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颯爽たるファースト・シーンに初まり、計算されたアクションを散りばめた、歌あり恋ありの痛快西部劇。保安官チャンスは、酒場のゴタゴタから人を殺したジョーという男を逮捕した。ジョーの兄ネイサンは手下を集め、釈放を求めてチャンスを脅迫する。チャンスはわずかな手勢で、ネイサン一派を迎え撃つが……。
製作年: |
1959年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
RIO BRAVO |
監督: |
ハワード・ホークス |
---|---|
製作: |
ハワード・ホークス |
出演: |
ジョン・ウェイン 、 ディーン・マーティン 、 リッキー・ネルソン 、 アンジー・ディキンソン 、 ウォルター・ブレナン 、 ウォード・ボンド 、 クロード・エイキンズ 、 ハリー・ケリー・Jr |
脚本: |
ジュールス・ファースマン 、 リー・ブラケット 、 ジュールス・ファースマン 、 リー・ブラケット |
原作: |
B・H・マッキャンベル |
撮影: |
ラッセル・ハーラン |
音楽: |
ディミトリ・ティオムキン 、 ディミトリ・ティオムキン |
颯爽たるファースト・シーンに初まり、計算されたアクションを散りばめた、歌あり恋ありの痛快西部劇。保安官チャンスは、酒場のゴタゴタから人を殺したジョーという男を逮捕した。ジョーの兄ネイサンは手下を集め、釈放を求めてチャンスを脅迫する。チャンスはわずかな手勢で、ネイサン一派を迎え撃つが……。
製作年: |
1959年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
RIO BRAVO |
監督: |
ハワード・ホークス |
---|---|
製作: |
ハワード・ホークス |
出演: |
ジョン・ウェイン 、 ディーン・マーティン 、 リッキー・ネルソン 、 アンジー・ディキンソン 、 ウォルター・ブレナン 、 ウォード・ボンド 、 クロード・エイキンズ 、 ハリー・ケリー・Jr |
脚本: |
ジュールス・ファースマン 、 リー・ブラケット 、 ジュールス・ファースマン 、 リー・ブラケット |
---|---|
原作: |
B・H・マッキャンベル |
撮影: |
ラッセル・ハーラン |
音楽: |
ディミトリ・ティオムキン 、 ディミトリ・ティオムキン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
141分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11050 | 2002年10月31日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
141分
字幕:
日本語・英語
音声:
レイティング:
記番:
DLR11050
レンタル開始日:
2002年10月31日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
141分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11050 | 2002年10月31日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
141分
字幕:
日本語・英語
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レイティング:
記番:
DLR11050
レンタル開始日:
2002年10月31日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
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異様に張り詰めた雰囲気で映画は始まります。
酔いどれの元保安官助手ディーン・マーティンが物欲しげに酒場に入ってくる、ならず者ジョーは蔑んで銀貨をわざと痰ツボに投げ込む。一杯の酒のため、惨めたらしく手を入れようとするマーティン。と、フレームの外から足が力強く痰ツボを蹴り飛ばす。マーティンの目線(仰角)でとびこむジョン・ウェインの怒りの表情! この後、ジョーの逮捕にいたる冒頭のシークエンスはほとんどサイレントなのですが、ジョン・ウェインという俳優のすごさ、映画は台詞に頼らずともいかに多くを語ることができるのか、あらためてびっくりします。何度観てもほんとうに素晴らしく、美しい映画の瞬間がこの数分間にはあると思います。以降はウォルター・ブレナンのコミカルな芝居や、困難に出会って短く打ち合わせをしては手分けしてコトを成し遂げてしまうプロの男たちの手際よさなどを楽しんで、あれよあれよと映画は大団円。
ときに、魅力的なアンジー・ディキッスンとウェインの恋物語やマーティンとの友情物語が、殺し屋に包囲された町という緊迫した物語を停滞させていると不満が聞こえるのですが、では脇筋はすべて添え物として刈り込んでしまえばどうなるでしょうか。カーペンター『要塞警察』のように強烈なサスペンスとアクションは増しても、本作の魅力的なキャラクターの数々は失われてしまったことでしょう。少しばかり映画がのんびりしても、得るものはずっと大きいと感じます。
