007は二度死ぬ / ショーン・コネリー
007は二度死ぬ
/ルイス・ギルバート
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(43)
解説・ストーリー
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。
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「007は二度死ぬ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。
「007は二度死ぬ」 の作品情報
「007は二度死ぬ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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007は二度死ぬのシリーズ商品
007は二度死ぬ 特別編
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
117分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR16238 |
2002年12月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚 |
0人 |
0人 |
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007は二度死ぬ デジタルリマスター・バージョン
007シリーズの第5作。米ソの宇宙カプセルが謎のロケットに捕獲され、軌道上から姿を消す事件が続発。妨害ロケットの基地がある日本に降り立ったボンドは調査を進めるが…。音声・映像共にグレードアップしたデジタルリマスター・バージョン。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
117分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//英語 3:ドルビーデジタル//英語 4:ドルビーデジタル//日本語 5:ドルビーデジタル//英(解説)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MGBR29252 |
2006年11月22日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚 |
0人 |
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007は二度死ぬのシリーズ商品
007は二度死ぬ 特別編
作品詳細を開く
- 収録時間:
117分
- 字幕:
日本語・英語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
- レイティング:
- 記番:
GXBR16238
- レンタル開始日:
2002年12月13日
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12枚
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007は二度死ぬ デジタルリマスター・バージョン
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- 収録時間:
117分
- 字幕:
日本語英語
- 音声:
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//英語
3:ドルビーデジタル//英語
4:ドルビーデジタル//日本語
5:ドルビーデジタル//英(解説)
- レイティング:
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MGBR29252
- レンタル開始日:
2006年11月22日
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ユーザーレビュー:43件
Welcome to Japan!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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007/全作マラソン・レビュー、第5作目。日本での長期ロケの為に始めて2年後の公開となった本作。前作で懸念された「大風呂敷」が遂に宇宙へ手を染めてしまった(笑)。なにしろ香港〜日本〜宇宙ですから、なるほどいい加減Sean Conneryが嫌になるのも分る気がする。まあ私も含め日本人なら違和感たっぷりなのは当然で、何せ劇中で瀬戸内海に阿蘇山が出てくる設定にお口アングリですが、まあ007そのものがファンタジーなのであまり目くじらを立てるのもどうかと。意外な事に海外では本作の評価は良かった様で、それが証拠にLewis Gilbert監督は、後年も2本の監督を務めている。米国のファンサイトでは「裏ベスト-1」として評価されてたが、まあ日本人の私たちには「?」ですね。それでも日本代表として好演してるタイガー田中こと丹波哲郎のハッタリの効いた演技と英語は中々です、私には「Call me Tiger」の台詞が忘れられません、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。翻ってダメダメなのは浜美枝と若林栄子の和製ボンド・ガール、この時代に藤原紀香が居れば本人も本望だろうに。本作では未だに日本と言えばフジヤマゲイシャ的な描写が日本人からは不評だが、米国の友人に依れば「これが、いいのだ」そうだ。要はオリエンタル・ムードがキッチリと再現できてるかどうかがポイントで、それが中国なのか韓国なのか日本なのか然したる問題では無いとの事。うーん・・・そうかなぁ・・・おっとスポーツカー・ファンとしてはトヨタ2000GTも忘れていけない。もう一つの隠れ人気Nancy Sinatraの主題歌と共に海外では評価の高い本作、しかし映画としては限界点を超えたスケール感を、どう維持するのか次作が正念場だったのは間違いない。
