うる星やつら　劇場版　ラム・ザ・フォーエバー

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２０数年前の作品ですが画質は奇麗です。

「ラム・ザ・フォーエバー」タイトル見ると涙の恋愛物っぽい感じがしますが、全然違います。どちらか言えばSF・怪奇物って感じでしょうか！？

シリアスな感じで話が始まっていきます。面堂家に伝わる“鬼姫伝説”をモチーフに自主製作映画を撮ってる設定なんですが、わかりにくい！
その撮影中に誤って桜の大木を切り倒した事からいろんな事件が起きたり、ラムの体にも異変が起き、そしてラムの存在さえも消え始めていくと言う話で進むのですが・・・

ありがちな“夢の世界に飛ばされる”そして現実の世界に戻るけども現世も・・・感じなんですが。もうわかりにくの何のって！！！見てて疲れます・・・
いろんな事実（鬼姫の遺骨）や人物（面堂の祖父）が出てきたかと思えば、次の場面に行ってたりで・・・・多分時間の都合でカットされたんでしょうが話がつながらないと言うか物語になってないと言うか・・・

幻想的で考え抜かれた話なんでしょうが、話についていけないから楽しくは無かったです。最後のほうはグダグダでした。

みんなが闘ってる中“あたるは走る”事を選択するのですが、これはラムと付き合うきっかけになった“鬼ごっこ”を連想させてるんでしょうね。なかなか良い演出なんですが前後の話がイマイチなので生かせてない気がします。

この作品が最終章と思ってましたが、『劇場版うる星やつら完結篇』があるみたいなのでそちらに期待してみようと思います。

※他の「うる星」作品は１位登録者が多く借りにくいですが、こちらが借り易いのは、みなさん良く知ってるからですかね！？

この映画の作画監督は「土器手司」氏である。ご存じの方もおられるであろうが、「ダーティペア」などのキャラクターデザインで有名なお方だ。
そのお方が作画監督をしていることもあり、とにかく作画がすばらしい。もう20年近くも前の作品ではあるが、見ていて絵の古さなどはまったく感じられない。
ストーリーについては劇場版と言うこともあり、いささか風呂敷を広げすぎな感じもするし、説明不足な感もある。
しかし、まずはこの作画を目当てにごらんいただいても良いのではなかろうか。

＊この映画は、いまいちでした……。
なんせ、ストーリーがごちゃごちゃしてて……。
うる星ワールドらしい、ごちゃ混ぜな展開の仕方は嫌いじゃないけれど、これはホントに訳が分かりませんでした……。
正直、見続けるのがしんどかったです……。

せっかく、＜鬼姫伝説＞という面白そうな題材あるのに、ちっとも生かしきれてなかった気がします。
結局、鬼姫伝説って何だったの？？……あと、桜の木も……？？？…
いったい、何のために＜鬼姫伝説＞という題材を持ってきたのでしょう？
余計な展開を省いて、もっと＜鬼姫伝説＞とラムchanをメインで描いていって欲しかったです。

話が盛り上がりそうで、一向に盛り上がる事の無いまま終わってしまいました…。
『うる星やつら』が好きなだけに、残念です……。

絵は綺麗ですが、話が「うる星やつら」らしくないというか、
意味がわからないと言うか・・・。
途中まではいいのですが、ラストに近づくにつれだんだん収集がつかなくなって、無理やり話を終わらせた感じを受けます。
レンタルだから数百円ですむからいいけど、当時映画館で見た人は怒らなかったのかな・・・。

あえて書かせて貰います。

”絵の質に話が付いて行っていない”

キャラはみな綺麗に描かれています。
でも内容が薄すぎる。

話の展開も”うる星やつら”らしくない。
あたるも面堂もなんであんな事するかな。

特に面堂。
うる星やつらとしてはありえないことをしでかします。

恐らくは劇場６作品中サイアクのモノでしょう。

ただ、可愛いうる星やつらを見たければこれは上出来です。