東京オリンピック
東京オリンピック
/市川崑
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(20)
解説・ストーリー
1964年に開催された東京オリンピックの全貌を記録したドキュメンタリー映画。“人間としての選手を捉える”という市川崑監督が、自ら再編集を行ったディレクターズカット版。
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「東京オリンピック」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1964年に開催された東京オリンピックの全貌を記録したドキュメンタリー映画。“人間としての選手を捉える”という市川崑監督が、自ら再編集を行ったディレクターズカット版。
「東京オリンピック」 の作品情報
「東京オリンピック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
東京オリンピック 40周年特別記念 市川崑 ディレクターズカット版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
148分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch(Remix2004) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV3210R |
2004年10月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
1人
|
0人
|
日:ドルビーデジタル5.1ch(Remix2004)
東京オリンピック 40周年特別記念 市川崑 ディレクターズカット版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
148分 |
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日:ドルビーデジタル5.1ch(Remix2004) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV3210R |
2004年10月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
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1人
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0人
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日:ドルビーデジタル5.1ch(Remix2004)
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ユーザーレビュー:20件
人類は4年に1度、夢を見る
投稿日:2008/05/05
レビュアー:にしやん
1964年10月10日、確か土曜日だったと記憶しています。
当時、私は小学5年生。学校の教室に設けられたテレビでクラス全員、というより殆ど全校生徒たちが各教室でこの一大イベントの開会式を観賞していました。待ちに待ったこの日が遂に来た!。おそらく当時の誰もが同じ気持ちだったと思います。それほどこの「東京オリンピック」という国をあげてのイベントに老若男女を問わず当時の日本人は興奮と感動に包まれたのです。
そしてその1年後ぐらいでしょうか、この映画を学校の体育館で全校生徒で観賞しました。当時学校で映写会をするのは珍しくなく、教育映画というものをかなり見せられましたが正直、それらはあまり面白いとは思いませんでしたが、この「東京オリンピック」は別でした。何しろカラーでワイドスクリーン、ハイライトシーンがじっくり見られるという点でまだまだ映画はテレビより上位の娯楽だったのです。殆どの家庭にテレビが普及していたとはいえ、まだまだ白黒が主流でカラーテレビは珍しかった時代です。
しかし、公開当時この映画は必ずしも賞賛の声だけではなく、むしろ批判的な評価の方が多かったと聞きます。「無駄にスローモーションを使い過ぎる」「競技の模様を断片的にしか捉えていない」「BGMやSEが不自然だ」「観客や選手、役員の顔のアップは無意味である」「競技に関係のないシーンを長々と映している」等々…。