脚本のRoald Dahlは元々童話作家、あの「チャーリーとチョコレート工場」の原作者と言えば納得される方も多いと思う、本作はスパイ映画でなくファンタジーなのだ、と。
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25人の会員が気に入ったと投稿しています
今作は日本が舞台。日本に秘密警察があったなんて(笑)。
投稿日:2004/11/24
レビュアー:RUSH
ジョーン・コネリー版ジェームズ・ボンドの007シリーズの中では一番日本でお馴染みの作品かもしない。この作品は日本が舞台だからである。この作品には日本人俳優が多く出演している。丹波哲郎、若林映子、浜美枝が登場している事で有名なこの作品、日本人俳優を使用するというのは製作サイドからの指示だったらしい。丹波哲郎は英語も話せて監督の別の作品にも出ていた為問題なかったらしいが、女優陣は全く英語が話せずオーディションする側もかなり困り果てたらしい。当時、英語が話せて演技も出来る女優は日本には皆無だったらしく、オーディションでも一人もいなかったそうだ。そこで若林と浜に決定し英国に連れて行き、英語のレッスンを行ったらしい。ところが若林は習得に時間はそれほどかからなかったが浜の方がなかなかうまくいかなかったようで、監督は降板させようとしたらしい。その説得を丹波にさせたのだが、彼女は「降板するぐらいならホテルの屋上から飛び降りる」と言って聞かなかったらしい(笑)。それで監督が製作のブロッコリに窮状を伝えた所、「あの子も悪くない」と一言(笑)。これで出演決定したらしいく、本来浜がやる予定のアキ役を若林がやる事になったそうだ。多分、英語のセリフの量が関係しているものと思われる(笑)。
エピソードをもうひとつ。ショーンはこの作品を最後に007シリーズに出ない事を宣言し製作サイドやファンたちを大変驚かせたそうである。製作サイドも色々説得したらしいがショーンの決意は固くこの作品を最後にボンド役を降りたはずだったのだが、「女王陛下の007」の2代目ボンドの評判が悪かったのか「ダイヤモンドは永遠に」で復活する(笑)。
この作品の見所はなんと言っても阿蘇山付近の火山基地でしょう(笑)。この基地のセットは実際に作ったものらしくかなり大金を要したらしく映画会社はかなりお冠だったそうである(笑)。それからそこへ突入する忍者部隊!。今時いませんって(笑)。もう外国人が日本と言えば何を想像するか良くわかります。オープニングの日本傘をかたどった模様や日本髪の女性のシルエットなど日本色丸出しになっている。しかし、宇宙船で宇宙船を奪取するなんて誰が考えたんですかねぇ(笑)。CGがないので手作り感があって良かった。基地のセットは最高であった。2000GTも良かったなぁ。日本に秘密警察なんてあったんだ(笑)。
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初代007 ショーン・コネリーさん逝く
監督:ルイス・ギルバート(1967年・英・117分)
原題:YOU ONLY LIVE TWICE
原作:イアン・フレミング
撮影:フレディ・ヤング
2020年10月31日、初代007のジェームズ・ボンド役、ショーン・コネリー(90歳)が亡くなりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ショーン・コネリーがボンドを務めたのは『007ドクター・ノオ』『007ロシアより愛をこめて』『007ゴールド・フィンガー』『007サンダー・ボール』『007は二度死ぬ』『007ダイヤモンドは永遠に』の6作ですが、1983年の『ネバーセイ・ネバーアゲイン』にも出ていました。
これは、米・英合作、アーヴィン・カーシュ監督でのリメイクです。リメイクのタイトルについては面白いエピソードがあり、
コネリーの奥さんが「もうボンドを演じないなんて言わないで(ネバーセイ・ネバーアゲイン)」と言ったことに由来するらしいです。
劇中ラストでは、「再度任務に就いて欲しい」とう依頼に「二度とごめんだ!(ネバーアゲイン)」と答え、華麗にウインクを決めたのだとか。(以上、Wikipediaより)粋ですね。
さて、本作に戻ります。「007は二度死ぬ」のレビューはこれで3回目なので、今回は違う内容で書いてみたいと思います。(映画用語など詳しくないので、間違いがあったら御免なさい。)
通常のオープニングがあり本編へ。
チャプター2のラストでボンドが殺された映像に続いて、ナンシー・シナトラの歌う主題歌「You Only Live Twice」に乗せてのタイトルコールです。(音楽:ジョン・バリー)
日本の番傘の骨組みをデザインしたと思われる映像が、まるで花火のように美しく「和」の雰囲気が出ています。(タイトルデザイン:モーリス・ビンダー)
日本髪女性の裸体シルエットの向こうには、火山から流れる溶岩の映像です。
クレジットは、ショーン・コネリーに続いて若林映子。意外にも丹波哲郎はその後です。そして浜美枝でした。
主題歌もナンシー・コールの気怠い歌い方が好きでしたが、特典の音声解説によるとナンシーは緊張して25度目でやっとOKになったのだとか。
今回のボンドカーはトヨタの2000GT。日本の狭い路地でのカーチェイス(他の作品とは比較できないショボさ)は、よく許可が下りたものだと思います。
ボンドが「リトル・ネリー」を操縦し、敵のヘリコプターと戦うシーンもありますが、あの乗り物が、オートジャイロという物でしょうか?
