パリの恋人 / オードリー・ヘプバーン
パリの恋人
/スタンリー・ドーネン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(30 )
解説・ストーリー
ヘプバーンが初のミュージカルに挑戦したロマンスファンタジー。ニューヨークのファッション誌のカメラマン・ディックは、書店の娘・ジョーを雑誌の表紙のモデルにスカウト。パリでの撮影でジョーはみるみる輝くモデルに変身し、2人は恋に落ちていく。
ヘプバーンが初のミュージカルに挑戦したロマンスファンタジー。ニューヨークのファッション誌のカメラマン・ディックは、書店の娘・ジョーを雑誌の表紙のモデルにスカウト。パリでの撮影でジョーはみるみる輝くモデルに変身し、2人は恋に落ちていく。
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「パリの恋人」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
ヘプバーンが初のミュージカルに挑戦したロマンスファンタジー。ニューヨークのファッション誌のカメラマン・ディックは、書店の娘・ジョーを雑誌の表紙のモデルにスカウト。パリでの撮影でジョーはみるみる輝くモデルに変身し、2人は恋に落ちていく。
「パリの恋人」 の作品情報
「パリの恋人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
パリの恋人の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
105分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PDSV71
2003年12月17日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
14枚
2人
0人
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
パリの恋人の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
105分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
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レンタル開始日:
PDSV71
2003年12月17日
在庫枚数
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ユーザーレビュー:30件
あんなに美しいウェディングドレス姿のシーンは空前絶後にしてしかも
撮影のために蒸気機関車の前でアステアが「今日は君はアンナ・カレーニナだ」というとオードリーが「汽車に身投げするの?」と聞く。昨日アンナ・カレーニナをたまさか観たばかりだが、このシーンはオードリー(ジョー)がアンナ・カレーニナも読んでいるインテリゲンチアだ、ということをさりげなく示したシーンなのである。 初めて見たのは映画館で私は十代だったと思う。実は私はオードリー・ヘップバーンの映画の中でこの映画がもっとも好きです。何回観ても、奥深い発見がある。あまり上手くないがオードリーが唄っている唯一の映画。これが不評で「マイ・フェア・レディ(1964)」では唄わせてもらえなかったとか。28才の色香と清純さがないまぜになったオードリー。映画館で花嫁姿で涙をこぼしているアップのシーンになったときは、この世でもっとも美しい花嫁だと心底感動した。その後何度もいろんな女優のウェディング姿を映画で観たが、あんなに美しいウェディングドレス姿のシーンは空前絶後にしてしかも映画の歴史の頂点にあると断言して私ははばからない。 邦題が「パリの恋人」とつけたように、この映画はアメリカ人のパリへの憧れを素直に描いていて好感が持てる。行った事が無い時に観ても分からなかったが、今観ればパリのツアー選りすぐりのロケだということが分かる。オペラ座の階段では「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」がBGMでかかっている。ルーブルではニケの彫刻像の前をオードリーが顔をあげたまま階段を降りて来る。