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初監督作品「お葬式」で高い評価を受けた伊丹十三の監督第2作目。タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋を経営している美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描く。出演は山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙。タンクローリーの運転手ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味が今一つと指摘されてから、店の女主人タンポポは様々な協力を経ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。
初監督作品「お葬式」で高い評価を受けた伊丹十三の監督第2作目。タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋を経営している美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、他に13の食べ物にまつわるエピソードを織り交ぜて描く。出演は山崎努、宮本信子、役所広司、渡辺謙。タンクローリーの運転手ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。彼らにラーメンの味が今一つと指摘されてから、店の女主人タンポポは様々な協力を経ながら商売繁盛を夢見てラーメン作りに没頭する。
製作年: |
1985年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日(大)日(小)英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1062 | 2004年12月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 6人 | 5人 |
収録時間:
114分
字幕:
日(大)日(小)英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1062
レンタル開始日:
2004年12月20日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
6人
2位登録者:
5人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日(大)日(小)英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1062 | 2004年12月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 6人 | 5人 |
収録時間:
114分
字幕:
日(大)日(小)英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1062
レンタル開始日:
2004年12月20日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
6人
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伊丹十三の監督デビュー作「お葬式」に続く第二弾で、様々な実験をこの作品でやっていたんでしょうね。ただ、映画としてはかなり散漫なものになってしまっているようです。
10年ほど前にTVで放映していたのを観て、観賞後に無性にラーメンが食べたくりました。翌日、横浜西口にある横浜屋に行ったことを強烈に覚えているのですが、内容はあまり覚えていませんでした。
横浜屋の店長が
「タンポポをTVでやったせいですかね。昨夜遅くから、お客さんがすごいんです。普段の倍近い売り上げですよ」
と言ってました。
改めて観て、これは伊丹監督の実験的映像であって、興行的にさほどの成果を上げられなかったのは仕方がないのかなと思いましたね。逆に言うと、当時の日本の観客は、マスメディアに踊らされることなく、正しい評価を下せていたのかなと思います。
決してつまらない作品ではありませんが、「シェーン」を彷彿させるストーリー(事実、ラーメンウェスタンと称したそうです)や様々な名作からのパクリ(パロディと言うには、底が浅すぎますね)といい、13の食のエピソードの一つ一つはそれなりに楽しめるものの、そのまとまりのなさといい、伊丹十三の試行錯誤の中での途中経過ではなかったのかとさえ思えます。
いみじくもparoleさんがおっしゃっているように、TVドラマのフォーマット的な作りで、映画の世界においては異端児だったのかも知れません。
