少林寺拳法 / 千葉真一
少林寺拳法
/鈴木則文
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(3)
解説・ストーリー
60万もの拳士の頂点に立つ少林寺拳法師家・宗道臣が少林寺拳法を創設するまでの波乱の半生をダイナミックに描いた実録アクション映画。喧嘩坊主と言われた若き日の宗道臣を体当たりで演じるのは千葉真一。監督は「トラック野郎」シリーズの鈴木則文。
60万もの拳士の頂点に立つ少林寺拳法師家・宗道臣が少林寺拳法を創設するまでの波乱の半生をダイナミックに描いた実録アクション映画。喧嘩坊主と言われた若き日の宗道臣を体当たりで演じるのは千葉真一。監督は「トラック野郎」シリーズの鈴木則文。
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「少林寺拳法」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
60万もの拳士の頂点に立つ少林寺拳法師家・宗道臣が少林寺拳法を創設するまでの波乱の半生をダイナミックに描いた実録アクション映画。喧嘩坊主と言われた若き日の宗道臣を体当たりで演じるのは千葉真一。監督は「トラック野郎」シリーズの鈴木則文。
「少林寺拳法」 の作品情報
「少林寺拳法」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
少林寺拳法の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
87分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02736 |
2007年10月12日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
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少林寺拳法の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
87分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02736 |
2007年10月12日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
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ユーザーレビュー:3件
自伝もの
私は小学生のころから少林寺拳法を習っておりまして、この映画が公開されたのは確か小学校5年生ぐらいのときじゃなかったでしょうか。私の道院(少林寺の道場をそう呼ぶのです)でもチケットを半ば強制的に買わされて見に行きました。
で、そのころはまだブルース・リーブームが続いていたので、カッコいいアクション映画を期待していたのですが、東映だからそうはならず、イヌが男性器を加えて走るような実に泥臭い展開。多度津でのヤクザ対少林寺の争いもまあ道院で聞いていた通りなんですけど、アクション映画としては全然洗練されていなくてガッカリした記憶があります。
しかし、後にテレビなんかで何度か見たら、千葉ちゃんはちょっと動きは大きいんですけど、意外にちゃんと少林寺の技をやっていますし(構えが違いますけど)、アクション映画というよりは自伝ものとしてなかなか面白いことに気付きました。まあこんな時代もあったんでしょうね。
進駐軍に虐められる人たちを開祖(宗道臣)がやっつけるところはやっぱりスカッとします。ヤクザとの闘いも迫力があると思います。
しかしこの映画を見た人は少林寺拳法って暴力的なものだと思われないかちょっと心配でもあります。口では「力愛不二」とか言いながら、腕折ったり人殺したり?してますからね。なんせ千葉ちゃんが主演ですし。現在は非常に平和的な武道になっており、平和的すぎて問題になっているくらいです。ちなみに日本の少林寺拳法は柔術と中国拳法を合わせた日本オリジナルなもので、ジェット・リーなどの少林拳とは違います(一部の技が同じなのでややこしいですが)。
戦後もの、自伝映画として見たら楽しめるんじゃないでしょうか。私はまだDVDは見ていないんですけど、非常に思い出深い作品なのでちょっと書いてみました。