変わった武器としては、シガレット型銃。タバコに火を点けるようにして数秒後、弾が発射されるという代物。(笑)
初代ボンド役のショーン・コネリーは他界してしまいましたが、映像(映画)は永遠ですね。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
ワンダーランド日本でボンドと忍者部隊が大活躍
ウェスト・ミーツ・イースト作品 その6
(ネタバレあり)
もうすでに何回も観ているのですが、十数年ぶりに改めてじっくりみると、007はしっかり日本を使って遊んでいて、なんとオモシロく楽しい作品でしょうか。
まず時代の記録としてみると、まず街のネオンに有名大企業のものに交じって、今はない伝説のキャバレー「ミカド」があったり、日本側の情報機関とのコンタクトに、大相撲見物がセッティングされ、当時の横綱・佐田の山が本人役で登場するだけでなく、土俵で相撲をとっているのは琴桜(のちの佐渡が嶽親方)と富士錦。
さっそうと登場するトヨタ2000GTもそうだし、サントリーはウィスキーのオールドだけでなく、赤玉ポートワインも出てくるww
アポロ11号が月に行く前の時期ですが、冷戦下の米ソの宇宙競争にスペクターが暗躍して相互不信から戦争に持っていこうというのをイギリス情報部と日本の秘密情報部が協力して回避させるという話。
政治的な点で見ると、日本はアメリカのポチには描かれていなくて、ボンドがケンブリッジ大学で専攻していた外国語が日本語だったりチャールズ・グレイ演じるヘンダーソンが第二次大戦時シンガポールで片足を失ったり旧敵であっても、独自の力を持った両国が共同で対等の活躍をするように描かれるのが興味深い。
いわば大英帝国と大日本帝国のノスタルジーですが、イギリスはともかく日本の現実の国際政治オンチぶりを見てると、ファンタジーですね。 (笑)
そしてスペクターに資金を渡して米ソを戦わせようとするアジアの某大国という描き方が当時の国際情勢を表していますね。
タイガー田中を演じる丹波哲郎が精悍でかっこいいし、当時の日本の自信と馬力を感じます。
風呂場でボンドと田中に奉仕する女たちに、日本的な男尊女卑を見て不愉快に思われる向きもあるかもしれませんが、当時のボンド映画では西洋人の女性の扱いも相当なものです。
改めてみると、ボンド・ガールを務めた若林映子と浜美枝のご両人は美しく、かっこよくて素晴らしい。 とても魅力的です。
仕事を共にしながら決して受け身でもなく、また保護される対象でもなく、、自分の意思でボンドにほれ込み、献身的に任務をサポートしていきます。
当時の日本と日本人はとても生き生きとしていて、映画は遊びながら、その魅力を十二分に輝かせていたのでした。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
音声解説は楽し!!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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特典に音声解説が付いていると、必ずと言っていいくらい見ます。
製作秘話とか裏話というのが、とても興味深いのです。
確かに2時間近い作品を2回観るので、疲れますが・・・(笑)
日本人のボンドガールとして有名な浜美枝。
確かに顔は小顔、脚もスラッとして長いです。
ただ、今時の日本人の若い子に比べて、お腹周りがぷにょぷにょでした!
(でも、ガリガリの女の子よりは、魅力的かな?)
昔観たときは、何も考えずに観ていたのですが、トヨタ2000GTって格好いいですね!!