でも44年経った現在、改めて見直した時、それらの批判の理由になった事柄はことごとくくつがえされた…と、私は思います。もし、この映画が通り一遍のニュース映画のような無味無臭の作品だったら、年月と共に風化し、忘れられてしまったでしょう。それを当時のテレビでは絶対に映されることのなかった観客一人一人の表情、競技前後の選手の素顔、影で黙々と働く役員たちの様子、これらの映像が年月を経るに従って光を増してくるのです。
雨で溜まったグラウンドの水をスポンジで吸い取る役員、選手の汗で濡れたバレーコートの床をモップで拭き取る控えの選手。そして、競技が勝負である以上、勝者がいれば敗者もいるのです。マラソンでリタイヤしてしゃがみ込む選手の悲しげな表情、動けなくなり担架で運ばれる選手、そうかと思えば給水所ですっかりくつろいでいる選手もいたりと、さまざまな人間模様を見ることができます。数え上げればキリがないほど貴重な映像が盛り込まれています。おそらくそれらが公開当時「無駄な映像」と評されたものでしょう。
市川監督はもともと劇映画の監督です。だからこそ「東京オリンピック」の捉え方もただのイベント、ただのニュースとしてではなく、筋書きのないドラマとして捉え、筋書きがないからこそ先ず東京オリンピックの全てを40万フィートものフィルムに収め、それを編集し一つの「ドラマ」を紡ぎ出したのがこの映画だと思います。そしてこの映画はもはやドラマというよりも芸術の域にまで達していると言っても過言ではないでしょう。
あのブルー・インパルスが青空に描いた五輪を見上げて驚きの表情を見せる観衆、あの感動はまさにあの時の私の感動でもあったのです。東京オリンピックをかろうじて記憶している年代に生まれ合わせたことは私の一生の喜びです。そして、その後生まれた方々には、日本が敗戦という何もかも失った状態から、僅か20年足らずで世界にこれだけの感動を贈れる国に再建できたこと、そのような国に生まれたことに誇りを持って頂きたい。この逞しいDNAはすべての日本人の中に必ず存在すると信じます。
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そのとき東京は聖火を迎え、日本は世界に触れた。
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その65
劇場公開版( 2時間50分版 )をもとにレビュー。
(,ネタばれあり )
アニメ出身、テレビドラマやCMも手がけた市川崑監督ならではの映像美がすばらしい。
富士山を背景にした聖火ランナーは別撮りの創作。 チャドのアスリートに和傘を持たすなどの演出に見られる「 筋書きのあるドラマ 」の詩情。
脚本(構成)に和田夏十、谷川俊太郎ら、撮影に宮川一夫らの名が。
「 筋書きのないドラマ 」の観方の即興性と感性。 最初にオファーされた黒澤明、油絵出身で自分のイメージを構築していく作家、が撮っていたら、こんな軽みや風刺画の色がだせたでしょうか。
東京オリンピックの時、ぼくは7歳。 開会式を観た記憶は何となくあるのですが、それ以外の記憶が当時観たものなのか、後年見た映像によるものなのかあいまい。 いずれにしろ後年得た知識による「 上書きされ、作られた記憶 」の部分が多いのはたしかなところ。
東京オリンピックというできごとそのものへの思い入れ、感傷、追憶がすでに甚だしいが、すばらしい映画がそれをいっそう強くさせます。
フランキー堺は生前、開会式の映像を観ると泣いてしまうと言っていましたが、僕も古関裕而作曲のオリンピックマーチにあわせて、ギリシアを先頭に入場行進するのを観ると、もうだめ。
条件反射的に号泣してしまいます。
いや、それ以前の鉄球での取り壊し、あるいは聖火リレーの映像ですでに泣いてしまってます。
戦後19年、奇しくも天安門事件から北京オリンピック開催と同じ時間の経過ですが、考えても、激しい戦争の記憶が消えようはずもない時期に行われた平和への祈り、思いのこもった祭典。
いや1940年の幻の開催から考えれば、1948年のロンドン大会に日本は参加が許されなかったことを思えば、当時の人は24年待ちに待ったはずなのです・・・・。
聖火リレーはアジアをめぐる。 初めて聖火が通って喜ぶ人たち。一方で反感を感じる人の姿も映っている。
沖縄に来る。ひめゆりの塔が映る。 このときはまだ日本に復帰してなかったんだ・・・。
広島に来る。 原爆ドームが映る。 最終聖火ランナー、坂井義則さんが広島県出身で原爆投下の日に生まれたのを思い出す・・。
