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マイケル・チミノ監督の意欲作であり、公開当時その巨額の製作費で様々な物議を醸しだした問題作。共にハーバード大学で学んだ親友、エイブラルとアービン。そして20年後、保安官となったエイブラルはワイオミングで牧場主となっていたアービンと再会する。そして牛泥棒根絶の為に多数の農民を殺すという牧場主リーダーの計画を知ったアービンは、エイブラルに相談を持ちかけるが……。19世紀末のワイオミングを舞台に、ロシア・東欧系移民の悲劇を扱った一大叙事詩。
製作年: |
1981年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
HEAVEN’S GATE |
監督: |
マイケル・チミノ |
---|---|
製作: |
ジョアーン・ケアリ |
製作総指揮: |
ウィリアム・レイノルズ 、 デニス・オデル 、 チャールズ・オークン 、 ウィリアム・レイノルズ[編集] |
出演: |
クリス・クリストファーソン 、 クリストファー・ウォーケン 、 ジョン・ハート 、 イザベル・ユペール 、 ジェフ・ブリッジズ 、 サム・ウォーターストン 、 ブラッド・ドゥーリフ 、 ジョセフ・コットン 、 ジェフリー・ルイス 、 リチャード・メイサー |
脚本: |
マイケル・チミノ |
撮影: |
ヴィルモス・ジグモンド 、 ヴィルモス・ジグモンド |
音楽: |
デヴィッド・マンスフィールド |
マイケル・チミノ監督の意欲作であり、公開当時その巨額の製作費で様々な物議を醸しだした問題作。共にハーバード大学で学んだ親友、エイブラルとアービン。そして20年後、保安官となったエイブラルはワイオミングで牧場主となっていたアービンと再会する。そして牛泥棒根絶の為に多数の農民を殺すという牧場主リーダーの計画を知ったアービンは、エイブラルに相談を持ちかけるが……。19世紀末のワイオミングを舞台に、ロシア・東欧系移民の悲劇を扱った一大叙事詩。
製作年: |
1981年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
HEAVEN’S GATE |
監督: |
マイケル・チミノ |
---|---|
製作: |
ジョアーン・ケアリ |
製作総指揮: |
ウィリアム・レイノルズ 、 デニス・オデル 、 チャールズ・オークン 、 ウィリアム・レイノルズ[編集] |
出演: |
クリス・クリストファーソン 、 クリストファー・ウォーケン 、 ジョン・ハート 、 イザベル・ユペール 、 ジェフ・ブリッジズ 、 サム・ウォーターストン 、 ブラッド・ドゥーリフ 、 ジョセフ・コットン 、 ジェフリー・ルイス 、 リチャード・メイサー |
脚本: |
マイケル・チミノ |
---|---|
撮影: |
ヴィルモス・ジグモンド 、 ヴィルモス・ジグモンド |
音楽: |
デヴィッド・マンスフィールド |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
219分 | 日本語・英語 | 英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GXBR15819 | 2002年12月09日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
219分
字幕:
日本語・英語
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GXBR15819
レンタル開始日:
2002年12月09日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
219分 | 日本語・英語 | 英:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GXBR15819 | 2002年12月09日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
219分
字幕:
日本語・英語
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
GXBR15819
レンタル開始日:
2002年12月09日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
1人
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本作品は3時間40分に及ぶ大作なのですが、これは劇場で一般公開されたものではありません。当初の公開予定から遅れること一年後にプレミアム公開された時のもので、このプレミアム公開自体3回予定されていたものが2回しか開かれませんでした。初回の公開後にマスコミで繰り広げられた酷評の嵐にチミノが耐えきれず、自ら短縮/再編集と一般公開の先送りを申し出たからです。約半年後に2時間半に短縮されなんとか一般公開に漕ぎ着けたものの、最終的に直接的な制作費として4400万ドルかけた、まさにUAが社運を懸けた大作は興行的には散々な失敗に終わったという次第です。81年時点での4400万ドルと言えば当時の円レートや物価指数を考慮に入れれば100億は下らない金額になるでしょう。昨今の公表制作費にはプロモーション費用なども含める場合が多いようですから、これに基づけば現在の感覚からすれば100億から200億掛けた超弩級の大作ということになるでしょうし、制作費は元より劇場費用すらまかなうことができなかった興行成績を考えると、UAがMGMに買収されてしまうことになったのも、親会社(トランザメリカという金融コングロマリット)にとっては当然のことだったのでしょう。
実はチミノが会社(UA)サイドにひた隠しにした上でようやっと限定公開した「ファースト・カット」バージョンでは5時間25分にもなっていたらしいです。チミノ自身、この作品が長過ぎることは認めてはいたものの、せいぜい15分程度の短縮しか考えていなかったようで、この時(プレミアム公開のほんの数ヶ月前です)になって初めてUAサイドに諸々の実権が握られ、上記のプレミアム公開に至ったということです。プレミアム版ですら実質5分間程度しか撮されていない列車場面に、本物の機関車を利用するのみならず数キロにわたって本物の線路を敷設しただとか、戦闘場面の舞台は元々は荒れ地であったが、灌漑設備まで導入してわざわざ青々と草を生い茂らせて戦闘シーンで荒れ地に戻ったなど、その浪費の話材には事欠かない作品ですが詳しくは本作のUAサイドの代表者であったスティーヴン・バックの著作『ファイナル・カット』をご覧下さい。本作のみならず、映画制作やハリウッドと呼ばれるものの実像を明らかにした優れた書物です。
なお、作品に関して一言に述べるなら、『ディア・ハンター』の成功と完全主義の妄想がもたらした悪夢、と言えるのではないでしょうか?