しかも、この映画のためにトヨタが作ったのだとか。
なんか勢いがあった時代の日本て気がしました。
「大里」の本社、あの社屋って「ホテル・ニューオータニ」ですよね。
古い蔵前国技館や、佐田の山本人が登場したり、日本人にとっては見所満載、ツッコミどころ満載の007です。
浜美枝の役名は「キッシー鈴木」ですよ。
解説によると、「スキヤキ」のスキを名前にしようと思ってたらしいから、そんなふざけた名前よりは我慢できるかな。
ラストのゴムボートで救出のシーン。
黄色いゴムボートを乗っけたまま、潜水艦が浮上してくるのですが、どうしてもゴムボートが流れ落ちてしまい撮影できなかったのだそうです。
さて、どうしたのか?
ゴムボートを乗せたまま潜水させて、それを逆回ししたのが、あのシーンだそうです。
音声解説、楽しいですよ!
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ユーザーレビュー
Welcome to Japan!
投稿日
2006/11/25
レビュアー
masamune
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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007/全作マラソン・レビュー、第5作目。日本での長期ロケの為に始めて2年後の公開となった本作。前作で懸念された「大風呂敷」が遂に宇宙へ手を染めてしまった(笑)。なにしろ香港〜日本〜宇宙ですから、なるほどいい加減Sean Conneryが嫌になるのも分る気がする。まあ私も含め日本人なら違和感たっぷりなのは当然で、何せ劇中で瀬戸内海に阿蘇山が出てくる設定にお口アングリですが、まあ007そのものがファンタジーなのであまり目くじらを立てるのもどうかと。意外な事に海外では本作の評価は良かった様で、それが証拠にLewis Gilbert監督は、後年も2本の監督を務めている。米国のファンサイトでは「裏ベスト-1」として評価されてたが、まあ日本人の私たちには「?」ですね。それでも日本代表として好演してるタイガー田中こと丹波哲郎のハッタリの効いた演技と英語は中々です、私には「Call me Tiger」の台詞が忘れられません、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。翻ってダメダメなのは浜美枝と若林栄子の和製ボンド・ガール、この時代に藤原紀香が居れば本人も本望だろうに。本作では未だに日本と言えばフジヤマゲイシャ的な描写が日本人からは不評だが、米国の友人に依れば「これが、いいのだ」そうだ。要はオリエンタル・ムードがキッチリと再現できてるかどうかがポイントで、それが中国なのか韓国なのか日本なのか然したる問題では無いとの事。うーん・・・そうかなぁ・・・おっとスポーツカー・ファンとしてはトヨタ2000GTも忘れていけない。もう一つの隠れ人気Nancy Sinatraの主題歌と共に海外では評価の高い本作、しかし映画としては限界点を超えたスケール感を、どう維持するのか次作が正念場だったのは間違いない。
脚本のRoald Dahlは元々童話作家、あの「チャーリーとチョコレート工場」の原作者と言えば納得される方も多いと思う、本作はスパイ映画でなくファンタジーなのだ、と。
今作は日本が舞台。日本に秘密警察があったなんて(笑)。
投稿日
2004/11/24
レビュアー
RUSH
ジョーン・コネリー版ジェームズ・ボンドの007シリーズの中では一番日本でお馴染みの作品かもしない。この作品は日本が舞台だからである。この作品には日本人俳優が多く出演している。丹波哲郎、若林映子、浜美枝が登場している事で有名なこの作品、日本人俳優を使用するというのは製作サイドからの指示だったらしい。丹波哲郎は英語も話せて監督の別の作品にも出ていた為問題なかったらしいが、女優陣は全く英語が話せずオーディションする側もかなり困り果てたらしい。当時、英語が話せて演技も出来る女優は日本には皆無だったらしく、オーディションでも一人もいなかったそうだ。そこで若林と浜に決定し英国に連れて行き、英語のレッスンを行ったらしい。ところが若林は習得に時間はそれほどかからなかったが浜の方がなかなかうまくいかなかったようで、監督は降板させようとしたらしい。その説得を丹波にさせたのだが、彼女は「降板するぐらいならホテルの屋上から飛び降りる」と言って聞かなかったらしい(笑)。それで監督が製作のブロッコリに窮状を伝えた所、「あの子も悪くない」と一言(笑)。これで出演決定したらしいく、本来浜がやる予定のアキ役を若林がやる事になったそうだ。多分、英語のセリフの量が関係しているものと思われる(笑)。
