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アンドロメダ・・・ / アーサー・ヒラー

アンドロメダ・・・ /ロバート・ワイズ

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

赤ん坊とアル中の老人の二人を除いて全滅した中西部の田舎町。墜落した人工衛星に付着した未知の細菌が原因である事を突き止めた科学者達は事態の対策を図るが……。マイケル・クライトンの『アンドロメダ病原体』を原作に、周到なディティールと徹頭徹尾なドキュメンタリー・タッチで迫るリアルなSF映画。

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「アンドロメダ・・・」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

赤ん坊とアル中の老人の二人を除いて全滅した中西部の田舎町。墜落した人工衛星に付着した未知の細菌が原因である事を突き止めた科学者達は事態の対策を図るが……。マイケル・クライトンの『アンドロメダ病原体』を原作に、周到なディティールと徹頭徹尾なドキュメンタリー・タッチで迫るリアルなSF映画。

「アンドロメダ・・・」 の作品情報

作品情報

製作年:

1971年

製作国:

アメリカ

原題:

THE ANDROMEDA STRAIN

「アンドロメダ・・・」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

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国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

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タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

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CD

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1〜 5件 / 全41件

これぞ正統派サイエンスフィクション。 ネタバレ

投稿日:2006/04/03 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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って感じの大真面目なSF映画です。
リアリティ第一主義の作品なので、娯楽性は「とても」低い。
だからコツコツと「敵」を解明していく点に共感できるかが
この作品が名作かどうか、の評価の分かれ目と言えるでしょう。
原作がM.クライトンらしく医療ネタも満載です。
監督は大作と言うよりも、実は職人肌のワイズ監督ですが
この人なに撮らせても上手い。「ウエスト・サイド物語」の次が
「たたり」で・・・そしてこの作品。もうなんでも、こい?

しかし、ネバダ州って何でもあるなぁ(笑)

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抜群に面白いが。 ネタバレ

投稿日:2010/06/26 レビュアー:ナナメ歩き

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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とにかくシビアでありドライな演出が見事な本作
子供の頃テレビで観た記憶があるが殆ど覚えてない
記憶にあったのは、あの蛇腹付きの防護服くらいだった(笑)
先にリメイクを観ましたが、私はこちらの方が断然好み
ただし、数箇所気に食わない部分がある個人的にはですが。

原作マイケル・クライトン、まだ当時は政治色を持たせてないはず
ですが本作、冷戦を匂わせてるのが気に食わないw
そして終盤の自爆装置の件、これは全てカットして欲しかった
このエンタメシーンが数分入るだけで、確実に現実感が失われる
二時間超施設内での原因究明&対策劇を淡々と見せられる事による
エンタメを配したリアル感が命なのにぶち壊してるw
この二点が個人的には勿体無かったと感じます。

内容自体は凡庸ですが、未知のものへの恐怖心
そして学者達の探究心との対比が面白く心理サスペンスとも取れます
各分野のエキスパートが分担作業する姿は本当にリアルです
機器も面白く当時の物もあれば、未来趣向の物もあり面白い
登場人物達の人間ならではの失敗や感情の流れも違和感なく
長尺なのに私は退屈せず楽しめました。

かなり偏った作りなんで好みは分かれますが
こういう構成は今では無理だと思うんで観て損はないと思います。

このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています

泣く子と酔っぱらいには、勝てない。 ネタバレ

投稿日:2007/06/07 レビュアー:ぴよさん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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これに似た何か…が他には見あたらない、空前絶後の異色作といえます。
同じ細菌汚染をテーマにした『アウトブレイク』などとは、描き方に於いてまるで別種の作品です。M・クライトンの原作を忠実に映像化するにあたり、ロバート・ワイズが使ったのは、「映画的に撮影した素材を、ドキュメンタリー的に編集する」という手法でした。

冒頭、ニューメキシコの村が謎の病原体に汚染されているシーンにこそ、映画的描写がありますが。その後、ほとんどの時間を費やす細菌戦対策研究所内での描写は、あえて「映画的には」無駄とも思えるカットをも延々と写し出します。
入所する科学者チームが、何重にも減菌処理を受ける過程や、病原体の解析過程など、普通なら採用しないようなカットを、あえて丁寧に繋げてゆくのです。音楽らしい音楽も無く、撮影的にもケレン無く、同じ密度で時間が経過してゆくだけの描写。(興味の薄い人だと、眠気を催すでしょうか)本来であれば、同時に行われているであろう汚染現場の処理や、政府・軍の対応、住民の恐慌などは、確信犯的に無視されています。

