ヤング・フランケンシュタイン / ジーン・ワイルダー
ヤング・フランケンシュタイン
/メル・ブルックス
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全体の平均評価点: (5点満点)
(24 )
解説・ストーリー
コメディ映画の巨匠メル・ブルックスが、フランケンシュタイン映画のあらゆるパロディをつめこんだホラー・コメディ。フランケンシュタイン博士の曽孫フレデリックが、博士の遺産を受け継ぐことになった。ルーマニアの古城を訪れた彼は、博士のノートをもとに、モンスターの創造を試みるが……。
コメディ映画の巨匠メル・ブルックスが、フランケンシュタイン映画のあらゆるパロディをつめこんだホラー・コメディ。フランケンシュタイン博士の曽孫フレデリックが、博士の遺産を受け継ぐことになった。ルーマニアの古城を訪れた彼は、博士のノートをもとに、モンスターの創造を試みるが……。
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「ヤング・フランケンシュタイン」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
コメディ映画の巨匠メル・ブルックスが、フランケンシュタイン映画のあらゆるパロディをつめこんだホラー・コメディ。フランケンシュタイン博士の曽孫フレデリックが、博士の遺産を受け継ぐことになった。ルーマニアの古城を訪れた彼は、博士のノートをもとに、モンスターの創造を試みるが……。
「ヤング・フランケンシュタイン」 の作品情報
「ヤング・フランケンシュタイン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ヤング・フランケンシュタイン 特別編の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
106分
日本語・英語・音声解説用
英:モノラル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
FXBR1103
2002年12月09日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
12枚
0人
0人
【Blu-ray】ヤング・フランケンシュタイン(ブルーレイ)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
106分
日本語・英語
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
FXXR1103
2010年10月27日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
5枚
0人
0人
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
ヤング・フランケンシュタイン 特別編の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
106分
日本語・英語・音声解説用
英:モノラル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
FXBR1103
2002年12月09日
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1位登録者:
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106分
日本語・英語
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2010年10月27日
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ユーザーレビュー:24件
これフランケンシュタイン、最高傑作じゃないの?!
