配達されない三通の手紙 / 栗原小巻
配達されない三通の手紙
/野村芳太郎
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14)
解説・ストーリー
巨匠・野村芳太郎監督が、エラリイ・クイーンの本格ミステリーを題材に描いたミステリードラマ。山口県萩市の名門・唐沢家の次女・紀子は父の銀行で働く藤沢と婚約していたが、結婚を目前に藤沢が失踪。3年後、突然藤沢は帰ってき、2人は結婚するが…。
巨匠・野村芳太郎監督が、エラリイ・クイーンの本格ミステリーを題材に描いたミステリードラマ。山口県萩市の名門・唐沢家の次女・紀子は父の銀行で働く藤沢と婚約していたが、結婚を目前に藤沢が失踪。3年後、突然藤沢は帰ってき、2人は結婚するが…。
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「配達されない三通の手紙」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
巨匠・野村芳太郎監督が、エラリイ・クイーンの本格ミステリーを題材に描いたミステリードラマ。山口県萩市の名門・唐沢家の次女・紀子は父の銀行で働く藤沢と婚約していたが、結婚を目前に藤沢が失踪。3年後、突然藤沢は帰ってき、2人は結婚するが…。
「配達されない三通の手紙」 の作品情報
「配達されない三通の手紙」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
配達されない三通の手紙の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9299 |
2005年06月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
0人
|
1人
|
配達されない三通の手紙の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9299 |
2005年06月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
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|
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ユーザーレビュー:14件
それも愛の形なのか?
(1979年制作・日本)エラリィ・クイーンの『災厄の町』(Calamity Town)を野村芳太郎監督が映画化した。
山口県萩市にある銀行の頭取の一家。唐沢家。
3年前に結婚式をボイコットされて以来、メンタルが不安定になっている二女・紀子(栗原小巻)、
映画は3年間音沙汰なしだった紀子の婚約者・藤村(片岡孝夫)が、突然舞い戻ったところから始まる。
たちまち元気を取り戻した紀子を見て、唐沢家の父(佐分利信)もこれ以上反対は出来なくなる。
数日後、話も聞いていなかった藤村の妹だと言う智子(松坂慶子)が唐沢家にやってきた。
その頃、紀子は夫の蔵書に挟まっていた手紙を落とし、何気なく読んで顔色を変えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
栗原小巻さんに松坂慶子さん、フルート得意の神崎愛さん、ゴージャスですねぇ・・。
その上ラスト近くでは竹下景子さんまで登場するのですよ。(昭和で美貌を誇った女優さんたちがこんなにまとまって拝見できるなんて!)
松坂慶子は自慢のヌードを惜しげもなく。
栗原小巻はおしとやかなイメージですが、狂った女の情念を激しく演じます。
まさかの竹下景子の素性・・。すごく面白い作品でした。私は犯人が見当もつきませんでした。そうと知っても、なぜそんな行動にでたのか、
理解できません。(ワシ、子供なのかな)笑。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本から落ちた手紙は3通あり、いずれも先の日付で、
8月11日付の手紙は、彼の妻が病気になった知らせ、
8月20日付の第二の手紙は妻の重態になった
9月1日付の第三の手紙は妻が死んだと伝えていた。
やがて8月11日が来る。夫の注いだワインを飲んだ紀子は嘔吐する。
8月20日、紀子の飲んだコーヒーに砒素が仕込まれており、彼女はそれに気づいて解毒剤を飲んだ。
そして9月1日が来る・・・。
片岡孝夫って、気が弱くて根性なしに見えるんですが、どうせなら渡瀬恒彦にでもホレたら良かったのにねぇ。
これも「ある愛の形」なのでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
見ごたえ充分
久しぶりに面白い邦画をみました。しかも推理物。
豪華キャストに、懐かしい俳優。
蟇目良氏はどこへいったやら。。スキャンダルが命取りの懐かしい時代の作品です。
さすがに野村芳太郎監督です。
旧家、旧家とうるさい主人。
しかし旧家ってこんなに贅沢な暮らしなの?