そのうち、観る者は「これは映画なのか、それとも違う何かなのか?」という感覚麻痺を起し始めます。それこそが、ワイズの狙いなのでしょう。 よくもこのような思い切った手法を、製作陣が許可したものです。
さすがに最後には映画的なアクション(?)シーンを挿入してしまいますが、それでもこの作品全体の特殊性は失われなかったと思います。

いわゆる「映画的SF映画」を期待する方には、お薦めしませんし、カタルシスも少ないかもしれません。しかし本作はまぎれもなく、代表的「SF映画」の一本と断言できるのです。

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宇宙細菌に汚染されてもゾンビになったりしないよ。 ネタバレ

投稿日:2010/10/17 レビュアー:

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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私はSF映画が好きだが、1971年の有名な作品だということを抜きにして、今の感覚でこの映画はどう見えるかといえば、それはやはりCGがまだなかったレトロ感満載の地味なSFで、ドラマ性も低く、テーマもありきたりかもしれない。
しかし、面白いというよりも興味深い映画である。
当時は科学的なリアルさが売りだったのかもしれないが、
今観ると、陳腐化してしまった70年代最新技術の大真面目な表現も愛おしく、この40年でどれだけ変わったかという見方でも楽しめる。
テレタイプの端末が活字プリンタだったり、外観はOA機器っぽいそのテレタイプの着信ベルがレトロ目覚まし時計みたいな金属製のベルだったりするとこ大好き。

原作「アンドロメダ病原体」は、小説ではなく本物の科学的な報告書であるというコンセプトで、英語版の初版では、政府の極秘レポート流出という演出で通常の製本でなくバインダで綴じた形式で販売されたそうだ。
映画となるとそんな演出は難しい。
今でこそ全編記録映像風というのも珍しくなくなったが、この映画は1971年制作で映画の舞台も未来ではなく1971年である。その当時のリアルな記録映像風になどしてしまったら物語が展開する前に観客が眠ってしまうだろう。
そこで、映画の冒頭に
「本作は国家的科学的危機の4日間の経過に関するものである。映像化に当たってはバンデンバーグ空軍基地のスクープ計画班やワイルドファイア研究チームの協力うんぬんかんぬん」
さも公的レポート映像であるかのような説明を入れた。
つまり、役者による再現フィルムというわけだ。w どうにも苦しい。
まあとにかくそういう背景だから、ハリウッド的な演出を避けて、バイオクライシスの科学的なリアルさ、最先端の研究施設の表現を追求した「正統派サイエンスフィクション」映画といえるだろう。

地上は農業試験場を偽装した、地中深くに設けられた5層の施設は、アンブレラ社の秘密地下研究所「ハイブ」 に似ている。本作を参考にしたのかも。
真っ赤なインテリア、真っ黄色のインテリア、各層色が変わって研究施設らしくないモダンな空間だが、このデザインの科学的理由も示される。他にも、あまり本筋に関係のない科学的理論だとか専門用語っぽいものとかが散りばめられて「らしさ」が演出されている。たとえば、国家の危機にあまりふさわしくない若い外科医ホールがメンバーに登用されたのもちゃんと科学的根拠があってのことだとか。
また、研究所内では常時なんとなくラボっぽいwアナウンスが流れている。
「こちらLEO制御部。圧力信頼度;2.54G-CN」・・・
「監視部へ。磁気K索引が到着。コード3を送信せよ」・・・といった具合。
最初のうち、何か意味があるのかと思って必死に聞いていた私。
画面には少数しか登場してないけど大勢が従事する大規模な施設だよという演出らしい。

人工衛星の落下に始まる細菌汚染の顛末を描くたった4日間のレポートのうち、
衛星の回収までは今観ても不気味な緊迫感があって面白かった。
1日目は危機の発覚と、専門チームを構成する学者の招集だけ
2日目は衛星と生存者の回収と、学者の滅菌手続きだけ
研究対象の細菌を汚染しないために何重にも様々な手段で学者達が消毒される。
いったい何が目的だったのか分からなくなるぐらい長い。
ヘルメットで頭部を保護して首から下だけ消毒して意味があるのかと疑問を持ったりもするが。
3日目の朝、ようやく研究が始まるのである。(^_^;
4日目、対策法が見つかると同時に予想外の特性を発見。クライマックス・・・

テレタイプ(印刷電信機)が紙詰まりを起こして大統領命令が不通になっているのに気がつかなかったとか、
国内最優秀レベルの学者のはずが、たった1日の間に「ゴムが劣化した」という重要な報告を無視したり、てんかん発作で実験の結果を見落としたり・・・
ミスの報告としてはリアルなのかもしれない。
せっかくリアリティを追求しておきながら、クライマックス、自爆を避けるための死闘wは余計だったと思う。ここだけアクションムービー風。
自爆装置は最初に丁寧に説明しているからそれがオチになりそうなことは予想が付く。バイオクライシスを描いてるんだから、もっと現実的な違うスリルをめざして欲しかった。