エピソードをもうひとつ。ショーンはこの作品を最後に007シリーズに出ない事を宣言し製作サイドやファンたちを大変驚かせたそうである。製作サイドも色々説得したらしいがショーンの決意は固くこの作品を最後にボンド役を降りたはずだったのだが、「女王陛下の007」の2代目ボンドの評判が悪かったのか「ダイヤモンドは永遠に」で復活する(笑)。
この作品の見所はなんと言っても阿蘇山付近の火山基地でしょう(笑)。この基地のセットは実際に作ったものらしくかなり大金を要したらしく映画会社はかなりお冠だったそうである(笑)。それからそこへ突入する忍者部隊!。今時いませんって(笑)。もう外国人が日本と言えば何を想像するか良くわかります。オープニングの日本傘をかたどった模様や日本髪の女性のシルエットなど日本色丸出しになっている。しかし、宇宙船で宇宙船を奪取するなんて誰が考えたんですかねぇ(笑)。CGがないので手作り感があって良かった。基地のセットは最高であった。2000GTも良かったなぁ。日本に秘密警察なんてあったんだ(笑)。
初代007 ショーン・コネリーさん逝く
投稿日
2020/11/02
レビュアー
kazupon
監督:ルイス・ギルバート(1967年・英・117分)
原題:YOU ONLY LIVE TWICE
原作:イアン・フレミング
撮影:フレディ・ヤング
2020年10月31日、初代007のジェームズ・ボンド役、ショーン・コネリー(90歳)が亡くなりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ショーン・コネリーがボンドを務めたのは『007ドクター・ノオ』『007ロシアより愛をこめて』『007ゴールド・フィンガー』『007サンダー・ボール』『007は二度死ぬ』『007ダイヤモンドは永遠に』の6作ですが、1983年の『ネバーセイ・ネバーアゲイン』にも出ていました。
これは、米・英合作、アーヴィン・カーシュ監督でのリメイクです。リメイクのタイトルについては面白いエピソードがあり、
コネリーの奥さんが「もうボンドを演じないなんて言わないで(ネバーセイ・ネバーアゲイン)」と言ったことに由来するらしいです。
劇中ラストでは、「再度任務に就いて欲しい」とう依頼に「二度とごめんだ!(ネバーアゲイン)」と答え、華麗にウインクを決めたのだとか。(以上、Wikipediaより)粋ですね。
さて、本作に戻ります。「007は二度死ぬ」のレビューはこれで3回目なので、今回は違う内容で書いてみたいと思います。(映画用語など詳しくないので、間違いがあったら御免なさい。)
通常のオープニングがあり本編へ。
チャプター2のラストでボンドが殺された映像に続いて、ナンシー・シナトラの歌う主題歌「You Only Live Twice」に乗せてのタイトルコールです。(音楽:ジョン・バリー)
日本の番傘の骨組みをデザインしたと思われる映像が、まるで花火のように美しく「和」の雰囲気が出ています。(タイトルデザイン:モーリス・ビンダー)
日本髪女性の裸体シルエットの向こうには、火山から流れる溶岩の映像です。
クレジットは、ショーン・コネリーに続いて若林映子。意外にも丹波哲郎はその後です。そして浜美枝でした。
主題歌もナンシー・コールの気怠い歌い方が好きでしたが、特典の音声解説によるとナンシーは緊張して25度目でやっとOKになったのだとか。
今回のボンドカーはトヨタの2000GT。日本の狭い路地でのカーチェイス(他の作品とは比較できないショボさ)は、よく許可が下りたものだと思います。
ボンドが「リトル・ネリー」を操縦し、敵のヘリコプターと戦うシーンもありますが、あの乗り物が、オートジャイロという物でしょうか?