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日本人よ、しっかりしろ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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最近、金と物欲にまみれて、「勝ち組、負け組」でしか価値観がない、ふぬけの日本人に気合いの一本。敗戦の苦しい時代を乗り越えての今の日本があるはず。2年で2回も総理大臣が変わる失態があったけど、福田元首相は高齢ですよね。あの時代を経験しているはず。それなのに日本を良くしようという気概が全く感じられません。恥かしいというか情けないなあ。
「けんか空手 極真拳」で狂気の殺人空手家を演じた千葉ちゃんが道徳的な武道家を演じています。実在の人物をあつかったのに、この差はいったい?これは監督の力量の差でしょうか?少林寺の本山で教材で使っていたけど、これはありです、傑作です。
私は経験者ですが、護身の技として、手首、袖、襟をつかむ状況を疑問におもっていました。痴漢、犯罪者はいきなり胸や局部を触ったり、殴り掛かったりするのではないかと。最近では催涙スプレーやスタンガンにも対応できなくてはいけません。ノックアウト強盗は背後からいきなり両足タックルで襲ってくるし、女子高生コンクリート殺人事件の犯人は自転車ごと相手をはね、看病するふりをしてホテルに連れ込み強姦したと聞きます。
護身の技術は時代とともに進化すべきであり、今の少林寺拳法の技術で身を守れるかは疑問です。ただ、現在、居合いを習っていて思うのは、相手が自分の手首をつかんでくる動きは刃物をもった相手に対してはあり得る動きであり、古武術の技術としてはありです。ただ護身術を看板に掲げている限り、今の時代にあった技術のアップグレードは必要と思います。高度に情報化が進んでいるので、ブラジリアン柔術やサンボを使う犯罪者がいてもおかしくないわけですから。
開祖が活躍していた頃のような無法の時代に日本は戻りつつあります。
どの武道でも関係ありません。「力なき正義は無力なり、正義なき力は暴力なり」を実践する多くの若者が出てくる事を期待しています。
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力無き正義は…………地獄行きなり(笑)
千葉真一さんがご存命の内に観ておきたかった一作。
僕にとっての千葉さんとは
「沖縄やくざ戦争」であり「日本暗殺秘録」であり、
そして、その次に来るのが本作でした。
「正義を伴わない力は暴力なり。
力を伴わない正義は無力なり」……
本作のテーマですが、実に重心の低い真実。
とりわけ、男性にとっては。
映画の作りは粗い。しかし、粗いだけに
言いたいことがストレートに伝わってきます。
「草食男子」という言葉が定着して久しいけれど、
最近の若い男性の多くが交際相手を持たず、
恋愛に消極的な理由のトップが
「男らしくしないといけないから」だという
データがあるそうです。
それを見て、恋愛市場からとっくに退場した
中年男の僕ですら「ああ、そうだよなあ」と。
僕が現在まで妻子を持つに至らなかったのも
「妻を支え、子供を守れる強い夫や父」に
なれそうにないから、というのが理由の一つでした。
僕の事はさておいても、
「男らしく、強くあるためのプレッシャー」を身に負い、
自分の弱さを責め続けるくらいなら、一人でいる方がマシ、
といったところなんですかね。
公的な生活圏においては「ジェンダー平等」が叫ばれ、
性的少数者もオープンに自己を主張し、
「男らしさ・女らしさ」なんて言ってると
「昭和」と嘲笑され「差別主義者」のレッテルを貼られる
現在にあっても、インフォーマルな男女関係にあっては、
やはり「らしさ」は求められる。
とりわけ男は、どれだけ聡明で教養があり、
嗜みの良い高徳の士であっても、
暴漢や悪人から愛する女性(恋人、娘、妻……)を守れない男は
やはり「弱い男」であり、「弱い」ということは、男にあっては
それだけで全人格が否定されるに価するものなのです
(野田幸男「赤い手錠」、若松孝二「理由なき暴行」といった作品には
「カップル狩り」のシーンがあるけれども、そうした描写は
「男が男であること」の厳しさを教えてくれる
(本作においては、うどん屋台を引く女学生の父)。
また以前、映画秘宝に載ったペキンパー「わらの犬」をめぐる
「男らしさ」についての論考も素晴らしかった)。
「気の毒な男らしさの呪縛だね」なんて冷笑できる人は、そうと知らず
自分の外部にある力(権威、財力、共同体との同質性……)に
守られている人ではないでしょうか。
さて本作、戦後の混乱期を拳一つで強く生きる傑物・宗道臣を
千葉さんが演じています。
孤独にやさぐれることなく、常に弱者を励まし力になりながら
共同性の中で戦い抜いていく姿は、
徒手空拳・猪突猛進なヒーローそのもの。