ジンネマンの『真昼の決闘』への強烈なアンチテーゼであることは、二作を見比べていただければ一目瞭然ですが、少しだけ(ネタバレ注意です)。
『真昼の決闘』では窮地に陥ったゲーリー・クーパーを救うのは新妻グレース・ケリーでした。彼女はクエーカー教徒でありながら非暴力主義まで捨てて、窓越しに敵を背後から撃つことで夫を救うのですが、映画はその行為を感動的には描けず、重苦しいムードを沈着させて終わります。逃げないというクーパーの頑迷さは一見格好いいですが、結局新妻に殺人を冒させるという苦い結末を呼んだとも言えます。
『リオ・ブラボー』では窮地に陥ったジョン・ウェインを救うため、ディキッスンはリッキー・ネルソンの指示に従い、窓越しに「鉢植え」を投げます。敵が注意をそらした瞬間、『赤い河』の時とまったく同じように、宙を飛んだ小銃がウェインの手におさまり、一瞬で敵は打ち倒されるのです。この見事なアクションの後、ディキッスンは吐き気を訴えます。自分が投げた「鉢植え」が悪人とはいえ三人を殺す結果になったことに悩んで。これは『真昼の決闘』への痛烈な厭味とも取れますが、自分が描く物語に対して有しているホークスのモラル意識の現われと僕は感じました。つまり、殺し合いは断然、善玉悪玉の間のみで行われるべきなのだ、と。
話題は尽きませんが、あえて採点すれば95点。
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ハワード・ホークスの傑作のひとつといっていい作品です。しかし、キャストの紹介にディーン・マーティンの名前がないのはちょっとどうかと思いますよ。最初、アル中一歩手前の情けない男だったのが、途中からジョン・ウェィン演じる保安官に協力して銃の腕前を見せるというオイシイ役どころですし、ちゃんとジャケットにもジョン・ウェイン、リッキー・ネルソンと並んでるではありませんか。
お話としては割合、単純で酒場でいさかいから相手を射殺した男を逮捕した保安官ジョン・ウェインが逮捕された男の兄の一味と対決するというストーリーです。保安官は年老いた助手と二人で留置場を守っています。この爺様をウォルター・ブレナンが飄々と演じていていい味を出しています。
一方、町を訪れていた、保安官の旧来の友人である牧場主が手助けを申し出るのですが彼はその申し出を断ります。しかし、その情報が漏れていたらしく牧場主は闇討ちにあって命を落とします。その仇を討つために牧童のリッキー・ネルソンが戦列に加わります。こうしてたった4人が容疑者を取り戻そうとするならず者に立ち向かうことになります。果たして彼らの運命はといったところですが、あらすじはこのへんで措いておきましょう。
この作品は監督のハワード・ホークスと主演のジョン・ウェインが「真昼の決闘」で保安官が町の住民に助けを求めるという姿勢に対するアンチ・テーゼとして撮ったと聞いていますが、先のあらすじにもそれが窺えると思います。(レヴュアーは本作も「真昼の決闘」も両方とも好きですが、その辺りはリアリズムとフィクションというものの捉え方の問題にもなりますので、ここでは深く突っ込みません。)
あと、ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンという二人の歌手が歌う「ライフルと愛馬」やマーティンが酒を断つきっかけになる「皆殺しの歌」(これはトランペットですが)など楽曲の使い方もうまいと思います。
西部劇ですから目玉はガン・アクションということになりますが、本業は歌手のリッキー・ネルソンがかなり凄く、有名なシーンで、銃を持たない保安官にライフルを投げ渡して、その手で腰の拳銃を抜いて撃つ速さが本職顔負けですし、ディーン・マーティンの銃の扱い方も堂に入ったものです。主演のジョン・ウェインはトレード・マークのウィンチェスター・ライフルを悠揚迫らぬ手つきで扱い、爺様のウォルター・ブレナンはラストの対決で重要な役割をこなします。
レヴュアーの私見ですが、監督と俳優陣、それに脚本が見事にマッチして娯楽作品としてクオリティの高いものになっていると感じました。まあ西部劇ファンならすでにご覧になっているとは思いますが。
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ユーザーレビュー:29件
投稿日
2007/07/19
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
異様に張り詰めた雰囲気で映画は始まります。
酔いどれの元保安官助手ディーン・マーティンが物欲しげに酒場に入ってくる、ならず者ジョーは蔑んで銀貨をわざと痰ツボに投げ込む。一杯の酒のため、惨めたらしく手を入れようとするマーティン。と、フレームの外から足が力強く痰ツボを蹴り飛ばす。マーティンの目線(仰角)でとびこむジョン・ウェインの怒りの表情! この後、ジョーの逮捕にいたる冒頭のシークエンスはほとんどサイレントなのですが、ジョン・ウェインという俳優のすごさ、映画は台詞に頼らずともいかに多くを語ることができるのか、あらためてびっくりします。何度観てもほんとうに素晴らしく、美しい映画の瞬間がこの数分間にはあると思います。以降はウォルター・ブレナンのコミカルな芝居や、困難に出会って短く打ち合わせをしては手分けしてコトを成し遂げてしまうプロの男たちの手際よさなどを楽しんで、あれよあれよと映画は大団円。