本作の元々の『フランケンシュタイン』は未見ではありますが、このパロディは、その旧作のセットで撮影されたそうです。 本作は1974年だから、とっくにテクニカラーが当たり前の時代に、モノクロのこの雰囲気、ゴシックホラーのようはオープニング。 とても、効いています。 でも、メル・ブルックスとジーン・ワイルダーの映画だから、こちらもこっちも何が始まるか予見していて、期待しています。 それであのお棺のくだりから、期待通り。 いやあ、期待以上に笑いました。 本当におバカな映画ではありますが(ドリフのコントを思い出しました)、最近のアメリカの下品で下ネタばかりのコメディにはない笑いのセンスの良さを感じました。 (この映画にも、十分にくだらない下ネタはあるんですけどね。でもなんか下品じゃない気がしました。バカだけど笑) まず、ジーン・ワイルダーのつけまつげとアイラインの彼が演じるフレデリック・フロンコンスティン。 画面にアップになる度に吹き出したくなります。 しかも、祖父があの怪物を作ったビクター・フランケンシュタインなのですが、それを言われると見境なくなる矮小な男。 さすがです。ジーン・ワイルダーの役作りは天才的です。 マーティ・フェルドマン愛嬌あるアイゴールも助手の色気天然のインガ役のテリー・ガーもいいです。 フレデリックの婚約者のエリザベス(マデリーン・カーン)もその他出演者もいいし、バランスが最高です。 ジーン・ハックマンが出ていて、あの役だったのは、映像特典で知ってびっくりしました。 映画のここが好き、あの場面でああいうことになったのには思わず腹を抱えて笑ったと、いちいち説明したいのですが、 そうなるとネタバレという次元ではなく、映画のストーリー紹介になってしまいそうなくらいどこもかしこも好きです。 映画愛とこだわりを感じました。 メル・ブルックスはコメディの天才と聞いていたけど、ここまでおもしろいとは・・・・。 おバカなのは映画ではなくて、観ていなかった私のような気がしてきます。 元の『フランケンシュタイン』映画は未見、しかもその他全部の『フランケンシュタイン』扱いの作品もほぼ未見ではありますが(原作も未読)、 この映画が「フランケンシュタイン」取り扱いの映画の最高傑作でよくないですか?! それくらい大好きになりました。 ちなみに、このDVD非常にお得。 映像特典が充実しています。未公開シーン、メイキング、コメンタリーもあります。必見です。
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愛情がいっぱい
投稿日:2013/11/15
レビュアー:さっちゃん
映画会のページで観たかどうか憶えてませんと書きましたが、これは観ておりませんでした。 しかし、メル・ブルックス作品というのは、もっとコテコテなコメディという印象があったのですが、改めて観てみると、そうでもなかったです。むしろ、オープニングの夜の古城をバックにタイトルが出てくるところとか、ユニバーサルのオリジナルに対する愛情が感じられる箇所がいくつもあって嬉しくなりました。 例えば、ビクター・フランケンシュタインの孫であるフレデリック(ジーン・ワイルダー)がトランシルヴァニアに着いて、最初にアイゴール(マーティ・フェルドマン)と出会う場面など、原典では豪華な馬車なのが、ちょっと捻ってあって、干し草を積んだ馬車であったり、フレデリックとアイゴールが死体を盗み出すために死刑囚の棺桶を掘り出して、「嫌な仕事だ。」「でも、まだマシですよ。」「何で?」「雨が降ってないから。」なんてやり取りの直後、ざっと雨が降ってきてずぶ濡れになるシーンとか、雰囲気がオリジナルに近いだけに、よけいおかしくなってきます。 それと原作に流れている被造物(クリーチャー)が人々から排斥される哀しみや孤独も十分に表れています。そして、愛情がそれを癒し、クリーチャーが人間の社会に受け入れられるというコミカルでありながら感動的な終盤も十分に楽しめるものとなっています(何しろコメディ(喜劇)なんですから。)。ラストは謂わば艶笑喜劇といった趣きですが、それも品よくまとめてありました。 キャストは、この映画にぴったりだと思います。ジーン・ワイルダーは『大陸横断超特急』に続いて2作目ですが、この方、多彩な才能の持ち主ですね。脚本(メル・ブルックスとの共同)、主演で劇中でダンスまで披露し、他の作品も観てみたくなりました。 続いて、重要なキャラクターであるクリーチャー役のピーター・ボイルも、コミカルでありながら悲哀を感じさせる難しい演技を見事にこなしていました。しかし、この方、本当に大きいんですね。厚底靴を履いていたにしても他の俳優さんと並ぶと明らかに高いですからね。 そして、本作で最大のもうけ役、アイゴールを演じたマーティ・フェルドマン。最初に駅にフレデリックを迎えにきた場面のインパクトが大でしたね。あの巨大なやぶにらみ(これって差別用語じゃないですよね。)の眼は一発で印象付けられること必至ですし、会話の後で、ちょっとニヤッと笑うところの間が絶妙で、彼一人で、かなり見せ場をさらったんじゃないかな。 女優陣も、美人なんだけどファニーでした。フレデリックの許嫁、エリザベス(確か、原典でもビクターの許嫁が同じ名前だったんじゃなかったかな?)を演じたマデリーン・カーン。ラストでエルザ・ランチェスターそっくりの髪形で寝室に入ってくるところなんか爆笑でした。