開会式の入場行進。
アフリカの国々は独立したばかり。モンゴルは初参加。ドイツは東西ドイツの統一チーム。
韓国の参加はあったが、日韓基本条約締結は翌年のことだったんだ・・・。
南ベトナム、中華民国の参加・・・。( 当時国交がなく不参加の中国は大会期間中に核実験を成功させるという形で、日本と世界にメッセージを送った )
万感の思いとともに、開会式はもう涙が止まらない。
大会の模様。
ベラ・チャフラフスカが美しい。 ソ連のチェコ侵攻は4年後のこと。
アベベ・ビキラがやはりかっこいい。 『 マラソンマン 』にも使われた映像が勇姿を映し出す。
子どもごころには変わった名前と、ストイックな姿が強烈な印象でした。 無名だったローマ大会を裸足で走って優勝。 幼少時にエチオピアを侵略したイタリアの首都を征したことは後年知りました。
東京オリンピックでは選手団の旗手をつとめ、2連覇。
円谷幸吉、依田郁子ならずとも、日の丸を背負った日本選手の姿にはどことなく、重圧や悲壮感を感じてしまいますが、ヘーシンクに敗れた神永昭夫が硬い表情ながら、勝者を称える笑顔でいること、そのフェアな態度に、また泣いてしまう。 ヘーシンクがのちに語るように、日本人ばかりが優勝しなかったからこそ、柔道はローカルなスポーツではなく、国際スポーツになったんだと思います。
一度にこんなに日本に、東京に外国人が来たことはなかった。
アメリカ人だけでなく、アジアやアフリカの人たちが。
世界に触れて、内向きの、自己完結な日本の社会に与えたインパクトは少なくなかったでしょう。
こんなことでもなければ、世界にはいろんな国、いろんな人たちがいるんだと実感しなかったでしょう。
でも一番感動するのは、閉会式です。
聖火リレーは、ベルリン大会から、ショーアップされた商業オリンピックは1984年のロス大会から続くこと。
国ごとに整然とした式典ではなく、ごちゃごちゃに一体となった閉会式は、この東京オリンピックから。
選手の整然とした誘導に失敗から起こったハプニングですが、解放感と一体感にあふれたその様子はほんとに楽しそうで、涙とともに心がなごんでいきます。 世界は一つ、政治も、争いも何も関係ないんだ。
これぞ筋書きのないドラマ。 すばらしいオリンピックだったとつくづく思います。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
ようこそ お客さま
市川崑監督(1965年・日本)
1965年カンヌ国際映画祭国際批評家賞を受賞した、市川崑監督の「東京オリンピック」
以前から、一度観てみたいと思っていました。
来年2020年には、1964年の大会以来56年ぶりに東京で2度目のオリンピックが開催されます。
暑い日本の真夏に開催されることによる危惧もありますが、2020年開催に向けてスタートした途端、いくつかのトラブルにも見舞われました。
そのトラブルの一つにオリンピックエンブレムのデザイン問題がありました。
それに関しては触れませんが、
1964年東京オリンピックの“エンブレム”“ロゴ”のデザインは、シンプルにして秀逸、これを超えるデザインは存在しないように思います。
「日の丸」と「TOKYO ORYMPIAD 1964」のロゴのみからなるデザインは、それだけで一切の説明を必要としません。
そして、市川崑監督が本作につけたタイトルも「東京オリンピック」と極めてシンプルです。
戦後20年を待たずして、日本のこの復興(再生)ぶり。
古い建物の解体シーンに始まり、富士山をバックに聖火ランナーが走る様子。
「日本にこれほどの外国人が来たことはありません。ようこそ、お客様!」というナレーション。
日本人が、東京オリンピックにかけた期待、情熱、おもてなしの気持ちが伝わってきます。
さらに開会式での入場行進は、今とは違って整然としており、行進する選手たちの緊張と同時に晴れやかな誇らしげな表情が印象的です。
選手宣誓の後、色とりどりの無数の風船が空に上がって行き、これまた数えきれない鳩が放たれ、ブルーインパルスによって空に五輪のマークが描かれます。
何と言う感動的な瞬間でしょう。
市川監督が描き出した東京オリンピックは、単なる“記録”に留まらず、芸術性の高い作品となりました。
「芸術か記録か」という大論争になったということですが、競技を観ているだけは分からない選手の心の動きや、観客の視線の先にあるものなど、監督が遺してくれた一コマ一コマが意外に記憶に残ったりするのが不思議です。
1964年(昭和39年)当時の日本が、高度経済成長期にあったとは言え、まだまだ“のどか”な田舎に見えました。