お父さんの伊丹万作も、一部に熱狂的なファンを持つ映画監督だったそうですし(作品は観たことないんですが)感性は受け継がれていたのでしょうか。ただし、伊丹十三はあまりにも多才すぎて損をしてしまった面もあると思います。本作も、映画と言うよりは、彼のエッセイをそのまま映像にしてしまった印象を強く感じます。それが興行的に不発であったため、機を見ることに長けた伊丹十三は、次作の「マルサの女」から、一般受けすることへと見事に方向転換をしたとも言えるでしょう。
蓮實重彦とは当時非常に親しくしていたはずですが、その蓮實重彦に酷評された(すいません。私はその評論を知らないのですが、パロさんによれば)ことは、少なからずショックだったのでしょうね。蓮實重彦は、伊丹十三はもっとすごいものが作れる監督なのだと激励したのかも知れませんが・・。
黒澤清の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の中で伊丹が演じた教授役は蓮實重彦がモデルであったと聞いたことがあります。(黒澤清監督は蓮實重彦の弟子みたいなもんですよね)
キャストを見るとすごいなと思いますね。若き日の渡辺謙、役所広司、橋爪功、私が宇野重吉と共に敬愛する中村伸郎、藤田敏八監督も顔を出してます。井川比佐志に大友柳太郎、岡田茉莉子ですもの。
こういう人材を失ってしまったことは、返す返すも残念でなりません。
あ、こんな人も出ていると思いながらDVDを自宅で楽しむには悪くないと思います。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
伊丹十三監督が、食と性の根源に迫った本作は、西部劇のモチーフでいっぱいです。
謳い文句はマカロニ・ウェスタンならぬ「ラーメン・ウェスタン」!亡き夫の残したラーメン屋を営むタンポポ(宮本信子)と一粒種を、細々と守り通し、グルメのタンクローリーの運転手、五郎(山崎務)に極めつけのラーメンの作り方を伝授してほしいと頼み込み、未亡人タンポポの、踏まれても地べたに這いつくばる再生の物語。
一見本編と関係のないショート・ショートが、人の食に対する執着心や欲の深さが表現されていて、ナンセンスな場面が随所に挿入されています。そこに出て来るのが白服のやくざとその情婦。この二人のみだらなバカ騒ぎには、ドキモを抜かれます。中でも生卵の気味を口移しにするシーンはちょっとびっくりでした。
本作もやはり伊丹監督が妻・宮本信子さんへ贈るラブレターになっています。
彼女は確かにもうそんなに若くないのですが、だからこそ、その可憐さがいじらしいです。タンクローリー運転手のゴローが一肌脱いでやろうという気になったのも頷けます。
様々な映画のパロディ、マーラーの音楽、最高に滑稽な食事のシーン。あくなき美食追求のエネルギーに満ち溢れています。
ラスト、母親が赤ん坊にお乳を飲ませるシーンは、監督が食礼賛の映画を作った意味が端的に物語っているような気がしました。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本当の中華料理は 香港でしか食べられない
食は広州に在り 「食在広州」の広州酒家はいまや
ただの観光スッポト ニューヨークのオイスターバー
メニューにkagoshimaと言う蠣の産地が出ているけど
鹿児島の蠣なんて聞いたことが無い 蠣と言えば
広島でしょ ナポリで食べた蠣は美味しかったな
レモンがグレープフルーツみたいに大きい 辻留は
先代のほうがよかった なーんて解かったようなこと言うのがこの映画の趣旨であります 伊丹さんは要するに自分がグルメで
インテリで 映画のこともよーくわかっている
そういうことをこの映画で言いたかった それだけの
事なのです 悔しいかな私は「ヨーロッパ退屈日記」
という伊丹さんの本を表紙がぼろぼろに成るまで読み
オランダ ベルギー フランス スペイン イタリア
などの国を 伊丹さんが通ったあの道を辿ったことが
ある彼の熱烈なファンでもあります 伊丹さんの早すぎる死が
惜しまれます
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ユーザーレビュー:55件
投稿日
2007/05/25
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
伊丹十三の監督デビュー作「お葬式」に続く第二弾で、様々な実験をこの作品でやっていたんでしょうね。ただ、映画としてはかなり散漫なものになってしまっているようです。
10年ほど前にTVで放映していたのを観て、観賞後に無性にラーメンが食べたくりました。翌日、横浜西口にある横浜屋に行ったことを強烈に覚えているのですが、内容はあまり覚えていませんでした。
横浜屋の店長が
「タンポポをTVでやったせいですかね。昨夜遅くから、お客さんがすごいんです。普段の倍近い売り上げですよ」
と言ってました。