変わった武器としては、シガレット型銃。タバコに火を点けるようにして数秒後、弾が発射されるという代物。(笑)
初代ボンド役のショーン・コネリーは他界してしまいましたが、映像(映画)は永遠ですね。
ワンダーランド日本でボンドと忍者部隊が大活躍
投稿日
2013/06/25
レビュアー
ロキュータス
ウェスト・ミーツ・イースト作品 その6
(ネタバレあり)
もうすでに何回も観ているのですが、十数年ぶりに改めてじっくりみると、007はしっかり日本を使って遊んでいて、なんとオモシロく楽しい作品でしょうか。
まず時代の記録としてみると、まず街のネオンに有名大企業のものに交じって、今はない伝説のキャバレー「ミカド」があったり、日本側の情報機関とのコンタクトに、大相撲見物がセッティングされ、当時の横綱・佐田の山が本人役で登場するだけでなく、土俵で相撲をとっているのは琴桜(のちの佐渡が嶽親方)と富士錦。
さっそうと登場するトヨタ2000GTもそうだし、サントリーはウィスキーのオールドだけでなく、赤玉ポートワインも出てくるww
アポロ11号が月に行く前の時期ですが、冷戦下の米ソの宇宙競争にスペクターが暗躍して相互不信から戦争に持っていこうというのをイギリス情報部と日本の秘密情報部が協力して回避させるという話。
政治的な点で見ると、日本はアメリカのポチには描かれていなくて、ボンドがケンブリッジ大学で専攻していた外国語が日本語だったりチャールズ・グレイ演じるヘンダーソンが第二次大戦時シンガポールで片足を失ったり旧敵であっても、独自の力を持った両国が共同で対等の活躍をするように描かれるのが興味深い。
いわば大英帝国と大日本帝国のノスタルジーですが、イギリスはともかく日本の現実の国際政治オンチぶりを見てると、ファンタジーですね。 (笑)
そしてスペクターに資金を渡して米ソを戦わせようとするアジアの某大国という描き方が当時の国際情勢を表していますね。
タイガー田中を演じる丹波哲郎が精悍でかっこいいし、当時の日本の自信と馬力を感じます。
風呂場でボンドと田中に奉仕する女たちに、日本的な男尊女卑を見て不愉快に思われる向きもあるかもしれませんが、当時のボンド映画では西洋人の女性の扱いも相当なものです。
改めてみると、ボンド・ガールを務めた若林映子と浜美枝のご両人は美しく、かっこよくて素晴らしい。 とても魅力的です。
仕事を共にしながら決して受け身でもなく、また保護される対象でもなく、、自分の意思でボンドにほれ込み、献身的に任務をサポートしていきます。
当時の日本と日本人はとても生き生きとしていて、映画は遊びながら、その魅力を十二分に輝かせていたのでした。
音声解説は楽し!!
投稿日
2010/03/19
レビュアー
kazupon
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特典に音声解説が付いていると、必ずと言っていいくらい見ます。
製作秘話とか裏話というのが、とても興味深いのです。
確かに2時間近い作品を2回観るので、疲れますが・・・(笑)
日本人のボンドガールとして有名な浜美枝。
確かに顔は小顔、脚もスラッとして長いです。
ただ、今時の日本人の若い子に比べて、お腹周りがぷにょぷにょでした!
(でも、ガリガリの女の子よりは、魅力的かな?)
昔観たときは、何も考えずに観ていたのですが、トヨタ2000GTって格好いいですね!!
しかも、この映画のためにトヨタが作ったのだとか。
なんか勢いがあった時代の日本て気がしました。
「大里」の本社、あの社屋って「ホテル・ニューオータニ」ですよね。
古い蔵前国技館や、佐田の山本人が登場したり、日本人にとっては見所満載、ツッコミどころ満載の007です。
浜美枝の役名は「キッシー鈴木」ですよ。
解説によると、「スキヤキ」のスキを名前にしようと思ってたらしいから、そんなふざけた名前よりは我慢できるかな。
ラストのゴムボートで救出のシーン。
黄色いゴムボートを乗っけたまま、潜水艦が浮上してくるのですが、どうしてもゴムボートが流れ落ちてしまい撮影できなかったのだそうです。
さて、どうしたのか?
ゴムボートを乗せたまま潜水させて、それを逆回ししたのが、あのシーンだそうです。
音声解説、楽しいですよ!
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007は二度死ぬ