世界が違いますね〜。
ラスト30分ぐらいで実は筋が読めちゃうんですが、
それでも息をつかせぬ展開で、原作がエラリークイーンだけあるなぁ〜というのが正直な感想です。
ラストに人情味を入れるのがよいですね。(まあ、状況証拠だけですから。。)
脚本が新藤兼人氏という贅沢な作品です。
20年ぐらい前の作品だからみんな若いですね。
竹下景子や、神崎愛とか、変わりませんね。
しかし、この頃の松阪慶子はどうしてあんなにはすっぱな役が似合うんでしょう。。きれいだもんねぇ。。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
旧家の体面と男女の愛憎が重いです。見てて疲れました…
萩の旧家、唐沢家の次女・紀子は、「妻が病気になった」「妻が重体だ」「妻が死んだ」という内容の夫・藤村が書いた手紙を発見してしまう。
以来、衰弱していく紀子。
手紙発見時に居合わせた紀子の妹・恵子といとこのボブは、紀子の身を案じ、藤村の身辺を探るが…
ミステリーかと思って借りたんだけど、旧家の体面&男女の愛憎劇でした。
犯人はすぐにわかるからでしょうか、謎解き的なものはどうでもいい扱いです。
嫉妬絡みのあれこれとか、唐沢家当主の保身からくる言動を描いたシーンが多いです。疲れた!
紀子役の人、上手いんだろうけど芝居が大きいというか、なんだか大げさで腹いっぱいな気持ちに…
紀子の妹、恵子役の人はフルートが特技らしく、時々、ピロピロと演奏します。
コントみたいな喋りのマッチョなボブ、この役は必要だったんだろうか。
旧家VS若いアメリカみたいな演出?隣に立って藤村のほっそり体型を強調するため?
藤村の妹、智子役の松坂慶子がとても上手くて、この人が本当のヒロインだと思いました。
晩餐wの席で、感慨深くビアホールでの体験談を語るシーンはよかった。
でも、その後すぐに「贅沢な暮らししてたら、人間おかしくなる」なんてブルジョア批判の説明っぽいセリフが出て白けました…
紀子の家でワインを飲むシーンは、唐沢家的にどうなんだ。
女の人に注がせたり、ワイングラスを持ったり支えたりしたまま注いでもらったり…
粋じゃない、粋じゃないよ!そんなヤツらが智子をバカにするなよ。
智子も飲んだ後に「あー」って言うしw
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
「三通の手紙」の真の意味合い
投稿日:2023/03/08
レビュアー:趣味は洋画
配達されない三通の手紙(1979年、日本・松竹、カラー、130分)
野村芳太郎監督の作品では、@に「ゼロの焦点」(61年)、Aに「張込み」(58年)、Bに「砂の器」(74年)が挙げられます。
勿論、個人的な好みです。
この「配達されない三通の手紙」は、作品タイトルだけは知っていましたが、何の予備知識もなく、白紙状態で観ました。
結果、上述の3作品には及びませんが、舞台が「山口県・萩市」であることと、豪華女優陣の競演で、ミステリーを堪能できました。
山口県、萩市にある名家・唐沢家をアメリカ人青年ボブ(蟇目良)が訪ねてきた。彼は日本文化を学ぶため、伯父の唐沢光政(佐分利信)を頼ってきたのだ。唐沢光政は長門銀行の頭取で、妻すみ江(乙羽信子)、次女・紀子(栗原小巻)、三女・恵子(神崎愛)と暮らしている。長女の麗子(小川真由美)は父親に勘当され、別居してバーを経営していた。唐沢家の離れに住むことになったボブは、恵子の助言を受けながら研究に勤しんだ。紀子は3年前、婚約者の藤村(片岡孝夫)が結婚式を目前に突然失踪して以来、部屋に閉じこもって生気のない生活をしている。そんなある日、藤村が突然舞い戻ってきた。喜び勇む紀子は元気を取り戻し、光政の激怒はあったものの、やがて2人は結婚した。新婚旅行から帰った翌日、藤村の妹・智子(松坂慶子)が突然やって来て、暫く唐沢家に滞在することになる。数日後、紀子は夫の書籍の中に挟まれていた3通の手紙を発見、瞬時に表情を急変させる。