その壮絶な歩みの原点は、中国で敗戦を迎えた時にほとばしった
「日本は負けた。でも、俺は負けてはいない」という
したたかな情念でしょう。
一直線の英雄立志伝的な分かりやすい作りながら、
彼を取り巻く人々や世相からは、東映実録ものならではの
「闇市の時代を忘れるな」というメッセージが伝わってきます。
とりわけ、満州で侵攻してきたソ連軍に純潔を汚され、
引き揚げ後も夜の街に立って戦災孤児たちを養った菊、
復員したものの戦死を公報され、
探し求めた妻子は朝鮮人と一緒になっていた大滝の、
儚くも真率な生きざまが印象深い。
一方で、例えば「私設銀座警察」にある
「愚連隊や反社は、混乱期を統治するための必要悪だった」と
いうような描写は控え目で、むしろ
進駐軍に取り入り行政を籠絡した「庶民の敵」として
一方的な悪役に描かれているのも特筆すべき点です。
宗が、女性への悪行を繰り返す組員
(GI相手のダンスホールの用心棒。安岡力也さんが演じる)に
下した「制裁」は、今の時代の方が支持されるかも。
また、東映作品というと「反共映画」的に見られがちだけど、
街頭の貼り紙には「……汝臣民飢えて死ね」なんて台詞が。
こういう一筋縄ではいかないところも魅力です。
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ユーザーレビュー
自伝もの
投稿日
2007/10/12
レビュアー
勝王
私は小学生のころから少林寺拳法を習っておりまして、この映画が公開されたのは確か小学校5年生ぐらいのときじゃなかったでしょうか。私の道院(少林寺の道場をそう呼ぶのです)でもチケットを半ば強制的に買わされて見に行きました。
で、そのころはまだブルース・リーブームが続いていたので、カッコいいアクション映画を期待していたのですが、東映だからそうはならず、イヌが男性器を加えて走るような実に泥臭い展開。多度津でのヤクザ対少林寺の争いもまあ道院で聞いていた通りなんですけど、アクション映画としては全然洗練されていなくてガッカリした記憶があります。
しかし、後にテレビなんかで何度か見たら、千葉ちゃんはちょっと動きは大きいんですけど、意外にちゃんと少林寺の技をやっていますし(構えが違いますけど)、アクション映画というよりは自伝ものとしてなかなか面白いことに気付きました。まあこんな時代もあったんでしょうね。
進駐軍に虐められる人たちを開祖(宗道臣)がやっつけるところはやっぱりスカッとします。ヤクザとの闘いも迫力があると思います。
しかしこの映画を見た人は少林寺拳法って暴力的なものだと思われないかちょっと心配でもあります。口では「力愛不二」とか言いながら、腕折ったり人殺したり?してますからね。なんせ千葉ちゃんが主演ですし。現在は非常に平和的な武道になっており、平和的すぎて問題になっているくらいです。ちなみに日本の少林寺拳法は柔術と中国拳法を合わせた日本オリジナルなもので、ジェット・リーなどの少林拳とは違います(一部の技が同じなのでややこしいですが)。
戦後もの、自伝映画として見たら楽しめるんじゃないでしょうか。私はまだDVDは見ていないんですけど、非常に思い出深い作品なのでちょっと書いてみました。
日本人よ、しっかりしろ
投稿日
2008/09/10
レビュアー
trygun
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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最近、金と物欲にまみれて、「勝ち組、負け組」でしか価値観がない、ふぬけの日本人に気合いの一本。敗戦の苦しい時代を乗り越えての今の日本があるはず。2年で2回も総理大臣が変わる失態があったけど、福田元首相は高齢ですよね。あの時代を経験しているはず。それなのに日本を良くしようという気概が全く感じられません。恥かしいというか情けないなあ。
「けんか空手 極真拳」で狂気の殺人空手家を演じた千葉ちゃんが道徳的な武道家を演じています。実在の人物をあつかったのに、この差はいったい?これは監督の力量の差でしょうか?少林寺の本山で教材で使っていたけど、これはありです、傑作です。
私は経験者ですが、護身の技として、手首、袖、襟をつかむ状況を疑問におもっていました。痴漢、犯罪者はいきなり胸や局部を触ったり、殴り掛かったりするのではないかと。最近では催涙スプレーやスタンガンにも対応できなくてはいけません。ノックアウト強盗は背後からいきなり両足タックルで襲ってくるし、女子高生コンクリート殺人事件の犯人は自転車ごと相手をはね、看病するふりをしてホテルに連れ込み強姦したと聞きます。
