二十四の瞳 / 高峰秀子
二十四の瞳
/木下恵介
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全体の平均評価点: (5点満点)
(36)
解説・ストーリー
壺井栄の同名小説を木下恵介が脚色・監督した日本映画の名作。1987年には田中裕子主演でリメイクされた。また2007年にはデジタルリマスター版が制作されDVD発売と劇場公開がなされた。大石久子は昭和3年、新任教師として瀬戸内海にある小豆島の分校に赴任した。久子が受け持つことになった一年生は十二人で、みな澄んだ瞳をしていた。やがて久子は本校へ転任することになった。しかし貧しい村の教え子たちは、一人として望み通り進学することができなかった。戦争をはさんで島の分校に戻った久子は、そこでかつての教え子たちと再会する。
壺井栄の同名小説を木下恵介が脚色・監督した日本映画の名作。1987年には田中裕子主演でリメイクされた。また2007年にはデジタルリマスター版が制作されDVD発売と劇場公開がなされた。大石久子は昭和3年、新任教師として瀬戸内海にある小豆島の分校に赴任した。久子が受け持つことになった一年生は十二人で、みな澄んだ瞳をしていた。やがて久子は本校へ転任することになった。しかし貧しい村の教え子たちは、一人として望み通り進学することができなかった。戦争をはさんで島の分校に戻った久子は、そこでかつての教え子たちと再会する。
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「二十四の瞳」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
壺井栄の同名小説を木下恵介が脚色・監督した日本映画の名作。1987年には田中裕子主演でリメイクされた。また2007年にはデジタルリマスター版が制作されDVD発売と劇場公開がなされた。大石久子は昭和3年、新任教師として瀬戸内海にある小豆島の分校に赴任した。久子が受け持つことになった一年生は十二人で、みな澄んだ瞳をしていた。やがて久子は本校へ転任することになった。しかし貧しい村の教え子たちは、一人として望み通り進学することができなかった。戦争をはさんで島の分校に戻った久子は、そこでかつての教え子たちと再会する。
「二十四の瞳」 の作品情報
「二十四の瞳」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
二十四の瞳の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
156分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9936 |
2006年03月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
2人
|
0人
|
二十四の瞳の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
156分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9936 |
2006年03月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
2人
|
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ユーザーレビュー:36件
遠景を基本としているからこそ印象に残るクローズアップ
投稿日:2007/12/23
レビュアー:ケチケチ
久々に見直してみたのですが、何度観てもいい名作ですねぇ。156分なんて長さを感じることなどありませんし、この映画を見ているじんわりとした時の流れが、永遠に終わらないで欲しいと思うほど、心地良いものに感じられます。
小津や成瀬のように特出する技法を感じることのない木下恵介ですが、その演出は地味だけれど基本に忠実でもあり、また拘りも持っているんですよね。
本作も小豆島の風景描写は、徹底した黄金分割の安定した構図で、そんな映像が積み重ねられることによって、人間には如何ともしがたい時の流れや時代の波の大きさが表現されていると思います。その中に切り込むクローズアップは極希で、子供たちの表情を捉える日の丸構図は観客の脳裏に焼き付きます。
