は止まり、人々は睡魔に襲われ寝入ってしまう。
そして、ミランダ、アーマ、マリオンたち3名の生徒、引率の数学教師・マクロウが失踪する。
失踪事件は、校長や残された生徒、教師、英国人の若い紳士たち等、人々に影響を及ぼし…

ジョーン・リンジー原作「ピクニック・アット・ハンギングロック」を映画化。
1966年、70歳だった原作者リンジーは、ある晩見た夢の内容を元に本作を書いたそうです。
原作者リンジーが予知能力を思わせる不思議な逸話を持っていたこともあって、
オーストラリアでは現在に至るも本作について論じられているとか…
興味のある方は、原作を読んでみてはいかがでしょうか。創元推理文庫から出ています。

徐々に崩壊していくアップルヤード学院、校長の焦燥する様が、ちょっとサスペンスフル。
美しいミランダに心を奪われたイギリス紳士・マイケル、使用人・アルバートの活躍。
失踪後に保護された令嬢・アーマが、深紅の外套を身に着けて学院を訪れたことをきっかけに
起こった出来事も忘れがたい。

少女と教師を飲み込んだ不思議な場所「ハンギング・ロック」…
帽子と手袋を身に着け、歩きにくいブーツを履いた小太りで不器量な少女は生還し、
帽子、手袋、コルセットさえも脱ぎ捨てた裸足の美少女たちは失踪したままだ。
知的で品行方正な数学教師・マクロウ女史は、下着一枚の姿で何処かに消えた。
少女や女性教師は、淑女としての振る舞いから解放された世界にいるのかも…

オーストラリアの雄大な景色の中、ガーデン・パーティーを催すシーンがシュール!
オーストラリアでも、英国と変わらない生活を送る上流の人たち。
英国のように狩りがしたくて、オーストラリアにウサギを持ち込んだ男の話を思い出しました…

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不安な夢のようなざわつき。

投稿日

2011/12/07

レビュアー

ゆういちろう

トラウマ系とは違う意味で、なぜか忘れられない映画というのがある。
何気ないシーンが記憶に焼き付いて、ふとした時に観直したくなるような。
これはそんな一本。

実際に起こったとされる(諸説あるらしいが)、女生徒と教師の神隠し事件をモチーフにしたミステリー。と言っても、謎に対するカタルシスがある物語ではない。
前半は美しい映像と音楽で失踪までの過程が幻想的に綴られ、後半はその事件をきっかけに少しずつ壊れていくコミュニティが描かれる。

なんて言えばいいんだろう。
子供が親の理解の及ばないところへと旅立つ成長の寓意にも、封建的な社会が終わり、女性にとって新しい時代が到来することを示唆しているようにも、ちょっと角度を変えれば、UFOによるアブダクション話に見えなくもない(笑)。
もちろん深読みなんてせずに、目の前の映像とともにたゆたうだけでも充分なんだけど。

多くを語らないからこそ、様々な解釈ができる神秘性。詩のように美しく、不安な夢のように心をざわつかせる作品だ。

監督はオーストラリア時代のピーター・ウィアー。失踪する生徒を演じたアン・ランバートの、夢見るような美少女ぶりも忘れられない。

なんで一枚しかないの?

投稿日

2011/09/02

レビュアー

K26

これほど根強い人気がある良作なのに、天下のTSUTAYAさんでも在庫枚数が1枚ですか?!
身近な店舗でもさっぱり見かけないし。一枚でも在庫があればリクエストするとこも適わないシステムだときている。(むしろこっちの方に驚いた!)


名作映画の旧作も安定して観られるようにキープしておくのも大手の役割ではないのかなー。

ピクニックは続く。。。

投稿日

2016/05/12

レビュアー

まみもぉ

記憶のないまま皆で、どこかにどこかの絵画の中で今も暮らしているんだろうなぁ......な美しいラスト映像でした。

物事は始まれば終わるのは当たり前だけど、”定められた時と場所で”は、なかなか難しい。”その時”は捕らえにくいし、その”場所”は見つけ難い。
あんなふうに時計が止まってくれたらいいのに。

形は決まっていない女生徒達の純白のドレス制服が居並ぶと眩しい。
各々の個性が小物に見えて、微笑ましい。黒い靴とソックスを脱いだ足はドレスの白より白く美しい。
男根のような岩山にうかれたように吸い込まれていく姿に、その後の不幸は想像しにくい。
失踪事件ばかりでなく、他の生徒や使用人、町の人達、警官や校長、ミランダに心奪われたマイケル。アルバートと彼の妹。・・ いろんな話しが織り込まれていて面白かった。