改めて観て、これは伊丹監督の実験的映像であって、興行的にさほどの成果を上げられなかったのは仕方がないのかなと思いましたね。逆に言うと、当時の日本の観客は、マスメディアに踊らされることなく、正しい評価を下せていたのかなと思います。
決してつまらない作品ではありませんが、「シェーン」を彷彿させるストーリー(事実、ラーメンウェスタンと称したそうです)や様々な名作からのパクリ(パロディと言うには、底が浅すぎますね)といい、13の食のエピソードの一つ一つはそれなりに楽しめるものの、そのまとまりのなさといい、伊丹十三の試行錯誤の中での途中経過ではなかったのかとさえ思えます。
いみじくもparoleさんがおっしゃっているように、TVドラマのフォーマット的な作りで、映画の世界においては異端児だったのかも知れません。
お父さんの伊丹万作も、一部に熱狂的なファンを持つ映画監督だったそうですし(作品は観たことないんですが)感性は受け継がれていたのでしょうか。ただし、伊丹十三はあまりにも多才すぎて損をしてしまった面もあると思います。本作も、映画と言うよりは、彼のエッセイをそのまま映像にしてしまった印象を強く感じます。それが興行的に不発であったため、機を見ることに長けた伊丹十三は、次作の「マルサの女」から、一般受けすることへと見事に方向転換をしたとも言えるでしょう。
蓮實重彦とは当時非常に親しくしていたはずですが、その蓮實重彦に酷評された(すいません。私はその評論を知らないのですが、パロさんによれば)ことは、少なからずショックだったのでしょうね。蓮實重彦は、伊丹十三はもっとすごいものが作れる監督なのだと激励したのかも知れませんが・・。
黒澤清の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の中で伊丹が演じた教授役は蓮實重彦がモデルであったと聞いたことがあります。(黒澤清監督は蓮實重彦の弟子みたいなもんですよね)
キャストを見るとすごいなと思いますね。若き日の渡辺謙、役所広司、橋爪功、私が宇野重吉と共に敬愛する中村伸郎、藤田敏八監督も顔を出してます。井川比佐志に大友柳太郎、岡田茉莉子ですもの。
こういう人材を失ってしまったことは、返す返すも残念でなりません。
あ、こんな人も出ていると思いながらDVDを自宅で楽しむには悪くないと思います。
投稿日
2010/11/05
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
伊丹十三監督が、食と性の根源に迫った本作は、西部劇のモチーフでいっぱいです。
謳い文句はマカロニ・ウェスタンならぬ「ラーメン・ウェスタン」!亡き夫の残したラーメン屋を営むタンポポ(宮本信子)と一粒種を、細々と守り通し、グルメのタンクローリーの運転手、五郎(山崎務)に極めつけのラーメンの作り方を伝授してほしいと頼み込み、未亡人タンポポの、踏まれても地べたに這いつくばる再生の物語。
一見本編と関係のないショート・ショートが、人の食に対する執着心や欲の深さが表現されていて、ナンセンスな場面が随所に挿入されています。そこに出て来るのが白服のやくざとその情婦。この二人のみだらなバカ騒ぎには、ドキモを抜かれます。中でも生卵の気味を口移しにするシーンはちょっとびっくりでした。
本作もやはり伊丹監督が妻・宮本信子さんへ贈るラブレターになっています。
彼女は確かにもうそんなに若くないのですが、だからこそ、その可憐さがいじらしいです。タンクローリー運転手のゴローが一肌脱いでやろうという気になったのも頷けます。
様々な映画のパロディ、マーラーの音楽、最高に滑稽な食事のシーン。あくなき美食追求のエネルギーに満ち溢れています。
ラスト、母親が赤ん坊にお乳を飲ませるシーンは、監督が食礼賛の映画を作った意味が端的に物語っているような気がしました。
投稿日
2006/12/01
レビュアー
エイちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本当の中華料理は 香港でしか食べられない
食は広州に在り 「食在広州」の広州酒家はいまや
ただの観光スッポト ニューヨークのオイスターバー
メニューにkagoshimaと言う蠣の産地が出ているけど
鹿児島の蠣なんて聞いたことが無い 蠣と言えば
広島でしょ ナポリで食べた蠣は美味しかったな
レモンがグレープフルーツみたいに大きい 辻留は
先代のほうがよかった なーんて解かったようなこと言うのがこの映画の趣旨であります 伊丹さんは要するに自分がグルメで
インテリで 映画のこともよーくわかっている
そういうことをこの映画で言いたかった それだけの
事なのです 悔しいかな私は「ヨーロッパ退屈日記」
という伊丹さんの本を表紙がぼろぼろに成るまで読み
オランダ ベルギー フランス スペイン イタリア
などの国を 伊丹さんが通ったあの道を辿ったことが
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タンポポ