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ロンドンのバレエ団に、ビクトリアという少女が入団した。団長のレルモントフにその才能を見いだされ、彼女は“赤い靴”のバレエ劇に出演することになる。公演は大成功をおさめ、ビクトリアは一躍スターとして認められる。だが、その地位は、“赤い靴”のように、彼女に踊り続けることを要求するものだった……。
製作年: |
1948年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
THE RED SHOES |
受賞記録: |
1948年 アカデミー賞 劇・喜劇映画音楽賞
1948年 ゴールデン・グローブ 音楽賞 |
監督: |
マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー 、 エメリック・プレスバーガー |
---|---|
製作: |
マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー |
出演: |
アントン・ウォルブルック 、 モイラ・シアラー 、 マリウス・ゴーリング 、 ロバート・ヘルプマン 、 アルバート・バッサーマン 、 マリウス・ゴーリング 、 ロバート・ヘルプマン 、 アルバート・バッサーマン |
脚本: |
エメリック・プレスバーガー 、 マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー |
撮影: |
ジャック・カーディフ |
音楽: |
ブライアン・イースディル 、 ブライアン・イースディル |
ロンドンのバレエ団に、ビクトリアという少女が入団した。団長のレルモントフにその才能を見いだされ、彼女は“赤い靴”のバレエ劇に出演することになる。公演は大成功をおさめ、ビクトリアは一躍スターとして認められる。だが、その地位は、“赤い靴”のように、彼女に踊り続けることを要求するものだった……。
製作年: |
1948年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
THE RED SHOES |
受賞記録: |
1948年 アカデミー賞 劇・喜劇映画音楽賞
1948年 ゴールデン・グローブ 音楽賞 |
監督: |
マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー 、 エメリック・プレスバーガー |
---|---|
製作: |
マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー |
出演: |
アントン・ウォルブルック 、 モイラ・シアラー 、 マリウス・ゴーリング 、 ロバート・ヘルプマン 、 アルバート・バッサーマン 、 マリウス・ゴーリング 、 ロバート・ヘルプマン 、 アルバート・バッサーマン |
脚本: |
エメリック・プレスバーガー 、 マイケル・パウエル 、 エメリック・プレスバーガー |
---|---|
撮影: |
ジャック・カーディフ |
音楽: |
ブライアン・イースディル 、 ブライアン・イースディル |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
133分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VCDD47 | 2005年06月21日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
133分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
VCDD47
レンタル開始日:
2005年06月21日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
133分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VCDD47 | 2005年06月21日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
133分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
VCDD47
レンタル開始日:
2005年06月21日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
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2位登録者:
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『コーラスライン』でオーディションを受ける女性ダンサーのうちたしかふたりが、「幼いころに『赤い靴』を観てバレリーナに憧れた」と言った。多才なパウエル&プレスバーガー、そして撮影ジャック・カーディフのこの名作は、たしかに一度は観ているはずなのだけれど、有名な紙人形とのダンスシーンが浮かぶくらいで、他はほとんど忘れていた(東北新社版で鑑賞)。
バレエシーン以外は退屈するかなあと案じていたが、杞憂だった。大して変ったお話ではない。才能ある青年作曲家クラスターと美しきバレリーナ、ヴィクトリアが有力バレエ団に入る。団長のレルモントフは興行主としても有能な実力者、ヴィクトリアの才能と美貌に惚れこみ、恋におちたふたりを裂こうとする。愛と世界一のプリマへの野心の狭間でヴィクトリアの心は揺れ、やがて悲劇が起こる――。劇中の演目である「赤い靴」、死ぬまで踊り続ける魔性の赤いトゥ・シューズをはいてしまった少女の悲劇と、ヴィクトリアの悲劇が重なって、深い余韻を感じさせる。
よく考えると、芸術家の「業」の恐ろしさを描いた作品でもあるから、少女時代にこれを観てバレエを志すというのも少々奇妙な話であるかもしれない。
バレエシーンはほんとうに素晴らしい。ヴィクトリア役のモイラ・シアラー、リュボフ役のレオニード・マシーンのパフォーマンスにうっとりとする。美術はおとぎ話の絵本のように色彩豊かで、可愛らしく、ときにぞっとするほど恐ろしい。ただの舞台というわけではなく、ふいに二重露光やワイヤーワークなども盛り込まれ、ダンスは舞台を飛び出し、さらにヴィクトリア自身の見る幻想までもが描写されてしまうところなど、メタフィクション的とすら言えるのである。このセンスとテクニカラーでの美しい撮影は、1948年という製作年を考えれば驚嘆に値すると言っていいと思う(が、DVDでは再現度がいまひとつかもしれない)。