助手のインガ(テリー・ガー)も、どこか天年で、妙に色っぽいところがキュートですね。城にエリザベスが来たときにフレデリックと手術台で屋根から下りてくるのは、ひょっとしてアンディ・ウォーホルが関わった『悪魔のはらわた』のパロディかなと思ったのですが、この2作、同年の製作なので、単なる思い過ごしでしょう。そして、城の管理をしているブリュッハー夫人(クロリス・リーチマン)も、その名を呼ぶたびに馬が怯えていななくというギャグが結構、後の方まで使われていた、フェルドマンと並ぶ怪演でした。 あ、忘れるところだった。エンド・クレジットで分かったのですが、ジーン・ハックマンがクリーチャーをもてなす(つもりで酷い目に遭わせる)盲目の男を演じてたんですね。観ている間はまったく気がつきませんでした。 最初に、メル・ブルックス監督作品としては、あまりアクが強くないという意味のことを書きましたが、多分、彼自身が出演してないことも関係しているのかもしれません。彼自身が主演している『新サイコ』とか借りてみようかな。今回はユニバーサル怪奇映画らしい雰囲気とコミカルさとを併せ持った映画を楽しみました。 (ykk1976さんの映画会:第38回)
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ヒップなウィンク映画
投稿日:2007/08/18
レビュアー:シニソーヤ
ロードショウ時には喜劇がすたれていたので、ヒップな若者は絶大な支持を寄せていました。雑誌名は忘れましたが、当時ロードショウごとに月刊マンガ誌でこれだとか、「ジョーズ」だとかが漫画化されていました。マンガを描いたのは赤塚プロの長谷邦夫さんでした。なので、編集者もそーいう枠組みでみていたのだと思います。 三番館で観終わって、パンフレットを持って、貸しレコード屋に入ると店員のオネーさんがウィンクする、そういう扱いの映画だったです。 端役にいたるまで、間の取り方が絶妙だと思います。
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はい
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70年代らしい、バカバカしさが楽しい パロディ映画
( ネタばれあり ) ウィキペディアにも載っているようなことばかりだけど、改めてこの作品の関係者について、まとめてみました。 脚本と監督のメル・ブルックス 最初に映画で観た時は、テレビの「それ行けスマート」の作者というのが名刺代わり。 スパイものコメディのそれもそうでしたが、『ブレージング・サドル』では西部劇、『新サイコ』でヒッチコック、『サイレント・ムービー』で無声映画、『スペース・ボール』がスター・ウォーズなど、パロディ映画の巨匠として知られます。 安直なまねではなく、ご本家への愛情と敬意を感じさせる作風ですね。 ご本人も出たがり( 本作では一部で声と手だけ出演 )で、しわがれ声の濃〜いオヤジという風采ですが、亡き愛妻は、『卒業』のミセス・ロビンソンのアン・バンクロフト。 プロデューサーとしては、『エレファント・マン』でデヴィッド・リンチをメジャーにしたり、『ザ・フライ』を大ヒットさせたりしてますが、近年は自身の監督デビュー作『プロデューサーズ』をブロードウェイ・ミュージカルに仕立て直して大成功。 映画もヒットしました。 続いて本作も同様に成功したので、そのうちミュージカル映画版ができるかも。 http://www.youtube.com/watch?v=R7BLrVTouG8 共同脚本と主演のジーン・ワイルダー 『プロデューサーズ』などブルックス作品の出演で知られるようになり、以前映画会で観ました『 大陸横断超特急 』などリチャード・プライヤーとのコンビで何本もヒットを飛ばしましたが、単独で主演・監督もして70年代から80年代にかけて活躍しました。 映画デビューは『 俺たちに明日はない 』、 ジーン・ハックマンの本作出演はゴルフ仲間での縁だとか。 目玉ぎょろり、本人も尊敬して意識していたバスター・キートンを思わせる、どこか古い映画の顔立ちのマーティー・フェルドマン。 当時41歳。 本作で有名になり、ブルックス映画の常連として活躍しましたが、49歳の若さで急逝しています。 ちなみに、エアロスミスの「Walk This Way 」は、レコーディング中に本作を観たスティーブン・タイラーが、駅に迎えに来たアイゴールが言うセリフにインスパイアされたとか。 怪物役のピーター・ボイル 本作以外では『タクシー・ドライバー』での先輩運転手役などで知られますが、『フレンチ・コネクション』の主役候補でした。 70年代はベトナム反戦活動をして、ジェーン・フォンダやオノ・ヨーコと知り合い、彼の結婚式の花婿付添い人を務めたのはジョン・レノン。 