自転車レースのシーンではカメラは遠景に捉え、自転車が走り抜けて行く直ぐ傍らには、民家の縁側が映っていました。
夜間に行われた棒高跳びや表彰式のシーンは、信じられないくらい真っ暗で驚きました。
雨が降ってグランドに水が溜まり、それをスポンジで吸い取る運営の人たちの姿も、この映像がなければ知ることのなかった貴重なシーンだと思います。
柔道では、互いの柔道着を掴んで競技している姿が印象的で、真摯に戦う姿勢が新鮮でした。
一つ一つ感想を述べているとキリがないので止めます。(笑)
「より速く より高く より強く」
人間の限界に挑戦し、戦うのではなく競い合う。
とても純粋な精神が、そこにはあったと思います。
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
きれいごとなのかもしれないが。
投稿日:2008/08/22
レビュアー:ぴよさん
子供の時、一度観る機会があったんだけど、恥ずかしながら途中で寝てしまった。妙なリズムで抑揚が無く、時折鳴るBGMが気色悪かったという記憶がある。
だが今夏、改めて観直して、文字通り「見直して」しまった。そして、心から感動してしまった。
あまりにも、現在進行中の北京五輪とは違い過ぎる、悪く言えばチャチく、飾り気の無い開会式。ただただ気まじめなだけの競技運営。とりあえず無邪気で楽しげな日本国民…。それらが断片的に、写し撮られている。
北京の人海戦術の極致の様な開会式をプロデュースしたのも、奇しくも国を代表する「映画監督」だった。そしてまさに「これぞ総合芸術」だと言わんばかりの、絢爛たるショーを演出してみせた。
もちろん(本番と記録映画を)比べる意味はほとんどない。時代も状況もまるで違う。だが、なぜか作り出された感動の質が、決定的に違う気がするのだ。それは、理屈では無い部分なのかもしれない。市川崑が切り取ったのは、当時の日本人のせいいっぱいの姿だ。ただし背伸びはせず、しっかりと踵を地面につけて、目線だけは上を向いている人々の姿だ。
そこには「大会を通じて世界に国力を誇示してやろう」だとか、「この機会に気に入らない国の選手を貶めてやろう」などと言う態度は、まるで感じられない。全てに於いて純粋である、とはさすがに言わないが、謀ってまで何かを得ようという意思は見当たらない。あるとすれば、世界の一員として認められよう、そして自らも自覚できる様になりたいという真摯な思いだ。
その姿が、彼達の子供達として、誇らしく、嬉しいのだ。
癖のある市川崑の映像だが、今観ても古びて見えず、ナレーションを聞かなければ現代に撮ったものと言っても、さほどおかしいとは思わない。勝者よりも、敗者に対する思いの深さも特徴的だ。気色悪いなんて思った(本当に失礼!)黛敏郎のスコアも普遍的で、実にモダンだ。ああ、これは…映画の範疇では括れない作品なのかもしれない。今のチャン・イーモウには、たぶん撮れないんじゃないか。
在りし日の日本の風景がたまらない。聖火が通過する山々や街並みの美しいこと。自転車ロードレース行われる八王子の田舎なこと(平屋ばっかし)。競歩競技については、東京オリンピックを舞台にしたケーリー・グラントの『歩け走るな!』でも描かれている。DISCASでも観られるので、併せてお薦めしたい。
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昭和の「坂の上の雲」か
投稿日:2010/12/27
レビュアー:港のマリー
小学校6年のとき、強制的に見せられた映画。いちばん印象に残ったのは、オリンピック施設建設のために東京の古いビル群を解体する場面。大きな鉄球に砕かれてコンクリート壁ががらがらと崩れ落ちるのに興奮した子どもだった。それ以外は記憶にない。後年、何度か断片的に見る機会があったが、感極まったりはしなかった。
結局この作品は1964年10月、敗戦からわずか19年でアジア初のオリンピックを開催、成功させ、世界の“一等国”の仲間入りを果たしたという、歴史的と言うより、多分に政治的な文脈において意味を持つのであろう。アスリートの美を追究した映画芸術という側面より。だからこそ「素晴らしいオリンピックを為し遂げた日本への誇り」が広く語られ、近年は「うさんくさかった北京オリンピックとは正反対」と、再び評価される。
しかしながら、オリンピックへの関心などとうに失せ、国を挙げてのイベントにはどうも乗れない人間には、思い入れたっぷりの大げさな身振りを感じる映像が、多少気恥ずかしい。基本は記録映画なのだからそんなに自己主張しなくてもいいのに。主張は劇映画で充分だった。