ドラマ部分で僕を引っ張ったのは、レルモントフ(アントン・ウォルブロック)だろう。ダンサーとしてばかりではなく女性としてのヴィクトリアに心奪われながら、芸術のためと称して彼女の心に野心を吹き込んでいく。その白い顔、ちょび髭、きどった仕草で嫉妬深い、サリエリ、いやメフィストか。なんと憎たらしい、しかし魅力的だ。ラスト近く、独りで真紅の緞帳の前に姿を現した彼が、身体を震わせ声を振り絞る姿は、いつまでも心に残る。80点。
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1948年に作られたバレエ映画の名作。
ちょうど「ブラックスワン」が上映されていた頃にリバイバルがかかっていたのですが、観にいけなくて、レンタルで初めて鑑賞しました。
上流階級出身のバレリーナ、ヴィクトリアは、ひと癖もふた癖もある興行主ボリスに見出され、アンデルセン童話をもとに創作された「赤い靴」の主役に抜擢される。
一方、後ろ盾のない学生作曲家もまたボリスによって見出されその才能を開花するが、ヴィクトリアと恋に落ちたことで、ボリスと決裂してしまう。
特筆すべきは20分ちかくにも及ぶバレエ「赤い靴」の舞台シーン。
これをみると、「ブラックスワン」はバレエ映画とはいえないという評は納得できます。
モイラ・シアラーの足が意外と太くてがっしりしているのに驚いたのですが、細っこい足ではバレエなんか踊れないのかもしれません。
とはいえ、まるでバレエの跳躍のようにヴィクトリアが列車に飛び込むシーンを始め、あちこちのシーンで、「ブラックスワン」がこの映画を踏襲していることが感じられました。
赤い靴を履いた少女はどんなに傷ついてへとへとになっても、靴を脱がない限り踊りを止めることはできない。それと同じで、一度赤い靴を履き、頂点を味わってしまったものは、その味を忘れることはできないし、踊るのを止めることはできないのです。
愛する男と芸術。愛する男を取るか、自分が本当にやりたいことを取るか。
この映画が世に出て60年たった今でも、結局女性は少しも変わらないジレンマを抱えているのですね。
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ユーザーレビュー:16件
投稿日
2009/02/04
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
『コーラスライン』でオーディションを受ける女性ダンサーのうちたしかふたりが、「幼いころに『赤い靴』を観てバレリーナに憧れた」と言った。多才なパウエル&プレスバーガー、そして撮影ジャック・カーディフのこの名作は、たしかに一度は観ているはずなのだけれど、有名な紙人形とのダンスシーンが浮かぶくらいで、他はほとんど忘れていた(東北新社版で鑑賞)。
バレエシーン以外は退屈するかなあと案じていたが、杞憂だった。大して変ったお話ではない。才能ある青年作曲家クラスターと美しきバレリーナ、ヴィクトリアが有力バレエ団に入る。団長のレルモントフは興行主としても有能な実力者、ヴィクトリアの才能と美貌に惚れこみ、恋におちたふたりを裂こうとする。愛と世界一のプリマへの野心の狭間でヴィクトリアの心は揺れ、やがて悲劇が起こる――。劇中の演目である「赤い靴」、死ぬまで踊り続ける魔性の赤いトゥ・シューズをはいてしまった少女の悲劇と、ヴィクトリアの悲劇が重なって、深い余韻を感じさせる。
よく考えると、芸術家の「業」の恐ろしさを描いた作品でもあるから、少女時代にこれを観てバレエを志すというのも少々奇妙な話であるかもしれない。
バレエシーンはほんとうに素晴らしい。ヴィクトリア役のモイラ・シアラー、リュボフ役のレオニード・マシーンのパフォーマンスにうっとりとする。美術はおとぎ話の絵本のように色彩豊かで、可愛らしく、ときにぞっとするほど恐ろしい。ただの舞台というわけではなく、ふいに二重露光やワイヤーワークなども盛り込まれ、ダンスは舞台を飛び出し、さらにヴィクトリア自身の見る幻想までもが描写されてしまうところなど、メタフィクション的とすら言えるのである。このセンスとテクニカラーでの美しい撮影は、1948年という製作年を考えれば驚嘆に値すると言っていいと思う(が、DVDでは再現度がいまひとつかもしれない)。
ドラマ部分で僕を引っ張ったのは、レルモントフ(アントン・ウォルブロック)だろう。ダンサーとしてばかりではなく女性としてのヴィクトリアに心奪われながら、芸術のためと称して彼女の心に野心を吹き込んでいく。その白い顔、ちょび髭、きどった仕草で嫉妬深い、サリエリ、いやメフィストか。なんと憎たらしい、しかし魅力的だ。ラスト近く、独りで真紅の緞帳の前に姿を現した彼が、身体を震わせ声を振り絞る姿は、いつまでも心に残る。80点。
投稿日
2011/10/11
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
1948年に作られたバレエ映画の名作。
ちょうど「ブラックスワン」が上映されていた頃にリバイバルがかかっていたのですが、観にいけなくて、レンタルで初めて鑑賞しました。
上流階級出身のバレリーナ、ヴィクトリアは、ひと癖もふた癖もある興行主ボリスに見出され、アンデルセン童話をもとに創作された「赤い靴」の主役に抜擢される。
一方、後ろ盾のない学生作曲家もまたボリスによって見出されその才能を開花するが、ヴィクトリアと恋に落ちたことで、ボリスと決裂してしまう。
特筆すべきは20分ちかくにも及ぶバレエ「赤い靴」の舞台シーン。
これをみると、「ブラックスワン」はバレエ映画とはいえないという評は納得できます。
モイラ・シアラーの足が意外と太くてがっしりしているのに驚いたのですが、細っこい足ではバレエなんか踊れないのかもしれません。
とはいえ、まるでバレエの跳躍のようにヴィクトリアが列車に飛び込むシーンを始め、あちこちのシーンで、「ブラックスワン」がこの映画を踏襲していることが感じられました。
赤い靴を履いた少女はどんなに傷ついてへとへとになっても、靴を脱がない限り踊りを止めることはできない。それと同じで、一度赤い靴を履き、頂点を味わってしまったものは、その味を忘れることはできないし、踊るのを止めることはできないのです。
愛する男と芸術。愛する男を取るか、自分が本当にやりたいことを取るか。
この映画が世に出て60年たった今でも、結局女性は少しも変わらないジレンマを抱えているのですね。
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赤い靴
(C)1948 Carlton Film Distributors Limited. All rights Reserved Licensed by ITV Global Entertainment Ltd. ※こちらはイメージ画像になります。