本作がいまだに愛されるのは、女優たちが華やかさと明るさを与えているからでしょう。 キュートな助手役のテリー・ガー。 テレビの「宇宙大作戦」や「警部マクロード」のゲスト出演の頃から、『 オー・ゴッド 』 『 未知との遭遇 』『トッツィー』と、ムチャな言動の男たちに困った顔をしながら寄り添う普通の女の子のキャラクターが多い。 本作では母親が衣裳を担当していて、自らブルックス監督に売り込みますが、当初想定されたエリザベス役がマデリーン・カーンに決まってしまう。 監督に明日助手役のオーディションをやるからドイツ語なまりを練習してきて、と言われ、その場で知り合いのドイツ系の真似をして話してみせて、役を獲得。 7週間で7000ドルはいかにも安いギャラと思いますが、ご当人はどうしてもやりたい役だったし、本作で有名になって仕事が殺到したから満足していると答えています。 屋敷の謎の女管理人のクロリス・リーチマン 『 ラスト・ショー 』での、さびれた田舎町の孤独な人妻役でアカデミー賞助演女優賞を獲りましたが、本作では180度違う役。 この他もブルックス映画の常連で87歳の現在も現役で活躍。 ちなみに『天空の城ラピュタ』の英語版で、ドーラ役をしています。 そして、エリザベス役のマデリーン・カーン 一見高慢で気取っていていやな感じだが、実は男を捕まえようとあせっている中年女性のキャラが多いと思いますが、本作や『 ペーパー・ムーン 』が代表作。 せいいっぱいの虚勢が崩れてしまう悲哀とこっけいさがあって、オバちゃんの持つ人間味がありますね。 本作では、最後は髪型から吠え方まで『フランケンシュタインの花嫁』をパロディしていて笑わせますが、オペラ歌手を目指していた美声が役に立つとは。 ( 笑 ) ( つづく )
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なんたってアイゴール♪
その昔(それはそれは随分昔)愛読していた「ロードショー」や「スリーン」の新作紹介頁が、何故か脳裏から離れずにいた一作。 (そのクセ未だに観てなかったって、どういうこと?) なにしろマーティ・フェルドマンのどんぐり目(ギョロ目って方が的確?)が強烈でしたもんねぇ。 映画会のお題候補に出た時は思わず膝を打ち、「なにがなんでもこれは是非!」(笑) 写真でしか見た事の無い面々が「喋って動く」ってだけでワクワクです♪ 「えぇ〜?ビリー・ワイルダー??」なワケは無い、フランケンシュタイン博士にジーン・ワイルダー。 アイラインとツケマがチャーミング、エキセントリックお子ちゃま具合がなかなかのもの。 「なんで助手なの?」、‘天然’ヒロイン、テリー・ガーが可愛い可愛い♪ 博士のイッてる婚約者にジェーン・フォンダ似(に見えるのは私だけ?)のマデリン・カーン。 ちょい役かと思いきや、終盤いきなりのソプラノでテリー・ガーを喰ってます。 敢えての怪物メイク、ピーター・ボイルは意外にも愛嬌溢れるモンスター。 で、なんたってアイゴール、マーティ・フェルドマンがもぉ最高です。 これ、特殊メイクじゃ無いんですねぇ。 ウィキペディアにはバセドー病とありますが、マイナスをプラスに転じて異彩を放つ、忘れられないキャラクターです。 正に「目は口ほどに…」の縦横自在、ついでに背中のコブもあっちこっちに♪ 軽やかな身のこなし、ウイットで「博士を遊ぶ」台詞も楽しいアイゴール♪ いやぁ、真の主役はアイゴールでしょう。 (そういうことにしときましょうよ♪) 物語は「馬鹿だねぇ(笑)」(感覚的に「阿呆やなぁ」じゃ無いのは何故なんだろう)の連続で、ナンセンス極まりありません。 思いっきりのドタバタで、挙げ句の果てがシモネタ決着。 でも、この妙な安定感、落ち着き具合は何なんでしょう。 冒頭のミイラに始まってちゃっちい仕掛け満載ですが、それを補って余りある作り込みの奥深さ(?…ほんまかいな…)。 このテの「お笑い」は大概ノれず、フランケンのオリジナルも知らないクセに、この度は随分笑わせて貰いました。 聞くところによると、吹き替え版の博士は広川(太一郎)さん、なんとアイゴールは熊倉(一雄)さんなんだとか。 こっちも是非観たいものですねぇ。 メル・ブルックスってよく知らなかったんですが、あれ?『新サイコ』なんてのもある♪ さて、ヒッチコック大センセイをどう料理してるんでしょう。 ところで、フランケンシュタインもトランシルバニア関係者なの? ついでに『リトル・ドラキュラ』も撮っとけば良かったのに。 (ykk1976さんの映画会・第38回)
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ユーザーレビュー
これフランケンシュタイン、最高傑作じゃないの?!