大人になってわかったことがある。この映画はレニ・リーフェンシュタールのベルリンオリンピック記録映画を意識していたらしいこと。記録や勝敗よりも、アスリートの肉体に接近し、その息づかいや汗を、克明に拾っていく。「オリンピア」を超えたと、絶賛している評にも出会ったがどうだろう。私が見たのは一部、「民族の祭典」だったが、レニとは肌合いが明らかに違う。市川作品にはレニに横溢している妖しいまでの官能性はない。知らずに心を昂ぶらせる魔力というか、催眠術のような危険な趣は皆無である。当然だろう。映画作家の資質の違いというより、同じ一大国家プロジェクトを記録した“政治的”映画であっても、対峙した政治家の危険度が、天と地ほど違っていたから。世界を破局に導いた狂気の独裁者と、平和協調高度経済成長路線の島国の、談合政治家との。それは喜ぶべきことだが。
ときのオリンピック担当大臣河野一郎に文句はつけられはしたが、この映画は大ヒットした。あまりに芸術的すぎて売れなかったということはなかった。制作費3億7千万に対し日本国内での配給収入は12億2321万円に上る記録を打ち立て、全国津々浦々の学校や公民館で上映されたから、観客動員数は史上最多とも言われている。
坂の上の雲に、ようやく手が届いたいう国民の歓喜が映画を押し上げた。
ビル解体の次に好きなシーンは円谷選手のマラソンだった。
「幸吉はもうすっかり疲れ切って走れません。」
あまりに有名な遺書の一節、オリンピックがどういうものであったか雄弁に語っているではないか。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
人類は4年に1度、夢を見る
投稿日
2008/05/05
レビュアー
にしやん
1964年10月10日、確か土曜日だったと記憶しています。
当時、私は小学5年生。学校の教室に設けられたテレビでクラス全員、というより殆ど全校生徒たちが各教室でこの一大イベントの開会式を観賞していました。待ちに待ったこの日が遂に来た!。おそらく当時の誰もが同じ気持ちだったと思います。それほどこの「東京オリンピック」という国をあげてのイベントに老若男女を問わず当時の日本人は興奮と感動に包まれたのです。
そしてその1年後ぐらいでしょうか、この映画を学校の体育館で全校生徒で観賞しました。当時学校で映写会をするのは珍しくなく、教育映画というものをかなり見せられましたが正直、それらはあまり面白いとは思いませんでしたが、この「東京オリンピック」は別でした。何しろカラーでワイドスクリーン、ハイライトシーンがじっくり見られるという点でまだまだ映画はテレビより上位の娯楽だったのです。殆どの家庭にテレビが普及していたとはいえ、まだまだ白黒が主流でカラーテレビは珍しかった時代です。
しかし、公開当時この映画は必ずしも賞賛の声だけではなく、むしろ批判的な評価の方が多かったと聞きます。「無駄にスローモーションを使い過ぎる」「競技の模様を断片的にしか捉えていない」「BGMやSEが不自然だ」「観客や選手、役員の顔のアップは無意味である」「競技に関係のないシーンを長々と映している」等々…。
でも44年経った現在、改めて見直した時、それらの批判の理由になった事柄はことごとくくつがえされた…と、私は思います。もし、この映画が通り一遍のニュース映画のような無味無臭の作品だったら、年月と共に風化し、忘れられてしまったでしょう。それを当時のテレビでは絶対に映されることのなかった観客一人一人の表情、競技前後の選手の素顔、影で黙々と働く役員たちの様子、これらの映像が年月を経るに従って光を増してくるのです。
雨で溜まったグラウンドの水をスポンジで吸い取る役員、選手の汗で濡れたバレーコートの床をモップで拭き取る控えの選手。そして、競技が勝負である以上、勝者がいれば敗者もいるのです。マラソンでリタイヤしてしゃがみ込む選手の悲しげな表情、動けなくなり担架で運ばれる選手、そうかと思えば給水所ですっかりくつろいでいる選手もいたりと、さまざまな人間模様を見ることができます。数え上げればキリがないほど貴重な映像が盛り込まれています。おそらくそれらが公開当時「無駄な映像」と評されたものでしょう。
市川監督はもともと劇映画の監督です。だからこそ「東京オリンピック」の捉え方もただのイベント、ただのニュースとしてではなく、筋書きのないドラマとして捉え、筋書きがないからこそ先ず東京オリンピックの全てを40万フィートものフィルムに収め、それを編集し一つの「ドラマ」を紡ぎ出したのがこの映画だと思います。そしてこの映画はもはやドラマというよりも芸術の域にまで達していると言っても過言ではないでしょう。
