ポリス・ストーリー　香港国際警察

監督：ジャッキー・チェン（1985年・香港・94分）

ジャッキー・チェン（当時31歳）が、監督・脚本・主演・武術指導を務めた作品です。
そのアクションの凄さたるや、トム・クルーズも真っ青のノンストップ・アクションでした。
序盤から体当たりの演技で、麻薬組織を摘発する目的で張り込んでいたチェン刑事（ジャッキー・チェン）は、山奥の村を突っ切って逃げる組織のボスたちを追ってのカーアクション。
その激しさ、村の破壊状況は、半端なかったです。
その後に続くのは、二階建ての路線バスを乗っ取って逃げる組織を追うシーン。
チェン刑事は、傘の柄をバスの窓に引っ掛けてぶら下がります。
極めつけは、ショッピング・モールでのド派手なアクションの数々。
ガラスに突っ込む！飛び降りる！上階から下まで電飾で飾った何本ものポールを火花を散らしながら滑り降りる！
激しい上に、美しいアクションが冴え渡ります。
お馴染みエンドロールでのメーキング及びＮＧシーンは、ジャッキー始め出演者たちの（まさに）命がけのスタントなしのシーンが見られます。
ジャッキーがスタッフたちに抱えられ運ばれて行くシーンもあり、どんなに危険なことをやっているのかが分かります。
Wikipediaによると、シルベスター・スタローン主演の『デッドフォール』
イーストウッド主演の『ダーティハリー5』には、本作からの引用シーンがあるそうです。
因みに、本作には、いくつかのバージョンがあり、私が観たのは「香港版」のようです。

随分前に観たなー。
もうこれでもかというぐらい迫力のあるアクションが続きます。
理屈抜きに面白いアクション映画の傑作です。
敵がなんとなく腹立つ感じの敵ですが、不器用ながら（性格がです）戦う主人公に共感が持てます。
また集落を車で突っ込むシーンでは、ほんとみんな大丈夫か？と心配になるぐらい大迫力だし、アクション全てが凄いです。
そんな中で一番はラストのデパートの棒を滑っていくとこかな。（確か映画の中で２回ほど流してた記憶がある）
ほんとジャッキー・チェンて映画界に残した影響は大きい役者だと思います。
最近のアクション映画に飽きてる人は是非観て下さい、面白いです。

言わずと知れた、ジャッキーの代表作の１つ。
「プロジェクトA」と肩を並べる看板作。
誰もが知ってる？テーマ曲もテンション上がります。

最近、娘がジャッキー映画を観たがるので、連続して観てますよ。

序盤からアクションに次ぐアクション。

車で集落の家屋を破壊しながら走るカーアクション。
走行中のバスにぶらさがる追跡劇。
ショッピングセンターでのド派手な格闘アクション。

ジャッキー映画の中ではコメディ要素は控えめかな？

ジャッキーＤＶＤによくあるのだが、吹き替えで視聴中、
たまに中国語音声+日本語字幕になるのが目障りだ。

９５点　

さあ、ポリス・ストーリーですよ。
警察故事ですよ。
ジャッキーの作品といえば拳シリーズ、そしてプロジェクトＡ・シリーズ。
それらの作品と並び立つ「ジャッキー作品の看板」たるのがこのシリーズ。
一体何度観たことでしょう。
何度観たって楽しいです。
冒頭の容疑者捕獲チェイス・シーンから、いきなりトップスピード。
いやいやいやいや、それ・・・人死んじゃうよ・・・ってシーンの連続。
生身のスタントてんこ盛り。
お金がない。
技術がない。
でもやりたい。
だったらやるんだよ！
我が身ひとつでやるんだよ。
の、ほとばしるエナジーが充満しております。
若いジャッキーの動きがもう、それこそ「ＣＧか！」ってぐらい凄い。
コミカルでファンタスティックでイモータル。
不死身のゴールデン・スターが楽しく激しく躍動する。
その極めつけは、あまりにも有名なシーン。
デパート内のポール滑降。
ジャッキーのスタントシーンと言えばコレって感じですね。
大ヤケドを負い、ポールを降りてからの記憶が全くないという、とんでもなシーン。
奇しくも、このシーンと冒頭の犯人捕獲のチェイス・シーンは、ジャッキー自身が選ぶベスト・スタント・シーンに選ばれています。
それぐらいこの映画のスタントはとんでもないです。
おまけにデパート内での犯人一味とのバトルもド迫力。
「バカなんじゃないの！」ってリスペクトを込めて叫びたいぐらい壮絶です。
嵐の松潤風に言えば、「超絶」です。
毎回思うことだけど。
ジャッキーも凄いが、やられる方も凄い。
とんでもなく凄い。
コミカルなくだりでも凄さの塊。
この映画、凄さの塊。
楽しいなぁ。

女性の頑張りも目を見張るものがあります。
マギ−・チェン。
ぷくぅっとした若かりしころ。

集落でのアクションシーン、有名なバスのシーンなど、見どころ満載！ショッピングセンターのシーンは超有名！！
コメディ要素よりもシリアスな要素が大きいかな・・・アクション映画としてかなりの秀作です。
香港はそこまで許してしまうのか！！と大声出したくなるほど、スケールの大きな映画。体力的にもジャッキーが一番良いときだろうとうかがえます。
息をつかせぬアクションとはこのこと！必見！
☆４つ。