子供の頃にTV放映で観ただけだったけど、先日BSハイビジョンでとてもクリアな画質で再見した。
1箇所、台詞も字幕も消されていたのがとても気になる。
実験用マウスが死ぬのを見て最高齢ダットン博士がひとこと・・・なんと言ったの?
(たぶん差別用語なんでしょうね)
そのくせ、猿のあまりにリアルな死に様は映像処理無し。
今だとあれはCGかロボットなどを使った特撮でしか撮れないと思う。
時代ですね。

このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています

宇宙の話と思いきや・・・謎の菌株の話

投稿日:2020/10/10 レビュアー:kazupon

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これぞ正統派サイエンスフィクション。

投稿日

2006/04/03

レビュアー

masamune

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って感じの大真面目なSF映画です。
リアリティ第一主義の作品なので、娯楽性は「とても」低い。
だからコツコツと「敵」を解明していく点に共感できるかが
この作品が名作かどうか、の評価の分かれ目と言えるでしょう。
原作がM.クライトンらしく医療ネタも満載です。
監督は大作と言うよりも、実は職人肌のワイズ監督ですが
この人なに撮らせても上手い。「ウエスト・サイド物語」の次が
「たたり」で・・・そしてこの作品。もうなんでも、こい?

しかし、ネバダ州って何でもあるなぁ(笑)

抜群に面白いが。

投稿日

2010/06/26

レビュアー

ナナメ歩き

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とにかくシビアでありドライな演出が見事な本作
子供の頃テレビで観た記憶があるが殆ど覚えてない
記憶にあったのは、あの蛇腹付きの防護服くらいだった(笑)
先にリメイクを観ましたが、私はこちらの方が断然好み
ただし、数箇所気に食わない部分がある個人的にはですが。

原作マイケル・クライトン、まだ当時は政治色を持たせてないはず
ですが本作、冷戦を匂わせてるのが気に食わないw
そして終盤の自爆装置の件、これは全てカットして欲しかった
このエンタメシーンが数分入るだけで、確実に現実感が失われる
二時間超施設内での原因究明&対策劇を淡々と見せられる事による
エンタメを配したリアル感が命なのにぶち壊してるw
この二点が個人的には勿体無かったと感じます。

内容自体は凡庸ですが、未知のものへの恐怖心
そして学者達の探究心との対比が面白く心理サスペンスとも取れます
各分野のエキスパートが分担作業する姿は本当にリアルです
機器も面白く当時の物もあれば、未来趣向の物もあり面白い
登場人物達の人間ならではの失敗や感情の流れも違和感なく
長尺なのに私は退屈せず楽しめました。

かなり偏った作りなんで好みは分かれますが
こういう構成は今では無理だと思うんで観て損はないと思います。

泣く子と酔っぱらいには、勝てない。

投稿日

2007/06/07

レビュアー

ぴよさん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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これに似た何か…が他には見あたらない、空前絶後の異色作といえます。
同じ細菌汚染をテーマにした『アウトブレイク』などとは、描き方に於いてまるで別種の作品です。M・クライトンの原作を忠実に映像化するにあたり、ロバート・ワイズが使ったのは、「映画的に撮影した素材を、ドキュメンタリー的に編集する」という手法でした。

冒頭、ニューメキシコの村が謎の病原体に汚染されているシーンにこそ、映画的描写がありますが。その後、ほとんどの時間を費やす細菌戦対策研究所内での描写は、あえて「映画的には」無駄とも思えるカットをも延々と写し出します。
入所する科学者チームが、何重にも減菌処理を受ける過程や、病原体の解析過程など、普通なら採用しないようなカットを、あえて丁寧に繋げてゆくのです。音楽らしい音楽も無く、撮影的にもケレン無く、同じ密度で時間が経過してゆくだけの描写。(興味の薄い人だと、眠気を催すでしょうか)本来であれば、同時に行われているであろう汚染現場の処理や、政府・軍の対応、住民の恐慌などは、確信犯的に無視されています。

そのうち、観る者は「これは映画なのか、それとも違う何かなのか?」という感覚麻痺を起し始めます。それこそが、ワイズの狙いなのでしょう。 よくもこのような思い切った手法を、製作陣が許可したものです。
さすがに最後には映画的なアクション(?)シーンを挿入してしまいますが、それでもこの作品全体の特殊性は失われなかったと思います。