アステアが思わず「止まれ!」と叫んだのがよく分かる一瞬しかない二度と無い美しいシーン。最高の映像美だ。 冒頭の撮影シーンに出て来るマリオンという名前の黒い服を着たモデル。一見しただけで、あの手の動きとポーズは本物だと感じさせる。実は名前をDovimaと言ってアヴェドンとよく一緒に仕事をしていた本物のニューヨークの今で言うスーパーモデルなのである。あのポーズだけ観ても楽しい。超一流とはどういうものかを控えめだがしっかり主張している。 英語にはempathyとsympathyという綴りの似ているがまったく意味の違う単語がある。これの違いは普通のアメリカ人でも知らない人が多い。実際アステアはそれはなんだとオードリーに質問している。この時のオードリーの解説が素晴らしい。受験生の方は暗記したまえ。 「Sympathy is to understand what someone feels.」 「Empathy is to project your imagination so that you actually feel what the other person is feeling.」 「You put yourself in the other person's place.」 そういう難しい事を言ってのけるおよそ男にモテなさそうなしかし美人のジョー(オードリー)に、大人のアステアはどうしたか。梯子を引き寄せてキスしてしまうのである!アステアいい役もらい過ぎだぞ!ちくしょー。 そしてジョーが「どうしてキスしたの」とうつむきながら(この乙女の戸惑いの表情がまた素晴らしいぞオードリー)と聞くと、大人のアステアはこう言う。 「エンパシーさ」 「君はキスして欲しいと思っていたんだろ」 オードリー「それは思い違いです。私はキスして欲しいなんて思っていません。あたなにも、誰にも」【私訳=字幕と違います】 この、最後に『誰にも』と小さな声で言うところに奥深い意味があって(字幕ではカットされている)、それを説明するのは野暮というものなので書かない。 そんで、アステアがキスした途端に静かにかかるBGMが「ス・ワンダフル」なのである。あー、ここの演出は天才だ!最高のラブシーンである。 でもいまだにこの年になっても分からないのは、多分ファーストキスであるオードリーがどうして嫌がらずに目を閉じて受けちゃうのか、という事である。実はこれは私の長年の疑問で、「若草物語(1994)」でジョー(たまたま同じ名前だ)がやはり「ファーストキッスを好きでもない男に奪われるのにいやがらず目を閉じて受ける」シーンがあるのである。更に「ウォーク・トゥー・リメンバー(2002)」でもジェイミーが「ファーストキッスを好きでもない男に奪われるのにいやがらず目を閉じて受ける」シーンがあるのである。 そんなに抵抗無く受けてくれるんなら、ファーストキスを奪いまくってしまうぞ。「君はキスして欲しいと思っていたんだろ」って。 そういう映画である。
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オードリーでなければ駄作かも・・・
ところどころ、古めかしい映像もありますけど いろいろな衣装を着ての撮影シーンなどは 本当にうっとりしちゃいます。 アイドル映画っぽい雰囲気はありますが 品良く仕上がっているので、そんなに安っぽくはないです。 さすがはオードリーと言うべきでしょうか・・・ ミュージカル映画ですけど、割と控えめで ストーリーの流れにも自然な感じで歌と踊りが 溶け込んでいるのは◎です。 でも、私もやっぱり他のレビュアーさん同様 フレッド・アステアが年上すぎて、釣り合わないのが 気になっちゃいましたね。
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オードリーとアステア そして、歌とダンスと衣装