投稿日
2013/11/15
レビュアー
ykk1976
本作の元々の『フランケンシュタイン』は未見ではありますが、このパロディは、その旧作のセットで撮影されたそうです。 本作は1974年だから、とっくにテクニカラーが当たり前の時代に、モノクロのこの雰囲気、ゴシックホラーのようはオープニング。 とても、効いています。 でも、メル・ブルックスとジーン・ワイルダーの映画だから、こちらもこっちも何が始まるか予見していて、期待しています。 それであのお棺のくだりから、期待通り。 いやあ、期待以上に笑いました。 本当におバカな映画ではありますが(ドリフのコントを思い出しました)、最近のアメリカの下品で下ネタばかりのコメディにはない笑いのセンスの良さを感じました。 (この映画にも、十分にくだらない下ネタはあるんですけどね。でもなんか下品じゃない気がしました。バカだけど笑) まず、ジーン・ワイルダーのつけまつげとアイラインの彼が演じるフレデリック・フロンコンスティン。 画面にアップになる度に吹き出したくなります。 しかも、祖父があの怪物を作ったビクター・フランケンシュタインなのですが、それを言われると見境なくなる矮小な男。 さすがです。ジーン・ワイルダーの役作りは天才的です。 マーティ・フェルドマン愛嬌あるアイゴールも助手の色気天然のインガ役のテリー・ガーもいいです。 フレデリックの婚約者のエリザベス(マデリーン・カーン)もその他出演者もいいし、バランスが最高です。 ジーン・ハックマンが出ていて、あの役だったのは、映像特典で知ってびっくりしました。 映画のここが好き、あの場面でああいうことになったのには思わず腹を抱えて笑ったと、いちいち説明したいのですが、 そうなるとネタバレという次元ではなく、映画のストーリー紹介になってしまいそうなくらいどこもかしこも好きです。 映画愛とこだわりを感じました。 メル・ブルックスはコメディの天才と聞いていたけど、ここまでおもしろいとは・・・・。 おバカなのは映画ではなくて、観ていなかった私のような気がしてきます。 元の『フランケンシュタイン』映画は未見、しかもその他全部の『フランケンシュタイン』扱いの作品もほぼ未見ではありますが(原作も未読)、 この映画が「フランケンシュタイン」取り扱いの映画の最高傑作でよくないですか?! それくらい大好きになりました。 ちなみに、このDVD非常にお得。 映像特典が充実しています。未公開シーン、メイキング、コメンタリーもあります。必見です。
愛情がいっぱい
投稿日
2013/11/15
レビュアー
さっちゃん
映画会のページで観たかどうか憶えてませんと書きましたが、これは観ておりませんでした。 しかし、メル・ブルックス作品というのは、もっとコテコテなコメディという印象があったのですが、改めて観てみると、そうでもなかったです。むしろ、オープニングの夜の古城をバックにタイトルが出てくるところとか、ユニバーサルのオリジナルに対する愛情が感じられる箇所がいくつもあって嬉しくなりました。 例えば、ビクター・フランケンシュタインの孫であるフレデリック(ジーン・ワイルダー)がトランシルヴァニアに着いて、最初にアイゴール(マーティ・フェルドマン)と出会う場面など、原典では豪華な馬車なのが、ちょっと捻ってあって、干し草を積んだ馬車であったり、フレデリックとアイゴールが死体を盗み出すために死刑囚の棺桶を掘り出して、「嫌な仕事だ。」「でも、まだマシですよ。」「何で?」「雨が降ってないから。」なんてやり取りの直後、ざっと雨が降ってきてずぶ濡れになるシーンとか、雰囲気がオリジナルに近いだけに、よけいおかしくなってきます。 