その様子を見ていたボブと恵子は、その後、紀子の部屋に忍び込み、手紙の内容に見入った。何とも不気味で恐ろしい内容だった。一方、藤村はなぜか質屋や町のサラ金業者に出入りするなど不審な行動をとる。やがて唐沢家恒例のパーティが開かれ、恵子の婚約者である峰岸検事(渡瀬恒彦)や、嘱託医の牛山(小沢栄太郎)らも招かれた。そして事件は起こった。ある人物が毒殺されたのだが...。
映画の冒頭は、小郡駅を出発して萩へ向かうSL列車やまぐち号(当時は単なる「やまぐち」の表記)の勇壮な姿。
本作が公開された年に運行を開始したのですが、前年からヒットした、山口百恵の「いい日旅立ち」のキャンペーンソング効果もあったのでしょう。
松竹はその相乗効果も狙っていたのかもしれません。
萩駅、指月公園、松陰神社、松下村塾など、城下町・萩の名所が次々と映し出されます。
むかし、仕事で何度も訪れた小京都・やまぐち。
山口県の「県の花」が「夏みかんの花」であることから、県下の道路のガードレールは、白ではなく夏みかん色であったことを思い出しました。
閑話休題。
静かな街に豪華女優の競演、謎が謎を呼び、ストーリーは次々と意外な展開をみせていきます。
栗原小巻、小川真由美、松坂慶子、神崎愛、さらに後半、竹下景子(タネあかしの重要な役)まで登場します。
男優陣では佐分利信の貫禄、なんとも(ハラのたつほど)頼りない片岡孝夫、刑事役で蟹江敬三も出ています。
渡瀬恒彦はこの頃から「十津川警部」のイメージが出来つつあったのでしょうか。
それにしても、(故・蟇目良が演じた)ボブが登場する意味はどこにあったのかが理解できませんでした。
中盤を過ぎるあたりで、真犯人はだいたい読めてくると思うのですが、最後になって、「三通の手紙の真の意味合い」が明らかになります。
そこに到達することで、この映画のミステリーの極みが味わえると思います。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ふてくされても美しい松坂慶子
投稿日:2006/05/24
レビュアー:横浜のタマ
今は無き「火曜サスペンス劇場」のルーツの映画でしょうし、その中の傑作の一つといわれても疑わないでしょう。
ご当地の観光名所案内、被疑者の故郷探訪、知り合いの警察関係者、素人探偵と相棒、とお約束尽くめで安心して観ていられる豪華でどこか安っぽい代表的日本製サスペンスです。破綻のない創りで130分と少々長尺にもかかわらず飽きずに楽しめました。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
それも愛の形なのか?
投稿日
2022/11/08
レビュアー
くまげらの森
(1979年制作・日本)エラリィ・クイーンの『災厄の町』(Calamity Town)を野村芳太郎監督が映画化した。
山口県萩市にある銀行の頭取の一家。唐沢家。
3年前に結婚式をボイコットされて以来、メンタルが不安定になっている二女・紀子(栗原小巻)、
映画は3年間音沙汰なしだった紀子の婚約者・藤村(片岡孝夫)が、突然舞い戻ったところから始まる。
たちまち元気を取り戻した紀子を見て、唐沢家の父(佐分利信)もこれ以上反対は出来なくなる。
数日後、話も聞いていなかった藤村の妹だと言う智子(松坂慶子)が唐沢家にやってきた。
その頃、紀子は夫の蔵書に挟まっていた手紙を落とし、何気なく読んで顔色を変えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
栗原小巻さんに松坂慶子さん、フルート得意の神崎愛さん、ゴージャスですねぇ・・。
その上ラスト近くでは竹下景子さんまで登場するのですよ。(昭和で美貌を誇った女優さんたちがこんなにまとまって拝見できるなんて!)