本作は「人の生きる活力」なんて安易な言葉で表現することの出来ない、「人の生き様」を描く映画じゃないでしょうかね。時代の波にも翻弄され、子供たちにはそれぞれの事情を抱えて木の葉のように流されますが、人の心の中に刻み込まれた物は、そんな大きな力も決して押し流すことが出来ない揺るぎないもので、それが作品全体を包み込む緩やかな暖かさに感じられます。
その表現が、作品全体にわたる構図から観客が感じ取る物として表現された名作だと思います。
「映画の制作費があった時代の映画」と言ってしまうとそれまでだけど、オープンショットひとつにしても、最適な光線の時間が選ばれ、雲の形にさえ拘っていますよね。インドアのショットも、遠景となる室外の露出と室内の露出が計算の上で成り立っていて、その映像をじっくりと見せることで観客に味合わせる余裕を作っています。寅さんシリーズなんかを延々と見ていたから、余計にこういった構図に感銘を受けるんだけど、人物が喋っているからと言って、その人物にピントを送るなんてことが全く必要のない、計算された被写界深度と室内外の露出の設定があります。本来フォーカスを動かすことによって画角が動くなんて事は、不必要なカメラの動きなんですよね。
「ここを見ろ」「モンタージュによってこれを感じろ」なんて短絡的な演出じゃない、全体から何を感じさせるかを重要視した本当の意味での演出だと思います。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
これを見ずして映画を語る無かれ。
投稿日:2008/01/15
レビュアー:ホワイト
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
日本映画の黄金期に作られた名作だ。
「男を撮らせたら黒澤、女を撮らせたら木下恵介」と言われた時代があったほど、松竹の・・・いや、日本の映画史に残る作品だ。
高峰秀子の透明感溢れる演技。
カメラマンの計算された無駄のないカット。
子供達の生き生きとした演技。
1954年の作品なので多少音声が悪くなっているが、全てにおいて脱帽だ。嗚咽して泣いてしまった。
話は新任の教師として小豆島の分校に赴任してきた大石先生と
その教え子の12人の生き様を第二次世界大戦の前後をとおして描いている。教師が教えるものは国から命令されているものだけではなく、生きていく力を教えなければならないと言う姿勢が全編に貫かれていて骨格のしっかりした作品になっている。
生徒一人一人に焦点が与えられ、当時の生活そのものを描いている。多少、マルクスレーニン主義に毒されているところもあるが(現に右翼からは相当抗議があった映画だ。一方、日教組からは絶大なる支持を受け、私の年代は夏休みの宿題で必ず読まされた!)しらぬまに涙がこぼれ落ちる。
私はこの作品を映画で見る前に、舞台で見た。
小学5年生の頃だ。東京芸術座(今は取り壊され新しい劇場になっているが)で上演されたときは3度目のリメイクにもご出演されている、八千草薫さんが大石先生を演じていた。
蛇足になるが、後に八千草さんと共演する機会があり(私は子供役でしたが・・・それも木下恵介監督の助監督をしていた山田太一さんの作品でした)その時のことを色々お聞きしました。
舞台で本当に骨折したことなど・・・。
話を元に戻そう。
この映画での木下監督の凄さは松竹の美術さんに聞いたことがある。
映画黄金期、作ったセットはそのまま残し、みんなで使ったそうだ。なんと贅沢な。
雨のシーンでは「雨がくるのを待って」撮影したこともあったそうだ。
雨が来るまで・・・こんな映画は今や作れないだろう。
マスターショットを(基本になる一番広い画)何の細工もなく、
フィックス(キャメラ移動無しで)撮っていたり、金比羅ロケではエキストラを含めて2日間かけて撮ったことも有名である。
リメイクでは田中裕子さん、黒木瞳さんと演じておられるが、
私は八千草さんの舞台が一番好き。2番目が高峰秀子さんのこの映画だ。
女優なら、誰もがやってみたい役であろう。
原作を含めて、後世に残していきたい作品だ。