護身の技術は時代とともに進化すべきであり、今の少林寺拳法の技術で身を守れるかは疑問です。ただ、現在、居合いを習っていて思うのは、相手が自分の手首をつかんでくる動きは刃物をもった相手に対してはあり得る動きであり、古武術の技術としてはありです。ただ護身術を看板に掲げている限り、今の時代にあった技術のアップグレードは必要と思います。高度に情報化が進んでいるので、ブラジリアン柔術やサンボを使う犯罪者がいてもおかしくないわけですから。
開祖が活躍していた頃のような無法の時代に日本は戻りつつあります。
どの武道でも関係ありません。「力なき正義は無力なり、正義なき力は暴力なり」を実践する多くの若者が出てくる事を期待しています。
力無き正義は…………地獄行きなり(笑)
投稿日
2021/09/26
レビュアー
MIGHTY MOE AND JOE
千葉真一さんがご存命の内に観ておきたかった一作。
僕にとっての千葉さんとは
「沖縄やくざ戦争」であり「日本暗殺秘録」であり、
そして、その次に来るのが本作でした。
「正義を伴わない力は暴力なり。
力を伴わない正義は無力なり」……
本作のテーマですが、実に重心の低い真実。
とりわけ、男性にとっては。
映画の作りは粗い。しかし、粗いだけに
言いたいことがストレートに伝わってきます。
「草食男子」という言葉が定着して久しいけれど、
最近の若い男性の多くが交際相手を持たず、
恋愛に消極的な理由のトップが
「男らしくしないといけないから」だという
データがあるそうです。
それを見て、恋愛市場からとっくに退場した
中年男の僕ですら「ああ、そうだよなあ」と。
僕が現在まで妻子を持つに至らなかったのも
「妻を支え、子供を守れる強い夫や父」に
なれそうにないから、というのが理由の一つでした。
僕の事はさておいても、
「男らしく、強くあるためのプレッシャー」を身に負い、
自分の弱さを責め続けるくらいなら、一人でいる方がマシ、
といったところなんですかね。
公的な生活圏においては「ジェンダー平等」が叫ばれ、
性的少数者もオープンに自己を主張し、
「男らしさ・女らしさ」なんて言ってると
「昭和」と嘲笑され「差別主義者」のレッテルを貼られる
現在にあっても、インフォーマルな男女関係にあっては、
やはり「らしさ」は求められる。
とりわけ男は、どれだけ聡明で教養があり、
嗜みの良い高徳の士であっても、
暴漢や悪人から愛する女性(恋人、娘、妻……)を守れない男は
やはり「弱い男」であり、「弱い」ということは、男にあっては
それだけで全人格が否定されるに価するものなのです
(野田幸男「赤い手錠」、若松孝二「理由なき暴行」といった作品には
「カップル狩り」のシーンがあるけれども、そうした描写は
「男が男であること」の厳しさを教えてくれる
(本作においては、うどん屋台を引く女学生の父)。
また以前、映画秘宝に載ったペキンパー「わらの犬」をめぐる
「男らしさ」についての論考も素晴らしかった)。
「気の毒な男らしさの呪縛だね」なんて冷笑できる人は、そうと知らず
自分の外部にある力(権威、財力、共同体との同質性……)に
守られている人ではないでしょうか。
さて本作、戦後の混乱期を拳一つで強く生きる傑物・宗道臣を
千葉さんが演じています。
孤独にやさぐれることなく、常に弱者を励まし力になりながら
共同性の中で戦い抜いていく姿は、
徒手空拳・猪突猛進なヒーローそのもの。
その壮絶な歩みの原点は、中国で敗戦を迎えた時にほとばしった
「日本は負けた。でも、俺は負けてはいない」という
したたかな情念でしょう。
一直線の英雄立志伝的な分かりやすい作りながら、
彼を取り巻く人々や世相からは、東映実録ものならではの
「闇市の時代を忘れるな」というメッセージが伝わってきます。
とりわけ、満州で侵攻してきたソ連軍に純潔を汚され、
引き揚げ後も夜の街に立って戦災孤児たちを養った菊、
復員したものの戦死を公報され、
探し求めた妻子は朝鮮人と一緒になっていた大滝の、
儚くも真率な生きざまが印象深い。
一方で、例えば「私設銀座警察」にある
「愚連隊や反社は、混乱期を統治するための必要悪だった」と
いうような描写は控え目で、むしろ
進駐軍に取り入り行政を籠絡した「庶民の敵」として
一方的な悪役に描かれているのも特筆すべき点です。
宗が、女性への悪行を繰り返す組員
(GI相手のダンスホールの用心棒。安岡力也さんが演じる)に
下した「制裁」は、今の時代の方が支持されるかも。
また、東映作品というと「反共映画」的に見られがちだけど、
街頭の貼り紙には「……汝臣民飢えて死ね」なんて台詞が。
こういう一筋縄ではいかないところも魅力です。
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