あのブルー・インパルスが青空に描いた五輪を見上げて驚きの表情を見せる観衆、あの感動はまさにあの時の私の感動でもあったのです。東京オリンピックをかろうじて記憶している年代に生まれ合わせたことは私の一生の喜びです。そして、その後生まれた方々には、日本が敗戦という何もかも失った状態から、僅か20年足らずで世界にこれだけの感動を贈れる国に再建できたこと、そのような国に生まれたことに誇りを持って頂きたい。この逞しいDNAはすべての日本人の中に必ず存在すると信じます。
そのとき東京は聖火を迎え、日本は世界に触れた。
投稿日
2012/08/12
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その65
劇場公開版( 2時間50分版 )をもとにレビュー。
(,ネタばれあり )
アニメ出身、テレビドラマやCMも手がけた市川崑監督ならではの映像美がすばらしい。
富士山を背景にした聖火ランナーは別撮りの創作。 チャドのアスリートに和傘を持たすなどの演出に見られる「 筋書きのあるドラマ 」の詩情。
脚本(構成)に和田夏十、谷川俊太郎ら、撮影に宮川一夫らの名が。
「 筋書きのないドラマ 」の観方の即興性と感性。 最初にオファーされた黒澤明、油絵出身で自分のイメージを構築していく作家、が撮っていたら、こんな軽みや風刺画の色がだせたでしょうか。
東京オリンピックの時、ぼくは7歳。 開会式を観た記憶は何となくあるのですが、それ以外の記憶が当時観たものなのか、後年見た映像によるものなのかあいまい。 いずれにしろ後年得た知識による「 上書きされ、作られた記憶 」の部分が多いのはたしかなところ。
東京オリンピックというできごとそのものへの思い入れ、感傷、追憶がすでに甚だしいが、すばらしい映画がそれをいっそう強くさせます。
フランキー堺は生前、開会式の映像を観ると泣いてしまうと言っていましたが、僕も古関裕而作曲のオリンピックマーチにあわせて、ギリシアを先頭に入場行進するのを観ると、もうだめ。
条件反射的に号泣してしまいます。
いや、それ以前の鉄球での取り壊し、あるいは聖火リレーの映像ですでに泣いてしまってます。
戦後19年、奇しくも天安門事件から北京オリンピック開催と同じ時間の経過ですが、考えても、激しい戦争の記憶が消えようはずもない時期に行われた平和への祈り、思いのこもった祭典。
いや1940年の幻の開催から考えれば、1948年のロンドン大会に日本は参加が許されなかったことを思えば、当時の人は24年待ちに待ったはずなのです・・・・。
聖火リレーはアジアをめぐる。 初めて聖火が通って喜ぶ人たち。一方で反感を感じる人の姿も映っている。
沖縄に来る。ひめゆりの塔が映る。 このときはまだ日本に復帰してなかったんだ・・・。
広島に来る。 原爆ドームが映る。 最終聖火ランナー、坂井義則さんが広島県出身で原爆投下の日に生まれたのを思い出す・・。
開会式の入場行進。
アフリカの国々は独立したばかり。モンゴルは初参加。ドイツは東西ドイツの統一チーム。
韓国の参加はあったが、日韓基本条約締結は翌年のことだったんだ・・・。
南ベトナム、中華民国の参加・・・。( 当時国交がなく不参加の中国は大会期間中に核実験を成功させるという形で、日本と世界にメッセージを送った )
万感の思いとともに、開会式はもう涙が止まらない。
大会の模様。
ベラ・チャフラフスカが美しい。 ソ連のチェコ侵攻は4年後のこと。
アベベ・ビキラがやはりかっこいい。 『 マラソンマン 』にも使われた映像が勇姿を映し出す。
子どもごころには変わった名前と、ストイックな姿が強烈な印象でした。 無名だったローマ大会を裸足で走って優勝。 幼少時にエチオピアを侵略したイタリアの首都を征したことは後年知りました。
東京オリンピックでは選手団の旗手をつとめ、2連覇。
円谷幸吉、依田郁子ならずとも、日の丸を背負った日本選手の姿にはどことなく、重圧や悲壮感を感じてしまいますが、ヘーシンクに敗れた神永昭夫が硬い表情ながら、勝者を称える笑顔でいること、そのフェアな態度に、また泣いてしまう。 ヘーシンクがのちに語るように、日本人ばかりが優勝しなかったからこそ、柔道はローカルなスポーツではなく、国際スポーツになったんだと思います。
一度にこんなに日本に、東京に外国人が来たことはなかった。
アメリカ人だけでなく、アジアやアフリカの人たちが。