是非、松竹にはこういう作品こそ、デジタルリマスター版を出して貰いたい。
100点必見
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
反戦映画
期限が2週間後にせまったスポットレンタルチケットがあと5枚。何を借りようかと思案して、1枚はこれにしました。
先日「墨攻」をみた時に、この映画のデジタルリマスター版の予告があり、すごく見たくなってしまったので。
壺井栄の原作はだいぶ前に読んだと思うのですが、あどけない子供たちと若い女教師の交流の部分の印象ばかりが鮮やかで、実はものすごい反戦小説だということをすっかり忘れていました。
この映画でも幼い子供たちとの交流は意外にあっさり描かれていて、時代に翻弄される大石先生や成長した子供たちのその後にかなりの時間が費やされています。
「命を大切に」というごく当たり前のことを子供に言えないつらさ、教え子たちや夫を戦争で失うという過酷な経験、それらがぐさぐさを胸につきささりました。
子供たちが純朴そのものでよかったし(たぶん今の子役にはこんな感じは出せないでしょう)、映画の中で歌われる唱歌の数々もしみじみとよかったです。
さてあと4枚、何に使うか悩むところです。Aプラン×2の上に半年間で30枚のチケットはちょっと多すぎました。
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
万人向けの優れた作品
新規登録と同時に在庫切れってのもなんか変だな。某大手オンライン・レンタルではこの商品は登録されていないところを見ると、もしかしたら(まだ)レンタル許諾がされていない商品だったのかもしれない。以前にも同じような例(ベルトルッチの『革命前夜』)なんかもあるし・・・。
でも、木下恵介の作品が全くレンタルされていないというのはとても不幸なことだ。木下恵介は、かつては庶民派の大家として見なされていたのに、晩年には評価を落とし、死去と同時に忘れ去られてしまったような人なんだけど、決して忘れ去られていいような人じゃない。木下恵介は確かに小津、成瀬、溝口と並びうるような作家じゃないけれど、少なくとも黒澤とは同じレベルにある人で、黒澤明の余りに高すぎる評価と較べると明らかバランスが取れていない。今回は「在庫切れ対象」(笑)にはなっていないけど『カルメン純情す』なんてかなりの傑作だと思うし、この『二十四の瞳』にしても彼の代表作の一つと言われるだけのことはある立派な作品だと思う。
タイトルとおおよそのストーリーくらいは多くの人が知っているくらい有名な作品ではあるけれど、実際に観たことがある人は実はかなり少ないだろうから、在庫切れ解除の暁には騙されたと思って一度実際に観てみることをお勧めする。基本的にはお涙頂戴の感動ドラマなんだけど、昨今の自堕落なテレビ・ドラマ(的な作品)とははっきりと一線を画したとてもしっかりとした作品だ。木下恵介の作品の中では上述の『カルメン純情す』だとか『お嬢さん乾杯』のような初期作品が好きなんだけど、『二十四の瞳』と『野菊の如き君なりき』(そう、松田聖子主演で澤井信一郎リメイクした作品のオリジナル版)は題材のわかりやすさや原作小説の著名度という点で、多くの人が馴染むことができる作品だと思う。
しかし・・・いつ、いや本当に在庫が入るんでしょうか(苦笑)?
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
二十四の瞳
「二十四の瞳」の意味がこういった意味で大変うれしかった。美しい情景に、美しい映画。息子が母親を乗せた舟を漕いで島へ連れて行く時のの二人の会話と情景の詩的な映像は美しすぎて、見ていて感無量になりました。母親と子供2人が歩きながら会話するシーンをカメラが一緒に歩いて撮っているところなんかも、なんて素晴らしい映像なんだろうと心に焼きつきます。深くて、救いのある美しい詩的な映画です。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
遠景を基本としているからこそ印象に残るクローズアップ
投稿日
2007/12/23
レビュアー
ケチケチ
久々に見直してみたのですが、何度観てもいい名作ですねぇ。156分なんて長さを感じることなどありませんし、この映画を見ているじんわりとした時の流れが、永遠に終わらないで欲しいと思うほど、心地良いものに感じられます。