古風で新しい 赤い雲のような良作。



少女期特有の危うさが漂う

投稿日

2012/09/10

レビュアー

kazupon

1900年にオーストラリアで実際に起きた事件がベースになっているそうです。
実に奇妙な「神隠し」としか言いようのない事件で、事件の舞台となった“ハンギング・ロック”のもつ独特の雰囲気とともに、霊的、幻想的、神秘的な印象を与えます。
バレンタインデーの朝、アップルヤード女学院の女子生徒たちは、これから出かける“ハンギング・ロック”へのピクニックに心を浮き立たせています。
全員真っ白なドレスに身を包み、特に金髪の美少女ミランダの美しさは、幼さと妖美さが同居しているようで、どこか危うげです。
ハンギング・ロックは、百万年前の火山の噴火で隆起してできた山で、高さは150メートルほどという説明がありました。
磁場の影響なのか、教師や馬車の御者の時計が12時丁度で止まってしまうなど、ちょっと不気味な現象も起きていました。
そんな場所で岩場を登っていった女子生徒4人(一人は途中で引き返した)と、彼女たちを多分探しにいったであろう女性教師が、忽然と姿を消してしまったのです。
少女たちに一体何が起きたのか?
一人引き返した少女が見たという女性教師の姿というのが又奇妙で、彼女はスカートをつけずズロース姿だったというのです。
この辺り、サスペンス色が漂い、一生懸命推理を働かしてみるのですが、実際の事件も未解決、迷宮入りというだけあって、真相は分からずじまいです。
諸説あるようですが、映画冒頭からの印象では、鍵を握っているのは、やはりミランダなのかなあと思います。
そして、学校に残っていた少女・セーラも事情を知る一人なのではないかと・・・
私個人としては、白黒をハッキリつけたい性格なので、幾分消化不良気味なのですが、それでもこの作品の不思議な魅力と映像美というのでしょうか、記憶に残る一作となったことは確かです。

謎に包まれた女子生徒と教師の失踪事件…

投稿日

2019/03/01

レビュアー

コタロウ(!)

1900年2月14日、ヴァレンタイン・デイ。
上流階級の子女のための寄宿学校「アップルヤード女学校」では、女生徒たちが沸き返っていた。
これからハンギング・ロックへピクニックに出かけるのだ。

彼女たちはハンギング・ロックに到着後、楽しく過ごすが、そこは不思議な場所でもあった。
時計は止まり、人々は睡魔に襲われ寝入ってしまう。
そして、ミランダ、アーマ、マリオンたち3名の生徒、引率の数学教師・マクロウが失踪する。
失踪事件は、校長や残された生徒、教師、英国人の若い紳士たち等、人々に影響を及ぼし…

ジョーン・リンジー原作「ピクニック・アット・ハンギングロック」を映画化。
1966年、70歳だった原作者リンジーは、ある晩見た夢の内容を元に本作を書いたそうです。
原作者リンジーが予知能力を思わせる不思議な逸話を持っていたこともあって、
オーストラリアでは現在に至るも本作について論じられているとか…
興味のある方は、原作を読んでみてはいかがでしょうか。創元推理文庫から出ています。

徐々に崩壊していくアップルヤード学院、校長の焦燥する様が、ちょっとサスペンスフル。
美しいミランダに心を奪われたイギリス紳士・マイケル、使用人・アルバートの活躍。
失踪後に保護された令嬢・アーマが、深紅の外套を身に着けて学院を訪れたことをきっかけに
起こった出来事も忘れがたい。

少女と教師を飲み込んだ不思議な場所「ハンギング・ロック」…
帽子と手袋を身に着け、歩きにくいブーツを履いた小太りで不器量な少女は生還し、
帽子、手袋、コルセットさえも脱ぎ捨てた裸足の美少女たちは失踪したままだ。
知的で品行方正な数学教師・マクロウ女史は、下着一枚の姿で何処かに消えた。
少女や女性教師は、淑女としての振る舞いから解放された世界にいるのかも…

オーストラリアの雄大な景色の中、ガーデン・パーティーを催すシーンがシュール!
オーストラリアでも、英国と変わらない生活を送る上流の人たち。
英国のように狩りがしたくて、オーストラリアにウサギを持ち込んだ男の話を思い出しました…

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