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マイケル・チミノが、この「天国の門」製作で行ったことは、映画史上に残る愚行とされ、作品も失敗作という評価が定着してきたと思います。
「ディア・ハンター」でオスカーをとったチミノが調子こいて(失礼)、こだわるあまり、いかにすさまじく製作費が浪費され、また反比例する悲惨な興行成績のために、チャップリンを創設者の一人とする歴史ある映画会社、ユナイテッド・アーチスツが破綻させられてしまったかなどについては、paroleさんのレビューに詳しく書かれています。
さて何をモチーフに作られた映画かというと、1892年にワイオミング州で起きた「ジョンソン郡戦争」と呼ばれる虐殺事件です。
大牧場主たちが小規模な自作農、流入する新たな移民たちを敵視し、傭兵(というより殺し屋集団)を使って襲撃させたアメリカの負の歴史なのです。
そのとき州知事は、合衆国大統領は、騎兵隊はどうふるまったのか。
しかもそれを被害者側に立って告発するのではなく、事件に接して「ぶれる」男が主人公なので、アメリカの観客にカタルシスを与えないような描き方なのです。
チミノはそれを5時間を越す映画で描こうとした。 ちょっと考えられないでしょう ?
結局一般公開は2時間半ほど、現在DVDで見られるバージョンでも3時間40分。
まだ3分の1は知られていないのです。 その上での悲惨な興行成績。
さて、ベルナルド・ベルトルッチも大作「1900年」を作り、こちらも完全版は5時間15分にも及びます。
「天国の門」が「1900年」に匹敵する作品だと言いたいわけではありません。
監督の力量、作品の内容、できばえはまったく違うものです。
今見られるバージョンでも、失敗作とよばれるゆえんの場面は多々あると思います。
歴史的事件を扱っていながら、事実とは異なる創作部分も目立つ。
3時間40分でもわからない、つながらないと感じてしまいます。
そのように「1900年」とは違うとは承知の上で、だがもし5時間超の完全版だったら、どんな映画だったのだろうと妄想はふくらみます。
チミノとはくどい語り口の監督だからです。
映画とは結局編集であり、過去にも「イワン雷帝」とか「地獄の黙示録」など新たなシーンの追加で世評が変わったとされる作品があります。
昔は長くて暗いだけの映画だと、ぼくは否定的なだけでした。
今回20年ぶりぐらいに観て驚きました。
21世紀になり、ブッシュ時代の、あからさまなアメリカの横暴を感じた今では、映画の印象がかなり違います。
「1900年」のキャメラはヴィットリオ・ストラーロでしたが、「天国の門」はラズロ・コバックス。
これも美しい映像です。
そしてクリストファー・ウォーケンがいい。
もともと男の色気を感じさせる俳優だが、今回は西部男。 ぜひごらんください。
失敗作には違いないけれど、ありきたりの成功作にはない魅力が感じられます。
もっと再評価されてもいいのではないかという気がする作品でした。
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ユーザーレビュー:16件
投稿日
2006/06/19
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作品は3時間40分に及ぶ大作なのですが、これは劇場で一般公開されたものではありません。当初の公開予定から遅れること一年後にプレミアム公開された時のもので、このプレミアム公開自体3回予定されていたものが2回しか開かれませんでした。初回の公開後にマスコミで繰り広げられた酷評の嵐にチミノが耐えきれず、自ら短縮/再編集と一般公開の先送りを申し出たからです。約半年後に2時間半に短縮されなんとか一般公開に漕ぎ着けたものの、最終的に直接的な制作費として4400万ドルかけた、まさにUAが社運を懸けた大作は興行的には散々な失敗に終わったという次第です。81年時点での4400万ドルと言えば当時の円レートや物価指数を考慮に入れれば100億は下らない金額になるでしょう。昨今の公表制作費にはプロモーション費用なども含める場合が多いようですから、これに基づけば現在の感覚からすれば100億から200億掛けた超弩級の大作ということになるでしょうし、制作費は元より劇場費用すらまかなうことができなかった興行成績を考えると、UAがMGMに買収されてしまうことになったのも、親会社(トランザメリカという金融コングロマリット)にとっては当然のことだったのでしょう。