いわゆる「映画的SF映画」を期待する方には、お薦めしませんし、カタルシスも少ないかもしれません。しかし本作はまぎれもなく、代表的「SF映画」の一本と断言できるのです。

宇宙細菌に汚染されてもゾンビになったりしないよ。

投稿日

2010/10/17

レビュアー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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私はSF映画が好きだが、1971年の有名な作品だということを抜きにして、今の感覚でこの映画はどう見えるかといえば、それはやはりCGがまだなかったレトロ感満載の地味なSFで、ドラマ性も低く、テーマもありきたりかもしれない。
しかし、面白いというよりも興味深い映画である。
当時は科学的なリアルさが売りだったのかもしれないが、
今観ると、陳腐化してしまった70年代最新技術の大真面目な表現も愛おしく、この40年でどれだけ変わったかという見方でも楽しめる。
テレタイプの端末が活字プリンタだったり、外観はOA機器っぽいそのテレタイプの着信ベルがレトロ目覚まし時計みたいな金属製のベルだったりするとこ大好き。

原作「アンドロメダ病原体」は、小説ではなく本物の科学的な報告書であるというコンセプトで、英語版の初版では、政府の極秘レポート流出という演出で通常の製本でなくバインダで綴じた形式で販売されたそうだ。
映画となるとそんな演出は難しい。
今でこそ全編記録映像風というのも珍しくなくなったが、この映画は1971年制作で映画の舞台も未来ではなく1971年である。その当時のリアルな記録映像風になどしてしまったら物語が展開する前に観客が眠ってしまうだろう。
そこで、映画の冒頭に
「本作は国家的科学的危機の4日間の経過に関するものである。映像化に当たってはバンデンバーグ空軍基地のスクープ計画班やワイルドファイア研究チームの協力うんぬんかんぬん」
さも公的レポート映像であるかのような説明を入れた。
つまり、役者による再現フィルムというわけだ。w どうにも苦しい。
まあとにかくそういう背景だから、ハリウッド的な演出を避けて、バイオクライシスの科学的なリアルさ、最先端の研究施設の表現を追求した「正統派サイエンスフィクション」映画といえるだろう。

地上は農業試験場を偽装した、地中深くに設けられた5層の施設は、アンブレラ社の秘密地下研究所「ハイブ」 に似ている。本作を参考にしたのかも。
真っ赤なインテリア、真っ黄色のインテリア、各層色が変わって研究施設らしくないモダンな空間だが、このデザインの科学的理由も示される。他にも、あまり本筋に関係のない科学的理論だとか専門用語っぽいものとかが散りばめられて「らしさ」が演出されている。たとえば、国家の危機にあまりふさわしくない若い外科医ホールがメンバーに登用されたのもちゃんと科学的根拠があってのことだとか。
また、研究所内では常時なんとなくラボっぽいwアナウンスが流れている。
「こちらLEO制御部。圧力信頼度;2.54G-CN」・・・
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最初のうち、何か意味があるのかと思って必死に聞いていた私。
画面には少数しか登場してないけど大勢が従事する大規模な施設だよという演出らしい。

人工衛星の落下に始まる細菌汚染の顛末を描くたった4日間のレポートのうち、
衛星の回収までは今観ても不気味な緊迫感があって面白かった。
1日目は危機の発覚と、専門チームを構成する学者の招集だけ
2日目は衛星と生存者の回収と、学者の滅菌手続きだけ
研究対象の細菌を汚染しないために何重にも様々な手段で学者達が消毒される。
いったい何が目的だったのか分からなくなるぐらい長い。
ヘルメットで頭部を保護して首から下だけ消毒して意味があるのかと疑問を持ったりもするが。
3日目の朝、ようやく研究が始まるのである。(^_^;
4日目、対策法が見つかると同時に予想外の特性を発見。クライマックス・・・

テレタイプ(印刷電信機)が紙詰まりを起こして大統領命令が不通になっているのに気がつかなかったとか、
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せっかくリアリティを追求しておきながら、クライマックス、自爆を避けるための死闘wは余計だったと思う。ここだけアクションムービー風。
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子供の頃にTV放映で観ただけだったけど、先日BSハイビジョンでとてもクリアな画質で再見した。
1箇所、台詞も字幕も消されていたのがとても気になる。
実験用マウスが死ぬのを見て最高齢ダットン博士がひとこと・・・なんと言ったの?
(たぶん差別用語なんでしょうね)
そのくせ、猿のあまりにリアルな死に様は映像処理無し。
今だとあれはCGかロボットなどを使った特撮でしか撮れないと思う。
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宇宙の話と思いきや・・・謎の菌株の話

投稿日

2020/10/10

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kazupon

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