小津や成瀬のように特出する技法を感じることのない木下恵介ですが、その演出は地味だけれど基本に忠実でもあり、また拘りも持っているんですよね。
本作も小豆島の風景描写は、徹底した黄金分割の安定した構図で、そんな映像が積み重ねられることによって、人間には如何ともしがたい時の流れや時代の波の大きさが表現されていると思います。その中に切り込むクローズアップは極希で、子供たちの表情を捉える日の丸構図は観客の脳裏に焼き付きます。
本作は「人の生きる活力」なんて安易な言葉で表現することの出来ない、「人の生き様」を描く映画じゃないでしょうかね。時代の波にも翻弄され、子供たちにはそれぞれの事情を抱えて木の葉のように流されますが、人の心の中に刻み込まれた物は、そんな大きな力も決して押し流すことが出来ない揺るぎないもので、それが作品全体を包み込む緩やかな暖かさに感じられます。
その表現が、作品全体にわたる構図から観客が感じ取る物として表現された名作だと思います。
「映画の制作費があった時代の映画」と言ってしまうとそれまでだけど、オープンショットひとつにしても、最適な光線の時間が選ばれ、雲の形にさえ拘っていますよね。インドアのショットも、遠景となる室外の露出と室内の露出が計算の上で成り立っていて、その映像をじっくりと見せることで観客に味合わせる余裕を作っています。寅さんシリーズなんかを延々と見ていたから、余計にこういった構図に感銘を受けるんだけど、人物が喋っているからと言って、その人物にピントを送るなんてことが全く必要のない、計算された被写界深度と室内外の露出の設定があります。本来フォーカスを動かすことによって画角が動くなんて事は、不必要なカメラの動きなんですよね。
「ここを見ろ」「モンタージュによってこれを感じろ」なんて短絡的な演出じゃない、全体から何を感じさせるかを重要視した本当の意味での演出だと思います。
これを見ずして映画を語る無かれ。
投稿日
2008/01/15
レビュアー
ホワイト
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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日本映画の黄金期に作られた名作だ。
「男を撮らせたら黒澤、女を撮らせたら木下恵介」と言われた時代があったほど、松竹の・・・いや、日本の映画史に残る作品だ。
高峰秀子の透明感溢れる演技。
カメラマンの計算された無駄のないカット。
子供達の生き生きとした演技。
1954年の作品なので多少音声が悪くなっているが、全てにおいて脱帽だ。嗚咽して泣いてしまった。
話は新任の教師として小豆島の分校に赴任してきた大石先生と
その教え子の12人の生き様を第二次世界大戦の前後をとおして描いている。教師が教えるものは国から命令されているものだけではなく、生きていく力を教えなければならないと言う姿勢が全編に貫かれていて骨格のしっかりした作品になっている。
生徒一人一人に焦点が与えられ、当時の生活そのものを描いている。多少、マルクスレーニン主義に毒されているところもあるが(現に右翼からは相当抗議があった映画だ。一方、日教組からは絶大なる支持を受け、私の年代は夏休みの宿題で必ず読まされた!)しらぬまに涙がこぼれ落ちる。
私はこの作品を映画で見る前に、舞台で見た。
小学5年生の頃だ。東京芸術座(今は取り壊され新しい劇場になっているが)で上演されたときは3度目のリメイクにもご出演されている、八千草薫さんが大石先生を演じていた。
蛇足になるが、後に八千草さんと共演する機会があり(私は子供役でしたが・・・それも木下恵介監督の助監督をしていた山田太一さんの作品でした)その時のことを色々お聞きしました。
舞台で本当に骨折したことなど・・・。
話を元に戻そう。
この映画での木下監督の凄さは松竹の美術さんに聞いたことがある。
映画黄金期、作ったセットはそのまま残し、みんなで使ったそうだ。なんと贅沢な。
雨のシーンでは「雨がくるのを待って」撮影したこともあったそうだ。
雨が来るまで・・・こんな映画は今や作れないだろう。
マスターショットを(基本になる一番広い画)何の細工もなく、