監督:スタンリー・ドーネン(1957年・米・105分・カラー) 原題:FUNNY FACE (面白い顔) 夢心地の100分余りでした。 オードリー・ヘプバーンとフレッド・アステア。大好きな二人の共演なんて後にも先にも本作だけでしょう? そして、オードリーの初めてのミュージカル映画。 オードリーが演じるのは、古書店の店員ジョー・ストックトン。外見や衣装を大事とは考えていない娘で、共感主義にカブレています。 「シンパシー」と「エンパシー」の違いをスラスラ説明できるインテリです。 その書店にモード雑誌「クオリティ」のカメラマン、ディック・エイブリー(フレッド・アステア)が、撮影のためにモデルたちを引き連れて闖入します。 この時のジョーは地味で野暮ったい服装でしたが、パリに行きたい一心でディックの誘いに乗って、ジョーはパリに同行します。 そして、みるみるモデルとしての才能を開花して行くというのが、この物語です。 パリの観光案内を兼ねているような映像。 そんなパリの様々な風景の中で、ジョーがディックに言われるままにポーズをとります。 その時の衣装も、切り取られたジョーの一瞬の表情も素敵でした。 階段を駆け下りて来る時の真っ赤なドレス。 後にインタビューで「足元を見ずに下りるのは怖かった」とオードリーが言っていましたが、宝塚のスターたちは常にやっていますね。(笑) ディックと喧嘩してショーを台無しにしてしまう時の衣装、白地に黒の小模様のドレスも素敵でした。 そして、何よりも私たちを魅了するのは、教会の庭での膝下丈の白いウェディングドレス姿です。 オードリーがクルクルと回り、アステアがオードリーを静かに抱き寄せ… アステアは沢山の女優と踊ってきたと思いますが、オードリーとの場合はダイナミックさはなく、華麗と言うよりは可憐な感じ。 後年のインタビューでオードリーが言っていました。 「アステアは、自意識を消してくれる。」 「彼と踊るのが夢だった。彼とのダンスは宙を舞うようだった。」 ラストでは、ジョーとディックが互いの恋心に気付き「スワンダフル」を歌います。 静かで美しいラストシーンです。 勿論、オードリーとアステアのダンスは素敵でしたが、 「クオリティ」の編集長マギー(ケイ・トンプソン)とディックのダンスもコミカルで楽しくて、印象に残っています。 冒頭でのマギーは、クオリティ誌への愛から強引な発言もしますが、本当は、とても共感を重んじる理解ある女性でした。 彼女がアステアと二人で乗っていた、あの小さな自動車が可愛かった。(車のフロント部分が開いて、乗り降りします。) オードリーが黒ずくめの服装で踊るアバンギャルドなダンスも、アステアの闘牛士のようなダンスも良かったです。 観るのに夢中で、劇中の楽曲を書き留めるのを忘れました。 ファニーフェイスとかボンジュール・パリとか良い曲が沢山です。歌とダンスと衣装をお楽しみ下さい。
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ケイ・トンプソンもいいよ!
オードリーの可愛さは必見だけど、アステアが素敵!!! アステアとケイ・トンプソンが、教授のところに変装して乗り込んでいって、歌い踊るシーンが最高。 オードリーとよりも、ケイ・トンプソンとのコンビネーションがよかった気がする。 やっぱり皆さんおっしゃるところの年の差か?? ファッションもかわいいし、楽しめます。 ウエディングドレス、めちゃめちゃ素敵です。
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気楽に楽しめる
投稿日:2005/04/18
レビュアー:ベイトン
ラブストーリーは好みのジャンルでないけど、最近オードリーの作品をいくつか観て、彼女が気に入ったので、観てみました。ストーリーは単純で、結末も何となく予想できるので、肩もこらずに、歌や踊りをのんびりと楽しむことが出来ました。気楽に観るには良い作品だと思います。パリの名所案内も兼ねているので(しかも1960年頃のパリ。今では全く同じ景色は見られない)、それも良かったよ。
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ユーザーレビュー
あんなに美しいウェディングドレス姿のシーンは空前絶後にしてしかも
投稿日
2009/07/02
レビュアー
bokensdorf