それと原作に流れている被造物(クリーチャー)が人々から排斥される哀しみや孤独も十分に表れています。そして、愛情がそれを癒し、クリーチャーが人間の社会に受け入れられるというコミカルでありながら感動的な終盤も十分に楽しめるものとなっています(何しろコメディ(喜劇)なんですから。)。ラストは謂わば艶笑喜劇といった趣きですが、それも品よくまとめてありました。 キャストは、この映画にぴったりだと思います。ジーン・ワイルダーは『大陸横断超特急』に続いて2作目ですが、この方、多彩な才能の持ち主ですね。脚本(メル・ブルックスとの共同)、主演で劇中でダンスまで披露し、他の作品も観てみたくなりました。 続いて、重要なキャラクターであるクリーチャー役のピーター・ボイルも、コミカルでありながら悲哀を感じさせる難しい演技を見事にこなしていました。しかし、この方、本当に大きいんですね。厚底靴を履いていたにしても他の俳優さんと並ぶと明らかに高いですからね。 そして、本作で最大のもうけ役、アイゴールを演じたマーティ・フェルドマン。最初に駅にフレデリックを迎えにきた場面のインパクトが大でしたね。あの巨大なやぶにらみ(これって差別用語じゃないですよね。)の眼は一発で印象付けられること必至ですし、会話の後で、ちょっとニヤッと笑うところの間が絶妙で、彼一人で、かなり見せ場をさらったんじゃないかな。 女優陣も、美人なんだけどファニーでした。フレデリックの許嫁、エリザベス(確か、原典でもビクターの許嫁が同じ名前だったんじゃなかったかな?)を演じたマデリーン・カーン。ラストでエルザ・ランチェスターそっくりの髪形で寝室に入ってくるところなんか爆笑でした。助手のインガ(テリー・ガー)も、どこか天年で、妙に色っぽいところがキュートですね。城にエリザベスが来たときにフレデリックと手術台で屋根から下りてくるのは、ひょっとしてアンディ・ウォーホルが関わった『悪魔のはらわた』のパロディかなと思ったのですが、この2作、同年の製作なので、単なる思い過ごしでしょう。そして、城の管理をしているブリュッハー夫人(クロリス・リーチマン)も、その名を呼ぶたびに馬が怯えていななくというギャグが結構、後の方まで使われていた、フェルドマンと並ぶ怪演でした。 あ、忘れるところだった。エンド・クレジットで分かったのですが、ジーン・ハックマンがクリーチャーをもてなす(つもりで酷い目に遭わせる)盲目の男を演じてたんですね。観ている間はまったく気がつきませんでした。 最初に、メル・ブルックス監督作品としては、あまりアクが強くないという意味のことを書きましたが、多分、彼自身が出演してないことも関係しているのかもしれません。彼自身が主演している『新サイコ』とか借りてみようかな。今回はユニバーサル怪奇映画らしい雰囲気とコミカルさとを併せ持った映画を楽しみました。 (ykk1976さんの映画会:第38回)
ヒップなウィンク映画
投稿日
2007/08/18
レビュアー
シニソーヤ
ロードショウ時には喜劇がすたれていたので、ヒップな若者は絶大な支持を寄せていました。雑誌名は忘れましたが、当時ロードショウごとに月刊マンガ誌でこれだとか、「ジョーズ」だとかが漫画化されていました。マンガを描いたのは赤塚プロの長谷邦夫さんでした。なので、編集者もそーいう枠組みでみていたのだと思います。 三番館で観終わって、パンフレットを持って、貸しレコード屋に入ると店員のオネーさんがウィンクする、そういう扱いの映画だったです。 端役にいたるまで、間の取り方が絶妙だと思います。
70年代らしい、バカバカしさが楽しい パロディ映画
投稿日
2013/11/15