世界に触れて、内向きの、自己完結な日本の社会に与えたインパクトは少なくなかったでしょう。
こんなことでもなければ、世界にはいろんな国、いろんな人たちがいるんだと実感しなかったでしょう。
でも一番感動するのは、閉会式です。
聖火リレーは、ベルリン大会から、ショーアップされた商業オリンピックは1984年のロス大会から続くこと。
国ごとに整然とした式典ではなく、ごちゃごちゃに一体となった閉会式は、この東京オリンピックから。
選手の整然とした誘導に失敗から起こったハプニングですが、解放感と一体感にあふれたその様子はほんとに楽しそうで、涙とともに心がなごんでいきます。 世界は一つ、政治も、争いも何も関係ないんだ。
これぞ筋書きのないドラマ。 すばらしいオリンピックだったとつくづく思います。
ようこそ お客さま
投稿日
2019/02/08
レビュアー
kazupon
市川崑監督(1965年・日本)
1965年カンヌ国際映画祭国際批評家賞を受賞した、市川崑監督の「東京オリンピック」
以前から、一度観てみたいと思っていました。
来年2020年には、1964年の大会以来56年ぶりに東京で2度目のオリンピックが開催されます。
暑い日本の真夏に開催されることによる危惧もありますが、2020年開催に向けてスタートした途端、いくつかのトラブルにも見舞われました。
そのトラブルの一つにオリンピックエンブレムのデザイン問題がありました。
それに関しては触れませんが、
1964年東京オリンピックの“エンブレム”“ロゴ”のデザインは、シンプルにして秀逸、これを超えるデザインは存在しないように思います。
「日の丸」と「TOKYO ORYMPIAD 1964」のロゴのみからなるデザインは、それだけで一切の説明を必要としません。
そして、市川崑監督が本作につけたタイトルも「東京オリンピック」と極めてシンプルです。
戦後20年を待たずして、日本のこの復興(再生)ぶり。
古い建物の解体シーンに始まり、富士山をバックに聖火ランナーが走る様子。
「日本にこれほどの外国人が来たことはありません。ようこそ、お客様!」というナレーション。
日本人が、東京オリンピックにかけた期待、情熱、おもてなしの気持ちが伝わってきます。
さらに開会式での入場行進は、今とは違って整然としており、行進する選手たちの緊張と同時に晴れやかな誇らしげな表情が印象的です。
選手宣誓の後、色とりどりの無数の風船が空に上がって行き、これまた数えきれない鳩が放たれ、ブルーインパルスによって空に五輪のマークが描かれます。
何と言う感動的な瞬間でしょう。
市川監督が描き出した東京オリンピックは、単なる“記録”に留まらず、芸術性の高い作品となりました。
「芸術か記録か」という大論争になったということですが、競技を観ているだけは分からない選手の心の動きや、観客の視線の先にあるものなど、監督が遺してくれた一コマ一コマが意外に記憶に残ったりするのが不思議です。
1964年(昭和39年)当時の日本が、高度経済成長期にあったとは言え、まだまだ“のどか”な田舎に見えました。
自転車レースのシーンではカメラは遠景に捉え、自転車が走り抜けて行く直ぐ傍らには、民家の縁側が映っていました。
夜間に行われた棒高跳びや表彰式のシーンは、信じられないくらい真っ暗で驚きました。
雨が降ってグランドに水が溜まり、それをスポンジで吸い取る運営の人たちの姿も、この映像がなければ知ることのなかった貴重なシーンだと思います。
柔道では、互いの柔道着を掴んで競技している姿が印象的で、真摯に戦う姿勢が新鮮でした。
一つ一つ感想を述べているとキリがないので止めます。(笑)
「より速く より高く より強く」
人間の限界に挑戦し、戦うのではなく競い合う。
とても純粋な精神が、そこにはあったと思います。
きれいごとなのかもしれないが。
投稿日
2008/08/22
レビュアー
ぴよさん
子供の時、一度観る機会があったんだけど、恥ずかしながら途中で寝てしまった。妙なリズムで抑揚が無く、時折鳴るBGMが気色悪かったという記憶がある。
だが今夏、改めて観直して、文字通り「見直して」しまった。そして、心から感動してしまった。
あまりにも、現在進行中の北京五輪とは違い過ぎる、悪く言えばチャチく、飾り気の無い開会式。ただただ気まじめなだけの競技運営。とりあえず無邪気で楽しげな日本国民…。それらが断片的に、写し撮られている。
北京の人海戦術の極致の様な開会式をプロデュースしたのも、奇しくも国を代表する「映画監督」だった。そしてまさに「これぞ総合芸術」だと言わんばかりの、絢爛たるショーを演出してみせた。