フィックス(キャメラ移動無しで)撮っていたり、金比羅ロケではエキストラを含めて2日間かけて撮ったことも有名である。
リメイクでは田中裕子さん、黒木瞳さんと演じておられるが、
私は八千草さんの舞台が一番好き。2番目が高峰秀子さんのこの映画だ。
女優なら、誰もがやってみたい役であろう。
原作を含めて、後世に残していきたい作品だ。
是非、松竹にはこういう作品こそ、デジタルリマスター版を出して貰いたい。
100点必見
反戦映画
投稿日
2007/03/16
レビュアー
パープルローズ
期限が2週間後にせまったスポットレンタルチケットがあと5枚。何を借りようかと思案して、1枚はこれにしました。
先日「墨攻」をみた時に、この映画のデジタルリマスター版の予告があり、すごく見たくなってしまったので。
壺井栄の原作はだいぶ前に読んだと思うのですが、あどけない子供たちと若い女教師の交流の部分の印象ばかりが鮮やかで、実はものすごい反戦小説だということをすっかり忘れていました。
この映画でも幼い子供たちとの交流は意外にあっさり描かれていて、時代に翻弄される大石先生や成長した子供たちのその後にかなりの時間が費やされています。
「命を大切に」というごく当たり前のことを子供に言えないつらさ、教え子たちや夫を戦争で失うという過酷な経験、それらがぐさぐさを胸につきささりました。
子供たちが純朴そのものでよかったし(たぶん今の子役にはこんな感じは出せないでしょう)、映画の中で歌われる唱歌の数々もしみじみとよかったです。
さてあと4枚、何に使うか悩むところです。Aプラン×2の上に半年間で30枚のチケットはちょっと多すぎました。
万人向けの優れた作品
投稿日
2006/03/10
レビュアー
parole
新規登録と同時に在庫切れってのもなんか変だな。某大手オンライン・レンタルではこの商品は登録されていないところを見ると、もしかしたら(まだ)レンタル許諾がされていない商品だったのかもしれない。以前にも同じような例(ベルトルッチの『革命前夜』)なんかもあるし・・・。
でも、木下恵介の作品が全くレンタルされていないというのはとても不幸なことだ。木下恵介は、かつては庶民派の大家として見なされていたのに、晩年には評価を落とし、死去と同時に忘れ去られてしまったような人なんだけど、決して忘れ去られていいような人じゃない。木下恵介は確かに小津、成瀬、溝口と並びうるような作家じゃないけれど、少なくとも黒澤とは同じレベルにある人で、黒澤明の余りに高すぎる評価と較べると明らかバランスが取れていない。今回は「在庫切れ対象」(笑)にはなっていないけど『カルメン純情す』なんてかなりの傑作だと思うし、この『二十四の瞳』にしても彼の代表作の一つと言われるだけのことはある立派な作品だと思う。
タイトルとおおよそのストーリーくらいは多くの人が知っているくらい有名な作品ではあるけれど、実際に観たことがある人は実はかなり少ないだろうから、在庫切れ解除の暁には騙されたと思って一度実際に観てみることをお勧めする。基本的にはお涙頂戴の感動ドラマなんだけど、昨今の自堕落なテレビ・ドラマ(的な作品)とははっきりと一線を画したとてもしっかりとした作品だ。木下恵介の作品の中では上述の『カルメン純情す』だとか『お嬢さん乾杯』のような初期作品が好きなんだけど、『二十四の瞳』と『野菊の如き君なりき』(そう、松田聖子主演で澤井信一郎リメイクした作品のオリジナル版)は題材のわかりやすさや原作小説の著名度という点で、多くの人が馴染むことができる作品だと思う。
しかし・・・いつ、いや本当に在庫が入るんでしょうか(苦笑)?
二十四の瞳
投稿日
2006/03/26
レビュアー
レビュアー名未設定
「二十四の瞳」の意味がこういった意味で大変うれしかった。美しい情景に、美しい映画。息子が母親を乗せた舟を漕いで島へ連れて行く時のの二人の会話と情景の詩的な映像は美しすぎて、見ていて感無量になりました。母親と子供2人が歩きながら会話するシーンをカメラが一緒に歩いて撮っているところなんかも、なんて素晴らしい映像なんだろうと心に焼きつきます。深くて、救いのある美しい詩的な映画です。
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