松坂慶子は自慢のヌードを惜しげもなく。
栗原小巻はおしとやかなイメージですが、狂った女の情念を激しく演じます。
まさかの竹下景子の素性・・。すごく面白い作品でした。私は犯人が見当もつきませんでした。そうと知っても、なぜそんな行動にでたのか、
理解できません。(ワシ、子供なのかな)笑。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本から落ちた手紙は3通あり、いずれも先の日付で、
8月11日付の手紙は、彼の妻が病気になった知らせ、
8月20日付の第二の手紙は妻の重態になった
9月1日付の第三の手紙は妻が死んだと伝えていた。
やがて8月11日が来る。夫の注いだワインを飲んだ紀子は嘔吐する。
8月20日、紀子の飲んだコーヒーに砒素が仕込まれており、彼女はそれに気づいて解毒剤を飲んだ。
そして9月1日が来る・・・。
片岡孝夫って、気が弱くて根性なしに見えるんですが、どうせなら渡瀬恒彦にでもホレたら良かったのにねぇ。
これも「ある愛の形」なのでしょうか。
見ごたえ充分
投稿日
2006/03/15
レビュアー
じゃじゃまる
久しぶりに面白い邦画をみました。しかも推理物。
豪華キャストに、懐かしい俳優。
蟇目良氏はどこへいったやら。。スキャンダルが命取りの懐かしい時代の作品です。
さすがに野村芳太郎監督です。
旧家、旧家とうるさい主人。
しかし旧家ってこんなに贅沢な暮らしなの?
世界が違いますね〜。
ラスト30分ぐらいで実は筋が読めちゃうんですが、
それでも息をつかせぬ展開で、原作がエラリークイーンだけあるなぁ〜というのが正直な感想です。
ラストに人情味を入れるのがよいですね。(まあ、状況証拠だけですから。。)
脚本が新藤兼人氏という贅沢な作品です。
20年ぐらい前の作品だからみんな若いですね。
竹下景子や、神崎愛とか、変わりませんね。
しかし、この頃の松阪慶子はどうしてあんなにはすっぱな役が似合うんでしょう。。きれいだもんねぇ。。
旧家の体面と男女の愛憎が重いです。見てて疲れました…
投稿日
2013/10/24
レビュアー
コタロウ(!)
萩の旧家、唐沢家の次女・紀子は、「妻が病気になった」「妻が重体だ」「妻が死んだ」という内容の夫・藤村が書いた手紙を発見してしまう。
以来、衰弱していく紀子。
手紙発見時に居合わせた紀子の妹・恵子といとこのボブは、紀子の身を案じ、藤村の身辺を探るが…
ミステリーかと思って借りたんだけど、旧家の体面&男女の愛憎劇でした。
犯人はすぐにわかるからでしょうか、謎解き的なものはどうでもいい扱いです。
嫉妬絡みのあれこれとか、唐沢家当主の保身からくる言動を描いたシーンが多いです。疲れた!
紀子役の人、上手いんだろうけど芝居が大きいというか、なんだか大げさで腹いっぱいな気持ちに…
紀子の妹、恵子役の人はフルートが特技らしく、時々、ピロピロと演奏します。
コントみたいな喋りのマッチョなボブ、この役は必要だったんだろうか。
旧家VS若いアメリカみたいな演出?隣に立って藤村のほっそり体型を強調するため?