もちろん(本番と記録映画を)比べる意味はほとんどない。時代も状況もまるで違う。だが、なぜか作り出された感動の質が、決定的に違う気がするのだ。それは、理屈では無い部分なのかもしれない。市川崑が切り取ったのは、当時の日本人のせいいっぱいの姿だ。ただし背伸びはせず、しっかりと踵を地面につけて、目線だけは上を向いている人々の姿だ。
そこには「大会を通じて世界に国力を誇示してやろう」だとか、「この機会に気に入らない国の選手を貶めてやろう」などと言う態度は、まるで感じられない。全てに於いて純粋である、とはさすがに言わないが、謀ってまで何かを得ようという意思は見当たらない。あるとすれば、世界の一員として認められよう、そして自らも自覚できる様になりたいという真摯な思いだ。
その姿が、彼達の子供達として、誇らしく、嬉しいのだ。
癖のある市川崑の映像だが、今観ても古びて見えず、ナレーションを聞かなければ現代に撮ったものと言っても、さほどおかしいとは思わない。勝者よりも、敗者に対する思いの深さも特徴的だ。気色悪いなんて思った(本当に失礼!)黛敏郎のスコアも普遍的で、実にモダンだ。ああ、これは…映画の範疇では括れない作品なのかもしれない。今のチャン・イーモウには、たぶん撮れないんじゃないか。
在りし日の日本の風景がたまらない。聖火が通過する山々や街並みの美しいこと。自転車ロードレース行われる八王子の田舎なこと(平屋ばっかし)。競歩競技については、東京オリンピックを舞台にしたケーリー・グラントの『歩け走るな!』でも描かれている。DISCASでも観られるので、併せてお薦めしたい。
昭和の「坂の上の雲」か
投稿日
2010/12/27
レビュアー
港のマリー
小学校6年のとき、強制的に見せられた映画。いちばん印象に残ったのは、オリンピック施設建設のために東京の古いビル群を解体する場面。大きな鉄球に砕かれてコンクリート壁ががらがらと崩れ落ちるのに興奮した子どもだった。それ以外は記憶にない。後年、何度か断片的に見る機会があったが、感極まったりはしなかった。
結局この作品は1964年10月、敗戦からわずか19年でアジア初のオリンピックを開催、成功させ、世界の“一等国”の仲間入りを果たしたという、歴史的と言うより、多分に政治的な文脈において意味を持つのであろう。アスリートの美を追究した映画芸術という側面より。だからこそ「素晴らしいオリンピックを為し遂げた日本への誇り」が広く語られ、近年は「うさんくさかった北京オリンピックとは正反対」と、再び評価される。
しかしながら、オリンピックへの関心などとうに失せ、国を挙げてのイベントにはどうも乗れない人間には、思い入れたっぷりの大げさな身振りを感じる映像が、多少気恥ずかしい。基本は記録映画なのだからそんなに自己主張しなくてもいいのに。主張は劇映画で充分だった。
大人になってわかったことがある。この映画はレニ・リーフェンシュタールのベルリンオリンピック記録映画を意識していたらしいこと。記録や勝敗よりも、アスリートの肉体に接近し、その息づかいや汗を、克明に拾っていく。「オリンピア」を超えたと、絶賛している評にも出会ったがどうだろう。私が見たのは一部、「民族の祭典」だったが、レニとは肌合いが明らかに違う。市川作品にはレニに横溢している妖しいまでの官能性はない。知らずに心を昂ぶらせる魔力というか、催眠術のような危険な趣は皆無である。当然だろう。映画作家の資質の違いというより、同じ一大国家プロジェクトを記録した“政治的”映画であっても、対峙した政治家の危険度が、天と地ほど違っていたから。世界を破局に導いた狂気の独裁者と、平和協調高度経済成長路線の島国の、談合政治家との。それは喜ぶべきことだが。
ときのオリンピック担当大臣河野一郎に文句はつけられはしたが、この映画は大ヒットした。あまりに芸術的すぎて売れなかったということはなかった。制作費3億7千万に対し日本国内での配給収入は12億2321万円に上る記録を打ち立て、全国津々浦々の学校や公民館で上映されたから、観客動員数は史上最多とも言われている。
坂の上の雲に、ようやく手が届いたいう国民の歓喜が映画を押し上げた。
ビル解体の次に好きなシーンは円谷選手のマラソンだった。
「幸吉はもうすっかり疲れ切って走れません。」
あまりに有名な遺書の一節、オリンピックがどういうものであったか雄弁に語っているではないか。
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