撮影のために蒸気機関車の前でアステアが「今日は君はアンナ・カレーニナだ」というとオードリーが「汽車に身投げするの?」と聞く。昨日アンナ・カレーニナをたまさか観たばかりだが、このシーンはオードリー(ジョー)がアンナ・カレーニナも読んでいるインテリゲンチアだ、ということをさりげなく示したシーンなのである。 初めて見たのは映画館で私は十代だったと思う。実は私はオードリー・ヘップバーンの映画の中でこの映画がもっとも好きです。何回観ても、奥深い発見がある。あまり上手くないがオードリーが唄っている唯一の映画。これが不評で「マイ・フェア・レディ(1964)」では唄わせてもらえなかったとか。28才の色香と清純さがないまぜになったオードリー。映画館で花嫁姿で涙をこぼしているアップのシーンになったときは、この世でもっとも美しい花嫁だと心底感動した。その後何度もいろんな女優のウェディング姿を映画で観たが、あんなに美しいウェディングドレス姿のシーンは空前絶後にしてしかも映画の歴史の頂点にあると断言して私ははばからない。 邦題が「パリの恋人」とつけたように、この映画はアメリカ人のパリへの憧れを素直に描いていて好感が持てる。行った事が無い時に観ても分からなかったが、今観ればパリのツアー選りすぐりのロケだということが分かる。オペラ座の階段では「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」がBGMでかかっている。ルーブルではニケの彫刻像の前をオードリーが顔をあげたまま階段を降りて来る。アステアが思わず「止まれ!」と叫んだのがよく分かる一瞬しかない二度と無い美しいシーン。最高の映像美だ。 冒頭の撮影シーンに出て来るマリオンという名前の黒い服を着たモデル。一見しただけで、あの手の動きとポーズは本物だと感じさせる。実は名前をDovimaと言ってアヴェドンとよく一緒に仕事をしていた本物のニューヨークの今で言うスーパーモデルなのである。あのポーズだけ観ても楽しい。超一流とはどういうものかを控えめだがしっかり主張している。 英語にはempathyとsympathyという綴りの似ているがまったく意味の違う単語がある。これの違いは普通のアメリカ人でも知らない人が多い。実際アステアはそれはなんだとオードリーに質問している。この時のオードリーの解説が素晴らしい。受験生の方は暗記したまえ。 「Sympathy is to understand what someone feels.」 「Empathy is to project your imagination so that you actually feel what the other person is feeling.」 「You put yourself in the other person's place.」 そういう難しい事を言ってのけるおよそ男にモテなさそうなしかし美人のジョー(オードリー)に、大人のアステアはどうしたか。梯子を引き寄せてキスしてしまうのである!アステアいい役もらい過ぎだぞ!ちくしょー。 そしてジョーが「どうしてキスしたの」とうつむきながら(この乙女の戸惑いの表情がまた素晴らしいぞオードリー)と聞くと、大人のアステアはこう言う。 「エンパシーさ」 「君はキスして欲しいと思っていたんだろ」 オードリー「それは思い違いです。私はキスして欲しいなんて思っていません。あたなにも、誰にも」【私訳=字幕と違います】 この、最後に『誰にも』と小さな声で言うところに奥深い意味があって(字幕ではカットされている)、それを説明するのは野暮というものなので書かない。 そんで、アステアがキスした途端に静かにかかるBGMが「ス・ワンダフル」なのである。あー、ここの演出は天才だ!最高のラブシーンである。 でもいまだにこの年になっても分からないのは、多分ファーストキスであるオードリーがどうして嫌がらずに目を閉じて受けちゃうのか、という事である。実はこれは私の長年の疑問で、「若草物語(1994)」でジョー(たまたま同じ名前だ)がやはり「ファーストキッスを好きでもない男に奪われるのにいやがらず目を閉じて受ける」シーンがあるのである。更に「ウォーク・トゥー・リメンバー(2002)」でもジェイミーが「ファーストキッスを好きでもない男に奪われるのにいやがらず目を閉じて受ける」シーンがあるのである。 そんなに抵抗無く受けてくれるんなら、ファーストキスを奪いまくってしまうぞ。「君はキスして欲しいと思っていたんだろ」って。 そういう映画である。
オードリーでなければ駄作かも・・・
投稿日
2007/11/22
レビュアー
ムーミンママ
ところどころ、古めかしい映像もありますけど いろいろな衣装を着ての撮影シーンなどは 本当にうっとりしちゃいます。 アイドル映画っぽい雰囲気はありますが 品良く仕上がっているので、そんなに安っぽくはないです。 さすがはオードリーと言うべきでしょうか・・・ ミュージカル映画ですけど、割と控えめで ストーリーの流れにも自然な感じで歌と踊りが 溶け込んでいるのは◎です。 でも、私もやっぱり他のレビュアーさん同様 フレッド・アステアが年上すぎて、釣り合わないのが 気になっちゃいましたね。