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり ) ウィキペディアにも載っているようなことばかりだけど、改めてこの作品の関係者について、まとめてみました。 脚本と監督のメル・ブルックス 最初に映画で観た時は、テレビの「それ行けスマート」の作者というのが名刺代わり。 スパイものコメディのそれもそうでしたが、『ブレージング・サドル』では西部劇、『新サイコ』でヒッチコック、『サイレント・ムービー』で無声映画、『スペース・ボール』がスター・ウォーズなど、パロディ映画の巨匠として知られます。 安直なまねではなく、ご本家への愛情と敬意を感じさせる作風ですね。 ご本人も出たがり( 本作では一部で声と手だけ出演 )で、しわがれ声の濃〜いオヤジという風采ですが、亡き愛妻は、『卒業』のミセス・ロビンソンのアン・バンクロフト。 プロデューサーとしては、『エレファント・マン』でデヴィッド・リンチをメジャーにしたり、『ザ・フライ』を大ヒットさせたりしてますが、近年は自身の監督デビュー作『プロデューサーズ』をブロードウェイ・ミュージカルに仕立て直して大成功。 映画もヒットしました。 続いて本作も同様に成功したので、そのうちミュージカル映画版ができるかも。 http://www.youtube.com/watch?v=R7BLrVTouG8 共同脚本と主演のジーン・ワイルダー 『プロデューサーズ』などブルックス作品の出演で知られるようになり、以前映画会で観ました『 大陸横断超特急 』などリチャード・プライヤーとのコンビで何本もヒットを飛ばしましたが、単独で主演・監督もして70年代から80年代にかけて活躍しました。 映画デビューは『 俺たちに明日はない 』、 ジーン・ハックマンの本作出演はゴルフ仲間での縁だとか。 目玉ぎょろり、本人も尊敬して意識していたバスター・キートンを思わせる、どこか古い映画の顔立ちのマーティー・フェルドマン。 当時41歳。 本作で有名になり、ブルックス映画の常連として活躍しましたが、49歳の若さで急逝しています。 ちなみに、エアロスミスの「Walk This Way 」は、レコーディング中に本作を観たスティーブン・タイラーが、駅に迎えに来たアイゴールが言うセリフにインスパイアされたとか。 怪物役のピーター・ボイル 本作以外では『タクシー・ドライバー』での先輩運転手役などで知られますが、『フレンチ・コネクション』の主役候補でした。 70年代はベトナム反戦活動をして、ジェーン・フォンダやオノ・ヨーコと知り合い、彼の結婚式の花婿付添い人を務めたのはジョン・レノン。 本作がいまだに愛されるのは、女優たちが華やかさと明るさを与えているからでしょう。 キュートな助手役のテリー・ガー。 テレビの「宇宙大作戦」や「警部マクロード」のゲスト出演の頃から、『 オー・ゴッド 』 『 未知との遭遇 』『トッツィー』と、ムチャな言動の男たちに困った顔をしながら寄り添う普通の女の子のキャラクターが多い。 本作では母親が衣裳を担当していて、自らブルックス監督に売り込みますが、当初想定されたエリザベス役がマデリーン・カーンに決まってしまう。 監督に明日助手役のオーディションをやるからドイツ語なまりを練習してきて、と言われ、その場で知り合いのドイツ系の真似をして話してみせて、役を獲得。 7週間で7000ドルはいかにも安いギャラと思いますが、ご当人はどうしてもやりたい役だったし、本作で有名になって仕事が殺到したから満足していると答えています。 