実はチミノが会社(UA)サイドにひた隠しにした上でようやっと限定公開した「ファースト・カット」バージョンでは5時間25分にもなっていたらしいです。チミノ自身、この作品が長過ぎることは認めてはいたものの、せいぜい15分程度の短縮しか考えていなかったようで、この時(プレミアム公開のほんの数ヶ月前です)になって初めてUAサイドに諸々の実権が握られ、上記のプレミアム公開に至ったということです。プレミアム版ですら実質5分間程度しか撮されていない列車場面に、本物の機関車を利用するのみならず数キロにわたって本物の線路を敷設しただとか、戦闘場面の舞台は元々は荒れ地であったが、灌漑設備まで導入してわざわざ青々と草を生い茂らせて戦闘シーンで荒れ地に戻ったなど、その浪費の話材には事欠かない作品ですが詳しくは本作のUAサイドの代表者であったスティーヴン・バックの著作『ファイナル・カット』をご覧下さい。本作のみならず、映画制作やハリウッドと呼ばれるものの実像を明らかにした優れた書物です。
なお、作品に関して一言に述べるなら、『ディア・ハンター』の成功と完全主義の妄想がもたらした悪夢、と言えるのではないでしょうか?
投稿日
2009/07/08
レビュアー
ロキュータス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
マイケル・チミノが、この「天国の門」製作で行ったことは、映画史上に残る愚行とされ、作品も失敗作という評価が定着してきたと思います。
「ディア・ハンター」でオスカーをとったチミノが調子こいて(失礼)、こだわるあまり、いかにすさまじく製作費が浪費され、また反比例する悲惨な興行成績のために、チャップリンを創設者の一人とする歴史ある映画会社、ユナイテッド・アーチスツが破綻させられてしまったかなどについては、paroleさんのレビューに詳しく書かれています。
さて何をモチーフに作られた映画かというと、1892年にワイオミング州で起きた「ジョンソン郡戦争」と呼ばれる虐殺事件です。
大牧場主たちが小規模な自作農、流入する新たな移民たちを敵視し、傭兵(というより殺し屋集団)を使って襲撃させたアメリカの負の歴史なのです。
そのとき州知事は、合衆国大統領は、騎兵隊はどうふるまったのか。
しかもそれを被害者側に立って告発するのではなく、事件に接して「ぶれる」男が主人公なので、アメリカの観客にカタルシスを与えないような描き方なのです。
チミノはそれを5時間を越す映画で描こうとした。 ちょっと考えられないでしょう ?
結局一般公開は2時間半ほど、現在DVDで見られるバージョンでも3時間40分。
まだ3分の1は知られていないのです。 その上での悲惨な興行成績。
さて、ベルナルド・ベルトルッチも大作「1900年」を作り、こちらも完全版は5時間15分にも及びます。
「天国の門」が「1900年」に匹敵する作品だと言いたいわけではありません。
監督の力量、作品の内容、できばえはまったく違うものです。
今見られるバージョンでも、失敗作とよばれるゆえんの場面は多々あると思います。
歴史的事件を扱っていながら、事実とは異なる創作部分も目立つ。
3時間40分でもわからない、つながらないと感じてしまいます。
そのように「1900年」とは違うとは承知の上で、だがもし5時間超の完全版だったら、どんな映画だったのだろうと妄想はふくらみます。
チミノとはくどい語り口の監督だからです。
映画とは結局編集であり、過去にも「イワン雷帝」とか「地獄の黙示録」など新たなシーンの追加で世評が変わったとされる作品があります。
昔は長くて暗いだけの映画だと、ぼくは否定的なだけでした。
今回20年ぶりぐらいに観て驚きました。
21世紀になり、ブッシュ時代の、あからさまなアメリカの横暴を感じた今では、映画の印象がかなり違います。
「1900年」のキャメラはヴィットリオ・ストラーロでしたが、「天国の門」はラズロ・コバックス。
これも美しい映像です。
そしてクリストファー・ウォーケンがいい。
もともと男の色気を感じさせる俳優だが、今回は西部男。 ぜひごらんください。
失敗作には違いないけれど、ありきたりの成功作にはない魅力が感じられます。
もっと再評価されてもいいのではないかという気がする作品でした。
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天国の門