オードリーとアステア そして、歌とダンスと衣装
投稿日
2021/10/12
レビュアー
kazupon
監督:スタンリー・ドーネン(1957年・米・105分・カラー) 原題:FUNNY FACE (面白い顔) 夢心地の100分余りでした。 オードリー・ヘプバーンとフレッド・アステア。大好きな二人の共演なんて後にも先にも本作だけでしょう? そして、オードリーの初めてのミュージカル映画。 オードリーが演じるのは、古書店の店員ジョー・ストックトン。外見や衣装を大事とは考えていない娘で、共感主義にカブレています。 「シンパシー」と「エンパシー」の違いをスラスラ説明できるインテリです。 その書店にモード雑誌「クオリティ」のカメラマン、ディック・エイブリー(フレッド・アステア)が、撮影のためにモデルたちを引き連れて闖入します。 この時のジョーは地味で野暮ったい服装でしたが、パリに行きたい一心でディックの誘いに乗って、ジョーはパリに同行します。 そして、みるみるモデルとしての才能を開花して行くというのが、この物語です。 パリの観光案内を兼ねているような映像。 そんなパリの様々な風景の中で、ジョーがディックに言われるままにポーズをとります。 その時の衣装も、切り取られたジョーの一瞬の表情も素敵でした。 階段を駆け下りて来る時の真っ赤なドレス。 後にインタビューで「足元を見ずに下りるのは怖かった」とオードリーが言っていましたが、宝塚のスターたちは常にやっていますね。(笑) ディックと喧嘩してショーを台無しにしてしまう時の衣装、白地に黒の小模様のドレスも素敵でした。 そして、何よりも私たちを魅了するのは、教会の庭での膝下丈の白いウェディングドレス姿です。 オードリーがクルクルと回り、アステアがオードリーを静かに抱き寄せ… アステアは沢山の女優と踊ってきたと思いますが、オードリーとの場合はダイナミックさはなく、華麗と言うよりは可憐な感じ。 後年のインタビューでオードリーが言っていました。 「アステアは、自意識を消してくれる。」 「彼と踊るのが夢だった。彼とのダンスは宙を舞うようだった。」 ラストでは、ジョーとディックが互いの恋心に気付き「スワンダフル」を歌います。 静かで美しいラストシーンです。 勿論、オードリーとアステアのダンスは素敵でしたが、 「クオリティ」の編集長マギー(ケイ・トンプソン)とディックのダンスもコミカルで楽しくて、印象に残っています。 冒頭でのマギーは、クオリティ誌への愛から強引な発言もしますが、本当は、とても共感を重んじる理解ある女性でした。 彼女がアステアと二人で乗っていた、あの小さな自動車が可愛かった。(車のフロント部分が開いて、乗り降りします。) オードリーが黒ずくめの服装で踊るアバンギャルドなダンスも、アステアの闘牛士のようなダンスも良かったです。 観るのに夢中で、劇中の楽曲を書き留めるのを忘れました。 ファニーフェイスとかボンジュール・パリとか良い曲が沢山です。歌とダンスと衣装をお楽しみ下さい。
ケイ・トンプソンもいいよ!
投稿日
2006/09/03
レビュアー
KEE
オードリーの可愛さは必見だけど、アステアが素敵!!! アステアとケイ・トンプソンが、教授のところに変装して乗り込んでいって、歌い踊るシーンが最高。 オードリーとよりも、ケイ・トンプソンとのコンビネーションがよかった気がする。 やっぱり皆さんおっしゃるところの年の差か?? ファッションもかわいいし、楽しめます。 ウエディングドレス、めちゃめちゃ素敵です。
気楽に楽しめる
投稿日
2005/04/18
レビュアー
ベイトン
ラブストーリーは好みのジャンルでないけど、最近オードリーの作品をいくつか観て、彼女が気に入ったので、観てみました。ストーリーは単純で、結末も何となく予想できるので、肩もこらずに、歌や踊りをのんびりと楽しむことが出来ました。気楽に観るには良い作品だと思います。パリの名所案内も兼ねているので(しかも1960年頃のパリ。今では全く同じ景色は見られない)、それも良かったよ。
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