屋敷の謎の女管理人のクロリス・リーチマン 『 ラスト・ショー 』での、さびれた田舎町の孤独な人妻役でアカデミー賞助演女優賞を獲りましたが、本作では180度違う役。 この他もブルックス映画の常連で87歳の現在も現役で活躍。 ちなみに『天空の城ラピュタ』の英語版で、ドーラ役をしています。 そして、エリザベス役のマデリーン・カーン 一見高慢で気取っていていやな感じだが、実は男を捕まえようとあせっている中年女性のキャラが多いと思いますが、本作や『 ペーパー・ムーン 』が代表作。 せいいっぱいの虚勢が崩れてしまう悲哀とこっけいさがあって、オバちゃんの持つ人間味がありますね。 本作では、最後は髪型から吠え方まで『フランケンシュタインの花嫁』をパロディしていて笑わせますが、オペラ歌手を目指していた美声が役に立つとは。 ( 笑 ) ( つづく )
なんたってアイゴール♪
投稿日
2013/11/15
レビュアー
まりこ
その昔(それはそれは随分昔)愛読していた「ロードショー」や「スリーン」の新作紹介頁が、何故か脳裏から離れずにいた一作。 (そのクセ未だに観てなかったって、どういうこと?) なにしろマーティ・フェルドマンのどんぐり目(ギョロ目って方が的確?)が強烈でしたもんねぇ。 映画会のお題候補に出た時は思わず膝を打ち、「なにがなんでもこれは是非!」(笑) 写真でしか見た事の無い面々が「喋って動く」ってだけでワクワクです♪ 「えぇ〜?ビリー・ワイルダー??」なワケは無い、フランケンシュタイン博士にジーン・ワイルダー。 アイラインとツケマがチャーミング、エキセントリックお子ちゃま具合がなかなかのもの。 「なんで助手なの?」、‘天然’ヒロイン、テリー・ガーが可愛い可愛い♪ 博士のイッてる婚約者にジェーン・フォンダ似(に見えるのは私だけ?)のマデリン・カーン。 ちょい役かと思いきや、終盤いきなりのソプラノでテリー・ガーを喰ってます。 敢えての怪物メイク、ピーター・ボイルは意外にも愛嬌溢れるモンスター。 で、なんたってアイゴール、マーティ・フェルドマンがもぉ最高です。 これ、特殊メイクじゃ無いんですねぇ。 ウィキペディアにはバセドー病とありますが、マイナスをプラスに転じて異彩を放つ、忘れられないキャラクターです。 正に「目は口ほどに…」の縦横自在、ついでに背中のコブもあっちこっちに♪ 軽やかな身のこなし、ウイットで「博士を遊ぶ」台詞も楽しいアイゴール♪ いやぁ、真の主役はアイゴールでしょう。 (そういうことにしときましょうよ♪) 物語は「馬鹿だねぇ(笑)」(感覚的に「阿呆やなぁ」じゃ無いのは何故なんだろう)の連続で、ナンセンス極まりありません。 思いっきりのドタバタで、挙げ句の果てがシモネタ決着。 でも、この妙な安定感、落ち着き具合は何なんでしょう。 冒頭のミイラに始まってちゃっちい仕掛け満載ですが、それを補って余りある作り込みの奥深さ(?…ほんまかいな…)。 このテの「お笑い」は大概ノれず、フランケンのオリジナルも知らないクセに、この度は随分笑わせて貰いました。 聞くところによると、吹き替え版の博士は広川(太一郎)さん、なんとアイゴールは熊倉(一雄)さんなんだとか。 こっちも是非観たいものですねぇ。 メル・ブルックスってよく知らなかったんですが、あれ?『新サイコ』なんてのもある♪ さて、ヒッチコック大センセイをどう料理してるんでしょう。 ところで、フランケンシュタインもトランシルバニア関係者なの? ついでに『リトル・ドラキュラ』も撮っとけば良かったのに。 (ykk1976さんの映画会・第38回)
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ヤング・フランケンシュタイン