藤村の妹、智子役の松坂慶子がとても上手くて、この人が本当のヒロインだと思いました。
晩餐wの席で、感慨深くビアホールでの体験談を語るシーンはよかった。
でも、その後すぐに「贅沢な暮らししてたら、人間おかしくなる」なんてブルジョア批判の説明っぽいセリフが出て白けました…
紀子の家でワインを飲むシーンは、唐沢家的にどうなんだ。
女の人に注がせたり、ワイングラスを持ったり支えたりしたまま注いでもらったり…
粋じゃない、粋じゃないよ!そんなヤツらが智子をバカにするなよ。
智子も飲んだ後に「あー」って言うしw
「三通の手紙」の真の意味合い
投稿日
2023/03/08
レビュアー
趣味は洋画
配達されない三通の手紙(1979年、日本・松竹、カラー、130分)
野村芳太郎監督の作品では、@に「ゼロの焦点」(61年)、Aに「張込み」(58年)、Bに「砂の器」(74年)が挙げられます。
勿論、個人的な好みです。
この「配達されない三通の手紙」は、作品タイトルだけは知っていましたが、何の予備知識もなく、白紙状態で観ました。
結果、上述の3作品には及びませんが、舞台が「山口県・萩市」であることと、豪華女優陣の競演で、ミステリーを堪能できました。
山口県、萩市にある名家・唐沢家をアメリカ人青年ボブ(蟇目良)が訪ねてきた。彼は日本文化を学ぶため、伯父の唐沢光政(佐分利信)を頼ってきたのだ。唐沢光政は長門銀行の頭取で、妻すみ江(乙羽信子)、次女・紀子(栗原小巻)、三女・恵子(神崎愛)と暮らしている。長女の麗子(小川真由美)は父親に勘当され、別居してバーを経営していた。唐沢家の離れに住むことになったボブは、恵子の助言を受けながら研究に勤しんだ。紀子は3年前、婚約者の藤村(片岡孝夫)が結婚式を目前に突然失踪して以来、部屋に閉じこもって生気のない生活をしている。そんなある日、藤村が突然舞い戻ってきた。喜び勇む紀子は元気を取り戻し、光政の激怒はあったものの、やがて2人は結婚した。新婚旅行から帰った翌日、藤村の妹・智子(松坂慶子)が突然やって来て、暫く唐沢家に滞在することになる。数日後、紀子は夫の書籍の中に挟まれていた3通の手紙を発見、瞬時に表情を急変させる。
その様子を見ていたボブと恵子は、その後、紀子の部屋に忍び込み、手紙の内容に見入った。何とも不気味で恐ろしい内容だった。一方、藤村はなぜか質屋や町のサラ金業者に出入りするなど不審な行動をとる。やがて唐沢家恒例のパーティが開かれ、恵子の婚約者である峰岸検事(渡瀬恒彦)や、嘱託医の牛山(小沢栄太郎)らも招かれた。そして事件は起こった。ある人物が毒殺されたのだが...。
映画の冒頭は、小郡駅を出発して萩へ向かうSL列車やまぐち号(当時は単なる「やまぐち」の表記)の勇壮な姿。
本作が公開された年に運行を開始したのですが、前年からヒットした、山口百恵の「いい日旅立ち」のキャンペーンソング効果もあったのでしょう。
松竹はその相乗効果も狙っていたのかもしれません。
萩駅、指月公園、松陰神社、松下村塾など、城下町・萩の名所が次々と映し出されます。
むかし、仕事で何度も訪れた小京都・やまぐち。
山口県の「県の花」が「夏みかんの花」であることから、県下の道路のガードレールは、白ではなく夏みかん色であったことを思い出しました。
閑話休題。
静かな街に豪華女優の競演、謎が謎を呼び、ストーリーは次々と意外な展開をみせていきます。
栗原小巻、小川真由美、松坂慶子、神崎愛、さらに後半、竹下景子(タネあかしの重要な役)まで登場します。
男優陣では佐分利信の貫禄、なんとも(ハラのたつほど)頼りない片岡孝夫、刑事役で蟹江敬三も出ています。
渡瀬恒彦はこの頃から「十津川警部」のイメージが出来つつあったのでしょうか。
それにしても、(故・蟇目良が演じた)ボブが登場する意味はどこにあったのかが理解できませんでした。
中盤を過ぎるあたりで、真犯人はだいたい読めてくると思うのですが、最後になって、「三通の手紙の真の意味合い」が明らかになります。
そこに到達することで、この映画のミステリーの極みが味わえると思います。
ふてくされても美しい松坂慶子
投稿日
2006/05/24
レビュアー
横浜のタマ
今は無き「火曜サスペンス劇場」のルーツの映画でしょうし、その中の傑作の一つといわれても疑わないでしょう。
ご当地の観光名所案内、被疑者の故郷探訪、知り合いの警察関係者、素人探偵と相棒、とお約束尽くめで安心して観ていられる豪華でどこか安っぽい代表的日本製サスペンスです。破綻のない創りで130分と少々長尺にもかかわらず飽きずに楽しめました。
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