ときに、魅力的なアンジー・ディキッスンとウェインの恋物語やマーティンとの友情物語が、殺し屋に包囲された町という緊迫した物語を停滞させていると不満が聞こえるのですが、では脇筋はすべて添え物として刈り込んでしまえばどうなるでしょうか。カーペンター『要塞警察』のように強烈なサスペンスとアクションは増しても、本作の魅力的なキャラクターの数々は失われてしまったことでしょう。少しばかり映画がのんびりしても、得るものはずっと大きいと感じます。
ジンネマンの『真昼の決闘』への強烈なアンチテーゼであることは、二作を見比べていただければ一目瞭然ですが、少しだけ(ネタバレ注意です)。
『真昼の決闘』では窮地に陥ったゲーリー・クーパーを救うのは新妻グレース・ケリーでした。彼女はクエーカー教徒でありながら非暴力主義まで捨てて、窓越しに敵を背後から撃つことで夫を救うのですが、映画はその行為を感動的には描けず、重苦しいムードを沈着させて終わります。逃げないというクーパーの頑迷さは一見格好いいですが、結局新妻に殺人を冒させるという苦い結末を呼んだとも言えます。
『リオ・ブラボー』では窮地に陥ったジョン・ウェインを救うため、ディキッスンはリッキー・ネルソンの指示に従い、窓越しに「鉢植え」を投げます。敵が注意をそらした瞬間、『赤い河』の時とまったく同じように、宙を飛んだ小銃がウェインの手におさまり、一瞬で敵は打ち倒されるのです。この見事なアクションの後、ディキッスンは吐き気を訴えます。自分が投げた「鉢植え」が悪人とはいえ三人を殺す結果になったことに悩んで。これは『真昼の決闘』への痛烈な厭味とも取れますが、自分が描く物語に対して有しているホークスのモラル意識の現われと僕は感じました。つまり、殺し合いは断然、善玉悪玉の間のみで行われるべきなのだ、と。
話題は尽きませんが、あえて採点すれば95点。
投稿日
2009/09/13
レビュアー
さっちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ハワード・ホークスの傑作のひとつといっていい作品です。しかし、キャストの紹介にディーン・マーティンの名前がないのはちょっとどうかと思いますよ。最初、アル中一歩手前の情けない男だったのが、途中からジョン・ウェィン演じる保安官に協力して銃の腕前を見せるというオイシイ役どころですし、ちゃんとジャケットにもジョン・ウェイン、リッキー・ネルソンと並んでるではありませんか。
お話としては割合、単純で酒場でいさかいから相手を射殺した男を逮捕した保安官ジョン・ウェインが逮捕された男の兄の一味と対決するというストーリーです。保安官は年老いた助手と二人で留置場を守っています。この爺様をウォルター・ブレナンが飄々と演じていていい味を出しています。
一方、町を訪れていた、保安官の旧来の友人である牧場主が手助けを申し出るのですが彼はその申し出を断ります。しかし、その情報が漏れていたらしく牧場主は闇討ちにあって命を落とします。その仇を討つために牧童のリッキー・ネルソンが戦列に加わります。こうしてたった4人が容疑者を取り戻そうとするならず者に立ち向かうことになります。果たして彼らの運命はといったところですが、あらすじはこのへんで措いておきましょう。
この作品は監督のハワード・ホークスと主演のジョン・ウェインが「真昼の決闘」で保安官が町の住民に助けを求めるという姿勢に対するアンチ・テーゼとして撮ったと聞いていますが、先のあらすじにもそれが窺えると思います。(レヴュアーは本作も「真昼の決闘」も両方とも好きですが、その辺りはリアリズムとフィクションというものの捉え方の問題にもなりますので、ここでは深く突っ込みません。)
あと、ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンという二人の歌手が歌う「ライフルと愛馬」やマーティンが酒を断つきっかけになる「皆殺しの歌」(これはトランペットですが)など楽曲の使い方もうまいと思います。
西部劇ですから目玉はガン・アクションということになりますが、本業は歌手のリッキー・ネルソンがかなり凄く、有名なシーンで、銃を持たない保安官にライフルを投げ渡して、その手で腰の拳銃を抜いて撃つ速さが本職顔負けですし、ディーン・マーティンの銃の扱い方も堂に入ったものです。主演のジョン・ウェインはトレード・マークのウィンチェスター・ライフルを悠揚迫らぬ手つきで扱い、爺様のウォルター・ブレナンはラストの対決で重要な役割をこなします。
レヴュアーの私見ですが、監督と俳優陣、それに脚本が見事にマッチして娯楽作品としてクオリティの高いものになっていると感じました。まあ西部劇ファンならすでにご覧になっているとは思いますが。
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