誕生日はもう来ない

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　まあなんて酷いイントロダクションでしょう、書いた人の品性を疑ってしまいます（半分冗談）。確かに『１３日の金曜日』の影響で作られたのかもしれませんが、むしろアルジェントのホラー・ミステリを思い起こしました。もちろん、あれほどのケレン味はないのですけど、つまらなくなりそうで、なぜか面白い。
　連続殺人の殺され方のバリエーションも、『ファイナル・ディスティネーション』シリーズの大掛かりじゃなくてしょぼいほうの死に方を想像していただくと分かりやすいと思いますが、つまりアイディアに凝っていて楽しめます。
　この面白さはＪ・リー・トンプソンの地力によるものと僕は感じましたが、このあたりは裸足のラヴァースさんか勝王さんという本命の登場を座して待ちたいと思います。
　ひとつだけネタバレ含みで書くと、本作はホワイダニットつまり「なぜ殺すのか」という理由探しが面白いミステリなのですが、最後のシーンでそれが分かって爆笑＆驚愕。なるほどねえ、ある種の「バカミス」だなと感心していたら、まだ続きがあって……むしろどんでん返しがなければ良かったんじゃないかしら。６０点。

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はいはい　よふかしさん義理だててくれて　ありがとさんです　６０点とは高得点ですねえ　ふ〜む　ある意味映画のわからない人双葉十三郎おじさんは　映画の友でしたかスクリンかな　でこのラストに怒り狂ってましたね　ぶはは　ジレンマの人Ｊ・リー・トンプソンが我を通したホラーですね　

このシネマは劇場ではかなり　ギンギンのカラーでスプラッター・ムード満天だったんですよね　それがヴィデオでは見るも無残な画質で今回ＤＶＤでようやく　見れる程度に回復してますね　原題がハッピーバースディ・トゥ・ミィーとゆうサミシー（誰でしたっけてなもんや三度傘に出てた人）内容　母を失う悲惨な事故の後遺症で記憶を失った少女に　ロボトミー手術のようなものが施されます　ときどき意識を失ってしまう時に起こる連続失踪事件の犯人は　自分かもしれないと少女は悩みます　さて犯人は　少女の惨殺死体を前にした誕生パーティーにおいて事件の謎が解明されるのですが　そのあとに起こるあっけに取られる　逆転劇が問題なんですね　と言って見なきゃわからない　誰にでも見ろと推薦できない　わしもジレンマに陥ってしまうのですが

このラストでは主人公はにっちもさっちもいかない＜宙吊り＞の状態になってしまい　そのとき観客もまた同じ状態で取り残されて映画はさっさと終ってしまうのです　いや見ててあきれて　でも魅了されたのですねこの奇妙なエンディングに　それはなんと言いましょうかホラー・ジャンルが特に持つ　被害者と殺人鬼への自己同一化　その本質をどこか突いてるのではないかと今では思えるのですが　げっ　もう２６年も前の映画とはねえ　誰にでも勧めると失望されるから　見なくてもいいわさ　

さらに、この場合、ネタバレのレビューは、見る前ぜったい読まない方がいいです

かなり込み入ったサスペンスです。
じっと見ていないと、何が起きているか分からないほどです。
それが判明する時、映画の終わりを迎えます。
あ〜、なるほど。と納得します。

ちょっとだけストーリー言いますと、
事故で記憶を失ったハイティーンの少女が主人公です。
手術とカウンセリングで記憶を取り戻す努力が続けられますが、その過程で、幾度も、殺人シーンのフラッシュバックが彼女を襲います。死体は現れず、友人たちは次々と失踪。
夢なのか妄想なのか、あるいは自分が…？

Ｊ・リー・トンプソンはもともとアクション監督ですから、やはり、ホラーではないと思います。
ツタヤの分類を見て、「？」と思いましたが、見て納得です。ホラーでも、もちろんアクションでもありません。
「サイコ」？
わたし個人的には、ヒッチコックの「サイコ」とおなじカテゴリーに入れたいです。
あれ、どんな分類に入るのでしょう。
このごろあまり聞かなくなりましたが、「スリラー」というジャンル、あれじゃあないでしょうか。
〔 サスペンス ＋ ホラー ＋ アクション ＝ スリラー 〕って計算式どうですか？(笑)

制作の意図としては
「ホラー仕立ての脚本を、リー・トンプソン監督のアクション感覚でサラリと仕上げた」と、
そんな制作者のひとり言が聞こえてきそうな気がします。当たらずとも遠からず、であって欲しい(~.~）

★！
それにしてもツタヤのこのレビューはひどいです。本当に品がありませんねぇ。
見るのをやめさせようとしているかにさえ思われてきます。
このイントロダクションの鼻を開かす反骨心のある方、ぜひ見て下さい。

サスペンス好きならお勧めします。わたし的には５０点ですが…

わたくし事です。
２年連続、旦那に誕生日を忘れられました！
結婚してから３回のうち２回連続忘れるなんて！考えられないぞ！怒
これじゃ去年の「特別お仕事が忙しかったから」の理由も今更納得できなく
なってしまうじゃないかぁ〜！！！
で、傷心を癒すためにも”ハッピーバースデイ的な映画をみよう♪”と思って
”誕生日”で作品名検索したらこの作品がヒット。

やってくれるな！怒笑

たくさんの死体がわたしのお誕生日もお祝いしてくれました。
♪ハッピバースデイ　トゥ　ミー♪

ホラー映画をひとりで観れるようになり、わたしもひとつ大人になりました。

　確かにこれは大した映画ではありませんが（当たり前か）、Ｂ級映画、バカ映画、また８０年代のホラーの楽しさがいっぱいに詰まっていて、好きにならずにはいられない作品です。
　監督はわりとメジャーはＪ・リー・トンプソン。若者たちがいろんなパターンで殺されるのをそれなりに面白く見せてくれます。こうやって、遊んでいる男女が次々殺されるというのは、８０年代ホラーのいつものパターンで、懐かしいですね。そして、驚愕のラスト。そりゃないだろう、というか、そりゃ無理だろう、というバカバカしさです。
　まあバカバカしいんだけど、やっぱり楽しいですね、こういう映画は。死体がズラーッと並ぶお誕生会の場面なんか、ああ、いいなあと思って、ウットリします。「ＳＡＷ」みたいに何かギリギリと生理的に痛そうな場面ばっかりじゃなくて、どこか上品。ＣＧも使っていないし、ゴアシーンに手作り感があってホッとします。残酷は残酷なんだけど、それほど怖くないのがいいんですね。 今はやりの「格差社会」もストーリーに関係しております。「案山子男」などと一緒に、「格差社会ホラー」とでも呼びましょうか。